« 昨晩から | トップページ | BBQ »

2017.08.04

最近読んだ本一覧497

●「増山超能力師大戦争」 著者:誉田哲也  文藝春秋 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ここは、超能力が事業認定された日本。
    いまや超能力関連の科学技術は国家
    レベルの重大機密情報となっている。
    そんななか、最先端の技術開発に
    携わっている人物が行方不明に。
    本人の意志なのか、はたまた
    海外の産業スパイによる拉致なのか。
    「面倒くさい」が口癖の一級超能力師・
    増山圭太郎が調査を開始すると、
    所員や家族に魔の手が迫る…。

    大好評シリーズ第二弾。

  -----
  今回は、超能力の力を測定したり、
  超能力を使った痕跡を消し去ってしまう
  という機械が登場。
  超能力を使った痕跡を消し去ってしまう
  「イコライザー」の試作品が盗まれてしまう。
  そして、その研究開発者も行方不明に
  なってしまう。

  増山にも魔の手が…。

  余談として、
  増山と文乃の娘・アリスにも強い超能力が
  あることが
  判明。(まだ、明美しかしらないが。)
  続編が期待できそうです。

  ちなみに、2017年春に読売TV系で
  ドラマ化され、増山をココリコの田中さんが
  演じているそう。
  イメージと合わないけど、ドラマもちょっと
  見てみたいな。


●「パーマネント神喜劇」 著者:万城目学  新潮社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「あんたの願い、叶えてあげる」
    こんなカミサマ、信じていいの--!?
    デートの途中、突然時が止まった。
    動かない街に現れたのは、「神」と
    名乗る二人の男(小太りとノッポ)。
    ペラペラまくしたてる小太りに
    肩を叩かれ戻った世界は、あれ、
    何かが違う……?
    万城目ワールド、ここにあり!
    アヤしげな「神様」に願いを託し、
    叶えられたり振り回されたりする
    人たちの、ドタバタ神頼み
    エンターテインメント。

    【目次】
    はじめの一歩/当たり屋/
    トシ&シュン/パーマネント神喜劇

  -----
  山田悠介の「神様のコドモ」を読んでいる
  イメージ?(違ってたらすみません。)

  なんか、読んだことがあるストーリー
  なんだよな。
  神社の神様が主人公で、神社が舞台。
  後任の神様がが来て、引き継ぎ作業を
  行う的な内容。
  本業は恋愛成就なんだけど、学業成就の
  神様が忙しい時は、ヘルプに行く話とか。

  どこで読んだか思いだせない。
  なか、とにもかくにも、神様の世界を
  楽しく読ませてもらいました。


●「恋愛仮免中」 著者:奥田英朗、窪 美澄ほか  文藝春秋 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    奥田英朗、荻原浩、原田マハ、
    窪美澄という実力派の直木賞・
    山本賞作家に、新鋭の中江有里を
    加えた、豪華執筆陣による
    アンソロジー。テーマは?恋愛?

    28歳の彩子は、付き合って3年の
    恋人が相談もなく会社を辞めたことに
    ショックを受ける。女友達は条件の
    いい男を紹介してくれ、彩子は
    恋人との別れを考え始めるが……。
    (奥田英朗「あなたが大好き」)
    16歳の僕は、夏を海で過ごすために
    ばあちゃんの家に来た。夕暮れの
    砂浜で、その人は子守歌を歌って
    いた。……とても悲しそうな声で。
    (「銀紙色のアンタレス」)
    1969年、中学生だった僕と
    彼女は50年後に一緒に宇宙に
    行く約束をした。その年まであと
    4年のいま、彼女は病院のベッドの
    上にいる。
    (荻原浩「アポロ11号はまだ飛んでいるか」)
    生まれも育ちも京都の善田は、
    半年前に妻を亡くし、会社を追われ、
    タクシー運転手となった。ある日、
    ボストンから来た老婦人をタクシーに
    乗せ京都を案内することに……。
    (原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」)
    両親が離婚したミサトは、クラブを
    経営する母親行きつけの美容院の
    シャンプーボーイと、偶然海の家で
    会うが……。(中江有里「シャンプー」)

    【目次】
    あなたが大好き(奥田英朗)/
    銀紙色のアンタレス(窪美澄)/
    アポロ11号はまだ空を飛んでいるか
    (荻原浩)/
    ドライビング・ミス・アンジー
    (原田マハ)/
    シャンプー(中江有里)

  -----
  奥田英朗さんと荻原浩さん、原田マハさん狙いで
  手に取りました。

  奥田さんの「あなたが大好き」は
  どこにでもありそうな結婚について
  プレッシャーを感じている女性の話。
  突然、無断で仕事を辞めて旅行を楽しむ
  彼氏と別れ、現実味のある新しい
  男性と結婚するか?
  落ち着くところに落ち着いたエンドでした。

  「銀紙色のアンタレス」は男子高校生が
  夏休み中に祖母宅を訪ね、
  子持ちの人妻に憧れる話。
  まぁまぁ、よかった。

  「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」は
  中学生の時の同級生同士で結婚。
  奥さんの最期が近づいている話。
  よかったです。

  「ドライビング・ミス・アンジー」は
  京都のタクシードライバーの話。
  ボストンから来た活発な年配の女性・
  アンジーを乗せ、京都の町を観光する。

  「シャンプー」は両親が離婚し、母と
  暮らしている女子高生。
  母が通う美容院のシャンプー係に憧れるが、
  母と彼との関係に気付く話。


●「かがみの孤城」 著者:辻村深月  ポプラ社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あなたを、助けたい。

    学校での居場所をなくし、閉じこ
    もっていたこころの目の前で、
    ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
    輝く鏡をくぐり抜けた先にあった
    のは、城のような不思議な建物。
    そこにはちょうどこころと似た
    境遇の7人が集められていた--
    なぜこの7人が、なぜこの場所に。
    すべてが明らかになるとき、
    驚きとともに大きな感動に包まれる。
    生きづらさを感じているすべての
    人に贈る物語。
    一気読み必至の著者最高傑作。


  -----
  友達とのトラブルで学校に通えなくなった
  中学1年生のこころ。
  5月のある日、部屋の鏡が光り出し、
  その鏡から城に迷い込んだ、
  城にいられるのは3/30までの間で、
  時間は9時から17時まで。
  時間厳守のその城で、鍵を探し、秘密の部屋で
  願いを言うと、願いが叶うという。
  城を管理しているのはおおかみの仮面をかぶって
  ドレスを着ている女の子。「おおかみさま」と
  呼ばれる。

  その城に招かれたのは、中1~3年の7人。
   アキ      中3♀ 井上晶子
   リオン     中1♂ 水森理音
   フウカ     中2♀ 長谷川風歌
   マサムネ    中2♂ 政宗青澄人(アース)
   スバル     中3♂ 長久昴
   嬉野(ウレシノ)中1♂ 嬉野遥
   こころ     中1♀ 安西こころ

  なぜ、この7人なのか。
  段々と解き明かされる謎に、どんどんと引き込まれ、
  554ページという長編ながらも最後は
  一気読みでした。

  全部の謎が解けたときの爽快感はなんとも
  言えません。
  リオンとおおかみさまがキーパーソン。

  前作の「クローバーナイト」は私には
  泡中田けど、前々作の「東京會舘とわたし」での
  のめり込みを彷彿させる作品でした。


●「タルト・タタンの夢」 著者:近藤史恵  東京創元社 2007年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    下町の小さなフレンチ・レストラン、
    ビストロ・パ・マル。風変わりな
    シェフのつくる料理は、気取らない、
    本当にフランス料理が好きな客の
    心と舌をつかむものばかり。
    そんな名シェフは実は名探偵でも
    ありました。常連の西田さんはなぜ
    体調をくずしたのか?
    甲子園をめざしていた高校野球部の
    不祥事の真相は?
    フランス人の恋人はなぜ最低の
    カスレをつくったのか?……
    絶品料理の数々と極上の
    ミステリ7編をどうぞご堪能ください。


    カウンター七席、テーブル五つ。
    下町の片隅にある小さなフレンチ・レストラン、
    ビストロ・パ・マルのシェフは、
    十年以上もフランスの田舎のオーベルジュや
    レストランを転々として修行してきたと
    いう変わり者。無精髭をはやし、
    長い髪を後ろで束ねた無口なシェフの料理は、
    気取らない、本当にフランス料理が好きな
    客の心と舌をつかむものばかり。
    そんなシェフが、客たちの巻き込まれた
    事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。

  -----
  第3作から読み始め、2作目、1作目とやっと
  1作目にたどり着きました。
  今回もおいしそうなメニューが登場。
  こういう日常ミステリーは読みやすくて
  いいですね。


●「メッセンジャー 緑の森の使者」
  著者:ロイス・ローリー  新評論 2014年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    魔法の指をもつ少女・キラとの
    別れから6年。マティは、相互扶助の
    平和な“村”で幸せに暮らしていた。
    しかし、あるとき“村”が不気味に
    変わりはじめ、マティの運命は予想だに
    しない方向へと急旋回していく。
    第1作と第2作の登場人物が出会い、
    「力」が覚醒する…そのとき、
    世界はー?壮大な四部作の
    「転」をなす雄編!
    “ギヴァー四部作”待望の第三作。

  -----
  三部作かと思っていたら、四部作だった。
  でも第四部作の「SON」は未翻訳とのこと。

  今回の登場人物は、第2作で登場した
  マティ。
  そして、第2作の主人公キラの父である<見者>。
  そして、マティが思いを寄せる花を育てるのが
  上手なジーン、ジーンの父で教師でもある<助言者>、
  そしてマティの住む村の若き長<指導者>。


  第3作で、1作目と2作目の登場人物が
  出会うって書いているけど、
  1作目の登場人物って誰だったのかしら。
  <指導者>かしら?
  もう1回、ギバーを読まなきゃ。


●「図書室で暮らしたい」 著者:辻村深月  講談社 2015年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「好きなものが多すぎて、ごめんなさい!」

    作家になる前から、作家になってから、
    夢中で追いかけてきた小説、漫画、アニメ、
    音楽、映画、美味しいもの……etc.
    すべてが詰まった、読むと元気になれる
    エッセイ集!

    特別収録!
    短編 おじいちゃんと、おひさまのかおり

    【目次】
    1 週刊エッセイ
    2 好きなものあっちこっちめぐり
      --本と映画、漫画やアニメ、音楽も。
    3 女子と育児と、もろもろの日々
    4 特別収録 おじいちゃんと、おひさまのかおり
    5 自作解説
     (というほどではないけれど、思うことあれこれ) 
    6 直木賞に決まって
    あとがき

  -----
  2015年12月に読んでいるのを再読。

  このエッセイが刊行されたのが「東京會舘とわたし」
  の刊行より前。

  このエッセイで東京會舘で披露宴をし、
  「直木賞受賞式に帰ってきます」と言ったこと、
  そして、直木賞を受賞したときのことが書かれています。
  この内容が「東京會舘とわたし」に活かされているんだなと
  気づきました。

  再読して得るものは大きかったです。


●「しんせかい」 著者:山下澄人  新潮社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    十代の終わり、遠く見知らぬ土地での、
    痛切でかけがえのない経験--。
    19歳の山下スミトは演劇塾で
    学ぶため、船に乗って北を目指す。
    辿り着いたその先は【谷】と呼ばれ、
    俳優や脚本家を目指す若者たちが
    自給自足の共同生活を営んでいた。
    苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、
    そして地元の女性と同期との間で
    揺れ動く思い。気鋭作家が自らの
    原点と初めて向き合い、記憶の痛みに
    貫かれながら綴った渾身作!

    表題作のほか、入塾試験前夜の不穏な
    内面を映し出す短篇を収録。

    【目次】
    しんせかい/
    率直に言って覚えていないのだ、
      あの晩、実際に自殺をしたのかどうか

  -----
  2017年下半期、第156回芥川賞作品。
  芥川賞だわさ。

  北海道で演劇や脚本の勉強をする演劇塾を
  舞台にしたお話。

  モデルか倉本聰さんなのは読んでいてもわかる。

  同時収録の「率直に言って覚えていないのだ、
  あの晩、実際に自殺をしたのかどうか」は
  入塾テストを受ける前夜の話。
  重い雰囲気で、よくわからないまま終わって
  しまいました。


●「コクーン」 著者:葉真中顕  光文社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    1995年3月20日、カルト教団
    『シンラ智慧の会』通称「シンラ」の
    教祖、天堂光翅の命を受け、白装束に
    身を包んだ6人の信者が、丸の内で
    無差別乱射事件を起こす。その宗教は、
    1958年ひとりの女が呪われた
    子を産む決意をした日に始まる。
    たとえ今、生きる意味が見出せない
    としても、もしかしたらこの子は、
    私に生きる意味を与えてくれるかも
    しれないと-。

    【目次】
    蝶夢I      --1941
    1 ファクトリー --2010
    蝶夢Ⅱ      --1945
    2 シークレット・ベース--2011
    蝶夢Ⅲ      --1957
    3 サブマージド --2012
    蝶夢Ⅳ      --1958
    4 パラダイス・ロスト--2013
    蝶夢Ⅴ      --2013

  -----
  「サブマージド」は
  「宝石 ザ ミステリー 2016」は既読。

  カルト教団『シンラ智慧の会』を
  中心とし、『シンラ』に関係する人物の
  連作短編集。

  各短編の登場人物がすべてつながっている
  という状態。

  本の表紙を除けると、本体に「コクーン2016」
  が書かれているという。
  図書館本はカバーを外せないので、読めない。
  忘れずに読まなきゃ。

  合間合間に出てくる蝶を用いた描写が
  よくわからない。
  蝶という言えば、芥川賞の円城塔「道化師の蝶」が
  イメージされて、あんまりよくない。

|

« 昨晩から | トップページ | BBQ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71436/65620652

この記事へのトラックバック一覧です: 最近読んだ本一覧497:

« 昨晩から | トップページ | BBQ »