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2017.04.14

最近読んだ本一覧488

●「僕の姉ちゃん」 著者:益田ミリ  マガジンハウス 2011年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    社会人1年生の弟と、三十路過ぎの
    ベテランOLの姉。ひょんなこと
    から始まったふたり暮らし。
    素直でおっとりとした弟と、
    しっかりもので頭の回転の早い姉。
    性別も性格も違うふたりは、
    仕事を終え帰宅した部屋で、
    今夜も会話を始めます。
    恋、仕事、人間関係、生活全般……。
    会話のテーマは、さまざまですが、
    その内容は姉弟だからこその
    率直さに満ちており、女性には
    大いなる共感を、男性には
    大いなる驚き(?)を与えること
    うけあいです。特に姉ちゃんが
    繰り出す、ぶっちゃけトークは一見、
    意地悪だったり、非論理的な
    意見のようにみえますが、よーく
    咀嚼してみると、実はしごく
    まっとうな“ぶれない視点”に
    立っており、単なる共感に
    とどまらない新しい視座を
    私たちに与えてくれます。
    笑いながら共感、繰り返し読むほどに
    滋味深い……。
    著者の新境地コミック、
    是非、ご一読ください!

  -----
  姉と弟のぶっちゃけトーク。
  同じ親をもつ姉弟でも、男と女の
  考え方はやっぱり違うものというのを
  感じることができます。
  私も弟から見たら、こんな姉だったん
  だろうかなぁ。

●「今日も怒ってしまいました」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2009年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    女の怒りもいろいろある。
    大阪から上京して文化の違いに驚いた
    「戸惑い怒り」。家族のボケを
    あかるく嘆く「つっこみ怒り」。
    愛するペットに対するひどい仕打ち
    に涙する「本気怒り」まで…。
    それでも怒りはためこまず、
    笑い飛ばしましょう!怒って
    笑って、最後はスッキリ。
    ストレス解消型エッセイ&
    4コママンガ。

  -----
  益田ミリさん自身をロバで表現した
  コミックエッセイ。
  人間、ちょっとしたことでもイラついたり
  怒ったりするもんですわ。


●「不発弾」 著者:相場英雄  新潮社 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    大手電機企業・三田電機が発表した
    巨額の「不適切会計」。
    警視庁捜査二課の小堀秀明は、
    事件の背後に一人の金融コンサル
    タントの存在を掴む。男の名は、
    古賀遼。バブル直前に証券会社に
    入社し、激動の金融業界を生き
    延びた古賀が仕込んだ「不発弾」は、
    予想をはるかに超える規模で
    この国を蝕んでいたー!
    リストラ、給与カット、超過労働…
    大企業のマネー・ゲームのツケで
    個人が犠牲になる、そんなことは
    絶対に許さない。
    若き警察キャリアが、いま立ち上がる!

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  内容的には難しかったですが、
  (金融商品の裏側的なカラクリはよくわからない。)
  ストーリーは楽しめました。

  主人公は福岡県大牟田市出身の古賀良樹(のちに遼と
  名乗る。)。飛ばし屋とか呼ばれている。
  企業の運用損を浄化させるような金融商品を
  紹介するというコンサルをしている。
  日本のトップ企業の財務担当とつながりを持ち、
  最終的には内閣総理大臣ともつながっている。
  古賀の不正を暴こうとするのが、捜査二課
  第三知能犯捜査係の小堀秀明管理官。
  証拠などをつかみ、もう少しのところまで
  古賀を追い詰めるが、古賀はびくともせず、
  小堀は別の部署に転勤&昇格する。
  裏で大きな力が働いたのだった…。


●「たべてあげる」 著者:ふくべあきひろ 絵:おおのこうへい
  教育画劇 2011年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    スキキライしてる子だーれだ?
    ごはんを残さなくなる絵本。

  -----
  好き嫌いが激しいりょうたくん。
  「ピーマン いやだ」
  すると小さなりょうたくんが現れ、
  「たべてあげる」と。
  小さなりょうたくんは、りょうたくんの
  嫌いなものをドンドン食べてくれます。
  そのうち、りょうたくんが嫌いでないもの
  まで食べ、小さなりょうたくはどんどん
  大きくなっていきます。
  それを見たりょうたくんは、
  「こんなのいやだ!りょうたいただ!」と
  叫びます。すると…。

  ネットで「ホラーだ!」と話題になっていた
  絵本。

  確かに怖い。これを見ると好き嫌いを
  しなくなりそうな気がします。


●「ノスタルジー1972」 著者:重松清、中島京子ほか
  講談社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの頃の未来は、どんなだった?
    現在の根っこはここにある。
    近くて遠い、日本の原風景を
    描いた、豪華執筆陣による6つの
    物語。

    【目次】
    川端康成が死んだ日(中島京子)/
    永遠!チェンジ・ザ・ワールド(早見和真)/
    空中楼閣(朝倉かすみ)/
    あるタブー(堂場瞬一)/
    あの年の秋(重松清)/
    新宿薔薇戦争(皆川博子)

  -----
  ・川端康成が死んだ日
    父が単身赴任で海外生活をしている間、
    母と兄と主人公の女の子は気楽に生活を
    していたが、父が帰国してから父の厳しさが
    嫌になったのか、家を出て行った母。
    そして、川端康成がガス自殺を図った日に
    川端康成に声をかけらる。

  ・永遠!チェンジ・ザ・ワールド(早見和真)
    沖縄返還を題材にした作品。

  ・空中楼閣(朝倉かすみ)
    札幌オリンピックを題材にした作品。

  ・あるタブー(堂場瞬一)
    夫のある女性弁護士がホテルで殺される。
    夫も弁護士であるが、女は男をとっかえひっかえ
    していたらしい。
    この事件を追う記者。彼は警察官である
    彼女より、容疑者の名前を聞く。
    彼女との関係を壊して、スクープ記事を書くか、
    記事はあきらめるか…。

  ・あの年の秋(重松清)
    家族の物語。
    祖母が『恍惚の人』になってしまったようで
    叔父の家から一時的にやってきた祖母。
    家族で植えの動物園へパンダを見に行ったり。

  ・新宿薔薇戦争(皆川博子)
    児童書向けの作品を手掛ける主人公の
    作家が江戸川乱歩賞に応募するように
    出版社から依頼される。

  --
  1972年。
  1月  グアム島にて横田庄一さん発見
  2月  札幌オリンピック開催
      連合赤軍浅間山荘事件
  3月  モスバーガー1号店オープン
  4月  外務省機密漏洩事件
  5月  沖縄返還
  6月  日本列島改造論発表
  7月  第1次田中角栄内閣発足
  9月  日中国交正常化
  10月 上野動物園にパンダの
      カンカン、ランラン来園
  12月 アポロ計画終了

  あと、テルアビブ空港乱射事件も
  この年。
  私が生まれる少し前だけど、激動の
  時期だったことがうかがえます。


●「奈緒と私の楽園」 著者:藤田宜永  文藝春秋 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    50歳の音楽プロデューサー、
    塩原達也のもとを突然訪ねてきた
    29歳の川原奈緒。セックスは
    苦手と言いながら、年上の俳優と
    不倫経験があり、男友達と二人で
    旅行にも出かけてしまう。
    理解できない奈緒の言動に達也は
    心を奪われるが、それは禁断の
    世界の入り口に過ぎなかった…。
    全裸で絵本を読み聞かせ子守唄を
    歌う不思議な女。禁断のプレイ
    にはまった男を待つのは天国か、
    地獄か。あなたを子供に戻して
    あげたい。男が絶対に認めたく
    ない欲望を直視した衝撃作。

  -----
  離婚歴のある塩原。妻とは友達のように
  今でも仲良くし、悩みも相談できる仲で
  ある。
  ある日、奈緒という女性が、塩原の描いた
  25年前。手記(知人に頼まれて書いた
  主人公が主婦の創作モノ)の主人公が、
  奈緒が幼いころに家出をした奈緒の母に
  そっくりで、母を探す手がかりを
  探しているという。

  手記に登場する画家が塩原の父で不倫相手
  が奈緒の母だという。

  母が画家と出会ったという喫茶店を
  探して話を聞いたりするうちに、奈緒の
  ことが気になる出す塩原。
  そして深い関係になるが…。


●「ガーディアン」 著者:薬丸岳  講談社 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    匿名生徒による自警団「ガーディアン」
    が治安を守る中学校に赴任した秋葉は、
    問題が少なく安堵する。
    ガーディアンのメンバーは、
    問題のある生徒らに「制裁」を
    行っていた。相次ぐ長期欠席を
    怪しんだ秋葉が生徒の身を案じるが、
    同僚は激務に疲弊し事なかれ主義だ。
    秋葉が学校の秘密に気づくと、
    少年少女は一変し、天国から地獄に
    叩き落とされる。大人と子供の
    思惑が幾重にも交差し--
    薬丸岳史上最大級の衝撃があなたの
    胸を打つ!

  -----
  生徒で結成された自衛団「ガーディアン」。
  学校のほとんどの子が参加しており、
  一部の生徒で運営されているという。
  ガーディアンができてから、いじめなどの
  問題はなくなったが、不登校の者が増えた。
  問題があれば教師まで陥れるという。

  新任教師の秋葉はガーディアンが結成される
  もととなった出来事(小児癌にかかった
  女生徒が帽子をかぶって登校し、問題児が
  その帽子を取ってからかった)にも近づく。

  自衛団自体が教師にばれずにこんな高度な
  活動ができるのかどうかが疑問ではあるが、
  なかなか面白いストーリーでした。
  はりゅが中学生になったので、いじめなど
  心配な気持ちが強いので、余計にのめり込めたの
  かもしれません。


●「物語のおわり」 著者:湊かなえ  朝日新聞出版 2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    様々な人生の岐路に立たされた
    人々が北海道へひとり旅をする。
    そこで手渡されたのはひとつの
    紙の束。それは、「空の彼方」と
    いう結末の書かれていない
    物語だった。いったい、誰が何の
    ために書いたのか。
    物語を受け取った人々は、その結末に
    思いを巡らせるが……。

  -----
  「空の彼方」という終わりが
  書かれていない物語。
  パン屋の中学生の娘・絵美が高校生の
  ハムさん(佐伯公一郎)を好きになり、
  公一郎が北海道の大学に行っている
  間は遠距離恋愛をし、帰郷後に、
  結婚することになる。しかし絵美は
  小説家になる夢をあきらめる事
  ができず、上京するために駅へ。
  すると、そこには公一郎がいて…。)

  この物語を中学生の女の子から、
  北海道へと旅行している癌に侵されて
  いる妊婦・智子からラベンダー畑で
  出会ったプロカメラマンをあきらめようと
  する男性・拓真に手渡り、さらに、
  志望した会社に内定を
  もらったが自身が持てない女子大生の
  自転車乗りの綾子、娘のアメリカ行きを
  反対する木水、仕事一筋に証券会社で
  働いている女性・あかねへと手渡っていく。
  それを手にした彼らがそれぞれの
  エンディングを思い描く。
  そして、最後、この物語は公一郎の手に
  渡る。

  --
  湊さんの作品は、読後感の悪い作品が
  多いのですが、これはほっこりする内容。
  私は好きだな。
  それぞれの登場人物が考えた物語の
  終わりがとても興味深く感じました。
  同じ物語でもハッピーエンドだったり、
  ちょっと寂しそうなエンドだったり。
  別の意味でも楽しませてもらいました。


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