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2016.07.15

最近読んだ本一覧466

●「大きくなる日」 著者:佐川光春  集英社 2016年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    どこかにありそうな町の、どこかに
    いそうな家族。そんな一家のありふれた
    日常の中に、かけがえのない大切な
    瞬間が詰まっている-。
    四人家族の横山家の歩みを中心に、
    人生の小さな転機の日を描く、
    九つの連作成長物語。
    そんな素晴らしい一日が、あなたの
    周りにも、きっとある-。
    子供に、親に、保育士さんに、
    先生に…。
    その日、小さな奇跡が起きる。
    人それぞれの小さな一歩に
    温かく寄り添う、感動の連作短編!
    珠玉の家族小説。

    【目次】
    ぼくのなまえ/お兄ちゃんになりたい/
    水筒のなかはコーラ/もっと勉強がしたい/
    どっちも勇気/保育士のしごと/
    四本のラケット/本当のきもち/
    やっぱり笑顔

  -----
  横山太二(タイちゃん)が保育園を卒園する
  前の日から高校の卒業式の迎える日までの
  お話。
  横山家の父母、姉だけではなく、ご近所さんの
  視点から描かれる連作短編集。
  やっぱり、重松さんの作風に近い感じがします。


●「海の見える理髪店」 著者:荻原浩  集英社 2016年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    両親の離婚をきっかけに家出し、
    海を目指す少女の切ない冒険。
    交通事故で急逝した娘の代役として
    若作りをして成人式へ出席しようと
    奮闘する父と母。喪失から始まる、
    大人のための“泣ける”物語6編。

    伝えられなかった言葉。
    忘れられない後悔。
    もしも「あの時」に戻ることが
    できたら…。母と娘、夫と妻、
    父と息子。近くて遠く、永遠の
    ようで儚い家族の日々を描く物語六編。
    誰の人生にも必ず訪れる、
    喪失の痛みとその先に灯る
    小さな光が胸に染みる家族小説集。

    【目次】
    海の見える理髪店/いつか来た道/
    遠くから来た手紙/空は今日もスカイ/
    時のない時計/成人式

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  ・海の見える理髪店
    海の見える見晴らしの良い場で所
    理髪店を営む老人。
    かつては大物男優の担当まで務めた
    ことがあったが、殺人事件を
    起こして、服役していた。
    当時の妻と離婚し、息子とも
    離ればなれ。
    ある日、ネットを見て電話予約を
    してくれた青年が散髪に訪れる。

  ・いつか来た道
    画家である母との衝突により、
    26歳の時に出た実家。
    それ以来16年間、家に帰ってない。
    弟から、母の調子が悪いから、
    一度、母に会いに行ってほしいと
    頼まれる。
    会うと、相変わらず、小言を言われるが、
    母が認知症になっていることに気付く。

  ・遠くから来た手紙
    家のことを顧みない旦那に嫌気がさし、
    小さな娘をつれて、静岡の実家に
    帰った主人公。
    実家の自分の部屋には弟夫婦が住んでいて、
    かつて祖母の使っていた部屋で寝泊まり
    することになった。
    午後10時25分に古めかしい文面の
    メールが携帯に届く。
    夫のいたずらかと思う主人公。
    しかし、その文面が祖父が戦地から
    祖母に送ったメールだと気付く。
    メールが届く時間は祖母が他界した
    時刻だった。

  ・空は今日もスカイ
    両親が離婚し、母の地元に引っ越してきた
    少女。
    都会で英語を習っていて、目に入ったものを
    英語で言いながら、海を目指す。

  ・時のない時計
    父が他界し、母から形見分けでもらった
    スイス製の高級時計。
    動かなくなっていたので、時計店に
    持っていき、修理してもらうことに。
    その時計店には、いろんな時間で
    止められた時計が飾られていた。
    結婚した時に手に入れた時計。
    娘が生まれた時間を指している時計。
    娘が亡くなった時間を指している時計。
    妻が家を出て行った時間の時計。
    主人が、思い出話をしながら時計を修理し、
    主人公は見栄っ張りだった父を思いだす。

  ・成人式
    娘が15歳の時に交通事故で娘を
    亡くした夫婦。
    娘が20歳になり、娘が他界したことを
    知らない呉服屋から着物のパンフが
    届く。夫婦は、二人で若作りして
    成人式に出ようと決める。

  ---
  第155回直木賞候補作の1つということで
  手に取りました。
  「海の見える理髪店」と「成人式」にやられました。
  久々に本を読んで、ジンをしました。

  軽めで読みやすい作品です。


●「難民調査官」 著者:下村敦史  光文社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    29歳の如月玲奈は、東京入国管理局で働く
    “難民調査官”。補佐の高杉と共に、難民
    申請者が本当に母国で迫害される恐れが
    あるのか、調査するのが仕事だ。
    ある日、ムスタファというクルド人
    難民申請者が、合法的に来日しながら
    パスポートを処分し、なぜか密入国者を
    装っていたと発覚する。その頃、ネット
    カフェ難民の西嶋耕作は、自分の通報が
    原因で家族想いのムスタファとその妻子を
    引き裂いたことを悔いていた。
    善良そうに見える難民申請者は、
    一体何を隠しているのか?現在最も
    注目される乱歩賞作家が難民問題に
    鋭く切り込んだ、
    怒涛のポリティカル・サスペンス小説。

  -----
  クルド人やシリアの難民問題が、
  クローズアップされています。
  その難民として日本で保護するか否かを
  ヒアリングする難民調査官という仕事が
  あること自体、初めて知りました。

  難民問題…。
  本当に難しい問題だと思います。


●「マル暴総監」 著者:今野敏   実業之日本社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    警視総監は暴れん坊!?
    半グレ殺人事件の捜査線上に
    浮かんだ意外すぎる人物に甘糟刑事は
    大弱り!
    超人気“マル暴”シリーズ最新刊。

  -----
  「任侠」シリーズで搭乗する甘糟刑事。
  「マル暴甘糟」に続く、マル暴シリーズ。

  多嘉原連合の半ゲソ2人と、半グレ3人が
  繁華街でにらみ合いをしていたのを
  仲裁しようとしていた甘糟。
  入ろうとしたとき、白いスーツのマル暴らしき
  男が、間に入ってけしかけた。
  仲裁に入る甘糟。
  その場は、おさまったが、その後、半グレの
  うちの1人が殺された。
  白いスーツの男が怪しいとされるが、
  実はその男は警視総監であることを甘糟は知る。
  総監から口止めをされる甘糟。
  総監は「遠山の金さん」や「暴れん坊将軍」に
  あこがれ、街をウロウロしているという。
  半グレを殺めた真犯人は!?

  とにかく、コミカルで面白いです。


●「戦国ファッション図鑑
  イラストで解説する戦国時代スタイリング」
 監修:山田順子 編者:植田裕子   立東舎 2016年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    戦国武将の“華”である甲冑は
    もちろん、フォーマル、カジュアル、
    ストリート・ウエアまで一挙に
    取りそろえ!武士や農民、女性など、
    戦国時代の様々な人たちの装いを、
    イラストとともにわかりやすく解説。
    戦国時代のスタイリングを、
    完全網羅した1冊です。

  -----
  表紙に引かれて手に取りました。
  戦国時代の武具はもちろん、着物もわかります。
  一番笑ったのが、「南蛮風俗」の章にあった
  「天草四郎のあれ」→ひだ襟。
  「あーあー、あれね」と、言ってしまいます。


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