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2017.05.25

最近読んだ本一覧491

●「きみの隣りで」 著者:益田ミリ  幻冬舎 2016年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    いつも、そこにいるよ。
    だから、飛べ。飛ぶんだ。

    アラサーアラフォーの胸をわし掴みに
    したシリーズ累計60万突破の
    四コマ漫画「すーちゃん」から10年。
    益田ミリの新たな代表作の誕生。

    物語の主人公は、森の近くに住む早川さん。
    週末には、街で働くマユミちゃんと
    せっちゃんが遊びにやってきます。
    てくてく歩けば、毎日がきらきら。
    今日も女3人が往く。

  -----
  森の中に住む早川さん。翻訳の仕事をしていて、
  旦那さんは歯科医、小学生の太郎という息子が
  います。

  友人で独身のマユミちゃんとせっちゃんが
  週末に遊びに来ます。

  太郎の担任の女性教師も登場。
  この先生の母親が一般的に毒親。

  益田さんの作品の中で出てくるセリフって
  奥が深い。

  このシリーズの第2作なので、第1作も
  読みたいです。


●「ふつうな私のゆるゆる作家生活」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2014年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ひょっとすると「作家」は明日
    なれちゃう職業かも?

    学校で輝いたことのない普通の
    子供だったわたしがどうやって作家に?
    作家の日常や上京した頃を綴った
    著者初の「自分マンガ」。

  -----
  私小説ならぬ、私漫画。
  益田さんの画風がそのまま御本人の
  雰囲気なような気がします。


●「たゆたいエマノン」 著者:梶尾真治  徳間書店 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    地球に生命が誕生して以来、
    原初からの記憶を全て持つ美少女エマノン。
    彼女は、内線で混乱するアフリカや
    厳冬の北海道など、様々な土地を旅する。
    それは、地球に住む生命の進化を見守る
    役目を担わされたためなのか?
    そして、彼女とは違った役目を背負い、
    様々な時代を跳びながらエマノンと
    出会う美少女ヒカリ。
    彼女たちの邂逅は、人類、そして生命に
    どんな未来をもたらすのか?
    人気シリーズ最新作!

    【目次】
    たゆたいライトニング/
    ともなりブリザード/
    ひとひらスヴニール/
    さよならモイーズ/
    けやけしドリームタイム

  -----
  今回のエマノンは話がちょっと
  難しかったな。
  特に、三十数億年という時の中を
  跳び続ける少女ヒカリと生物の記憶を
  守り続けるエマノンの関係が
  難しかったです。

  「たゆたいライトニング」はヒカリと
  エマノンの話。

  「ともなりブリザード」は、
  北海道の離島に医師として赴任した
  婚約者の元に、嫁いでいく女性の話。

  「ひとひらスヴニール」は母が病気になり、
  父の仕事や母の看病の関係で、祖父母の家に
  預けられた小学生の男の子。
  エマノンに出会い、20年後に会おうという
  約束をする。

  「さよならモイーズ」はアフリカの
  新薬開発センターを舞台に生物を守ろうと
  する話。
  私は分かり辛かった。

  「けやけしドリームタイム」は、
  一人の男の子が夢に登場する女性の
  スケッチを書いたことから
  男子高校生の4人の夢に全く同じ
  女性が登場するが判明。
  そして、その女性・エマノンが
  実際に学校に登場する。


  この話の中で「ジス・マン」が登場。
  夢の中に繰り返し登場する男でこの男の
  モンタージュを作ったら、全世界から
  反応があったという。
  都市伝説化していて、超能力者が夢の中に
  入り込んでいるという説や、モンタージュを
  見て、自分も夢の中で会ったような気になって
  いるという説、イタリアの広告代理店が
  デマの伝播速度を調べるために流した嘘という
  説もある。
  先日、はりゅから「ジス・マン」の画像を
  見せられたばかりだったので、
  「あー、この男の話か。」と。


●「回帰 警視庁強行班係・樋口顕」 著者:今野敏  幻冬舎 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    四谷にある大学の門近くで自動車の
    爆発事故が起こった。死者と怪我人を
    出したこの爆発は、やがて「爆弾」に
    よるものだったことが判明する。
    宗教テロが疑われる中、軽視庁刑事部
    捜査一課の樋口顕は情報収集に動き
    出すが、上司である天童隆一管理官から
    「かつての部下、因幡が『テロを
    防ぎたい』という電話をかけてきた」と
    打ち明けられる。国際テロ組織に入った
    との噂がある因幡からの電話は、今回の
    爆発と関連しているのか?そんな最中、
    樋口の娘・照美がバックパッキングで
    海外に行きたいという。公安が乗り出す
    大がかりな捜査と家庭の間で奮闘しな
    がら刑事は何を思うのか-。
    『隠蔽捜査』と並ぶ警察小説シリーズ、
    待望の最新作。

  -----
  樋口シリーズは初めて読みました。
  今野さんのシリーズもののうち、新しいものに
  手を付けると、全部読まないと気が済まなくなる
  り、全部読むにはまたかなり時間かかると
  思うと手を付けるのは、読むものがなくなって
  からにしようとういう気が働いてしまっていました。

  樋口シリーズの新刊だとは知らず、
  手に取り、折角だからと読み始めました。

  このご時世にマッチしたテロの話でした。

  樋口シリーズも読んでみようっと。


●「午前三時のサヨナラ・ゲーム」 著者:深水黎一郎  出版社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人生の中でふと湧き上がる、「野球」
    の記憶から切り出した9つの物語は、
    「人間」の人生そのもの。
    「何かに夢中になる」というのは人の
    性であり、業であり。それらを鋭く
    エンタメにまとめこんだ、感動、爆笑、
    号泣必至の万華鏡のような球情小説!
    本格ミステリの名手・深水黎一郎の
    新境地をご堪能あれ。
    作品それぞれに仕掛けられた深水
    マジックも必読の傑作連作短編集。

    【目次】
    午前三時のサヨナラ・ゲーム/野球嫌い/
    ゆく河の流れは絶えずして、しかも/
    もうひとつの10・8/
    もうひとつの10・19/
    生涯徒爾一野球観戦居士/
    言い訳だらけのスタジアム/
    ジェイムス・ジョイスを読んだ元中継ぎエース/
    地球連邦大学紀要No.一二八三八

  -----
  野球にあまり興味がない人は
  面白くないのかな。
  球団名はもちろん、ルールも
  そこそこ知っているので、かなり
  楽しませてもらいました。
  本を読みながら、久々に笑いました。

  「野球ファンの習性」が的確に
  表現されていています。


●「所轄-警察アンソロジー」 著者:薬丸岳ほか  角川春樹事務所 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東池袋署管内で発見された女性の
    白骨死体。娘が逮捕されたが…(「黄昏」)。
    警視庁から沖縄県警に移動した与座哲郎は、
    県人との対応に戸惑いもあり…
    (「ストレンジャー」)。
    佐方貞人検事は、米崎西署で逮捕した
    覚醒剤所持事件に疑問を持ち始め-
    (「恨みを刻む」)。
    西成署管内で、ネットに投稿されたビデオ
    クリップのDJが病院に担ぎ込まれ…
    (「オレキバ」)。
    臨海署管内で強盗致傷事件が発生。
    昔の事件とリンクして-(「みぎわ」)。
    沖縄、大阪、東京など各所轄を舞台に
    した傑作警察小説アンソロジー。

    【目次】
    黄昏(薬丸岳)/ストレンジャー(渡辺裕之)/
    恨みを刻む(柚月裕子)/オレキバ(呉勝浩)/
    みぎわ(今野敏)

  -----
  アンソロジーを読んでいると、
  既読のものも多いのですが、
  今回は初読みのものばかりでした。


  ・黄昏(薬丸岳)
    夏目シリーズ。
    80歳代と40歳代の親娘が住むアパートで
    母の白骨化した遺体が発見される。
    娘は4年近くも母の遺体と過ごしてきたという。
    娘は新しい勤務先の近いという理由で
    このアパートに引っ越してきたようだが、
    実は違う理由があったことに夏目は気付く。


  ・ストレンジャー(渡辺裕之)
    中国語が堪能ということで
    沖縄県警外国人対策課に勤務する与座哲郎。
    アパートの一室で中国人の男が殺される。
    一緒に住んでいた女も中国人で、
    隣人との間にトラブルを抱えていたという。


  ・恨みを刻む(柚月裕子)
    検事・佐方貞人シリーズ。
    「心を掬う」や「最後の証人」に登場していました。

    とある旅館の従業員が覚醒剤の所持と使用で
    逮捕される。逮捕のきっかけになったのは、
    犯人の幼馴染で、スナックを経営している女性の
    証言。本人を立ちなおさせるためだという。
    しかし、証言と犯人の行動の日に食い違いが
    生じている。


  ・オレキバ(呉勝浩)
   「ロスト」に登場した競艇好きの鍋島道夫巡査部長が
   登場。
   鍋島さんはシリーズ化されるのか!?
   とあるDJをストリートで撮影した動画が
   ネットにUPされる。
   そのDJが殴打されて、病院に担ぎ込まれる。


  ・みぎわ(今野敏)
    強行班・安積班シリーズ。
    湾岸署に勤務する安積。
    管内で、強盗致傷事件が発生し、
    男が被害を受ける。
    事件が起こったベイエリアは、様々な
    施設があり、一人でいくような場所では
    ないのに、同行者がいない。

    犯人の目星はつき、アパートまで突き止めたが
    安積は過去、自分が担当した事件の記憶と
    リンクし、アパートに即踏み込むことを
    辞め、犯人がアパートから出てくるのを待つ。


●「犬川柳 シバイズム」 編者:Shi-Ba編集部  辰巳出版 2015年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    写真と川柳を組み合わせて、
    犬や猫、そして飼い主のホンネを
    自由に表現した人気シリーズ最新刊。
    その他、くすっと笑えて時には
    キュンと、たまにはしんみりと、
    犬や猫と飼い主さんの「あるある」
    がぎゅっと詰まった一冊です。

  -----
  犬の気持ちを表した川柳。
  (575になってるだけだけど。)
  猫より犬の方が好きだけど、こういうのって
  やっぱり猫の方が楽しそう。


●「仮名手本忠臣蔵 実話をもとにした、史上最強のさむらい活劇
 (ストーリーで楽しむ日本の古典)」
  著者:石崎洋司 絵:陸原一樹  岩崎書店 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    殿中でござる!ご存知赤穂浪士の討ち入り!
    江戸時代に本当にあった事件を室町時代に
    舞台をうつし、歌舞伎や文楽で演じられる。
    討ち入りまでの流れをとてもスムーズに
    落語家の語りを生かして伝えている。

  -----
  「仮名手本忠臣蔵」は江戸時代に歌舞伎として
  演じるのに、実話で演じると幕府から差し止め
  られる可能性があるので、室町時代の設定で
  登場人物も変えて演じたということは、
  何かのラジオ番組で聞いて知っていたのですが、
  具体的な人物設定は分かっていませんでした。

  また、なぜ「仮名手本」とつくのかも、理解できて
  おらず…。(ひらがなで書かれていると
  思っていたが、かなの文字数と四十七士を
  掛けていたのですね。)

  作者が「黒魔女さんが通る!」を書いた石崎洋司さんで、
  面白いし、児童書なので、もちろん読みやすい。

  舞台は江戸城殿中ではなく鎌倉の鶴岡八幡宮

  吉良上野介=高師直(こうもろのう) 足利家の執事
  浅野内匠頭=塩谷判官高定(えんやはんかんたかさだ)
  大石内蔵助=大星由良之助

  最後、高師邸に由良之助が討ち入り、隣人に説明を
  するシーンでは、自分が小学生の頃に見た、
  里見浩太朗が大石内蔵助を演じた年末時代劇の
  1シーンが思いだされ、涙してしまいそうに
  なりました。

  里見浩太朗の「忠臣蔵」がみたいなぁ。


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