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2016.08.18

最近読んだ本一覧468

●「ホンダ流のワイガヤのすすめ」 著者:本間日義  朝日新聞出版 2015年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    シティもフィットも、N-BOXも
    S660も、ワイワイガヤガヤ、
    ここから生まれた。
    元・ホンダ開発統括責任者が明かす!
    ふつうの人たちが集まって天才を
    超える方法。

  -----
  もの作りをする上で、雑談を交えた
  アイデア出しの時間って、本当に大事だと
  思います。
  今の仕事は、新しいものを作ることも
  できるのですが、自分の持っている製品の
  管理だけで、本当に新しいものを
  作り出す時間がない。
  新しい製品を一から作ってみたいです。


●「ジャングル・ブック」
 著者:ジョーゼフ・ラディヤード・キップリング 訳者:金原瑞人
 文藝春秋 2016年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ノーベル文学賞作家の不朽の名作を新訳で
    ジャングルの動物に育てられた少年
    モーグリの冒険譚。映画化も進行中の、
    ノーベル文学賞作家の不朽の名作が
    みずみずしい新訳で蘇る。


    ジャングルで、オオカミに育てられた人間の
    少年モーグリ。クマや黒ヒョウ、大蛇らと
    交流し、ジャングルの掟を教えられる一方で、
    人間を敵視する大トラや、獰猛な赤犬の
    群れとのはげしい対決をくりひろげていく。
    人間社会の縮図のような動物社会の中で、
    少年がさまざまな冒険を経て成長していく
    姿を描く名作が新訳で蘇る。

  -----
  はりゅが、学校の図書館のチラシで見て、
  「読みたい、欲しい」というので、購入した
  1冊です。
  訳本なので、やっぱり読みにくい。
  ジャングルの掟、動物同士の関係、人間との
  関係。
  複雑な関係の中で、逞しく育っていく少年は
  格好よく見えます。


●「言霊たちの夜」 著者:深水黎一郎  講談社 2012年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    大手ゼネコンに勤務する田中は、
    学生時代にボクシングをしていた
    せいか、耳の聞こえが悪い。
    そのため誤解から家を出た恋人の
    友人宅に電話をしても、
    「嫁は寄生虫」「ひがんで実家に
    帰っている」などと聞き違えて
    しまう。そして同じ時間、同じ
    場所に、やはり勘違いの甚だしい
    自称・カリスマ日本語教師がいた…。
    彼らの言動が、取り返しのつかない
    大惨事へ-。

  -----
  田中の頭の中の文字の変換ミスがすごい。
  ここまで変な変換をすると呆れてきます。
  最初のうちは、笑えてよかったのですが、
  段々と飽きてきてしまいました。


●「八月のマルクス」 著者:新野剛志  講談社 1999年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    レイプ・スキャンダルで引退した
    お笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に
    生きる彼を、元相方の立川誠が
    五年ぶりに訪ねてくる。だが直後、
    立川は失踪、かつてスキャンダルを
    書き立てた記者が殺された。
    いわれなき殺人容疑を晴らすため、
    笠原は自らの過去に立ち向かう。
    TV・芸能界を舞台に描く
    江戸川乱歩賞受賞作。

  -----
  第45回江戸川乱歩賞受賞作品。
  最近、新刊を読む機会がないので、
  江戸川乱歩賞ばかり読もうと思い、
  一番最初に手に取った作品。
  「自称・江戸川乱歩賞を読もう」の第1作。

  立川誠とセロリジャムというコンビを
  組んでいた元お笑い芸人の笠原雄二。
  レイプスキャンダルは事件を起こした
  女の狂言と分かったが、それから
  芸能界を引退。
  引退してしばらくして、立川の訪問があり、
  その直後、スキャンダルの記事を
  書いた記者が殺されたということを知る。
  そして立川が行方不明になる。

  立川の行方を調べるにつれ、
  かつて、若手のお笑い芸人がロケの事故で
  死亡したお笑い番組がタイのTV局に
  アイデアが売られているということも知る。

  記者を殺害したのは誰か、立川はどこへ?

  ---
  TV製作の裏側もわかり、
  なかなか読み応えのある作品でした。
  江戸川乱歩賞らしい作品です。


●「完盗オンサイト」 著者:玖村まゆみ  講談社 2011年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    報酬は1億円。皇居へ侵入し、
    徳川家光が愛でたという樹齢
    550年の名盆栽「三代将軍」を
    盗み出せ。前代未聞の依頼を
    受けたフリークライマー水沢浹は、
    どうする?どうなる?
    不気味な依頼者、別れた恋人
    、人格崩壊しつつある第3の男も
    加わって、空前の犯罪計画は、
    誰もが予測不能の展開に。
    最後に浹が繰り出す、掟破りの
    奇策とは?
    第57回江戸川乱歩賞受賞作。

  -----
  水沢浹(とおる)は世界的に活躍していた
  フリーフライマー。元恋人の伊藤葉月も
  有名なクライマー。
  浹は日本に戻り、浮浪者のような生活を
  していたが、  曹洞宗桐泉寺の
  住職・岩代辿紹(てんしょう)に拾われ、
  寺で住むことに。
  この寺では斑鳩(いかる)という少年が
  一緒に住んでいた。

  岩代は建設現場で収入を得ており、
  浹も下請けの会社で働きだす。
  しかし、建設現場でクライミングの
  訓練をしているところを親界会社の
  國生地所の社長・國生環に見つかり、
  下請け会社も契約解除になる。

  契約解除のなかったことにしてもらう
  条件で、國生地所の会長・肇の命により、
  皇居にある樹齢550年の盆栽を
  盗み出すことに。
  オンサイト(初見)で皇居を突破
  できるのか?

  ---
  「自称・江戸川乱歩賞を読もう」の第2作。

  ドロドロしていなくてさわやかな感じの
  ストーリーでした。
  肇会長が、すごいデブで、自分で身動きが
  とれないというのも独特でしたし、
  斑鳩の父親が精神的に少し問題がある
  医者という設定も、ストーリーを奥深く
  させていて、よかったです。


●「3びきのかわいいオオカミ」
 著者:ユージーン・トリビザス 絵:ヘレン・オクセンバリ
 冨山房 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「3びきのこぶた」をすてきに
    ひねった愉快なお話。あちこち
    で話題になり、幼稚園や小学校でも
    子どもたちが劇にして楽しんで
    います。犯罪学者と人気画家の
    コンビによる、極上の絵本です。

  -----
  「3びきのこぶた」逆バージョン。
  かわいい3匹のオオカミがいじわるな
  ぶたから身を守るべく、いろんな家を
  建てるお話。
  「3びきのこぶた」のストーリーが
  あるからこそ楽しめるお話だと思います。


●「奥様はクレイジーフルーツ」 著者:柚木麻子  文藝春秋 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    夫と安寧な結婚生活を送りながらも、
    セックスレスに悩む初美。同級生と
    浮気未満のキスをして、義弟に
    良からぬ妄想をし、果ては乳房を
    触診する女医にまでムラムラする
    始末。この幸せを守るためには、
    性欲のはけ口が別に必要…
    なのか!?
    柚木がたわわに実る、果汁滴る
    12房の連なる物語。

    【目次】
    西瓜のわれめ/蜜柑のしぶき/
    苺につめあと/
    グレープフルーツをねじふせて/
    ライムで半裸/林檎をこすれば/
    柚子の火あそび/
    ピオーネで眠れない/
    桃の種はしゃぶるしかない/
    柿に歯のあと/
    メロンで湯あたり/
    よそゆきマンゴー

  -----
  『ナイルパーチの女子会』で
  第28回山本周五郎賞を受賞した
  直後の作品で、こんな趣向の本を
  発表していいのだろうか?という
  思いが一番に浮かびました。
  レスでここまで悶々とするのって
  どう?って思います。

  初美が知的さを全く感じさせない
  女性という点に、全く共感できません。


●「道徳の時間」 著者:呉勝浩  講談社 2015年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    【第61回江戸川乱歩賞受賞作】
    問題。悪い人は誰でしょう?
    --ビデオジャーナリストの伏見
    が住む鳴川市で、連続イタズラ
    事件が発生。
    現場には『生物の時間を始めます』
    『体育の時間を始めます』といった
    メッセージが置かれていた。
    そして、地元の名家出身の陶芸家が
    死亡する。
    そこにも、『道徳の時間を始めます。
    殺したのはだれ?』という落書きが。
    イタズラ事件と陶芸家の殺人が
    同一犯という疑いが深まる。
    同じ頃、休業していた伏見のもとに
    仕事の依頼がある。かつて鳴川市で
    起きた殺人事件のドキュメンタリー映画
    のカメラを任せたいという。
    十三年前、小学校の講堂で行われた
    教育界の重鎮・正木の講演の最中、
    教え子だった青年が客席から立ち
    上がり、小学生を含む300人の前
    で正木を刺殺。動機も背景も完全に
    黙秘したまま裁判で無期懲役となった。
    青年は判決に至る過程で一言、
    『これは道徳の問題なのです』と
    だけ語っていた。証言者の撮影を
    続けるうちに、過去と現在の事件
    との奇妙なリンクに絡め取られていくが、
    「ジャーナリズム」と「モラル」の
    狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に
    迫っていく。

  -----
  「自称・江戸川乱歩賞を読もう」の第3作。

  正木昌太郎という教師を殺害したのが、
  向晴人。正木の元教え子で当時24歳。
  殺人事件について完全黙秘。
  正木が刺されたときに、駆け寄った教師が
  宮本由紀夫教諭で向と同級生であった人物。

  その事件について、ドキュメンタリー映画を
  撮影したいと言ってきた女性が・越智冬菜。

  ビデオジャーナリストとして干されていた
  伏見は、経済的な理由で越智の仕事を
  受けることになる。
  そして、越智が向が冤罪であることを
  晴らし宮本が犯人であるかのように
  撮影していることに気付く。

  鳴川市で発生した陶芸家・青柳南房(史一)
  の殺人事件も絡み、物語を面白く
  しています。

  最後ま読まなくても越智冬菜が
  向の妹・美幸ということが分かって
  しまったのが残念ではあります。

  これも江戸川乱歩賞らしい作品。


●「高校入試」 著者:湊かなえ  KADOKAWA 2013年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    県内有数の進学校・橘第一高校の
    入試前日。新任教師・春山杏子は
    教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」
    と書かれた貼り紙を見つける。
    そして迎えた入試当日。最終科目の
    英語の時間に、持ち込み禁止だった
    はずの携帯電話が教室に鳴り響く。
    さらに、ネットの掲示板には
    教師しか知り得ない情報が次々と
    書き込まれ…。誰が何の目的で入試を
    邪魔しようとしているのか?
    振り回される学校側と、思惑を
    抱えた受験生たち。やがて、すべてを
    企てた衝撃の犯人が明らかになる-。

  -----

  橘第一高校に合格すると、合格者は
  勉強机を粗大ごみに捨てるという
  慣習があるくらい、橘第一に進学すれば
  問題なしと言われる学校。
  卒業後も、なにかと橘第一出身という
  ことで、優越感を持ち、他校の出身者に
  偏見を持っていたりしていた。

  高校入試という、ブラックボックスの中で
  判断される仕組みに反発し起こした
  事件。

  登場人物が多いので、各人の特性を
  理解していくのが大変でしたが、
  WHOとWHYが気になって、
  どんどん読み進められました。
  2012年にドラマ化もされています。
  確かに映像化が面白そうな作品です。


●「テロリストのパラソル」 著者:藤原伊織  講談社 1995年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    アル中バーテンダーの島村は、
    過去を隠し二十年以上もひっそり
    暮らしてきたが、新宿中央公園の
    爆弾テロに遭遇してから生活が
    急転する。ヤクザの浅井、爆発で
    死んだ昔の恋人の娘・塔子らが
    次々と店を訪れた。知らぬ間に
    巻き込まれ犯人を捜すことに
    なった男が見た真実とは…。
    史上初の第41回江戸川乱歩賞・
    第114回直木賞受賞作。

  -----
  午前中のお天気のよい公園で、
  ウィスキーを飲むアル中の島村(菊池俊彦)。

  過去に学生時代、桑野誠や園堂優子と
  安田講堂の戦いに参加していた。

  新宿中央公園で起こった爆発事故で桑野の腕
  が発見された。
  ヤクザの浅井から、余計なことに首を
  つっこまないほうが良いと忠告されるが、
  過去に桑野と一緒に起こした爆発事件(過失だが)
  で指名手配(時効になっているが)されて
  いるので、気が気でない。
  桑野は、フランスに留学したはずであったが。

  優子の娘・塔子が島村の前に現れ、
  事件の真相を一緒に調べだす。

  新宿テロの首謀者は?

  ---
  「自称・江戸川乱歩賞を読もう」の第4作。

  同じ作品で、江戸川乱歩賞と直木賞を
  受賞したのはこの作品が初。
  最初は島村のアル中が鼻につきましたが、
  読み進めるうちに、格好いい雰囲気が
  漂ってきました。
  浅井との友情的なつながりも中々良い。

  2007年に逝去されている作家さんなので、
  新作はよめませんし、発表している作品も
  少ない様で、残念ですが、
  その少ない作品を今後読んでいきたいと思います。


●「カクメイ」 著者:新野剛志  中央公論新社 1993年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    生放送中のバラエティ番組で、
    お笑い芸人が予定外のネタを始めた。
    スポンサーを中傷する内容に、
    騒然とする現場。芸人は、謎の
    人物に脅迫されたとうなだれた。
    いったい誰が、何のために?
    だがそれは、さらに大胆な脅迫
    殺人事件への幕開けにすぎなかった
    のだ!「超人気お笑い番組の視聴率が
    一定を超えたら、無差別に人を殺す」
    単なるいたずらか、それとも、
    全国のお茶の間への挑戦状なのか。
    乱歩賞作家・新野剛志が、
    「バブル」の狂乱と葛藤に挑む
    傑作ミステリー!

  -----
  親を交通事故で亡くして、奨学金をもらって
  いる子らの集いで知り合った高校生・津田と
  檜山と福本希美子。
  希美子に思いを寄せる津田であったが、
  希美子の母親が家が貧乏なので、希美子には
  金持ちとの結婚を望んでいて、津田との
  付き合いは許可されなかった。

  その後、希美子がTVに出るようになり、
  あるお笑い番組で希美子の恥ずかしい姿が
  放映された。希美子はそれを苦に自殺。

  くらだらないTV番組に反感を持った津田と
  檜山がカクメイとして、脅迫事件を起こす。

  ---
  江戸川乱歩賞を受賞した「八月のマルクス」が
  楽しかったので、別のも読んでみようと思い
  手に取りました。

  「八月のマルクス」で登場したお笑いコンビ
  セロリジャムもちらっと登場します。


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