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2017.05.12

最近読んだ本一覧490

●「舞姫・山椒大夫-最後の一句、高瀬舟、阿部一族」
 著者:森鴎外  旺文社 1997年4月
    

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  【目次】
   山椒大夫/最後の一句/高瀬舟/
   阿部一族/舞姫

  「舞姫」は高校の時に教科書にあったので、
  読んだことがありましたが、それ以外は
  読んだことがありませんでした。

  有名どころの「山椒大夫」と「高瀬舟」を
  読みました。
  「高瀬舟」は安楽死の話で、現在の問題としても
  ありえる内容。
  昔にもあったのですね。


●「か「」く「」し「」ご「」と「」
 著者:住野よる  新潮社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    きっと誰もが持っている、自分だけの
    「かくしごと」。みんなには隠している、
    ちょっとだけ特別なちから。
    別になんの役にも立たないけれど、
    そのせいで最近、君のことが気になって
    仕方ないんだ--。
    クラスメイト5人の「かくしごと」が
    照らし出す、お互いへのもどかしい想い。
    ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の
    著者が贈る、眩しくて時に切ない、
    共感度No.1の青春小説!

  -----
  相手の頭の上に、「!」、「、、、」などの
  記号が見えたり、
  矢印が見えたり、
  左右に揺れたり、クルクル回るバーが見えたり、
  ハートやスペードなどの記号が見えたりする
  お互いに仲の良い高校生5人の話。

  高校生ならではの甘酸っぱい恋心や進路の問題
  などもでてくるさわやかなお話でした。


●「血縁」 著者:長岡弘樹  集英社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    誰かに思われることで起きてしまう
    犯罪。誰かを思うことで救える罪。
    親しい人を思う感情にこそ、
    犯罪の“盲点”はある。七つの
    短編を通して、人生の機微を穿つ、
    ミステリの新機軸。

    【目次】
    文字盤/苦いカクテル/オンブタイ/
    血縁/ラストストロー/32-2/
    黄色い風船

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  長岡さんならではの鋭い視点の短編集でした。
  読みやすいのであっという間に読んでしまいました。

  ・文字盤
   「最近読んだ本一覧417」の
   「現場に臨め 日本ベストミステリー選集」で
   「文字板」として既読。

  ・苦いカクテル
    父の介護をしている姉妹。
    姉が父を楽にしてあげようと、
    副作用が強い薬を投与して死亡させる。
    その弁護をする弁護士の妹。
    姉は父に何錠の薬を投与したか
    憶えていないと証言していた。
    裁判での、妹の最終弁論は?

  ・オンブタイ
    懇親会の帰りに部下に来るまでの送迎を
    頼んだ建設会社の幹部社員。
    スピードを出させた上に、携帯電話に
    TELがかかって来たのに出させた。
    本人は、後部座席からハンドルを操作
    していた。
    そこに、部下の母と兄が散歩に出てきたのに
    遭遇。
    ハンドル操作を誤って、部下を死なせて
    しまい、本人は盲目となった。
    その男に、市からヘルパーがやってきた。

  ・血縁
    小学生の頃に、姉から万引きの協力などを
    させられた妹。
    早く、高校を卒業して、姉から離れたかったが
    取りあえず、姉が高校卒業後、家を出ていく
    ことになった。姉を駅まで送りに行った際、
    妹は誰から背中を押され、車に引かれそうになる。

  ・ラストストロー
    「ラストストロー」=「最後の藁」(一線を
    踏み越えさせる最後のダメ出し)

    とある死刑の際に3ボタンを押した3人の
    刑務官。
    それから死刑執行の日には毎月集まって
    近況を話ながら飲むようになった。
    100回目の今日。一人がやってこない。

  ・32-2
    アパレル会社の社長の母と一緒に住む。
    双子の姉夫婦と妹。
    母親の言うことは絶対という生活。
    ある日、いつものように4人でゴルフに
    出かける事になるが、行き道に母親が
    事故にあって亡くなる。

  ・黄色い風船
    老夫婦強盗殺人事件で死刑が確定していた
    死刑囚。
    刑務官が買う犬が癌患者の匂いが分かる
    という能力を持っていて、そのことが
    きっかけで死刑囚が癌ではないかと疑う
    刑務官。しかし、死刑囚を診断して医師は
    見逃した。
    その医師に疑問をもった刑務官は…?


●「彼女の色に届くまで」 著者:似鳥鶏  KADOKAWA 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『彼女は、天才画家にして名探偵。』
    彼女に出会ったその日から、僕の
    人生は変わった。絵画で謎を解き
    明かしながら僕は知る、その喜びと
    苦しみを。画廊の息子で幼い頃から
    画家を目指している緑川礼(僕)は、
    期待外れな高校生活を送っていた。
    友人は筋肉マニアの変わり者一人。
    美術展の公募にも落選続きで、
    画家としての一歩も踏み出せず、
    冴えない毎日だった。だが高校生活も
    半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画
    損壊事件の犯人にされそうになる。
    その窮地を救ってくれたのは、
    無口で謎めいた同学年の美少女、
    千坂桜だった。千坂は有名絵画を
    ヒントに事件の真相を解き明かし、
    それから僕の日々は一変する。
    僕は高校・芸大・社会人と、天才的な
    美術センスを持つ千坂と共に、絵画に
    まつわる事件に巻き込まれていく
    ことになり……。
    ルネ・マグリット『光の帝国』、
    ジャクソン・ポロック『カット・アウト』、
    パウル・クレー『グラス・ファサード』
    など有名絵画が多数登場!
    (カラー口絵付き)
    絵画をヒントに、美術にまつわる事件の
    謎を解け。「才能」をめぐる、
    ほろ苦く切ない青春×アートミステリ!

  -----
  ちょっと、変わった感じの千坂桜。

  主人公の僕が、千坂に出会った高校時代から
  親の画廊を継ぎ、千坂をプロデュースするまでの
  間で起こった
  絵が壊されたり盗まれたりした事件の原因を
  絵画をヒントに千坂が解くちょっとした
  ミステリー。

  マジメな似鳥さんの作品です。


●「密告はうたう」 著者:伊兼源太郎  実業之日本社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人事一課監察係の佐良が命じられ
    たのは、元同僚・皆口菜子の監察
    だった-緻密な伏線と人間ドラマが
    胸を打つ!静かで熱い警察小説。

  -----
  警察官自体に不正などがないか、
  監察を行う部署・人事一課監察係。
  元同僚である皆口が、
  免許証データを不正に流出させている
  というタレコミがあり、皆口を
  観察することになった佐良。

  かつて、皆口の婚約者であった斎藤を
  死なせてしまった事件も関係して、
  警察の監察業務の奥深さと、
  警察にはびこる闇を描いています。


●「絶唱」 著者:湊かなえ  新潮社 2015年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    心を取り戻すために、約束を果たす
    ために、逃げ出すために。忘れられ
    ないあの日のために。
    別れを受け止めるために。
    「死」に打ちのめされた彼女たちが
    秘密を抱えたまま辿りついた場所は、
    太平洋に浮かぶ島-。
    喪失と再生。これは、人生の物語。

    【目次】
    楽園/約束/太陽/絶唱

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  「約束」は「最近読んだ本一覧255」-
  「小説新潮 2011年05月号」-
  Story Seller 2011
  (のちに、「最近読んだ本一覧394」-
  「Story Seller annex」で
  文庫化)で既読

  「楽園」も読んだことがあるような気も
  するのですが…。

  神戸淡路大震災をテーマにして、トンガを舞台に
  した連作短編集。

  トンガの人が、名前や職業に合わせて、
  父親の名前を尋ねるのが一般的という話が
  ともて印象に残っています。(父親は
  有名ではなくて、極々普通の人でも聞かれる。)


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