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2016.11.26

最近読んだ本一覧478

●「ストロベリーライフ」 著者:荻原浩  毎日新聞出版 2016年9月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    直木賞受賞第一作の最新長編小説。
    明日への元気がわいてくる人生応援小説!

    農業なんてかっこ悪い。と思っていたはずだった。
    イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。
    志半ばのデザイナーの仕事はどうする!?
    夢を諦めるか。実家を捨てるか。
    恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ!

    デビューより20年、新直木賞作家が
    たどりついた〈日本の家族〉の明るい未来図。
    懐かしい笑顔あふれる傑作感動長編。

  -----
  独立したはイイが、なかなか仕事が入ってこない
  デザイナーの恵介。
  静岡の実家の父が脳梗塞で倒れたのを機に、
  イチゴ栽培の手伝いをすることにする。
  かつての同級生がイチゴ栽培で成功しているので、
  勉強をさせてもらったり。。。
  一方、パート+手タレをしている妻は恵介が
  実家に入り浸っているのをヨシとはしない。
  幼稚園の息子もいて、母子家庭状態。
  この夫婦の関係は?また、イチゴ栽培は
  成功するのか?4人姉弟の長男坊の恵介が
  奮闘するお話です。
  --
  ストーリーは面白くないことはないけど、
  最近、こういう農家ものの話も数多く
  読んでいるので、目新しい感じがしませんでした。


●「ぼくらはうまいもんフライヤーズ」 著者:岡田よしたか  ブロンズ新社 2016年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    フライたちが野球をしたら・・・
    食べものユーモア絵本!
    「やきゅうやれへんか?」と空き地で
    声をかけたのは、エビフライと
    アジフライ。フライドポテトや
    コロッケ、たいやきやたこやきまで
    続々とやってきます。
    さあ、フライなべ監督のもと、
    猛特訓開始!

  -----
  関西弁を話すフライ達が野球の試合をするため、
  猛特訓をします。

  フライヤーズというチーム名だけあって、
  アジフライ、オニオンリング、フライドチキン、
  エビフライ、イカリング、フライドポテトがメンバー。

  入団したいと言ってきた、たい焼きやたこ焼きは、
  自らフライになります。
  そして、監督はフライなべ。
  面白い展開です。

  そして最後のシーン。
  対戦相手は「おりょうりキッチンズ」。
  やかん、フライオアン、フライ返し、フォーク、
  おかま、ザル、はし、しゃもじ、ナイフ、
  お好み焼き返しがメンバーで強そうです。
  さて、プレイボール!
  --
  前々から気になっていた絵本。
  たい焼きとたこ焼きはフライになるシーンで
  笑いました。


●「白衣の嘘」 著者:長岡弘樹  KADOKAWA 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『傍聞き』『教場』を超える、
    傑作ミステリ集!

    バレーボール全日本の女子大生・彩夏と、
    彼女を溺愛する医者の姉・多佳子。
    彩夏の運転で実家に向かう途中、
    ふたりはトンネル崩落事故に遭ってしまう。
    運転席に閉じ込められた妹に対して
    姉がとった意外な行動とは……
    (「涙の成分比」)。

    命を懸けた現場で交錯する人間の欲望を
    鮮やかに描く、珠玉の六編。

    「いつか“命"をテーマに医療の世界を
    ミステリとして書きたいと
    思っていました。自分にとって集大成と
    言える作品です」--長岡弘樹


    【目次】
    最後の良薬/涙の成分比/
    小医は病を医し/ステップ・バイ・ステップ/
    彼岸の坂道/小さな約束

  -----
  医療界を舞台にした短編集。
  短編なのですが、一行一行大切に読まないと
  理解しにくいところがあります。

  ・最後の良薬
    医師免許の偽造をして働く医師の話。
    末期がんの患者(実は、ニセの医者では
    ないかと疑っている)から
    「薬のニトロは爆薬のニトロと別物なん
    ですってね?」という質問に「ええ。」
    と答えてしまう。

  ・涙の成分比
    妹は全日本バレーの選抜選手、姉は医師。
    二人が実家へ帰る車が、トンネル事故に合う。
    車の中で挟まれた妹を励まし、姉は
    助けを呼びに行き、無事に二人とも命は
    助かるが、妹は足を切断することになってしまう。

  ・小医は病を医し
    役場のプロモーションビデオ撮影中に
    心筋梗塞で倒れた役場職員。
    入院した病院はかつて窃盗で入った病院であった。

  ・ステップ・バイ・ステップ
    研修医が5日間連続で休んでいる。
    彼女の自宅を訪問し、毎日すこしずつ病院に
    近づき、その場所の写真をメールで連絡するように
    いう同僚。
    彼女は少しずつ病院に近づいてきていたが、
    ある場所で、病院とは反対方向の建物の
    写真を送って来た。
    彼女はある医師の手術ミスを知っていて、
    登院できなくなってしまっているようであった。

  ・彼岸の坂道
    センター長の津嘉山が何者かに背中を押され
    崖から転落して担ぎ込まれた。
    津嘉山は時期センター長と言われている生原に
    治療を依頼する。

  ・小さな約束
    臓器移植の親族優先制度が始まり、親族に
    臓器を提供するために自殺することを防ぐため、
    自殺者の臓器は親族に優先提供しないという
    決まりができた。
    他人とは千人に一人の確立でしか
    一致しないというHALが一致し、
    結婚をすることになった患者と医師。
    その医師が釣りに出かけ、事故で
    亡くなってしまう。
    一緒に釣りに出かけて友人が事故だと
    証言し、妻は臓器移植を受けることに
    なるが…。


●「デトロイト美術館の奇跡」 著者:原田マハ  新潮社 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    何でもします。あの絵を、《画家の夫人》
    を守るためなら。ゴッホにセザンヌ、
    ルノワール。綺羅星のようなコレクションを
    誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難
    から存続の危機にさらされる。市民の
    暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶ
    べきなのか?
    全米を巻き込んだ論争は、ある老人の
    切なる思いによって変わっていく--。
    実話をもとに描かれる、ささやかで偉大な
    奇跡の物語。

    系譜を継ぐ珠玉のアート小説。

  -----
 デトロイト市の財政難で、
 デトロイト美術館(DIA)の
 作品を売却するという案が出た。
 亡くなってしまった妻のお気に入りの場所が
 この美術館であった主人公のフレッドは、
  わずかながらではあったが年金から500ドル
  を寄付した。
  「友だち」(DIAの美術品)を助けるために。

  この寄付が周りの者を動かし始める。


●「連句日和」 著者:笹公人、矢吹申彦、俵万智ほか  自由国民社 2015年9月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    笹公人、俵万智、矢吹申彦、和田誠の
    4氏共著『連句日和』を刊行する運び
    となりました。 そもそもは和田さん
    笹さんの始めた連句〝遊戯″が
    矢吹さん俵さんを、文字通り巻き込んで、
    遊びの域を超えるに至ったため、
    では本の形に仕上げましょうということ
    になったのが、この『連句日和』です。
     ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
    《俵 万智「まえがき」から》
     発句五七五から始まって、七七、五七五、七七……
    と言葉をリレーしてゆくのが連句だ。
    その連句の代表的な形式が、三十六句で
    で来ている歌仙である。場所によって、
    特定の季節が決まっていたり、花の座、
    月の座では必ず花や月を入れなくては
    ならないという決まりがあったりする。
    最後の句を「挙句」というが、挙句の
    果てという言い方は、ここから来ている。
     (中略) 言葉ならどんな世界でも描く
    ことができる。宇宙へ行こうが、少年に
    なろうが、自由自在。落語を聞いても
    いいし、昭和に浸ってもいい。
    手渡されたバトンを、どんなふうに広げて、
    次の人へ渡してゆくか。連想と想像は、
    誰にも邪魔されない遊びだ。

  -----
  連句を読むのは初めてです。
  お題も決められていて、前の人の句から
  連想されたもので作らないといけないというのが
  難しそう。
  人によって、連想するものの違いを感じさせます。


●「私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿」
  著者:朱川湊人   実業之日本社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    故郷に住む高校時代の同級生・聡美から
    「あなたの幽霊を見た」と告げられた
    “ニーチェ女史”こと雑誌編集者・
    日枝真樹子。帰郷して幽霊が出たと
    いう森の近くまで行くと、そこには
    驚きの光景が…。
    怪しき博物学者・栖大智と不思議すぎる
    女・曲地谷アコとともに、常識を
    超えた事件の謎に挑む。
    切なさ×不思議全開ミステリー!

    【目次】
    私の幽霊/きのう遊んだ子/テンビンガミ/
    無明浄土/コロッケと人間豹/紫陽花獣

  -----
  朱川さんならではの不思議な世界。
  人間豹の話は「冥の水底」にも登場する
  マガチの話です。


  「私の幽霊」はニーチェの幽霊を
  みたと、高校の友人から連絡が入る。
  ニーチェ自身が帰郷し、その幽霊を見る。

  「きのう遊んだ子」は山っ子という子どもの姿を
  した妖怪の話。
  同級生から、「昨日、女の子と一緒に遊んでいたよね?」
  と言われるが、その記憶がない小学生の女の子。
  私は誰と遊んでいるのか?

  「テンビンガミ」はかつて一緒に仕事をしたことがある
  作家が突然行方不明になる。
  パソコンを見ると、「天秤神」や「テンビンガミ」に
  ついて調べている形跡が見つかる。

  「無明浄土」は、両手にリリアンの糸を
  両手にグルグルに巻き付けた自殺が多発した。
  そのことに興味をもったニーチェの先輩も
  後日同様の形で自殺をした。

  「コロッケと人間豹」は、ニーチェが
  自分自身の幽霊を見に行ったときに知り合った
  「上宮博物学研究所 主任研究院 栖(すみか)大智」
  と一緒に現れた女が「マガチ」で「バンテン」して、
  豹に姿を変えることができる。

  「紫陽花獣」はニーチェの同級生の娘から
  「庭に植えていた紫陽花が自分で動き出して
  どこかに行ってしまったという。」話を聞く。


●「幸せのプチ--町の名は琥珀」 著者:朱川湊人
  日本経済新聞出版社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    都電が走る、この下町には、白い
    野良犬の“妖精”がいる。
    「きっとプチは、あの町で今も
    生きていて、たくさんの人たちを、
    小さくだけれど幸せにしているはずだ」
    その町に生き、通り過ぎた人たちの
    心あたたまる物語。
    銭湯の煙突が目立つ迷路のような路地は
    生活感が溢れ、地味なくせに騒々しい。
    口が悪くて、おせっかいな人たちが
    暮らす町に、ちょっぴり不思議で、
    ささやかな奇跡が起きる時……

    直木賞作家・朱川湊人さんの25万部を
    超えたベストセラー『かたみ歌』。
    東京・下町の商店街を舞台にした
    ノスタルジックでちょっと不思議な
    ことが起こる連作はシリーズとなり、
    当時は最先端だった団地に舞台を移し
    (『なごり歌』)、今作もそのラインに
    連なるといってもいい。

    高度成長期の昭和から平成までの
    都電が走る町を舞台に紡がれる
    「追憶のカスタネット通り」
    「幸せのプチ」
    「タマゴ小町とコロッケ・ジェーン」
    「オリオン座の怪人」
    「酔所独来夜話」
    「夜に旅立つ」の6つの物語。
    1970&80年代の思い出ととも
    に、あなたを追憶の彼方へ誘います。
    恋、友情、大切な人を喪った哀しみ、
    家族の絆……ラジオの深夜放送、
    昔ながらの喫茶店、赤い公衆電話、
    揚げたてのコロッケ……
    「きっと生きている限り忘れない。
    あの町の名は琥珀」

  -----
  ・追憶のカスタネット通り
    23歳の時、同棲していた彼女が
    急性緑内障に罹り、いずれは失明すると
    いう。
    彼女が実家に帰っている間に
    アパートを出て、友達の家に転がり込み、
    彼女を捨ててしまった形になった主人公。
    35年後、自分が余命わずかだといことを
    知り、琥珀町を訪れる。
    かつてよく通っていた喫茶店「青猫」も
    健在でマスターもかわらないまま。
    彼女は失明をしてマスターの妻となり、
    ピアニストとして幸せをつかんでいた。

  ・幸せのプチ
    主人公はプラモデル屋によく行っている
    小学生の男の子2人が主人公。
    ある日、愛想のよい白い犬に出会い
    プチと名付け、かわいがる。
    知り合いになったイラストレータの
    人に飼ってもらおうと思い、捕まえようと
    すると、いなくなってしまう。

  ・タマゴ小町とコロッケ・ジェーン
    実家のパン屋の手伝いをしている主人公の
    女性。
    店に通ってきてくれる男性の思いを寄せるが、
    幼馴染である肉屋の娘もその男性が気になる
    らしい。
    しかし、その男性は、結婚詐欺師であった。
    そのことを知らない主人公。
    高校時代主人公に思いを寄せていた同級生の
    男の子は刑事になり、その詐欺師を追っていて、
    肉屋の娘に応援をたのでいた。

  ・オリオン座の怪人
    母と弟と3人で暮らしている高校生。
    一つ下の弟は病気で亡くなってしまい、
    そのことが一因となり、父は家を出て
    行ってしまった。
    深夜ラジオを聞いていると、自分の町で
    マントを付けて銀色に光るマスクをつけた
    者が目撃されているという。
    主人公はそのマスク男が、塾を経営していて
    息子を自殺で亡くしてしまった男性だと知る。

  ・酔所独来夜話
    
    「酔所独来(すっとこどっこい)」と
    飲み屋で繰り広げる不思議な話。
    その話を聞いていた客も、トイレに行った
    と思ったら、いなくなってしまう。

  ・夜に旅立つ
    大阪で板前修業をすることが決定した20歳の
    男性。
    高校時代から、街で見かける車椅子の女性が
    気にかかっていて、大阪に出発する前に
    思い切って話かける。

  --
  それぞれの話が、時間経緯や人物的に絡み合っている
  連作短編集。
  「あー、さっきの話の人だな。」とか、「何年か
  後の話なんだな。」という感じでつながります。

  こういうお話、大好きです。


●「こわれた腕環-ゲド戦記2」
  著者:アーシュラ・K.ル=グウィン
  訳者:清水真砂子  岩波書店 2001年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    アースシー世界では、島々の間に争いが
    絶えない。力みなぎるゲドは、平和を
    もたらすエレス・アクベの腕環を
    求めて旅し、暗黒の地下迷宮で巫女の
    少女アルハと出会う。
    小学6年、中学以上。

  -----
  アルハの本当の名はテナー。
  大巫女が亡くなった日に生まれた女の子が
  大巫女として5歳になったとき墓所に
  やってくる。
  王座の神殿下に地下の迷路があり、そこに
  財宝があるとされていた。
  その迷路にゲドが迷い込んでいて、
  ゲドとテナーが出会う。
  テナーは、ゲドと一緒に、墓所を出る事に
  決める。


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