カテゴリー「書籍・雑誌」の507件の記事

2017.10.31

最近読んだ本一覧505

●「シルバー川柳6 断捨離でうっかり夫捨てそうに」
 編者:全国有料老人ホーム協会、ポプラ社編集部  ポプラ社 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    笑点でおなじみ、桂歌丸師匠・大絶賛!
    「大の字の 昼寝してたら 救急車」
    「念のため 妻の名前を 日々復唱」
    --物忘れも、医者通いも、はたまた
    ビミョーな夫婦関係も。
    シリーズ累計70万部を超えた
    「シルバー川柳」第6弾がいよいよ登場!
    シニア世代を中心とした、まさに人生の
    達人たちによる川柳傑作選。
    政治も経済も暗い話の多いニッポン、
    お達者パワー全開の、笑えてしみじみ、
    そして家族で仲間で楽しめる1冊です。

  -----
  何も心配せずに読めるのがよいです。
  こういうビビットな川柳が作れる才能を
  尊敬します。


●「沢村さん家の久しぶりの旅行」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    たまには、遠くに行きたくなる日も
    あるよね--。

    父・沢村四朗(70)
    定年退職後、趣味と体力づくりに
    勤しんでいる。
    愛読書は『鬼平犯科帳』。
    新潟のへぎそばが好物。

    母・沢村典江(69)
    明るく社交的で、料理が上手。
    近所に友達も多い。
    好きな番組は「朝ドラ」。
    得意なメニューは魚の煮つけ。

    娘・沢村ヒトミ(40)
    ひとり暮らし未経験の独身。
    入社18年目のベテランOL。
    仲良し3人組でおしゃべりに
    興じるのが一番のストレス解消。

    そんな平均年令6歳の
    沢村さん一家。
    今回は高齢になってきたお父さん
    お母さんが久しぶりの夫婦旅で函館へ、
    40歳の娘ヒトミさんはひとり旅に
    挑戦します。

    歳を重ねた親子、長く連れ添った
    夫婦、中年と呼ばれる年齢に
    なっても家では「娘」、
    といった家族のさまざまな視線で、
    三人の日常が紡がれていきます。

    沢村さん家の愛しい毎日を描いた
    ホームコミック。
    描き下ろしマンガ
    『ヒトミさん、初めてのひとり旅』も
    収録。

  -----
  仲良し家族を見ていると
  ほんわかした気持ちになります。
  時折、老いや独身など、しんみりと
  考えらされるものもありますが…。


●「さらさら流る」 著者:柚木麻子  双葉社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの人の内部には、淀んだ流れ
    があった-。
    28歳の井出菫は、かつて恋人に
    撮影を許したヌード写真が、
    ネットにアップされていることを
    偶然発見する。その恋人、垂井光成は
    菫の家族や仲間の前では見せないが、
    どこか不安定な危うさを秘めており、
    ついていけなくなった菫から別れを
    告げた。しかし、なぜ6年も前の
    写真が出回るのか。苦しみの中、
    菫は光晴との付き合いを思い起こす。
    初めて意識したのは、二人して
    渋谷から暗渠を辿って帰った夜だった…。
    菫の懊悩と不安をすくいとりながら、
    逆境に立ち向かうしなやかな姿に
    眼差しを注ぐ、清々しい余韻の会心作。

  -----
  ここ近年で、知られてきた
  「リベンジポルノ」という言葉。
  簡単に写真が撮れるようになったから
  だろうなぁ。
  フィルム時代にはあまり考えられない
  ですね。(現像をしてもらえなかった??)


●「星ちりばめたる旗」 著者:小手鞠るい  ポプラ社 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    日本人であることが、罪になる。
    祖母は、母は、そんな時代を
    生き抜いた--

    日本人というルーツに苦しめられた
    祖母、ルーツを捨てようとした母、
    そしてそのルーツに惹かれる私。
    アメリカ在住日系人家族の三世代を
    描く百年の物語。

    太平洋戦争を挟んでの日本と
    アメリカの姿とともに、時代に
    翻弄されながら生きる人々の
    アイデンティティのありようを
    描き出し、現在の世界に巻き
    起こる問題をも浮かび上がら
    せる骨太な感動作。
    ------
    1916年、既にアメリカに移住
    していた大原幹三郎のもとへ
    「写真花嫁」として嫁ぎ、海を
    渡った佳乃。
    幹三郎と佳乃の末っ子として、戦争
    間際にオレゴン州で生まれたハンナ。
    ハンナの娘である「私」、ジュンコ。
    三世代の母と娘たちの関係には、
    「日本」と「アメリカ」、そして
    「戦争」が大きな影を落としていた。

  -----
  太平洋戦争より前にアメリカに移住し、
  戦争という混乱の時代に一生懸命に
  生きた家族の物語。
  とても重い内容でした。
  こうやって別人種が争うような世の中は
  二度といりません。


●「広域警察 極秘捜査班 BUG」 著者:福田和代  新潮社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    僕はやっていない!
    真実を暴くための挑戦が今、始まる。
    16歳の天才ハッカー、水城陸。
    航空機墜落事故の犯人として
    死刑判決を受けるも、その高すぎる
    能力ゆえ、命と引き換えに名前と
    経歴を変え、警察の極秘捜査班に
    参加させられる。監視対象の
    老数学者は、自分の冤罪事件に
    関わりがあるようだ。真相を追い
    ながら身の潔白を訴える水城。
    しかし権力はそれを許さない
    --サスペンス長編!

  -----
  「空に咲く恋」がとてもよかったので、
  手に取りましたが、なんかよく理解
  できない内容。
  とにかく、文字だけを追う読み方になって
  しまいました。
  結局、解決もしてないし。
  続編があるのだろうか。


●「第2図書係補佐」 著者:又吉直樹  幻冬舎 2011年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    お笑い界きっての本読み、ピース又吉が
    尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの
    作品紹介を通して自身を綴る、胸を
    揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。
    巻末には芥川賞作家・中村文則氏との
    対談も収載。

    【目次】
    尾崎放哉全句集/昔日の客/
    夫婦善哉/沓子(『沓子・妻隠』より)/
    炎上する君/万延元年のフットボール/
    赤目四十八瀧心中未遂/
    サッカーという名の神様/
    何もかも憂鬱な夜に/
    世界音痴〔ほか〕

  -----
  本の紹介というより
  本から思いをはせたエッセイ集です。
  「夜は短し歩けよ乙女」、「深い河」、
  「人間失格」しか読んだことがない…。

  --
  尾崎放哉全句集
  昔日の客
  夫婦善哉
  沓子(『沓子・妻隠』より)
  炎上する君
  万延元年のフットボール
  赤目四十八瀧心中未遂
  サッカーという名の神様
  何もかも憂鬱な夜に
  世界音痴
  エロ事師たち
  親友交歓(『ヴィヨンの妻』より)
  月の砂漠をさばさばと
  高円寺純情商店街
  巷説百物語
  告白
  江戸川乱歩傑作選
  螢川・泥の河
  中陰の花
  香水 ある人殺しの物語
  イニシエーション・ラブ
  山月記(『李陵・山月記』より)
  コインロッカー・ベイビーズ
  銃
  あらゆる場所に花束が……
  人間コク宝
  アラビアの夜の種族
  世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
  銀河鉄道の夜
  逃亡くそたわけ
  四十日と四十夜のメルヘン
  人間失格
  異邦の騎士(改訂完全版)
  リンダリンダラバーソール いかす!バンドブーム天国
  変身
  笙野頼子三冠小説集
  ジョン・レノン対火星人
  夜は短し歩けよ乙女
  袋小路の男
  パンク侍、切られて候
  異邦人
  深い河
  キッチン
  わたしたちに許された特別な時間の終わり
  友達(『友達・棒になった男』より)
  渋谷ルシファー
  宇田川心中


●「僕は髪の毛が少ない」 著者:新井キヒロ  メディアファクトリー 2012年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    前代未聞!20代から髪の毛が少なく
    なった“僕”のポジティブコミックエッセイ。
    実践的ノウハウ&爆笑コミックエッセイで、
    “髪の毛が少ないこと”の悩みの正体と、
    その上手なつきあい方がわかります。

  -----
  私の父がハゲていたので、ハゲには
  全然抵抗はありません。
  髭も好きです。
  禿げたら、坊主か思い切ってスキンヘッドが
  いいですね。


●「進次郎メソッド 情熱を感染させる小泉流“魅せる“対話術」
  著者:向谷匡史  双葉社 2007年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    なぜ、小泉進次郎は時に喧嘩を
    しつつも、次々と味方を増やして
    しまうのか?会った瞬間に相手を
    魅了する自己プロデュース力、
    利害が対立する相手すら仲間に
    してしまう引き寄せ力、目上の
    人間に「こいつ、やるな」と
    認めさせるジジ殺し力…
    永田町の異端児が駆使する
    45の法則。

  -----
  この秋に行われた衆議院選で、希望の党を
  立ち上げた小池東京都知事と小泉進次郎の
  対決が取沙汰されました。

  これまで進次郎さんにはあんまり興味は
  なかったのですが、純一郎さんに対して
  記者が
  「小池さんと自民党のどちらを応援するのか」
  という質問をした際、
  純一郎さんが「進次郎に決まっている
  じゃないですか。」と言ったのがとても
  印象的で、それから進次郎さんに注目
  するようになりました。
  演説が本当にうまい。
  センテンスを短くして話すので分かりやすく
  なるんでしょうね。
  選挙期間中に地元・横須賀にほとんどいなくて
  大勝(安倍総理も山口に1日もいなくても勝つ
  のですが…)。
  これからの進次郎さんの活躍が楽しみです。


●「居酒屋ぼったくり 2」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第2巻!

    【目次】
    働き者の包丁/トマトが嫌いな男たち/
    跡取りの憂い/美味しい餃子の焼き方/
    鉄板の上の想い出/満点と赤点

  -----
  宇都宮に初めて出張に行って、お土産に
  買った生餃子。
  これについていた餃子の焼き方の通りに
  焼いたら、普通の餃子でも美味しく焼ける
  ようになりました。

  何も心配なく読めるこのシリーズは
  大好きです。


●「居酒屋ぼったくり 3」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2015年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第3巻!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

    【目次】
    猫の絆 人の絆/本来の価値/
    距離の取り方/
    木枯らしが吹く季節/
    冬が終わりを告げる日/
    再会の春

  -----
  ぼったくりの常連のアキとリョウが
  運動不足解消のために一緒にテニスを
  したりと、いい雰囲気に。
  ワサビの醤油漬けがきっかけで、
  ウメが幼馴染に会えたり。

  今回は秋から早春にかけての季節の
  お話で、寒い中ながら心温まる
  お話ばかりです。

●「居酒屋ぼったくり 4」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2015年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、
    待望の第4巻!全国の銘酒情報、
    簡単なつまみの作り方も満載!

    【目次】
    意地っ張りなサヨリ/
    柔らかく包み込むもの/
    移ろいゆくものたち/
    茶がゆの甘さ/心地よい香り/
    辿ってきた道

  -----
  「茶がゆの甘さ」はぼったくりが
  舞台ではなく、要の自宅が舞台。
  美音は要と一緒にトースターを買いに
  電器屋へ。しかし要の母が体調を
  崩したという連絡が入り、要の自宅へ。
  要の母が茶粥を作ろうとしていたことが
  分かった美音は、代わりに茶粥を作って
  あげる。その味をたいそう気に行った
  要の母。
  作者のあとがきの通り『休肝日』と
  してぴったりのストーリーでした。


●「スタジオジブリの食べものがいっぱい」
  編者:徳間書店児童書編集部,スタジオジブリ  徳間書店 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    パズーとシータが鉱山でわけあう
    パンと目玉焼き、ハクが千尋の
    ためにつくったおにぎり、
    ポニョの大すきなハム、
    節子が大切にしていたドロップ、
    ハウルがカルシファーの火で
    つくるベーコンエッグ……。
    スタジオジブリの映画に登場
    するさまざまな食べものを、
    くわしく紹介する、新しい形の
    アニメ絵本。登場する映画を
    紹介するページもついています。

  -----
  目玉焼きの出現率が高い!
  バズーのパンと目玉焼きだったり、
  カルシファーの火で作るベーコンエッグだったり、
  コクリコ坂の朝食に出てくるハムエッグだったり。

  これに感化されて、夕食の一品に
  ベーコンエッグを作りました。

  私ドーラの食べるハムと、
  パズーが夜勤のために買いに行く
  肉団子入りのシチューみたいなものが
  食べたいです。


●「翻訳できない世界のことば」
  著者:エラ・フランシス・サンダース 訳者:前田まゆみ  創元者 2016年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    外国語のなかには、他の言語に
    訳すときに一言では言い表せない
    ような各国固有の言葉が存在する。
    本書は、この「翻訳できない言葉」を
    世界中から集め、著者の感性豊かな
    解説と瀟洒なイラストを添えた
    世界一ユニークな単語集。
    言葉の背景にある文化や歴史、
    そしてコミュニケーションの機微を
    楽しみながら探究できる。
    小さなブログ記事が一夜にして
    世界中へ広まった話題の書。
    ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
    世界7カ国で刊行予定。

    FORELSKET フォレルスケット/
    ノルウェー語-語れないほど幸福な恋におちている。
    COMMUOVERE コンムオーベレ/
    イタリア語-涙ぐむような物語にふれたとき、
    感動して胸が熱くなる。
    JAYUS ジャユス/
    インドネシア語-逆に笑うしかないくらい、
    じつは笑えないひどいジョーク。
    IKUTSUARPOK イクトゥアルポク/
    イヌイット語-だれか来ているのではないかと
    期待して、何度も何度も外に出て見てみること。
    …他の国のことばではそのニュアンスを
    うまく表現できない「翻訳できないことば」たち。

    【目次】
    002 はじめに
    004 目次
    006 PALEGG ポーレッグ/ノルウェー語
    008 COMMUOVERE コンムオーベレ/イタリア語
    010 MANGATA モーンガータ/スウェーデン語
    012 SAMAR サマル/アラビア語
    014 GEZELLIG ヘゼリヒ/オランダ語
    016 GLAS WEN グラスウェン/ウェールズ語
    018 MERAKI メラキ/ギリシャ語
    020 KILIG キリグ/タガログ語
    022 PISAN ZAPRA ピサンザプラ/マレー語
    024 JUGAAD ジュガール/ヒンディー語
    026 FIKA フィーカ/スウェーデン語
    028 HIRAETH ヒラエス/ウェールズ語
    030 TIMA ティーマ/アイスランド語
    032 KOMOREBI コモレビ/日本語
    034 RAZLIUBIT ラズリュビッチ/ロシア語
    036 KUMMERSPECK クンマーシュペック/ドイツ語
    038 BOKETTO ボケット/日本語
    040 VACILANDO ヴァシランド/スペイン語
    042 KARELU カレル/トゥル語
    044 JAYUS ジャユス/インドネシア語
    046 SHLIMAZEL シュリマズル/イディッシュ語
    048 UBUNTU ウブントゥ/ズールー語
    050 GURFA グルファ/アラビア語
    052 TREPVERTER トレップヴェルテル/イディッシュ語
    054 STRUISVOGELPOLITIEK ストラウスフォーヘルポリティーク/オランダ語
    056 WABI-SABI ワビサビ/日本語
    058 MAMIHLAPINATAPAI マミラピンアタパイ/ヤガン語
    060 RESFEBER レースフェーベル/スウェーデン語
    062 TIAM ティヤム/ペルシア語
    064 YA'ABURNEE ヤーアブルニー/アラビア語
    066 FEUILLEMORT フイユモール/フランス語
    068 PORONKUSEMA ポロンクセマ/フィンランド語
    070 WARMDUSCHER ヴァルムドゥーシャー/ドイツ語
    072 NUNCHI ヌンチ/韓国語
    074 'AKIHI アキヒ/ハワイ語
    076 MURR-MA ムルマ/ワギマン語
    078 GOYA ゴーヤー/ウルドゥー語
    080 DRACHENFUTTER ドラッヘンフッター/ドイツ語
    082 SZIMPATIKUS シンパティクシュ/ハンガリー語
    084 IKTSUARPOK イクトゥアルポク/イヌイット語
    086 FORELSKET フォレルスケット/ノルウェー語
    088 TRETAR トレートール/スウェーデン語
    090 TSUNDOKU ツンドク/日本語
    092 SGRIOB スグリーブ/ゲール語
    094 KABEL SALAT カーベルザラート/ドイツ語
    096 NAZ ナーズ/ウルドゥー語
    098 LUFTMENSCH ルフトメンチュ/イディッシュ語
    100 SAUDADE サウダージ/ポルトガル語
    102 COTISELTO コティスエルト/カリブ・スペイン語
    104 WALDEINSAMKEIT ヴァルトアインザームカイト/ドイツ語
    106 CAFUNE カフネ/ブラジル・ポルトガル語
    108 KALPA カルパ/サンスクリット語
    110 謝辞
    111 著者略歴
    112 訳者あとがき・訳者略歴

  -----
  ネットの記事で気になって手に取った一冊。

  イタリア語の「COMMUOVERE コンムオーベレ」
  の”涙ぐむような物語にふれたとき、
  感動して胸が熱くなる。”がお気に入り。
  日本語では、「木漏れ日」「わびさび」「積読」
  が紹介されています。


●「チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします」
  著者:伊東フミ  KADOKAWA 2015年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「お菓子企画」のお仕事のリアルを
    描くお仕事コミックエッセイ!
    新商品の「企画室」に配属された
    新人OLが、最高のチョコレートを
    生み出すべく大奮闘!
    泣いて、笑って、こだわり抜く。
    あま~いチョコレートの甘くはない
    お仕事ぶりを描く女の子のお仕事
    応援コミックエッセイ!

  -----
  まず、「チロルチョコ」って会社名でも
  あるんですね。知らなかった。
  あと、チロルチョコが少し大きくなって
  10円から20円になったのは、
  バーコードの関係だったのですね。

  商品開発の裏側にある努力には頭が
  下がります。
  とても楽しく読まさせてもらいました。

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2017.10.13

最近読んだ本一覧504

●「いつか別れる。でもそれは今日ではない」 著者:F
  KADOKAWA 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    すべての大人の夜に

    真夜中が、寂しくてよかった。
    なにかに悩んだり、なぜか眠れない
    一人の夜、ふと読みたくなる一冊。

    どんなに好きなものも、愛している人も、
    いつか別れてしまう。
    なんどでもそのことを忘れてしまう。
    だから、なんどでも思い出さないと
    いけない。

    Twitterフォロワー数13万人超の
    「F」がつむぐ、寂しいと言えなく
    なったすべての大人のためのエッセイ。

    1章「恋愛講座、もしくは反恋愛講座」
    では、女と男・愛・セックスを
    メインテーマに、好きという気持ちとは
    何か、見た目と中身どちらが大切か、
    色気についてなどエッセイ16篇を、

    2章「優等生の皆様、不良の皆様」
    では、より良い人間関係とはなにかを
    メインテーマに、友達がいない人、
    人たらしな人、嫌いな人、コミュニ
    ケーション能力についてなどの
    エッセイ14篇を、

    3章「寂しいって言って」では
    孤独・嫉妬・自信・感性など、
    自分との向き合い方をテーマに、
    10代・20代の背中をそっと
    一押しする、ちょっと切ない
    エッセイ14篇を、

    最終章「恋愛を越えろ、夜を越えろ、
    永遠を越えろ」では片思い・失恋・
    結婚などをテーマに、本当に大切な人
    との向き合い方を綴った独自の
    エッセイを21篇収録。

    計65篇のほのかに温かく、絶妙に
    鋭い文章がすっと入ってきます。

    読み終わった後、二人の時間も、
    一人の時間も、今よりきっと、
    愛おしくなる。

  -----
  10代後半から20代前半位に
  読みたかったな。
  もしかすると、ちょっとだけ、違った
  考え方ができたかもしれないな、と
  思いました。

  エッセイの内容とは直接的に関係が
  ないけど、この本を読んで、ふと気
  づいたことがありました。

  これまで物心がついて40ウン年間、
  「時間を全く気にせずに過ごしたことは
  ないな~?」と。
  明日、学校があるから、バイトがあるから、
  仕事があるから、朝起きなくちゃいけないから
  もう寝ないといけないとか、
  朝になったから、12時になったから、
  夕方になったからご飯を食べなきゃ
  いけないとか、ずーっと、ずーっと
  時間を考えた生活を送ってきました。
  でも、中には、引きこもりの方のように
  好きな時に起きて、好きな時にすきなものを
  食べて過ごしている人もいるんだと。
  全く先のことを気にせずに
  自分が思うように過ごしてみたいと
  思いました。
  年を取ってからするとボケてしまいそうなので、
  老後とは言わず、もっと若いうちに
  やってみたいです。
  あぁ、子どもの面倒見ている間は無理
  なんだろうなぁ。


●「蜜蜂と遠雷」 著者:恩田陸  幻冬舎 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    俺はまだ、神に愛されているだろうか?

    ピアノコンクールを舞台に、人間の
    才能と運命、そして音楽を描き切った
    青春群像小説。

    著者渾身、文句なしの最高傑作!

    3年ごとに開催される
    芳ヶ江国際ピアノコンクール。
    「ここを制した者は世界最高峰の
    S国際ピアノコンクールで優勝する」
    ジンクスがあり近年、覇者である
    新たな才能の出現は音楽界の事件と
    なっていた。養蜂家の父とともに
    各地を転々とし自宅にピアノを
    持たない少年・風間塵15歳。
    かつて天才少女として国内外の
    ジュニアコンクールを制覇しCD
    デビューもしながら13歳のときの母の
    突然の死去以来、長らくピアノが
    弾けなかった栄伝亜夜20歳。
    音大出身だが今は楽器店勤務の
    サラリーマンでコンクール年齢制限
    ギリギリの高島明石28歳。
    完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と
    目される名門ジュリアード音楽院の
    マサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
    彼ら以外にも数多の天才たちが
    繰り広げる競争という名の自らとの
    闘い。第1次から3次予選そして
    本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

  -----
  第156回(2016年下半期)直木三十五賞、
  第14回本屋大賞を受賞作品。
  2段組みの508ページの超大作。

  直木賞受賞作ということで、全く内容も
  知らないまま本を開いたのですが、
  冒頭から、引き込まれまくり。
  仕事もあるので、数回に分けては読みましたが、
  気分的には一気読みの感じです。
  面白い!ピアニスト、クラシックの真髄は
  理解していませんが、登場人物が愛おしく、
  主で取り上げられる4人の最終結果が
  どうなるのか、気になって気になって仕方が
  ありませんでした。
  4人とも、自分達が納得のいく、
  すばらしい結果になってほしいと願うばかり
  でした。
  最終結果に対して、不満を抱くこともなく、
  読後感も最高でした。

  もしかすると音楽に興味がない人は
  読みづらいかもしれませんが、4人の成長記
  だと思って読んでもらえればと思います。


●「6時だよ 全員退社! 生産性を上げる黄金ルール」
  著者:田中健彦  日本経済新聞出版社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ◆本書では、生産性を上げる
    「黄金ルール」として、二つのことを
    述べます。
    (1)いかに効率化を進めるか
        --働く時間を短くする
    (2)いかに価値のある仕事をするか
        --付加価値の高い仕事をつくり出す
    多くの類似の本では、(1)の効率化だけを
    述べています。それだけでは、海外の
    ライバルに長期的には負けてしまいます。
    若い社員も息が詰まってしまいます。
    価値のある仕事を生み出す職場には
    開放感と躍動感があります。そして、
    この両方とも、予算、会議、考査、
    仕事の割り振りを握っている
    マネジャーしか差配することはできません。

    ◆本書では、次のように、「無駄を減らす」
    「効率を上げ、価値を高める」具体的な
    方法を伝えます。
    ・徹底した無駄取り:
     大会議、定例会議をやめる、
     会議は立って行う、全員に情報公開、資料は
     つくらない、賢いメール術の普及、紙の電子化、
     テレワークなどなど--これらを徹底する
     だけでも、仕事の流れ、社員のやる気が
     変わってきます。
    ・部下のやる気を引き出す成果主義:
     目標管理制度の新しい世界
     --「頑張る姿を見せる」から
     「効率良く働く」へ
    ・仕事の割り振りとフォロー:
     上司は仕事を分析、定義してから
     アサイン、無駄な「ホウレンソウ」を減らす
    ・リーダーの質問力:
     「良い質問」を部下に与え、部下も自分も
     育てる
    ・正しい残業の減らし方:
     「ダラダラ残業の男性社員」を
     「飛んで帰宅社員」に変える
    ・トヨタ生産方式をオフィスに導入する:
     大改革は社長のコミットメントで決まる
    ・付加価値のある仕事をつくる:
     強い会社を作る「アイデア発掘」運動
    --このようなプロセスを通じて、
     会社・職場が「考えるチーム」になり、
     生産性が上がり、本当の「働き方改革」が
     実現できる道を解説します。

    第1章 無駄を徹底して省く
    第2章 「ホウレンソウ」はいらない
        --無駄を省く仕事のアサイン法
    第3章 リーダーの質問力が高いほど、
        部下の生産性が高まる
    第4章 成果主義を徹底すれば、社員は
        安心する
    第5章 正しい残業の減らし方--
        長時間労働を助長する「考え方」を
        捨てる
    第6章 日本の職場でも、本当の効率化ができる
    第7章 付加価値を追求する「考える集団」へ
    第8章 一目でわかる全員が6時に帰れる
        仕事のやり方

  -----
  著者の田中健彦さんは、1968年、慶応義塾大学
  工学部卒業。同年、富士通入社、小型コンピュータ
  開発に従事。1992年、米国富士通パーソナル
  システムズ勤務。1996年、フィンランド富士通
  コンピューターズ・ヨーロッパ副社長。
  1999年、ドイツ富士通シーメンス・コンピュー
  ターズ副社長。
  2002年、富士通パソコンシステムズ社長。
  2005年、退社後、著作家・翻訳家として活動
  されています。

  「蜜蜂と遠雷」を読んで、物語の余韻に
  浸りたくて、小説は読まずに、実用書を
  読んでみました。
  今の自分の仕事場にあてはめやすかったので
  読みやすかったです。(実現できるかはまた
  別のお話ですが。。。)
  どちらかというと一般社員ではなく、
  幹部社員向けの読み物だと感じました。
  でも、この考え方に戻づいて、幹部社員が
  動くときに、一般社員もこの考え方を納得し、
  賛同できれば、「働き方改革」はスムーズに
  進むのだと思います。

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2017.10.07

最近読んだ本一覧503

●「よるのばけもの」 著者:住野よる  双葉社 2016年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    夜になると、僕は化け物になる。
    寝ていても座っていても立ってい
    ても、それは深夜に突然やってくる。
    ある日、化け物になった僕は、
    忘れ物をとりに夜の学校へと忍び
    こんだ。誰もいない、と思っていた
    夜の教室。だけどそこには、なぜか
    クラスメイトの矢野さつきがいて--。
    ベストセラー『君の膵臓をたべたい』
    『また、同じ夢を見ていた』に続く、
    住野よる待望の最新作!!

  -----
  クラスメイト全員からいじめられている
  中3の矢野さつき。
  さつきは、喋り方も変で、変な箇所で
  言葉を区切ったり、行動も他の子と
  変わっていたりする。

  さつきと同じクラスで主人公の
  安達(”あっちー”と呼ばれる)は
  夜になると、目が8つ、手足が6本、しっぽが
  4本の黒いバケモノに変身し、夜は
  眠らなくてもいい。

  夜はさつきと話すのに、昼間は
  さつきを無視。

  そんな安達の心の動きを描いた作品。

  暗い。とにかく、暗いイメージ。
  さつきの会話文が、へんなところに読点が
  あるので、ちょっと読みにくい。
  反面、すらすらと読めないので、
  1文字1文字を大事に読み進められます。


●「空に咲く恋」 著者:福田和代  文藝春秋 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    イケメンなのに、女性に触れると
    呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー
    (おばあちゃん世代なら大丈夫)の
    三輪由紀。実家の花火屋を継げという
    プレッシャーと、やたら自分を追いかけ
    回す女の子たちから逃れるため放浪の
    旅に出た。流れ着いたのは新潟県山古志。
    そこでは生来のヘタレぶりを発揮し、
    村の人に世話になって現実逃避している
    ことを自覚しつつも、それなりに平穏な
    毎日を送っていた。
    しかしある日、由紀の人生を変える
    出来事が起こる。由紀が街に出ようと
    したとき、交通事故に遭遇したのだ。
    事故自体は小さかったものの、なんと
    花火を積んだ軽トラックが巻き込まれ
    ていた。花火に引火すれば大惨事を
    招きかねない。慌てた由紀はすぐさま
    積荷を下すため手伝いに走り、事なき
    をえた。その軽トラックに乗っていたは、
    清倉花火店の跡取り娘清倉ぼたん。
    男勝りでずけずけものを言うぼたんに、
    気の弱い由紀は圧倒されてしまう。
    だが、なぜかぼたんに対してだけは
    女性アレルギーが出ず、不思議と
    親近感を抱く。
    後日、事故で助けてもらったお礼にと、
    由紀は清倉花火店が参加する長岡の
    花火大会に招待される。これまで
    花火から目を背けてきた由紀だったが、
    久しぶりに見た花火の美しさ、それを
    見上げる人々の姿に心を打たれる。
    そして自分の中にある花火への憧れに
    気づく。由紀は花火師になろうと決意
    するが、ぼたんを女性として意識した
    途端、彼女に対してもアレルギーが
    発症してしまう。おまけにぼたんに
    アプローチするライバルも出現。
    さらにせっかく帰った実家では、家出に
    激怒していた父親に邪魔者扱いされる
    始末……。由紀は花火師として独り立ち
    できるのか?恋のゆくえは?
    ヘタレ男子と元気女子が、溢れる思いを
    空に打ち上げる!
    夏を彩る青春ボーイミーツガール物語!

  -----
  これまで読んだ福田さんの作品はアンソロジーと
  して収録されていたものばかりで、単行本を
  読むのは初めてです。

  「SF 宝石」 レテの水
  「警官の貌」  シザーズ
  「SF 宝石 2015」
     最後のヨカナーン
  「アンソロジー 捨てる」
     捨ててもらっていいですか?
  「痛み」    シザーズ
  「迷:まよう」 迷い家

  福田さんは警察モノのお話のイメージが
  強かったのですが、今回は青春&恋愛小説で、
  とても読みやすく、個人的には好きな
  ストーリーでした。

  女性アレルギーで、花火屋の家業を継ぐの
  から逃げ、社会人として過ごすことからも
  逃げていた主人公・三輪由紀(よしき)が、
  長岡の花火に見せられ、
  自分で花火を作ろうと決め、実家に
  戻り修行をするお話。
  清倉ぼたんという同年代の花火師と出会い、
  恋に落ち、さらに、ぼたんを狙う大阪の
  蒼天煙火商会の児嶋からも睨まれ、
  恋も花火も切磋琢磨する。

  強気な姉・京(みやこ)もいいエッセンスと
  なって、軽快な展開で、
  どんどん読み進められます。

  読んでいて、楽しかったです。


●「『星の王子さま』隠された物語」 著者:鳥取絹子  ベストセラーズ 2014年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『星の王子さま』が子どものための
    物語ではない理由。サン=テグジュペリは
    「子どものほうが正しい」と主張する
    ばかりではなかった。
    孤独とともに過ごした四十代が
    “どこか寂しげな王子さま”を生んだ。
    星めぐりの放浪のなかで登場する
    「おとなたち」が示すもの。
    サン=テグジュペリの分身でもあった
    「星の住人たち」。
    サン=テグジュペリの死生観がこめら
    れている“王子さまの謎の結末”。
    元祖・内藤濯訳をもとに、世界中で
    愛され続ける『星の王子さま』の
    魅力と深層に迫る-!

  -----
  はりゅが図書館で借りてきた本で、
  私は「星の王子さま」を読んだことがないにも
  かかわらず、読み始めました。
  はりゅに、「星の王子さま」のあらすじを聞くと、
  はりゅも「サン=テグジュペリが砂漠時に
  不時着して書いた物語やろ?」しか教えて
  くれませんでした。
  後で聞くと、はりゅもサン=テグジュペリの
  伝記は読んだことがあるけど、「星の王子さま」
  自体は読んだことがないとのこと。
  「『星の王子さま』の本かと思って借りたら、
  違うかった」とのこと。

  サン=テグジュペリが「星の王子さま」に
  込めた思いを論じている本です。
  意訳し過ぎの内藤濯さんをディスっている
  のかと思いきや、最後は絶賛しているし、
  サン=テグジュペリがいかにマザコンだった
  かが、印象に残った本でした。

  まぁ、とにもかくにも、まずは「星の王子さま」
  自体を読んでみたいと思います。


●「猫が見ていた」 著者:湊かなえ、有栖川有栖ほか
  文藝春秋 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    現代を代表する人気作家たちが猫への
    愛をこめて書き下ろす猫の小説、
    全7編。作家の家の庭に住みついた
    野良猫。同じマンションの女の猫が
    迷い込んできたことで揺れる孤独な
    女の心。猫にまつわる名作絵本に
    秘められた悲しみ…ミステリアスな
    猫たちに翻弄される文庫オリジナル
    アンソロジー。
    巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。

    【目次】
    マロンの話(湊かなえ)/
    エア・キャット(有栖川有栖)/
    泣く猫(柚月裕子)/
    「100万回生きたねこ」は絶望の書か
    (北村薫)/
    凶暴な気分(井上荒野)/
    黒い白猫(東山彰良)/
    三べんまわってニャンと鳴く(加納朋子)

  -----
  ・マロンの話(湊かなえ)
    マロンという猫の子・ミルが語り手となり、
    母猫のことを語る内容。
    マロンは淡路島の三熊山から下りて、
    ご主人と奥さんと子どもがいる家に住み着いた。
    奥さんは小説家。
    ご主人が動物を飼うことを嫌っていたので、
    奥さんと子どもは、内緒で庭に住わせた。
    マロンを飼い始めてから、奥さんは
    賞をもらったり、いいことが起きた。

  ・エア・キャット(有栖川有栖)
    密室で起きたと思われた殺人事件。
    (実は密室ではなかった。)
    被害者の男性は以前猫を飼っていたが
    猫が亡くなったため、それ以降、
    「エア・キャット」をかわいがっていたという。

    お話の中に有栖川先生と朝井先生という
    ミステリー作家が登場します。

  ・泣く猫(柚月裕子)
    心臓発作で亡くなった母・紀代子のアパートを
    片づけにきた真紀。

    紀代子は男をとっかえひっかえし、新しい
    男ができる度に、真紀を施設に預けた。
    55歳で亡くなった母とは高校2年生の時に
    別れて以降、17年間会っていなかった。
    母を恨んでいる真紀。

    母のアパートにいると、母の同僚だという
    サオリが訪ねてきた。
    母はアパートの近くに住み着いている
    猫には全部「マキ」と名付けて呼んでいたという。
    真紀の頬に涙が流れる。

  ・「100万回生きたねこ」は絶望の書か
    (北村薫)
    小説家の古希のお祝いが何がよいかと
    編集者が尋ねると、野球チームを作って
    野球がしたという。

  ・凶暴な気分(井上荒野)
    主人公はあくどい自費出版社に勤める女性。
    同じマンションの女性がペット禁止だという
    のに、ヒカリという名の猫を飼っていた。
    その猫が部屋のドアの前にいたので、
    自室に連れ込んでしまう。
    その後、自社の賞に応募してきたターゲットの
    女性がヒカリの飼い主だった。

  ・黒い白猫(東山彰良)
    刺青店(タトゥーショップ)が多く軒を連ねる
    西門町。通称・紋身街。
    主人公はこの近くに住むボク。
    ニン姉さんの刺青店「猫眼(キャッツアイ)」
    は紋身街の奥にあり、白猫にタトゥーをした
    黒猫を飼っていた。

  ・三べんまわってニャンと鳴く(加納朋子)
    キャッチコピーが、
    「三べんまわってニャンと鳴け!」という
    スマホゲーム「キャッチ・ザ・キャット」に
    はまったサラリーマン。
    主人公が通っている美容室の娘さんの
    美容師さんがガチャを引くと、超レアキャラの
    猫が出現した。


●「絵本星の王子さま」 著者:アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ
  訳者:池澤夏樹  集英社 2006年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「あるとき、ぼくの乗った飛行機が
    故障して、ぼくはサハラ砂漠に
    不時着した。飛行場でないところに
    降りてしまったんだ。」
    そこでぼくは不思議な少年=王子さまに
    出会う。彼は、どうやらバラと
    うまくいかなくなって、住んでいた
    小惑星B612を旅立ち地球にたどり
    ついたらしい。「ヒツジをほしがって
    いる王子さまがいて、王子さまは
    友だちもほしかった。沙漠でぼくと
    出会って友だちになった。
    これがいちばん大事なこと。」
    けれどもやがてふたりには別れのときが
    おとずれる、
    「大切なものは目にみえないんだよ」と
    いうキツネの言葉をぼくに残して。

    池澤夏樹訳による初めての絵本化。
    子供が読める!子供と読める!
    声に出して読める!
    原作の魅力を一層鮮明にした新しい
    『王子さま』です。

  -----
  先に、絵本を読んで概要をつかもうと思い
  ました。
  うん!正解。
  ストーリー展開は理解できました。


●「緑の窓口 ~樹木トラブル解決します~」
  著者:下村敦史  講談社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「全ては樹木が語ってくれました」

    『闇に香る嘘』『生還者』で注目の
    乱歩賞作家が挑む新境地。
    樹木トラブルの裏には、人の“想い”が
    隠れている!
    笑って泣ける、人の心と樹木をつなぐ
    6つの連作ミステリー

    新設された「緑の窓口」への異動を
    言い渡された区役所職員の天野優樹。
    えっ…、それって切符を買うところじゃ……。
    疑問を抱いたのも束の間、「庭にある
    スギの伐採をめぐって家族仲が
    ギスギスしています。なんとかして
    ください」との依頼が届く。
    そう、ここは市民の樹木トラブルを
    解決する部署だった!
    花粉症で樹木嫌いの先輩・岩浪とともに
    依頼先に向かった天野。
    しかし、そこにはスギを愛でる先客が。
    「柊紅葉といいます。樹木医です。」
    清楚な美人の登場に胸をときめかせる
    天野だったが、事態は意外な展開を見せ……。

    【目次】
    プロローグ
    症例1 スギを診せてください
    症例2 クヌギは嘘をつきません
    症例3 モッコクの落とし物です!
    症例4 ソメイヨシノは実は、
    症例5 チャボヒバを前に無力です……
    症例6 全ては、樹木が語ってくれました
    エピローグ

  -----
  樹木を主題にしたほんわかミステリー。
  変わり者の樹木医・柊 紅葉(ひいらぎ くれは)
  と市役所)環境対策課)緑の窓口の
  天野優樹(24歳)と先輩の岩浪大地(26歳)
  が市民の樹木に関する問題を解決する。

  天野と紅葉のこれからの関係も気になる。
  続編、期待です!!


●「100億人のヨリコさん」 著者:似鳥鶏  光文社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    極貧学生寮の寮生たちが世界破滅の
    危機に挑む!…嘘みたいですが、
    ホントにそういうお話です。
    某大学キャンパスの奥の奥、深く
    大きな池と農学部演習林に挟まれた
    未開のエリアにあると噂される
    「富穰寮」。個性的すぎる学生
    その他(?)が住むという。
    緑色のキノコや医療用のアルコール
    をはじめ、奇妙な食材を取りそろえ、
    夜な夜な宴会が開かれているという。
    血まみれの女性が天井や窓の外に
    出現するという。その女性の名は、
    ヨリコさんだという。…あくまで噂。
    しかして、その実態は!?
    エンタメ史上に残る凶悪ヒロイン、
    大量出現!?
    圧倒的な熱量で奇想が暴走する、
    傑作パニックサスペンス!

  -----
  大学2年生になり学校紹介で正当に紹介される寮から
  追い出された主人公の教育学部2年・小磯。
  お金がないので、学生課の職員も「本当にいいのか?」
  と念押しされた隠れた寮「富穰寮」に入ることに。
  家賃が¥1300。
  そこには、先輩と、農学部の儀間、
  工学部3年でベナン共和国出身の
  マフトンジ・フェルナン=グバグイディ、
  車いす生活の汪(ワン)、そして、学生寮だと
  いうのに、シングルマザーでスーパーで
  勤務する若月菜緒と小学4年生のひかりが
  住んでいた。

  皆、貧乏ながらも、近くの池でとれた魚や
  雑草を天ぷらにして食べて楽しい生活を
  送っていた。
  「富穰寮」ではヨリコさんと呼ばれる白い洋服を
  着た血だらけの女性の幽霊がよく現れた。
  そのヨリコさんが、世界中のいたるところに
  現れるようになり、世界中がパニックになる。


●「星の王子さま」
  著者:アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ 訳者:内藤濯  岩波書店 1962年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    以下の商品説明は、2000年に
    出版された復刻版の商品説明。

    著者の生誕100年を記念し作られた復刻版。
    挿絵は著者自身が描いた米オリジナル版
    そのままの絵が載せられている。
    これまで親しんできた挿絵と比べると
    輪郭がはっきりしていて鮮明、そのほかにも
    「ささいな違い」を見つけながら読み
    進めていく楽しみもある。

    本書は、ストーリーの展開を楽しむ意味に
    おいては子ども向けだが、むしろ大人向けの
    メッセージに満ちていて、本来人間には
    「心の目」が備わっているということを
    呼び起こされる。その、真実を見ることの
    できる「心の目」をもって、大切にして
    いかなければならないモノを感じ取り、
    それを生かしていくことで人は豊かに
    なれるはずなのだが、さまざまなことに
    心を奪われ見えなくなっていき、やがて
    見ようともしなくなる
    (王子が訪れた星に住む大人たちは点灯夫
    以外その象徴のようでもある)。

    キツネの言葉
    「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない
    ってことさ。かんじんなことは、
    目には見えないんだよ」は
    著者からの、大人、そしてこれから大人に
    なる子どもたちへの警鐘なのかも
    しれない。

  -----
  有名なキツネの言葉もよいですが、
  私は「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくして
  いるからだよ…」という王子さまの言葉が好きです。


●「香菜とななつの秘密」 著者:福田隆浩  講談社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    小学校5年の香菜は幼い頃から、
    引っ込み思案で恥ずかしがり屋で、
    人前で話すことが苦手だった。
    心配をした母が「ことばの教室」に
    通わせてくれて、高学年になるころ
    には教室で発表したり友だちに話し
    かけたりもできるようになっていた。
    それでも聞き上手で慎重な性格は
    変わることはなく、学校の中でも
    通学路でもいつもいろいろな事に
    耳をすませて観察をするので、
    皆が気がつかないことにも
    気がついてしまうのだ。
    引っ込み思案な香菜が”聞き上手”と
    ”観察眼”を武器に学校のいろいろな
    秘密を見つけ出し、友だちと一緒に
    解決していく、ほんわりとあたたかい
    学校ミステリー。

    もくじ
    第1章 朝の秘密
    第2章 学年文庫の秘密
    第3章 先生の秘密
    第4章 読み聞かせの秘密
    第5章 干支の秘密
    第6章 続きの秘密
    第7章 広瀬くんの秘密

  -----
  主人公の香菜と転校生の広瀬くんが、
  学校内のちょっとした謎を解いていきます。

  学校ミステリーといっても、高校などが
  舞台のライトノベル的なものではなく、
  小学校が舞台なので、イヤな気持ちに
  なるような事件は起こりません。

  読んだ後、すごくホンワカした気持ちになる
  児童書です。


●「火災調査官」 著者:福田和代  東京創元社 2019年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    火災調査官とは、火災の原因を
    調べる消防職員のことである。
    東京消防庁予防部調査課に勤める
    火災調査官・東は、仕事熱心だが、
    同時に火に魅せられている変わり者。
    ある日彼は、目黒区柿の木坂の空き家で
    起きた放火の調査に乗り出す。
    消火活動にあたったのは、東の
    学生時代の先輩であり、現在は
    目黒消防署八雲出張所のポンプ車
    小隊長を勤める白木。そこで東は、
    彼から犯人の遺留物と思しき、
    ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』の一部を
    模写した絵を見せられる。そして、
    その事件をきっかけに、連続して
    都内で放火事件が発生。現場には
    必ず同じ絵が落ちていた……。
    圧倒的なリーダビリティで描く、
    新境地にして渾身の長編ミステリ。

  -----
  東京消防庁の東(あずま)が主人公。
  火災現場の後に、必ず、ダ・ヴィンチの
  複製画と、百人一首の句が残されている。
  その句の中に含まれる名前の人物に
  関する建物が放火されているのに気付く。
  過去、バブル期に発生したホテルの乗っ取り
  騒動が、この連続放火につながっているようだ。


  とにかく、登場人物が多い。
  消防関係、警察関係、そして、被害者や
  被害者に関係する人物たち。

  巻頭に主な登場人物の一覧があったのですが、
  自分でメモしながら、一気に読んだので
  よかったです。
  分断して読んでしまうと誰が誰やらわからなく
  なってしまうところでした。


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2017.09.21

最近読んだ本一覧502

●「狐と韃 知らぬ火文庫」 著者:朱川湊人  光文社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    妖も怪異も、すぐ側にあった-。
    やまと心、あな不可思議なり。
    日本最古の説話集『日本霊異記』を、
    大胆かつ奔放に潤色!

    【目次】
    サカズキという女/髑髏語り/
    射干玉国/夜半の客/狐と韃/
    蛇よ、来たれ/塵芥にあらず/
    舎利菩薩

  -----
  「日本霊異記」を元に朱川さんが脚色した
  と思われる作品集。
  どれも妖艶な雰囲気で、面白かったです。


●「少女は夜を綴らない」 著者:逸木裕  KADOKAWA 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    “人を傷つけてしまうかもしれない”
    という強迫観念に囚われている、
    中学3年生の山根理子。彼女は
    小学6年生のときに同級生の加奈子を
    目の前で“死なせてしまった”ことを、
    トラウマとして抱えていた。
    “身近な人間の殺害計画”を
    “夜の日記”と名付けたノートに
    綴ることで心を落ち着け、どうにか
    学校生活を送っていた理子の前に、
    ある日、加奈子の弟・悠人が現れる。
    “加奈子の死”にまつわる理子の秘密を
    暴露すると脅され、理子は悠人の
    父親を殺す計画を手伝うことに。
    やむを得ず殺害計画を考えるうち、
    誰にも言えなかった“夜の日記”を
    共有できる悠人に心惹かれていく理子。
    やがてふたりは殺害計画を実行に
    移すが--。

    市内で発生する連続殺人、
    ボードゲーム研究会、“夜の日記”。
    バラバラだった事件は収束し、予想を
    裏切る結末が現れる!

  -----
  「虹を待つ彼女」が衝撃的だったので、
  早速2作目を手に取りました。
  こちらもなかなか趣向が凝らされていて
  面白かったです。


●「yeah! おひとりさま」 著者:新久千映  朝日新聞出版 2013年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    女性ひとりでははずかしくて入店
    できない……女性ひとりでは気まず
    くて体験できない……。
    興味はあってもひとりでは経験
    できないことが女性にはたくさん
    あります!
    そんな世の女性のささやかな憧れを
    体当たりで体験したコミックエッセイ。

  -----
  焼き肉やでも居酒屋でも一人で入ることが
  できます。
  一人で出張に行くことが多かったからかな?
  その土地の美味しいものを食べるには、1人で
  も大丈夫!!
  でも、吉野家には唯一入ることができません。
  らりばどと2人で行ったことはありますが、
  一人で入ったことがありません。入れません。
  怖いです。


●「ベスト本格ミステリ21017」 著者:本格ミステリ作家クラブ
  講談社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    本格ミステリ作家クラブが選んだ
    2016年のベスト本格ミステリ
    短編&評論のすべて!

    小説◎
    何かが足りない方程式(天野暁月)
    早朝始発の殺風景(青崎有吾)
    もう誰も使わない(西澤保彦)
    鼠でも天才でもなく(似鳥鶏) 
    言の葉(コトノハ)の子ら(井上真偽)
    交換日記(葉真中顕
    シヴィル・ライツ(佐藤究)
    琥珀の心臓(ハート)を盗ったのは(青柳碧人)
    佐賀から来た男(伊吹亜門)
    もしかあんにゃのカブトエビ(倉狩聡)

    評論◎
    『日常の謎』と隠密--
     瀬川コウ『謎好き乙女と奪われた青春』論
     (諸岡卓真)

    解説◎
    ベスト本格ミステリ2017解説(廣澤吉泰)

  -----
  ・何かが足りない方程式(天野暁月)
    ホテルで起きた殺人事件を作家が謎解く。

  ・早朝始発の殺風景(青崎有吾)
    始発電車に乗り込むと同じ高校の同級生の
    女の子が乗っていた。
    彼女はなぜ、始発電車に乗っているのか。
    反面、彼女も僕がなぜ早朝の電車に
    乗っているのかを推理していた。

  ・もう誰も使わない(西澤保彦)
    宅配便の運転手が女性物のバックの紐で
    絞殺され、車の中で発見された。
    動揺の手口で、クリーニング屋の店主も
    殺害される。

  ・鼠でも天才でもなく(似鳥鶏) 
    「彼女の色に届くまで」の「極彩色を超えて」
    の章を若干変えた作品。

  ・言の葉(コトノハ)の子ら(井上真偽)
    保育園で働くエレナは日本語の勉強を
    していた。エレナの招待は…。

  ・交換日記(葉真中顕)
    女児を性被害者とした殺人事件が発生。
    その事件の担当になった先輩刑事に思いを
    寄せる若い女刑事。
    先輩刑事は妻と死別していた。
    この事件が解決したら…。

  ・シヴィル・ライツ(佐藤究)
    暴力団事務所で指を詰めるのに、
    ペットのワニガメが使われる。

  ・琥珀の心臓(ハート)を盗ったのは(青柳碧人)
    老人ホームでテディイベアの胸が
    切り裂かれる事件が発生。

  ・佐賀から来た男(伊吹亜門)
    大政奉還後の日本。
    福岡黒田脱藩の論客・五丁森了介が
    滅多切りにされる事件が発生。

  ・もしかあんにゃのカブトエビ(倉狩聡)
    農家を営む男の前にカブトエビの
    妖精だという男が現れ、米作りを
    手伝う。

  --
  「絶叫」に引き続き、すっかり騙されました。
  葉真中さん、本当に上手。


●「ショートショート列車」 著者:田丸雅智  キノブックス 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    気鋭のSS作家と人気イラスト
    レーターのコラボでおくる
    47都道府県の名所名産から
    紡がれたふしぎなお話。

  -----
  47都道府県で1つずつのショートストーリー。
  高知はカツオの一本釣りを題材にした学生の
  就職活動の話。

  個人的には栃木の「餃子の羽」(飛んでいる
  餃子を捕まえる話)と
  岩手の「河童の釣り堀」が面白かったです。


●「すえっこメリーメリー」 著者:ジョーン・G.ロビンソン
  大日本図書 1999年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    メリーメリーは、五人きょうだいの、
    すえっこです。大きい四人の
    お兄さんお姉さんたちには、
    ちょっとじゃまっけ!
    でも、メリーメリーは、少しも
    くじけません。自分のおもった
    ことを、おもったとおりに行動して、
    みんなを、びっくりさせます。
    -お母さんのあたたかいまなざし
    に見守られて、ひとりと四人の、
    ゆかいな一日がはじまります。

  -----
  図書館司書さんのオススメ本。
  「思い出のマーニー」の作者さん。

  ”メリーメリー”の本名は「メリー」なんだけど、
  なかなか読んでもよき反応がないので、
  ”メリーメリー”なんですね。

  アグレッシブで、超ポジティブシンキングの
  メリーメリー。
  お隣に住んでいる姉妹の2番目の子のようです。


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2017.09.14

最近読んだ本一覧501

●「惑:まどう」 著者:アミの会(仮)  新潮社 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    淡い恋心、男か女か、宇宙人が来襲!?
    火事と焼死体への既視感、そして、
    人生をあの時からやり直すべきか…。
    最強の作家集団、四たび集結。
    全作品書き下ろし。

    【目次】
    かもしれない(大崎梢)/
    砂糖壺は空っぽ(加納朋子)/
    惑星Xからの侵略(松尾由美)/
    迷探偵誕生(法月綸太郎)/
    ヘンゼルと魔女・赤い椀・喫茶マヨイガ(光原百合)/
    最後の望み(矢崎存美)/
    太陽と月が星になる(永嶋恵美)/
    内助(今野敏)

  -----
  ・かもしれない(大崎梢)
    娘に読み聞かせていた
    ヨシタケシンスケさんの絵本
    「りんんごかもしれない」に
    インスピレーションを受けた
    主人公の会社員・昌幸。
    会社のの同僚が、ウィルスメールを
    開き、それが原因か、長野に転勤に
    なった。
    すんなり長野転勤を受けれたのは
    なにか、背景があるのではないかと
    「かもしれない」想像をめぐらす。

  ・砂糖壺は空っぽ(加納朋子)
    体(女)と心が(男)が一致していない
    中学生が主人公。
    塾で気になる女の子が出てきて、
    その女の子と同じ女子高を目指す。
    しかし、入学すると、その女の子は
    いなかった。
    エスカレーター式で短大に進んだが、
    卒業年と同時に閉校。
    しかし、卒業できなかったため、
    缶詰で講義を受ける事になる。
    その春、理事長に呼ばれ、塾で憧れていた
    少女が理事長の孫であることを知る。

  ・惑星Xからの侵略(松尾由美)
    主人公の小学6年生のナオは、3年生の
    トクヤから、宇宙人に呼び出されたので
    同行してほしいと頼まれる。
    宇宙人に会ってみると、トクヤの家の
    倉を他社から攻撃に応えるために
    貸してほしいという。
    宇宙人に倉を貸すと、中からとても大きな
    音が聞こえてきて、しばらくの間、
    ナオの耳が聞こえにくくなった。

    実は宇宙人はもちろん偽物で
    ナオと同姓同名、同い年のピアニストがおいて、
    その子の活躍を阻もうとするものだった。

  ・迷探偵誕生(法月綸太郎)
    探偵の多岐川深青(みさお)のところに
    とある社長が殺された事件の問題を
    持ち込まる。
    社長の部屋には盗聴器が仕掛けられていて、
    その盗聴器が壊れた時刻が殺害時間だと
    思われていた。

  ・ヘンゼルと魔女・赤い椀・喫茶マヨイガ(光原百合)
    マヨヒガに迷い込んでも何も持ち
    帰らなかった女が後日、赤い椀を拾った。
    その椀で米や麦を掬うと、掬っても掬っても
    減らないという。

  ・最後の望み(矢崎存美)
    主人公は臨終間近の老人・倉石悦治。
    死神が現れ、思い残したことを1つだけ
    かなえてくれるという。
    倉石は悩みに悩み、自殺した娘との
    思い出を作りたいと願う。

  ・太陽と月が星になる(永嶋恵美)
    月妃(つきひ)は父親が再婚し、
    妹に陽鞠(ひまり)が生まれた。
    継母は「月妃の名前が変」だと、友人に
    話していた。
    それから継母に反発するため、
    陽鞠を甘やかして甘やかして、
    ダメな人間に育て上げた。

  ・内助(今野敏)
    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。
    竜崎の妻・冴子が空き家で起きた
    火災の事件について、解決のきっかけを
    見つける。


●「短編少年」 著者:伊坂幸太郎,あさのあつこ ほか  集英社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人気作家陣が「少年」をキーワードに
    紡いだ短編作品9本を収録した
    アンソロジー。家族や友人との関係に
    悩む繊細な心情や、背伸びする
    いじらしさなど、少年の魅力が
    ぎゅっと詰まった1冊。

    【目次】
    逆ソクラテス(伊坂幸太郎)/
    下野原光一くんについて(あさのあつこ)/
    四本のラケット(佐川光晴)/
    ひからない蛍(朝井リョウ)/
    すーぱー・すたじあむ(柳広司)/
    夏のアルバム(奥田英朗)/
    正直な子ども(山崎ナオコーラ)/
    僕の太陽(小川糸)/
    跳ぶ少年(石田衣良)

  -----
  「あの日、君と Girls」、
  「あの日、君と Boys」、
  「いつか、君へ Boys」を再編集した
  文庫本です。

  「最近読んだ本一覧296」-
  「あの日、君と Boys」で、
  以下の作品は既読。
    ・逆ソクラテス(伊坂幸太郎)
    ・四本のラケット(佐川光晴)
    ・夏のアルバム(奥田英朗)
    ・すーぱー・すたじあむ(柳広司)

  「最近読んだ本一覧393」-
  「いつか、君へ Boys」で
  以下の作品は既読。
    ・跳ぶ少年(石田衣良)
    ・僕の太陽(小川糸)
    ・ひからない蛍(朝井リョウ)
      「世界地図の下書き」の「三年前」
      の章でもある
    ・正直な子ども(山崎ナオコーラ)
      城之内栄は太っている。
      転校生の山咲王次郎(小学校ではお姉キャラ)
      はマラソンが速いにも関わらず、
      走るのが遅い栄と一緒に走ってくれるという。

  ・下野原光一くんについて(あさのあつこ)
    主人公は遠藤季美(としみ)という背の高い
    女の子で「煙突」と呼ばれていた。
    下野原光一は背が低くて、「チビ丸」と
    と呼ばれていた。
    小学校の頃は一緒に飼育委員をしたことがある。
    光一が目指すN高校を季美も目指して
    勉強を頑張るが、光一の家業が失敗し、
    夜逃げしていなくなってしまう。

●「つまんない つまんない」 著者:ヨシタケシンスケ  白泉社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ユニークな発想の作品の数々で、
    日本中が注目する絵本作家・
    ヨシタケシンスケの新作が登場。
    誰もが経験するタイクツな気分を、
    とことん考え抜いたらこうなった!?
    面白さ満点の「つまんない」絵本!

    せかいいちつまんないゆうえんちって
    どんなところ?いちばんつまんないのって、
    なんさいだろう?ダンゴムシって、
    「つまんないな」っておもうんだろうか?
    おとなはつまんないときどうしてるん
    だろう?…つまんないことをいっぱい
    かんがえるのってたのしい!
    2013年・15年・16年第1位!
    MOE絵本屋さん大賞3冠作家注目の
    新作絵本!

  -----
  主人公の男の子。
  つまんないから、いろんなつまんないことを
  考えて、楽しくなるという話。

  この発想がすごい。
  面白い。


●「小説 BOC 5」 編者:小説BOC編集部  中央公論新社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    創刊1周年を迎える「小説BOC5」は、
    今野敏の「任侠」新シリーズが連載開始。
    取材記などを交え、人気シリーズの世界を
    紹介します。
    共同創作企画「螺旋」もますます好調。
    さらに、伊坂幸太郎や朝井リョウを
    はじめ参加作家全員が街へ繰り出し、
    「あること」をします。
    特集では「文学×マンガ」と題して、
    谷崎没後50周年企画で刊行された
    『谷崎万華鏡』のマンガ家たちが登場
    します。
    読み切り特集はズバリ「決戦前夜」と
    いうテーマで、古今問わず、いろんな
    戦いの直前を小説で描きます!

  -----
  最近は螺旋プロジェクトよりは、
  「続 横道世之介」が楽しみになっています。

  今回は、横道世之介にプラスして、今野さんの
  任侠シリーズ「任侠浴場」が始まりました。
  また、楽しみが増えました。


●「タフガイ」 著者:藤田宜永  早川書房 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    1974年東京。探偵・浜崎順一郎は
    事務所近くで身なりのよい少年を
    保護した。少年を親元に送り届けた
    浜崎は、彼の父親がかつての悪友で、
    今や名家の継嗣となった石雄である
    ことを知る。だが、旧交を温める
    間もなく石雄の義妹が殺された。
    逃亡した容疑者が見つかれば解決と
    思われたが、なぜか石雄は事件に
    関わるなと主張し…
    名家の悲劇と男の友情を描く傑作
    私立探偵小説。

  -----
  今年7月に発売された作品なのに、舞台は
  1974年。
  ニクソン大統領のウォーターゲート事件の
  頃です。

  ハードボイルド探偵のお話です。
  この作品の前作が「喝采」という作品で、
  『ミステリが読みたい!2015年版』国内篇で
  6位にランクイン。
  こちらも読んでみないと。


●「迷:まよう」 著者:アミの会(仮)  新潮社 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    いる。迷うほどに、心を揺さぶる。
    短編の饗宴。最強の作家集団、
    四たび集結。全作品書き下ろし。

    【目次】
    未事故物件(近藤史恵)/
    迷い家(福田和代)/
    沈みかけの船より、愛をこめて(乙一)/
    置き去り(松村比呂美)/
    迷い鏡(篠田真由美)/
    女の一生(新津きよみ)/
    迷蝶(柴田よしき)/
    覆面作家(大沢在昌)

  -----
  ・未事故物件(近藤史恵)
    地元の神戸で就職したが会社が倒産したため、
    東京で就職。上京してきた上野初美は
    アパートの上の階の部屋から朝の4時頃に
    洗濯機の音が聞こえるようになる。
    しかし、上の部屋は空室だという。

  ・迷い家(福田和代)
    什器メーカーの会社員・塩尻敏行。
    ある日、同僚と飲んで帰宅したが、
    記憶がなく、ポケットに盃が
    入っていた。
    突然、記憶がよみがえり、一つの家の
    記憶がよみがえってきた。
    その家を訪ねると、ゴミ屋敷で
    認知症のおばあさんが一人で住んで
    いるという。

  ・沈みかけの船より、愛をこめて(乙一)
    両親が離婚することになった姉弟。
    弟のナオトは、姉についていくという。
    父母への愛情の深さはは同じなので、
    それでは判断できない。
    姉は、離婚後に住むことになる環境や
    両親の財産、交友関係などを調べ、
    どちらについていくのが良いか冷静に
    判断する。

  ・置き去り(松村比呂美)
    旦那の反対を初めて押し切って
    海外のジャングルのトレッキングツアーに
    参加した主婦の瓜生。
    トイレ休憩から帰ってきたら、バスが出発
    した後だった。

  ・迷い鏡(篠田真由美)
    大学のサークル仲間4人で、そのうちの
    メンバの一人の故郷を訪問することに。
    そこで起こった事件について考える。

  ・女の一生(新津きよみ)
    田中和子は、結婚し、子どもも生まれ
    幸せな生活を送っていたが、
    子どもを自転車に乗せてでかける途中、
    飛び出てきた犬に驚いて、転んでしまい、
    子どもは脳挫傷で亡くなってしまう。
    それが原因で離婚。
    一人でつつましやかに過ごしてきたが、
    電車に飛び込んでしまおうとする。
    その前に、飛び出してきた犬の飼い主や
    元夫に復讐をする計画を立てる。

    これまでどちらか一方を選ばなくては
    ならないときに、もう一方を選んだ自分も
    その道で幸せな道を歩んでいるんだと
    思う様にしてきた主人公。
    「私が選んできた道が正しい」と思う
    私の考え方とは違いますが、そういう
    考え方もあるな、と気付きました。

  ・迷蝶(柴田よしき)
    妻にも先立たれ、早期退職後の楽しみと
    して、蝶の写真撮影を趣味に選んだ久松孝太郎。

    迷蝶のカバマダラを狙いに行った際、
    杉江健司というカメラマンに出会う。

    久松は会話の中で、杉江が息子が池に
    転落した原因を作った男ではないかと
    推測する。

    反面、杉江は実はその犯人ではなく、
    反対に久松に恨みを持っていた。

  ・覆面作家(大沢在昌)
    主人公の作家は、編集者から覆面の
    女性作家が主人公のファンだという。
    その女性作家は、大学時代の友人・海老名
    の妻ではないかと推測する。
    海老名は、主人公に小説を書くように
    薦めてくれた人物であった。
    海老名はその後、ゲーム開発者として
    名を上げたが、最期は癌でホスピスに
    入っていた。
    その時に海老名の妻に会ったことがある。

  --
  「惑:まどう」と「迷:まよう」が同時に
  刊行。合わせて「迷惑」。
  惑って、迷ったら、「迷惑」になるんだな。


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2017.09.07

最近読んだ本一覧500

●「誰にも探せない」 著者:大崎梢  幻冬舎 2016年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京の半グレ集団、美人ジャーナリスト、
    消えた幼馴染み、そして平凡な大学生……
    誰が味方で、誰が敵か。
    手に汗握る青春ミステリー!
    大人になって探す埋蔵金は、冒険ごっこ
    ではすまないのかもしれない

    ケンカ別れした幼馴染みの伯斗が
    数年ぶりに晶良の前に現れた。
    幼い頃に夢中になった「埋蔵金が
    眠る幻の村を探そう」と言う。
    かつて祖母からこっそり手に入れた
    幻の村の地図。
    それは晶良と伯斗の友情の証、
    二人だけの秘密の冒険だった。
    今になって一体なぜ?
    わだかまりを感じながらも、半信
    半疑で再び幻の村を目指そうとした
    矢先、伯斗の消息が途絶えてしまう。
    さらに“お宝”を狙う連中が晶良に
    迫り……。幻の村とは?
    伯斗の目的は本当に埋蔵金だったのか?

  -----
  なかなか入り込めなかった作品。
  武田信玄のお宝さがしから、
  振り込め詐欺グループに話は展開。

  発想はすごいと思うけど、
  自分の身の回りには当てはまらないので、
  感情移入もできませんでした。


●「オトーさんという男」 著者:益田ミリ  光文社 2009年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「娘」の目に、オトーさんはこう映っ
    てます!なんでもお母さんを経由して言う。
    二人っきりになると話すことがない。
    誉めてもらおうといちいち報告する。
    私物が少ない。チャンネル権を握って
    いる。わかりやすくてわかりにくい、
    それがオトーさんという男。

  -----
  『お母さんという女』と対になる作品。

  益田さんのお父さんは物静かで
  人の気持ちをおもんばかるタイプの
  お父さんかと思いきや、結構
  自分勝手な点があるお父さんでした。。。

  娘にとって、お父さんの生態は
  よくわからないものです。


●「ロボット・カミイ」 著者:古田足日 絵:堀内誠一  福音館書店 1982年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    カミイは紙のロボット。
    いたずらでわがままで泣き虫ですが
    力もち、幼稚園に入って大さわぎを
    おこします。集団生活での子どもの
    心理を巧みにとらえた作品。

  -----
  小学生の頃に読んだ本を懐かしんで
  手に取りました。

  カミイはもっと思いやりのあるロボット
  だったと記憶していたのですが、
  全然違っていて、終始わがままし放題。
  自分の思い違いに、ガッカリして
  しまいました。
  いい記憶違いのままでよかったかな。

  とはいえ、正しい内容を理解できて
  よかったです。

  この本は今も実家にあるのだろうか。


●「宮辻薬東宮」 著者:宮部みゆき、辻村深月ほか  講談社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ちょっぴり怖い、だからおもしろい。

    これぞエンタメ!!
    前代未聞の「ミステリー短編バトンつなぎ」

    「宮辻薬東宮」(みやつじやくとうぐう)

    宮部みゆきさんお書き下ろし短編を
    辻村深月さんが読み、短編を書き下ろす。
    その辻村さんの短編を薬丸岳さんが読み、
    書き下ろし……
    今をときめく超人気作家たちが2年の
    歳月をかけて“つないだ”ミステリー
    アンソロジー。

    「人・で・なし」(宮部みゆき)
    「ママ・はは」(辻村深月)
    「わたし・わたし」(薬丸岳)
    「スマホが・ほ・し・い」(東山彰良)
    「夢・を・殺す」(宮内悠介)

  -----
  「人・で・なし」(宮部みゆき)
    会社の先輩と居酒屋で飲んでいた伊藤は
    小学生の事、母が宝くじが当てて買った家の
    話をしだす。
    その家は、写真を撮ると、全然違う洋館や
    その洋館の室内が写るという。
    その家に住みだして、皆が体調が悪くなる。

  「ママ・はは」(辻村深月)
    実家に戻るという同僚の教師・住吉亜美の
    家に引っ越しの手伝いに行った私。
    アルバムを見ながら、スミちゃんの母(束縛や
    娘への思い入れが強かった親で、スミちゃんは
    「母」と呼んでいた。)の思い出を話しだす。

    でも、TELでスミちゃんとスミちゃんの
    お母さんが話す感じはとても朗らかで、
    堅苦しい母とは随分と様子が違っているように思う。
    そして、スミちゃんがTELのむこうの母に
    「ママ」と呼びかけているのに気づく。。。

  「わたし・わたし」(薬丸岳)
    錦糸警察署の夏目信人は振り込め詐欺の
    メンバ・怜治の男の彼女に質問をする。
    彼女は18歳で由香里といい、
    実家は長野で家でをしてきたという。
    中学校の国語の教師をしているという父親に
    連絡すると、父親は校長になっており、
    娘が16歳で家出をしたのは、12年前だという。

    実は、その少女は麗奈といい、怜治が渡した
    指輪をはめたことで、怜治のかつての恋人で
    怜治が殺した由香里の怨念が乗り移って
    話をしたのであった。

    ---
    なかなかホラーで、面白かったです。

  「スマホが・ほ・し・い」(東山彰良)
    スマホがほしい台湾の高校生・春陽(チュンヤン)。
    ある日、不思議な老婆からスマホをひったくって
    しまう。
    しかし、そのスマホの画面は真っ黒。
    しばらくして、スマホが鳴る。
    しかし出るわけにはいかない。画面を見ると
    地図に印がつけられ、4桁の数字「1640」
    が表示された。
    16:40になると、その場所で火事が起き、
    死人が出た。
    そのスマホには人が死ぬ場所と時刻が表示
    されるようだ。。。

    ---
    最後、春陽の母親の勤務地が表示された
    とき…。
    これもなかなかのホラー。

  「夢・を・殺す」(宮内悠介)
    子どもの頃、MSXでプログラミングを
    していたぼく。
    プログラミングを一緒に研究していたのは
    従兄。大人になり、従兄と一緒に会社を
    立ち上げ、ゲーム作りを始め、ひたすら
    バグをつぶす日々。。。
    そんな会社に有能な女子プログラマが
    入社しひたすらバグをつぶす。
    彼女はぼくと従兄が作ったMSXの
    プログラムのFDの感動し、二人の才能に
    憧れた人物であった。

    --
    最後、ぼくが入ろうとした居酒屋が
    宮部さんの作品で登場した居酒屋です。


●「東野圭吾全小説ガイドブック」 編者:洋泉社MOOK  洋泉社 2011年9月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    国民的ヒットメーカーが生み出す深遠な
    小説世界の案内書
    1985年にデビューし、25周年を
    迎えた国民的人気作家・東野圭吾。

    『放課後』『秘密』『白夜行』
    『白銀ジャック』『新参者』『麒麟の翼』
    『真夏の方程式』『容疑者Xの献身』etc.

    1985年から書かれたすべての小説を
    徹底解説!
    この一冊で東野ワールドがわかる完全保存版

  -----
  「真夏の方程式」まで刊行されていて、
  「マスカレード・ホテル」が発売される直前に
  出されたガイドブック。

  東野さんの作品で一番最初に読んだのが、
  「ダイイング・アイ」。
  これを皮切りに「幻夜」を読んで、どっぷりと
  東野ワールドにはまりました。
  これが2008年のこと、

  「増補改訂版 東野圭吾全小説ガイドブック」が
  2013年2月に発売されているので、
  こちらも確認したいです。


●「億男」 著者:川村元気  マガジンハウス 2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「お金と幸せの答えを教えてあげよう」
    宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
    浮かれる間もなく不安に襲われた一男は
    「お金と幸せの答え」を求めて大富豪と
    なった親友・九十九のもとを15年ぶりに
    訪ねる。
    だがその直後、九十九が失踪した---。
    ソクラテス、ドストエフスキー、
    アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、
    ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、
    ビル・ゲイツ……
    数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、
    一男の20日間にわたるお金の冒険が始まる。
    人間にとってお金とは何か?
    「億男」になった一男にとっての幸せとは
    何か?
    九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」
    とは?

  -----
  小説だけど、教訓本。
  お金があれば幸せなのか?
  難しい問題を考えらされるお話です。

  お金が幸せのすべてじゃないけど、
  幸せの一要因でもあるはず。

  主人公は一男。元妻が万佐子(娘はまどか)
  一男の大学時代の親友でIT界で成功した
  九十九(つくも)。
  九十九と一緒に仕事をしていた十和子、
  百瀬、千住。

  登場人物、皆に数字がついています。
  「なんで、娘だけひらがなで”まどか”
  なんだろう?」とこの文章を書きながら
  思ったのですが、きっと”円”なので
  しょうね


●「ニッポンの刑事たち(世の中への扉)」 著者:小川泰平  講談社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    テレビドラマの『相棒』、
    『踊る大捜査線』、
    『ST 赤と白の捜査ファイル』
    などなど、たくさんの刑事ドラマが
    放送されています。
    きっと、楽しみにしている人も
    多いでしょう。

    では、ドラマの登場人物ではなく、
    本物の刑事たちが、犯人=容疑者に
    たどりつくために、どんなことを
    しているのか、くわしく知って
    いる人は少ないでしょう。

    この本では、テレビのニュースなどで
    実際に起きた事件について解説して
    いる小川泰平さんが、自分が刑事
    だったときの経験、そして同僚の
    刑事たちから聞いた話をもとに、
    リアルな捜査活動を伝えます。

    捜査一課(殺人、強盗など)、
    捜査二課(詐欺、汚職など)、
    捜査三課(盗犯)、
    組織対策犯罪部(銃器、薬物など)、
    国際捜査課(外国人犯罪)、
    生活安全部(少年犯罪、ストーカー
    犯罪など)、交通部(ひき逃げなど)
    と、それぞれのセクションで、
    犯罪者を追い詰める方法は違います。
    それぞれを分けて、豊富な
    エピソードとともに解説します。

    この本を読めば、刑事ドラマや
    ミステリー小説を、もっと違った
    目線で、深く楽しめること請け合いです!

  -----
  小川さんは、元神奈川県警刑事で、
  犯罪ジャーナリスト。

  小学生高学年から理解できる本です。
  警察の仕事の内容もわかりますし、
  犯罪がいかにダメなのかを説いています。

  この本の内容は大体知っていたので、
  自分がだいぶ警察小説を読み込んでいる
  ことを認識できました。


●「夜市」 著者:恒川光太郎  角川書店 2015年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作
    何でも売っている不思議な市場「夜市」。
    幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と
    引き換えに「野球選手の才能」を手に
    入れた。野球部のエースとして成長した
    祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれ
    ていた--。

  -----
  はりゅが部活で、次回のお芝居で使いたいと
  言っている原作本。
  妖怪じみたお話です。

  イメージ的には朱川さんの作品の様です。


●「向こうがわの蜂」 著者:池永陽  PHP研究所 2017年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    信じられないかもしれないけど、
    この東京の地の底には、ひとつの
    大きな町がすっぽりと納まっているの。
    突然の歯の痛みに飛び込んだ歯医者で、
    小柳薫は「蜜蜂がこの世からいなく
    なると人類は滅亡する」という不思議な
    予言を受ける。その日から、小柳薫の
    身に次々と不思議な出来事が巻き起こり、
    多田野黄昏という美女とともに
    昭和40年代の東京に迷い込むのだが…。

  -----
  ファンタジー要素満載の作品です。
  東京の地下に時間の進みが遅いもう一つの
  東京があるという。
  失業した薫は、黄昏(たそがれ)という女性と
  地下の東京に迷い込む。

  今まで読んだ池永陽さんの作品とは全然違う
  趣向の作品でした。


●「アキラとあきら」 著者:池井戸潤  徳間書店 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と
    大手海運会社東海郵船の御曹司・
    階堂彬(かいどうあきら)。
    生まれも育ちも違うふたりは、互いに
    宿命を背負い、自らの運命に抗って
    生きてきた。やがてふたりが出会い、
    それぞれの人生が交差したとき、
    かつてない過酷な試練が降りかかる。
    逆境に立ち向かうふたりのアキラの、
    人生を賭した戦いが始まった--。

    ベストセラー作家・池井戸潤の幻の
    青春巨篇がいきなり文庫で登場!!

  -----
  2017年7月、WOWOWにて
  「連続ドラマW アキラとあきら」でドラマ化。
  出演は向井理、斎藤工。

  最初っからのめり込みました。
  池井戸さんの作品にしては登場人物が
  少ないので、読みやすい。

  概要をわからずに読み始めたので、
  最初は”アキラ”と”あきら”が対立
  する話かと思いきや、全然違っていて、
  二人が協力する話だと分かり、
  嫌な気持ちにもならずにどんどん読み進める
  ことができました。

  720ページ(正味705ページ)を
  2日程度で読み切りました。止まらない。

  山崎瑛の小学時代からの友人で企業売買を
  専門に手掛ける会社の代表・三原比呂志
  (あだ名はガシャポン)が”アキラ”と
  読んでいたので、山崎瑛が”アキラ”で、
  階堂彬が”あきら”
  なのかな?

  ”アキラ”も”あきら”も本当にいい奴。
  格好いいです。

  久々の★3つ。


●「劇場」 著者:又吉直樹  新潮社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    一番会いたい人に会いに行く。
    こんな当たり前のことが、なんで
    できへんかったんやろな。演劇を
    通して世界に立ち向かう永田と、
    その恋人の沙希。夢を抱いてやって
    きた東京で、ふたりは出会った--。
    『火花』より先に書き始めていた
    又吉直樹の作家としての原点にして、
    書かずにはいられなかった、たった
    ひとつの不器用な恋。夢と現実のは
    ざまでもがきながら、かけがえのない
    大切な誰かを想う、切なくも胸に
    せまる恋愛小説。

  -----
  又吉直樹、待望の第二作。

  芥川賞作家作品やわ。
  「永くん」は本当に嫌なヤツ。
  変なプライドが高く、演劇の才能が
  ある他の人に嫉妬し、沙希を関係の
  ある人にも嫉妬する。
  それでも一途に、永田を支える沙希。

  永田も沙希を一途に思っているのだろうけど、
  収入もなく、沙希におんぶにだっこな
  クセに、それをありがたいと思い、沙希に
  感謝の表現をしない永田は最悪です。
  沙希が可哀想すぎ。


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2017.08.24

最近読んだ本一覧499

●「シャルロットの憂鬱」 著者:近藤史恵  光文社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    元警察犬シャルロットとの穏やかな
    日常に、ふとまぎれこむ不可解な謎。
    ささやかな歪み。解決するたびに、
    絆が強くなっていくような気がした。
    やわらかい読み心地の傑作コージー
    ミステリー。

    【目次】
    シャルロットの憂鬱/
    シャルロットの友達/
    シャルロットとボーイフレンド/
    シャルロットと猫の集会/
    シャルロットと猛犬/
    シャルロットのお留守番

  -----
  「シャルロットの友達」は
  「最近読んだ本一覧483」の
  「悪意の迷路 最新ベスト・ミステリー」で
  既読。

  元警察犬のジャーマンシェパードの
  シャルロットと、シャルロットの飼い主の
  若い夫婦を主人公にしたほんわか
  ミステリーです。

  さらっと読めてよかったです。


●「ギブ・ミー・ア・チャンス」 著者:荻原浩  文藝春秋 2015年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「人生やり直したい!」と思ったこと、
    ありませんか?でも、夢を追うのも
    楽じゃない。それでも、挑み続ける
    人々の姿を描いた少しだけ心が
    強くなる短編集。

    【目次】
    探偵には向かない職業/
    冬燕ひとり旅/
    夜明けはスクリーントーンの彼方/
    アテンションプリーズ・ミー/
    タケぴよインサイドストーリー/
    押入れの国の王女様/
    リリーベル殺人事件/
    ギブ・ミー・ア・チャンス

  -----
  探偵業界に飛び込んだ元相撲取り
  (探偵には向かない職業)、
  バンドのボーカルとしてデビューして、
  演歌歌手をしている女性(冬燕ひとり旅)、
  一流漫画家を目指している男性
  (夜明けはスクリーントーンの彼方)、
  元キャビンアテンダントで、今は
  列車内の販売をしている女性
  (アテンションプリーズ・ミー)、
  市のイメージキャラクターの
  着ぐるみに入ることになった若手職員
  (タケぴよインサイドストーリー)、
  顔も体型もイマイチだが、
  キャンペーンガールとして頑張る女子
  (押入れの国の王女様)、
  小説家を目指す専業主婦だが、編集者の
  夫の方が有名な小説賞を受賞する
  (リリーベル殺人事件)、
  コンビニでバイトをしながらお笑い芸人を
  目指し、コンビを探し求めている男性
  (ギブ・ミー・ア・チャンス)と、
  何か夢を目指している人物の短編集。

  なかなか面白かったです。


●「日本人なら知っておきたい日本文学
  ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典」
  著者:海野凪子 絵:蛇蔵  幻冬舎 2011年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    紫式部、藤原道長、菅原孝標女、鴨長明…
    古典の有名人9人のおもしろエピソードが
    楽しめる教養コミック。

    【目次】
    1章 清少納言『枕草子』より/
    2章 紫式部『紫式部日記』より/
    3章 藤原道長『御堂関白記』より/
    4章 安倍晴明『大鏡』より/
    5章 源頼光『今昔物語集』より/
    6章 菅原孝標女『更科日記』より/
    7章 鴨長明『方丈記』より/
    8章 兼好『徒然草』より/
    9章 番外編ヤマトタケル『古事記』より/
    巻末ふろく 古典のおはなしこぼればなし

  -----
  古典って苦手なんだよな。
  これだけ読んで知った気になっています。

  どなたか、今風な超現代語訳をして
  くれないだろうか。


●「マティーニに懺悔を」 著者:今野敏  角川春樹事務所 2012年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    教会のベンソン神父が若い女性を伴って、
    街のバーへ私を訪ねてきた。
    連れの女性・長原美沙子の婚約で、
    神父は上機嫌に祝杯をあげた。
    だが、一週間後、自殺未遂の新聞
    記事に彼女の名前が・・・・・・。
    暴力団に乱暴され、婚約を破棄
    されたのだという。それを知った
    神父は一人で乗り込み、逆に返り
    討ちに遭ってしまった。どうやら
    茶道の師匠である私の、封印した
    もう一つの顔の出番のようだ---。
    傑作ハードボイルド、待望の新装版。

  -----
  初出も文庫で2001年2月。

  茶道の先生が武道家でもあるお話。
  今野さんの得意とする分野なのですが、
  私には合わないストーリーでした。


●「クローズアップ」 著者:今野敏  集英社 2015年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    週刊誌の記者が何者かに殺された。
    偶然その場に居合わせた報道番組
    「ニュースイレブン」記者の布施は
    事件直後の現場撮影に成功、翌日の
    ニュースで映像が流される。一方、
    継続捜査を受け持つ捜査一課の
    黒田はある暴力団の組員が殺害
    された事件を追う中で、記者殺害と
    の奇妙な符合に気付く。
    しかし、二つの事件を繋ぐカギは
    踏み込んではならない聖域だった-。
    大人気“スクープ”シリーズ第3弾。

  -----
  「アンカー」を読んでからの第3弾。

  布施や黒田の感の良さやフットワークの
  軽さが見事です。


●「スクープ」 著者:今野敏  集英社 2009年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    報道番組敏腕記者と警視庁捜査一課
    刑事のコンビが抉り出す“都会の闇”
    TBNテレビ報道局社会部の布施京一は、
    看板番組『ニュース・イレブン』所属の
    遊軍記者。素行に問題はあるものの、
    独自の取材で数々のスクープをものに
    している。時には生命の危険にも
    さらされるが、頼りになるのは取材
    ソースのひとりでもある警視庁捜査一課
    黒田裕介刑事の存在だ。きらびやかな
    都会の夜、その闇に蠢く欲望と
    策謀を抉り出す。
    (『スクープですよ!』改題)

  -----
  「スクープですよ!」は1997年9月初出。

  布施をメインにした短編集。
  長編よりも、布施と黒田が密に付き合っている
  ような感じがします。


●「虹を待つ彼女」 著者:逸木裕  KADOKAWA 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    二〇二〇年、人工知能と恋愛ができる
    人気アプリに携わる有能な研究者の
    工藤は、優秀さゆえに予想できてしまう
    自らの限界に虚しさを覚えていた。
    そんな折、死者を人工知能化する
    プロジェクトに参加する。試作品の
    モデルに選ばれたのは、カルト的な
    人気を持つ美貌のゲームクリエイター、
    水科晴。彼女は六年前、自作した
    “ゾンビを撃ち殺す”オンライン
    ゲームとドローンを連携させて渋谷を
    混乱に陥れ、最後には自らを標的に
    して自殺を遂げていた。晴について
    調べるうち、彼女の人格に共鳴し、
    次第に惹かれていく工藤。やがて
    彼女に“雨”と呼ばれる恋人がいた
    ことを突き止めるが、何者からか
    「調査を止めなければ殺す」という
    脅迫を受ける。晴の遺した未発表の
    ゲームの中に彼女へと迫るヒントを
    見つけ、人工知能は完成に近づいて
    いくが-。

  -----
  第36回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。

  これはなかなかの秀作。

  強いて言えば、工藤が晴の高校時代の同級生に
  話を聞きに行ったとき、”雨”じゃない女性
  のつっけんどんな態度が気になりました。
  「あそこまで突っぱねるなら、最初から
  工藤に会わないよな~」と。

  読み応え抜群の1冊でした。


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2017.08.10

最近読んだ本一覧498

●「あるかしら書店」 著者:ヨシタケシンスケ  ポプラ社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    その町のはずれの一角に、
    「あるかしら書店」があります。
    このお店は「本にまつわる本」の専門店。
    店のおじさんに「○○についての
    本ってあるかしら?」ってきくと、
    たいてい「ありますよ!」と言って
    奥から出してきてくれます。
    今日もあるかしら書店には、
    いろんな理由で本を探しにお客さんが
    やってきます。
    この本屋さんでは、「あったらいいな」
    という本や夢いっぱいのグッズが、
    次から次へと飛び出します。月明かり
    の下でしか読めない「月光本」、
    読書に付き合ってくれる
    「読書サポートロボ」、ふたつの本を
    合わせて初めて読むことができる
    「2人で読む本」などなど、読んだら
    きっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と
    言いたくなってしまうエピソードが満載。
    大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの
    豊かな発想力がめいっぱい詰まった、
    ますます本が好きになってしまう一冊です。

    【目次】
    ちょっとめずらしい本
    (「作家の木」の育て方/世界のしかけ絵本/
    2人で読む本 ほか)/
    本にまつわる道具
    (読書サポートロボ/カバー変更器)/
    本にまつわる仕事
    (読書履歴捜査官/カリスマ書店員育成所の1日/
    本のタイトルとその正しい並べ方 ほか)/
    本にまつわるイベント
    (本のお祭り/書店婚/想像力のリレー ほか)/
    本にまつわる名所
    (本の降る村/読書草/お墓の中の本棚 ほか)/
    本そのものについて
    (本が四角い理由/本のつくり方/本のその後 ほか)/
    図書館・書店について
    (ラブリーラブリーライブラリー その1~その4/
    本屋さんってどういうところ?/
    大ヒットしてほしかった本)

  -----
  本にまつわる楽しいお話。
  「よくこういう発想ができるな~」と
  本当に感心させられます。

  ヨシタケさんと暮らしたら、とても
  楽しい毎日がすごせそうな感じです。


●「人生はワンチャンス!
  -「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法」
  著者:水野敬也、長沼直樹  文響社 2012年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「夢をかなえるゾウ」著者らによる、
    1年半ぶりの新刊。犬のカワイイ写真
    で癒されながら、人生で役立つ
    「大切な教え」が学べ、さらに
    1ページ1ページが切り離せるので
    部屋に貼ったりプレゼントしたり
    できる、まったく新しいタイプの
    自己啓発書です。
    (※もちろん、切り離さずに普通の
    本として楽しむことも可能です)

    【目次】
    スタート/仕事/ロック/リフレッシュ/
    挑戦/コミュニケーション/幸せ

  -----
  著名人のシンプルな名言が掲載
  されています。
  名言と一緒に掲載されている犬の写真が
  かわいい。
  「人生ニャンとかなる!」もありますが、
  手に取るなら、やっぱり犬でしょ。


●「宿命と真実の炎」 著者:貫井徳郎  幻冬舎 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人間の心を捨ててもずっと一緒に
    いたかった。
    何が“警察官連続殺人事件”を
    引き起こしたのか?
    山本周五郎賞受賞作『後悔と真実の色』続編。
    渾身のミステリ長編!!

    仕事にしがみつく女刑事と警察を離れた
    男の因縁。
    復讐だけを生きる糧にするふたり--。
    幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった
    誠也とレイ。大人になって再会した
    ふたりは、警察への復讐を誓い、
    その計画を着実に遂行する。
    一方、事故か他殺か判然としない警察官の
    連続死に、捜査本部は緊迫する。
    事件を追う所轄刑事の高城理那は、
    かつて“名探偵”を呼ばれた西條の
    存在を気にしていた。スキャンダルで
    警察を去り、人生を暗転させた男。
    彼だったらどう推理するのか--。
    止まらない面白さ、圧倒的読み応え。
    これぞ貫井徳郎の真骨頂!

  -----
  警察を辞めた西条は警備員をし、古本屋
  通いをする。
  (途中で兄の誘いで、有名どころの秘書課に
  再就職する。)
  その店主に、嫁に行った娘が旦那から
  ストーカー行為を受けていると相談され、
  名推理で解決をする。

  一方、高城という女刑事から警察官が連続的に
  死ぬ(事故、自殺、他殺)事件について
  相談を受ける。

  事件に巻き込まれた警官達が、昔の白バイ事故の
  処理者であったことを知り、当時の
  事故を調べると、二人の兄弟が浮かび上がる。

  --
  最後の方は一気読みでした。
  交通事故は人生を変えてしまいます。
  加害者であろうが被害者であろうが。
  気を付けないといけません。


●「アンカー」 著者:今野敏  集英社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    視聴率が低迷し始めたTBNの
    報道番組『ニュースイレブン』。
    そのテコ入れとして、栃本という
    男が関西の系列局から異動してきた。
    視聴者受けを重視する関西人の
    栃本と、報道の理念にこだわる
    デスクの鳩村は早速衝突し、
    現場には不穏な空気が漂い始める。
    一方、これまで幾つものスクープを
    ものにしてきた番組の名物記者・
    布施は、なぜか十年前に町田で
    起きた大学生刺殺の未解決事件に
    関心を寄せていた。被害者の両親が、
    犯人逮捕の手がかりを求めて
    今もなお駅前でのビラ配りを
    続けているのが記憶に残ったという。
    この件の継続捜査を、警視庁
    特別捜査対策室のベテラン刑事・
    黒田が担当することを知った布施は、
    いつものように黒田へ接触を図る。
    布施と黒田がまたしても動き
    始めるが、真相解明に至る糸口は
    あまりに乏しく、謎だけが深まって
    行く。テレビ報道の本質とは?
    事件の奥に潜む意外な真相とは?
    大人気スクープシリーズ第4弾

  -----
  シリーズ第4弾だけど、このシリーズは
  初読みです。

  大腸の検査の時、病院で半日暇だったので、
  その間(廊下をうろうろ歩きながら)に
  読みました。

  10年前の殺人事件を追う警察と
  報道の2局面から見るというのが、
  面白かったです。
  ちなみに「アンカー」とは「アンカーマン
  (最近はアンカーパーソンという)」のことで、
  「アンカーは、キャスターよりもちょっと上で、
  リーダーとして報道番組の制作にまで関与する立場」
  だそうです。


●「デイ・トリッパー」 著者:梶尾真治  キノブックス 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    最愛の夫・大介を結婚後わずか
    三年半で亡くした香菜子。
    叶わないと知りながら
    「大介に会いたい」と願う香菜子の
    前に現れたのは…?

  -----
  夫を亡くした香菜子は高校時代の友人、
  安井沙智と中原まいと久々に会った際、
  沙智の幼馴染という「デイ・トリッパー」
  笠陣芙美に会う。芙美の叔父・機敷埜風天
  (しきしのふうてん)が開発したという
  遡時誘導機(タイムマシン)で、亡くなった
  夫に合わせてくれるという。

  芙美から大介に、死のことを伝えたり、
  歴史を変えるようなことをしては
  いけないことを忠告され、大介が生きている
  時代に戻る。

  --
  梶井さんお得意のタイムスリップや
  パラレルワールドのお話です。
  そんなに難しくなく、すんなりと
  読めました。


●「ヴィジョンズ」 編者:大森望 著者:宮部みゆき、円城塔ほか
  講談社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    大森望編集。全編書き下ろし!
    超豪華執筆陣が集結!!
    SFの枠を超えたエンターテイメント
    アンソロジー。

    宮部みゆき「星に願いを」
    -ありふれた日々を稲妻のように
    切り裂く、思いがけない出来事とは?
    飛浩隆「海の指」
    -SFの枠でしか描けないグロテスクで
    魅惑的なヴィジョン。
    木城ゆきと「霧界」
    -「海の指」が描くヴィジョンから、
    新たに魅惑的な光景を幻視する。
    宮内悠介「アニマとエーファ」
    -人間ならぬ存在はいったい
    どんな物語を紡ぐのか?
    円城塔「リアルタイムラジオ」
    -ワールドの外にはリアルタイムが
    存在し、そこからラジオが流れてくる…。
    神林長平「あなたがわからない」
    -“空気が読める”“他人の心が
    わかる”とはどういうことなのか。
    長谷敏司「震える犬」
    -類人猿を通して、人類自身の姿が
    浮き彫りになる。常識を震わせる、
    七つの風景。

    【目次】
    星に願いを(宮部みゆき)/
    海の指(飛浩隆)/
    霧界(木城ゆきと)/
    アニマとエーファ(宮内悠介)/
    リアルタイムラジオ(円城塔)/
    あなたがわからない(神林長平)/
    震える犬(長谷敏司)

  -----
  地球が灰色のドロっとした液に
  占領されていまった世界を描いた
  「海の指」が面白かったです。
  それ以外は、いまいちだったかな。

  大森望さんは「不思議の扉」シリーズの
  編者だったんだ!
  どこかで聞いたことがあると思いました。

  ちなみに大森望さんは土佐中・高校出身です。


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2017.08.04

最近読んだ本一覧497

●「増山超能力師大戦争」 著者:誉田哲也  文藝春秋 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ここは、超能力が事業認定された日本。
    いまや超能力関連の科学技術は国家
    レベルの重大機密情報となっている。
    そんななか、最先端の技術開発に
    携わっている人物が行方不明に。
    本人の意志なのか、はたまた
    海外の産業スパイによる拉致なのか。
    「面倒くさい」が口癖の一級超能力師・
    増山圭太郎が調査を開始すると、
    所員や家族に魔の手が迫る…。

    大好評シリーズ第二弾。

  -----
  今回は、超能力の力を測定したり、
  超能力を使った痕跡を消し去ってしまう
  という機械が登場。
  超能力を使った痕跡を消し去ってしまう
  「イコライザー」の試作品が盗まれてしまう。
  そして、その研究開発者も行方不明に
  なってしまう。

  増山にも魔の手が…。

  余談として、
  増山と文乃の娘・アリスにも強い超能力が
  あることが
  判明。(まだ、明美しかしらないが。)
  続編が期待できそうです。

  ちなみに、2017年春に読売TV系で
  ドラマ化され、増山をココリコの田中さんが
  演じているそう。
  イメージと合わないけど、ドラマもちょっと
  見てみたいな。


●「パーマネント神喜劇」 著者:万城目学  新潮社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「あんたの願い、叶えてあげる」
    こんなカミサマ、信じていいの--!?
    デートの途中、突然時が止まった。
    動かない街に現れたのは、「神」と
    名乗る二人の男(小太りとノッポ)。
    ペラペラまくしたてる小太りに
    肩を叩かれ戻った世界は、あれ、
    何かが違う……?
    万城目ワールド、ここにあり!
    アヤしげな「神様」に願いを託し、
    叶えられたり振り回されたりする
    人たちの、ドタバタ神頼み
    エンターテインメント。

    【目次】
    はじめの一歩/当たり屋/
    トシ&シュン/パーマネント神喜劇

  -----
  山田悠介の「神様のコドモ」を読んでいる
  イメージ?(違ってたらすみません。)

  なんか、読んだことがあるストーリー
  なんだよな。
  神社の神様が主人公で、神社が舞台。
  後任の神様がが来て、引き継ぎ作業を
  行う的な内容。
  本業は恋愛成就なんだけど、学業成就の
  神様が忙しい時は、ヘルプに行く話とか。

  どこで読んだか思いだせない。
  なか、とにもかくにも、神様の世界を
  楽しく読ませてもらいました。


●「恋愛仮免中」 著者:奥田英朗、窪 美澄ほか  文藝春秋 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    奥田英朗、荻原浩、原田マハ、
    窪美澄という実力派の直木賞・
    山本賞作家に、新鋭の中江有里を
    加えた、豪華執筆陣による
    アンソロジー。テーマは?恋愛?

    28歳の彩子は、付き合って3年の
    恋人が相談もなく会社を辞めたことに
    ショックを受ける。女友達は条件の
    いい男を紹介してくれ、彩子は
    恋人との別れを考え始めるが……。
    (奥田英朗「あなたが大好き」)
    16歳の僕は、夏を海で過ごすために
    ばあちゃんの家に来た。夕暮れの
    砂浜で、その人は子守歌を歌って
    いた。……とても悲しそうな声で。
    (「銀紙色のアンタレス」)
    1969年、中学生だった僕と
    彼女は50年後に一緒に宇宙に
    行く約束をした。その年まであと
    4年のいま、彼女は病院のベッドの
    上にいる。
    (荻原浩「アポロ11号はまだ飛んでいるか」)
    生まれも育ちも京都の善田は、
    半年前に妻を亡くし、会社を追われ、
    タクシー運転手となった。ある日、
    ボストンから来た老婦人をタクシーに
    乗せ京都を案内することに……。
    (原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」)
    両親が離婚したミサトは、クラブを
    経営する母親行きつけの美容院の
    シャンプーボーイと、偶然海の家で
    会うが……。(中江有里「シャンプー」)

    【目次】
    あなたが大好き(奥田英朗)/
    銀紙色のアンタレス(窪美澄)/
    アポロ11号はまだ空を飛んでいるか
    (荻原浩)/
    ドライビング・ミス・アンジー
    (原田マハ)/
    シャンプー(中江有里)

  -----
  奥田英朗さんと荻原浩さん、原田マハさん狙いで
  手に取りました。

  奥田さんの「あなたが大好き」は
  どこにでもありそうな結婚について
  プレッシャーを感じている女性の話。
  突然、無断で仕事を辞めて旅行を楽しむ
  彼氏と別れ、現実味のある新しい
  男性と結婚するか?
  落ち着くところに落ち着いたエンドでした。

  「銀紙色のアンタレス」は男子高校生が
  夏休み中に祖母宅を訪ね、
  子持ちの人妻に憧れる話。
  まぁまぁ、よかった。

  「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」は
  中学生の時の同級生同士で結婚。
  奥さんの最期が近づいている話。
  よかったです。

  「ドライビング・ミス・アンジー」は
  京都のタクシードライバーの話。
  ボストンから来た活発な年配の女性・
  アンジーを乗せ、京都の町を観光する。

  「シャンプー」は両親が離婚し、母と
  暮らしている女子高生。
  母が通う美容院のシャンプー係に憧れるが、
  母と彼との関係に気付く話。


●「かがみの孤城」 著者:辻村深月  ポプラ社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あなたを、助けたい。

    学校での居場所をなくし、閉じこ
    もっていたこころの目の前で、
    ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
    輝く鏡をくぐり抜けた先にあった
    のは、城のような不思議な建物。
    そこにはちょうどこころと似た
    境遇の7人が集められていた--
    なぜこの7人が、なぜこの場所に。
    すべてが明らかになるとき、
    驚きとともに大きな感動に包まれる。
    生きづらさを感じているすべての
    人に贈る物語。
    一気読み必至の著者最高傑作。


  -----
  友達とのトラブルで学校に通えなくなった
  中学1年生のこころ。
  5月のある日、部屋の鏡が光り出し、
  その鏡から城に迷い込んだ、
  城にいられるのは3/30までの間で、
  時間は9時から17時まで。
  時間厳守のその城で、鍵を探し、秘密の部屋で
  願いを言うと、願いが叶うという。
  城を管理しているのはおおかみの仮面をかぶって
  ドレスを着ている女の子。「おおかみさま」と
  呼ばれる。

  その城に招かれたのは、中1~3年の7人。
   アキ      中3♀ 井上晶子
   リオン     中1♂ 水森理音
   フウカ     中2♀ 長谷川風歌
   マサムネ    中2♂ 政宗青澄人(アース)
   スバル     中3♂ 長久昴
   嬉野(ウレシノ)中1♂ 嬉野遥
   こころ     中1♀ 安西こころ

  なぜ、この7人なのか。
  段々と解き明かされる謎に、どんどんと引き込まれ、
  554ページという長編ながらも最後は
  一気読みでした。

  全部の謎が解けたときの爽快感はなんとも
  言えません。
  リオンとおおかみさまがキーパーソン。

  前作の「クローバーナイト」は私には
  泡中田けど、前々作の「東京會舘とわたし」での
  のめり込みを彷彿させる作品でした。


●「タルト・タタンの夢」 著者:近藤史恵  東京創元社 2007年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    下町の小さなフレンチ・レストラン、
    ビストロ・パ・マル。風変わりな
    シェフのつくる料理は、気取らない、
    本当にフランス料理が好きな客の
    心と舌をつかむものばかり。
    そんな名シェフは実は名探偵でも
    ありました。常連の西田さんはなぜ
    体調をくずしたのか?
    甲子園をめざしていた高校野球部の
    不祥事の真相は?
    フランス人の恋人はなぜ最低の
    カスレをつくったのか?……
    絶品料理の数々と極上の
    ミステリ7編をどうぞご堪能ください。


    カウンター七席、テーブル五つ。
    下町の片隅にある小さなフレンチ・レストラン、
    ビストロ・パ・マルのシェフは、
    十年以上もフランスの田舎のオーベルジュや
    レストランを転々として修行してきたと
    いう変わり者。無精髭をはやし、
    長い髪を後ろで束ねた無口なシェフの料理は、
    気取らない、本当にフランス料理が好きな
    客の心と舌をつかむものばかり。
    そんなシェフが、客たちの巻き込まれた
    事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。

  -----
  第3作から読み始め、2作目、1作目とやっと
  1作目にたどり着きました。
  今回もおいしそうなメニューが登場。
  こういう日常ミステリーは読みやすくて
  いいですね。


●「メッセンジャー 緑の森の使者」
  著者:ロイス・ローリー  新評論 2014年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    魔法の指をもつ少女・キラとの
    別れから6年。マティは、相互扶助の
    平和な“村”で幸せに暮らしていた。
    しかし、あるとき“村”が不気味に
    変わりはじめ、マティの運命は予想だに
    しない方向へと急旋回していく。
    第1作と第2作の登場人物が出会い、
    「力」が覚醒する…そのとき、
    世界はー?壮大な四部作の
    「転」をなす雄編!
    “ギヴァー四部作”待望の第三作。

  -----
  三部作かと思っていたら、四部作だった。
  でも第四部作の「SON」は未翻訳とのこと。

  今回の登場人物は、第2作で登場した
  マティ。
  そして、第2作の主人公キラの父である<見者>。
  そして、マティが思いを寄せる花を育てるのが
  上手なジーン、ジーンの父で教師でもある<助言者>、
  そしてマティの住む村の若き長<指導者>。


  第3作で、1作目と2作目の登場人物が
  出会うって書いているけど、
  1作目の登場人物って誰だったのかしら。
  <指導者>かしら?
  もう1回、ギバーを読まなきゃ。


●「図書室で暮らしたい」 著者:辻村深月  講談社 2015年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「好きなものが多すぎて、ごめんなさい!」

    作家になる前から、作家になってから、
    夢中で追いかけてきた小説、漫画、アニメ、
    音楽、映画、美味しいもの……etc.
    すべてが詰まった、読むと元気になれる
    エッセイ集!

    特別収録!
    短編 おじいちゃんと、おひさまのかおり

    【目次】
    1 週刊エッセイ
    2 好きなものあっちこっちめぐり
      --本と映画、漫画やアニメ、音楽も。
    3 女子と育児と、もろもろの日々
    4 特別収録 おじいちゃんと、おひさまのかおり
    5 自作解説
     (というほどではないけれど、思うことあれこれ) 
    6 直木賞に決まって
    あとがき

  -----
  2015年12月に読んでいるのを再読。

  このエッセイが刊行されたのが「東京會舘とわたし」
  の刊行より前。

  このエッセイで東京會舘で披露宴をし、
  「直木賞受賞式に帰ってきます」と言ったこと、
  そして、直木賞を受賞したときのことが書かれています。
  この内容が「東京會舘とわたし」に活かされているんだなと
  気づきました。

  再読して得るものは大きかったです。


●「しんせかい」 著者:山下澄人  新潮社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    十代の終わり、遠く見知らぬ土地での、
    痛切でかけがえのない経験--。
    19歳の山下スミトは演劇塾で
    学ぶため、船に乗って北を目指す。
    辿り着いたその先は【谷】と呼ばれ、
    俳優や脚本家を目指す若者たちが
    自給自足の共同生活を営んでいた。
    苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、
    そして地元の女性と同期との間で
    揺れ動く思い。気鋭作家が自らの
    原点と初めて向き合い、記憶の痛みに
    貫かれながら綴った渾身作!

    表題作のほか、入塾試験前夜の不穏な
    内面を映し出す短篇を収録。

    【目次】
    しんせかい/
    率直に言って覚えていないのだ、
      あの晩、実際に自殺をしたのかどうか

  -----
  2017年下半期、第156回芥川賞作品。
  芥川賞だわさ。

  北海道で演劇や脚本の勉強をする演劇塾を
  舞台にしたお話。

  モデルか倉本聰さんなのは読んでいてもわかる。

  同時収録の「率直に言って覚えていないのだ、
  あの晩、実際に自殺をしたのかどうか」は
  入塾テストを受ける前夜の話。
  重い雰囲気で、よくわからないまま終わって
  しまいました。


●「コクーン」 著者:葉真中顕  光文社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    1995年3月20日、カルト教団
    『シンラ智慧の会』通称「シンラ」の
    教祖、天堂光翅の命を受け、白装束に
    身を包んだ6人の信者が、丸の内で
    無差別乱射事件を起こす。その宗教は、
    1958年ひとりの女が呪われた
    子を産む決意をした日に始まる。
    たとえ今、生きる意味が見出せない
    としても、もしかしたらこの子は、
    私に生きる意味を与えてくれるかも
    しれないと-。

    【目次】
    蝶夢I      --1941
    1 ファクトリー --2010
    蝶夢Ⅱ      --1945
    2 シークレット・ベース--2011
    蝶夢Ⅲ      --1957
    3 サブマージド --2012
    蝶夢Ⅳ      --1958
    4 パラダイス・ロスト--2013
    蝶夢Ⅴ      --2013

  -----
  「サブマージド」は
  「宝石 ザ ミステリー 2016」は既読。

  カルト教団『シンラ智慧の会』を
  中心とし、『シンラ』に関係する人物の
  連作短編集。

  各短編の登場人物がすべてつながっている
  という状態。

  本の表紙を除けると、本体に「コクーン2016」
  が書かれているという。
  図書館本はカバーを外せないので、読めない。
  忘れずに読まなきゃ。

  合間合間に出てくる蝶を用いた描写が
  よくわからない。
  蝶という言えば、芥川賞の円城塔「道化師の蝶」が
  イメージされて、あんまりよくない。

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2017.07.21

最近読んだ本一覧496

●「沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2014年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    スポーツジムや図書館に通ったり、
    レンタルDVDで昔の映画を観たり
    と、定年後ライフを満喫中の70歳
    のお父さん。
    陽気で友だちが多く、お父さんには
    内緒で高級ランチを食べに行ったりも
    している69歳のお母さん。
    未婚で彼氏なし、実家でお母さんの
    おいしいごはんを食べて平和に暮らし
    てはいるけれど、将来への不安も頭を
    かすめる40歳のベテランOL、
    ヒトミさん。
    そんな平均年令60歳の沢村さん一家が、
    和菓子を食べながらおしゃべりしたり、
    テレビを見ながら団らんしたり、たま
    には些細なことでケンカになったり……。
    あるときは親と子の、あるときは長年
    連れ添った夫婦の視線で、お互いを
    思い合う気持ちを描き、“「あるある」
    と共感して笑いながら思わずホロリと
    くる”と幅広い世代に大好評、
    『週刊文春』の人気連載が単行本化。
    描き下ろしマンガ「沢村さん一族の
    長い一日」や「沢村さん家の間取り図」も
    収録。

  -----
  益田さんの描く登場人物ってOLで独身が
  多いんだよね。
  今回は、その家族も登場。
  いつも登場する家族(特に母と娘)は、円満な
  感じがしないけど、この家族は円満で幸せそう。


●「横濱エトランゼ」 著者:大崎梢  講談社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    高校3年生の千紗は、横浜のタウン誌
    「ハマペコ」編集部でアルバイト中。
    初恋の相手、善正と働きたかったからだ。
    用事で元町の洋装店へ行った千紗は、
    そこのマダムが以前あった元町百段を
    よく利用していたと聞く。けれども善正
    によると元町百段は、マダムが生まれる
    前に崩壊したという。マダムは幻を
    見ていた?それともわざと嘘をついた?
    「元町ロンリネス」「山手ラビリンス」
    など珠玉の連作短編集。

    【目次】
    元町ロンリネス/山手ラビリンス/
    根岸メモリーズ/関内キング/
    馬車道セレナーデ

  -----
  横浜を舞台にした高校3年生の千紗と
  タウン誌「ハマペコ」を舞台にした作品。

  横浜は仕事でもプライベートでも行ったことは
  あるのですが、そんなに詳しいわけではない。
  もっともっと横浜の街並みを知っていたら
  楽しめるだろうな、と思いました。


●「疑薬」 著者:鏑木蓮  講談社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東大阪にある居酒屋「二歩」。
    生稲怜花は、母の怜子、育ての
    父である誠一と穏やかに暮らしていた。
    しかし、怜花には忘れられない過去
    がある--。
    11年前、生死の境を彷徨った母は、
    入院先の三品病院で新型抗インフル
    エンザ薬を処方され、なんとか一命
    を取り留めるも、その後容体が急変、
    失明してしまったのだ。
    ある日、「怜子の失明の原因を調べて
    いる」という「なにわ新報社」の
    記者・矢島から新聞の切り抜きを
    手渡された怜花。そこには、三品病院
    系列の老人ホーム「なごみ苑」で
    インフルエンザ患者二名が死亡した
    との報道が。
    母の失明の原因は、医療ミスなのか--。

    閉ざした過去と対峙したとき、
    製薬会社を巻き込む驚愕のスキャンダルが
    明かされる!

  -----
  主人公は、生稲怜花であるが、も一人の
  主人公と言える人物はヒイラギ製薬工業の
  社長代行・川渕良治。副作用の少ない
  インフルエンザ薬「シキミリンβ」の開発者
  でもある。
  父母は離婚し、母に引き取られ育てられたが、
  ヒイラギ製薬工業社長であった実父に子ども
  がなかったため(後で弟がでいるが)ヒイラギ
  薬品に就職し、父の体調不良で代行を
  務めることになった。

  副作用の少ないことが評判だったシキミリンβ
  であったが、副作用と思われる症状が
  発生。そのことをもみ消す策を講じていたが、
  11年経って、その事件を調査する記者が出てきた。
  良治はどう対処するのか。

●「ヴァン・ショーをあなたに」 著者:近藤史恵  東京創元社 2008年6月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    下町のフレンチレストラン、
    ビストロ・パ・マルのスタッフは
    四人。二人の料理人はシェフの
    三舟さんと志村さん、ソムリエの
    金子さん、そしてギャルソンの僕。
    気取らない料理で客の舌と心を
    つかむ変わり者のシェフは、
    客たちの持ち込む不可解な謎を
    あざやかに解く名探偵。
    近所の田上家のスキレットはなぜ
    すぐ錆びるのか?
    しっかりしたフランス風のパンを
    売りたいとはりきっていた女性パン
    職人は、なぜ突然いなくなったのか?
    ブイヤベース・ファンの新城さんの
    正体は?ストラスブールのミリアム
    おばあちゃんが、夢のようにおいしい
    ヴァン・ショーをつくらなくなって
    しまったわけは?
    …絶品料理の数々と極上のミステリを
    どうぞ。

    【目次】
    錆びないスキレット/憂さばらしのピストゥ/
    ブーランジュリーのメロンパン/
    マドモワゼル・ブイヤベースにご用心/
    氷姫/天空の泉/ヴァン・ショーをあなたに

  -----
  「最近読んだ本一覧494」の
  「ママロンはマカロン」を読んで、
  シリーズを全部読んでみようと思い、手に
  取った第2弾。

  今回もおいしそうなお料理が登場します。
  三舟シェフがイタリアを放浪していたときの
  エピソードも出てきます。

  残るは第1弾のみです。


●「蜃気楼の犬」 著者:呉勝浩  講談社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    正義など、どうでもいい。
    俺はただ、可愛い嫁から幸せを
    奪う可能性を、迷わず排除する
    だけだ。明日も明後日も。

    県警本部捜査一課の番場は、
    二回りも年の離れた身重の妻コヨリを
    愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。
    周囲の人間は賞賛と若干の揶揄を
    込めて彼のことを呼ぶ--現場の番場。
    ルーキー刑事の船越とともに難事件の
    捜査に取り組む中で、番場は自らの
    「正義」を見失っていく--。

    新江戸川乱歩賞作家が描く、
    新世代の連作警察小説。

    【目次】
    月に吠える兎/真夜中の放物線/
    沈黙の終着駅/かくれんぼ/蜃気楼の犬


  -----
  二つの離れた現場で発見された
  女性のバラバラ死体の手の指が2本、
  入れ替わっていたり、
  自殺だろうと思われた事件が、実は
  他殺だったりという謎をどんどん
  解いていく番場。
  家には妊婦の妻・コヨリが待っていて、
  愛おしくてしかたがない。
  自分の妻や子が同じ被害に合わないように
  犯人を捕まえる。
  番場の感の良さとルーキーの船越少年
  (若いので”少年”と揶揄されている。)
  の頑張りが目を引きます。

  なんで、二回りも年下の嫁さんを
  もらったのかを知りたいです。
  続編に期待!


●「新参教師」 著者:熊谷達也  徳間書店 2006年1月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    損保会社支店長の安藤はリストラに
    備えて会社を辞め、教員となる。
    生ぬるい教育現場に民間力をと張り
    切った安藤だが、サラリーマン時代の
    常識がまったく通用しないことに
    驚くばかり。さらには未経験者にも
    関わらず、いきなり3年生クラス担任
    となり、とまどう事の連続だった。
    しかも、誰かが自分を陥れようと、
    あの手この手の嫌がらせを
    仕掛けてくる……。
    果たして犯人は誰なのか?

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  仙台市立青葉中学校の数学教師となった安藤。
  妻子もいるが、思い切って転職。

  学校現場で、ろくに仕事ができない
  教師に腹を立てたり(”税金泥棒”と
  呼んでいる)と愚痴が多い。

  そんな中、教育委員会に、安藤に関する
  怪文書が送られてくる。
  教師を続けられるのか!?

  安藤みたいな巨乳好きでもしかして
  同僚と浮気?的な発想が浮かぶ
  教師がいたら、イヤだわ。

  ★1ではないけど、熊谷さんらくしない
  作品だと思いました。
  熊谷さんらしさと言えば、舞台が仙台の
  中学校ということぐらいかな。


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