カテゴリー「書籍・雑誌」の498件の記事

2017.07.21

最近読んだ本一覧495

●「沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2014年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    スポーツジムや図書館に通ったり、
    レンタルDVDで昔の映画を観たり
    と、定年後ライフを満喫中の70歳
    のお父さん。
    陽気で友だちが多く、お父さんには
    内緒で高級ランチを食べに行ったりも
    している69歳のお母さん。
    未婚で彼氏なし、実家でお母さんの
    おいしいごはんを食べて平和に暮らし
    てはいるけれど、将来への不安も頭を
    かすめる40歳のベテランOL、
    ヒトミさん。
    そんな平均年令60歳の沢村さん一家が、
    和菓子を食べながらおしゃべりしたり、
    テレビを見ながら団らんしたり、たま
    には些細なことでケンカになったり……。
    あるときは親と子の、あるときは長年
    連れ添った夫婦の視線で、お互いを
    思い合う気持ちを描き、“「あるある」
    と共感して笑いながら思わずホロリと
    くる”と幅広い世代に大好評、
    『週刊文春』の人気連載が単行本化。
    描き下ろしマンガ「沢村さん一族の
    長い一日」や「沢村さん家の間取り図」も
    収録。

  -----
  益田さんの描く登場人物ってOLで独身が
  多いんだよね。
  今回は、その家族も登場。
  いつも登場する家族(特に母と娘)は、円満な
  感じがしないけど、この家族は円満で幸せそう。


●「横濱エトランゼ」 著者:大崎梢  講談社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    高校3年生の千紗は、横浜のタウン誌
    「ハマペコ」編集部でアルバイト中。
    初恋の相手、善正と働きたかったからだ。
    用事で元町の洋装店へ行った千紗は、
    そこのマダムが以前あった元町百段を
    よく利用していたと聞く。けれども善正
    によると元町百段は、マダムが生まれる
    前に崩壊したという。マダムは幻を
    見ていた?それともわざと嘘をついた?
    「元町ロンリネス」「山手ラビリンス」
    など珠玉の連作短編集。

    【目次】
    元町ロンリネス/山手ラビリンス/
    根岸メモリーズ/関内キング/
    馬車道セレナーデ

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  横浜を舞台にした高校3年生の千紗と
  タウン誌「ハマペコ」を舞台にした作品。

  横浜は仕事でもプライベートでも行ったことは
  あるのですが、そんなに詳しいわけではない。
  もっともっと横浜の街並みを知っていたら
  楽しめるだろうな、と思いました。


●「疑薬」 著者:鏑木蓮  講談社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東大阪にある居酒屋「二歩」。
    生稲怜花は、母の怜子、育ての
    父である誠一と穏やかに暮らしていた。
    しかし、怜花には忘れられない過去
    がある--。
    11年前、生死の境を彷徨った母は、
    入院先の三品病院で新型抗インフル
    エンザ薬を処方され、なんとか一命
    を取り留めるも、その後容体が急変、
    失明してしまったのだ。
    ある日、「怜子の失明の原因を調べて
    いる」という「なにわ新報社」の
    記者・矢島から新聞の切り抜きを
    手渡された怜花。そこには、三品病院
    系列の老人ホーム「なごみ苑」で
    インフルエンザ患者二名が死亡した
    との報道が。
    母の失明の原因は、医療ミスなのか--。

    閉ざした過去と対峙したとき、
    製薬会社を巻き込む驚愕のスキャンダルが
    明かされる!

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  主人公は、生稲怜花であるが、も一人の
  主人公と言える人物はヒイラギ製薬工業の
  社長代行・川渕良治。副作用の少ない
  インフルエンザ薬「シキミリンβ」の開発者
  でもある。
  父母は離婚し、母に引き取られ育てられたが、
  ヒイラギ製薬工業社長であった実父に子ども
  がなかったため(後で弟がでいるが)ヒイラギ
  薬品に就職し、父の体調不良で代行を
  務めることになった。

  副作用の少ないことが評判だったシキミリンβ
  であったが、副作用と思われる症状が
  発生。そのことをもみ消す策を講じていたが、
  11年経って、その事件を調査する記者が出てきた。
  良治はどう対処するのか。

●「ヴァン・ショーをあなたに」 著者:近藤史恵  東京創元社 2008年6月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    下町のフレンチレストラン、
    ビストロ・パ・マルのスタッフは
    四人。二人の料理人はシェフの
    三舟さんと志村さん、ソムリエの
    金子さん、そしてギャルソンの僕。
    気取らない料理で客の舌と心を
    つかむ変わり者のシェフは、
    客たちの持ち込む不可解な謎を
    あざやかに解く名探偵。
    近所の田上家のスキレットはなぜ
    すぐ錆びるのか?
    しっかりしたフランス風のパンを
    売りたいとはりきっていた女性パン
    職人は、なぜ突然いなくなったのか?
    ブイヤベース・ファンの新城さんの
    正体は?ストラスブールのミリアム
    おばあちゃんが、夢のようにおいしい
    ヴァン・ショーをつくらなくなって
    しまったわけは?
    …絶品料理の数々と極上のミステリを
    どうぞ。

    【目次】
    錆びないスキレット/憂さばらしのピストゥ/
    ブーランジュリーのメロンパン/
    マドモワゼル・ブイヤベースにご用心/
    氷姫/天空の泉/ヴァン・ショーをあなたに

  -----
  「最近読んだ本一覧494」の
  「ママロンはマカロン」を読んで、
  シリーズを全部読んでみようと思い、手に
  取った第2弾。

  今回もおいしそうなお料理が登場します。
  三舟シェフがイタリアを放浪していたときの
  エピソードも出てきます。

  残るは第1弾のみです。


●「蜃気楼の犬」 著者:呉勝浩  講談社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    正義など、どうでもいい。
    俺はただ、可愛い嫁から幸せを
    奪う可能性を、迷わず排除する
    だけだ。明日も明後日も。

    県警本部捜査一課の番場は、
    二回りも年の離れた身重の妻コヨリを
    愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。
    周囲の人間は賞賛と若干の揶揄を
    込めて彼のことを呼ぶ--現場の番場。
    ルーキー刑事の船越とともに難事件の
    捜査に取り組む中で、番場は自らの
    「正義」を見失っていく--。

    新江戸川乱歩賞作家が描く、
    新世代の連作警察小説。

    【目次】
    月に吠える兎/真夜中の放物線/
    沈黙の終着駅/かくれんぼ/蜃気楼の犬


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  二つの離れた現場で発見された
  女性のバラバラ死体の手の指が2本、
  入れ替わっていたり、
  自殺だろうと思われた事件が、実は
  他殺だったりという謎をどんどん
  解いていく番場。
  家には妊婦の妻・コヨリが待っていて、
  愛おしくてしかたがない。
  自分の妻や子が同じ被害に合わないように
  犯人を捕まえる。
  番場の感の良さとルーキーの船越少年
  (若いので”少年”と揶揄されている。)
  の頑張りが目を引きます。

  なんで、二回りも年下の嫁さんを
  もらったのかを知りたいです。
  続編に期待!


●「新参教師」 著者:熊谷達也  徳間書店 2006年1月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    損保会社支店長の安藤はリストラに
    備えて会社を辞め、教員となる。
    生ぬるい教育現場に民間力をと張り
    切った安藤だが、サラリーマン時代の
    常識がまったく通用しないことに
    驚くばかり。さらには未経験者にも
    関わらず、いきなり3年生クラス担任
    となり、とまどう事の連続だった。
    しかも、誰かが自分を陥れようと、
    あの手この手の嫌がらせを
    仕掛けてくる……。
    果たして犯人は誰なのか?

  -----
  仙台市立青葉中学校の数学教師となった安藤。
  妻子もいるが、思い切って転職。

  学校現場で、ろくに仕事ができない
  教師に腹を立てたり(”税金泥棒”と
  呼んでいる)と愚痴が多い。

  そんな中、教育委員会に、安藤に関する
  怪文書が送られてくる。
  教師を続けられるのか!?

  安藤みたいな巨乳好きでもしかして
  同僚と浮気?的な発想が浮かぶ
  教師がいたら、イヤだわ。

  ★1ではないけど、熊谷さんらくしない
  作品だと思いました。
  熊谷さんらしさと言えば、舞台が仙台の
  中学校ということぐらいかな。


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2017.07.11

最近読んだ本一覧494

●「サムライせんせい 3」 2016年7月  著者:黒江S介  リブレ
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    武市半平太の居候先の佐伯家に、
    お調子者のかつての相棒・坂本竜馬が
    入り浸るようになり、ますます賑やかに。
    平成での侍の暮らしを描いた現代編、
    さらに新章・幕末編突入!!
    笑いと憂いと感動の侍タイムスリップ!

  -----
  今回は幕末時代の回想シーンが多かったです。
  岡田以蔵も登場!
  これからさらに楽しみです。


●「アノニム」 著者:原田マハ  KADOKAWA 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ジャクソン・ポロック幻の傑作
    「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が
    迫る香港。建築家である真矢美里は七人の
    仲間とともにオークション会場へ潜入
    していた。一方、アーティストを夢見る
    高校生・張英才に“アノニム”と名乗る
    謎の窃盗団からメッセージが届く。
    「本物のポロック、見てみたくないか?」
    という言葉に誘われ、英才はある取引に
    応じるが…!?
    ポロックと英才、ふたつの才能の出会いが
    “世界を変える”一枚の絵を生み出した。
    痛快華麗なアート・エンタテインメント開幕!!

  -----
  「アノニム」と名乗る絵画の窃盗団。
  営利目的ではなく、絵を盗み修復してもとに
  戻すということもやっている。

  「アノニム」のメンバは以下の通り。
   ジェット 蔣恩堂(ジャンエンタン)
        IT長者である世界のTOP10に
        入るアートコレクター。
        「アノニム」のボス。
   エポック ゼキ・ハヤル
        イスタンブールのトルコ絨毯店の経営者。
        美術史家としても活躍。
   ミリ   真矢美里
        香港の巨大美術館建設のコンペに競り勝ち
        アーキテクトとして派遣された建築家。
   ヤミー  ダリダ・フィオレンティーナ
        ブルックリンでギャラリーを経営
   ネバネス サラ・グッドマン
        フリーランスで活躍する世界屈指の
        美術品修復家。
   オブリージュ
        ジャック=フランソワ=フロマンタン=
        エリ=ド・ブルゴー=ドリュクレー
        ラグジュアリーブランドのオーナーで
        あり、ファイン・アートのコレクター。
   ネゴ   パトリック・ダンドラン
        オークション会社「サザビーズ」の花形
        オークショニア。
   オーサム ラヤ・シン
        天才エンジニアであり、アノニムメンバ
        では最年少。


●「小説 BOC 4」 編者:小説BOC編集部  中央公論新社  2017年1月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    小説BOC4は、なんと「猫ミス」大特集。
    秋吉理香子、長岡弘樹、菅野雪虫、芦沢央、
    小松エメル、恒川光太郎、新井素子が登場!
    そして「猫ピッチャー」のそにしけんじも登場。
    好調「螺旋」では、カバーイラストを描いた
    杜昆と「螺旋」の伊坂幸太郎のアーティスト
    対談が実現!
    ヴァレンタイン読み切り特集や森見登美彦が
    巡る京都七福神など、今回も読み応え抜群の
    盛り沢山!

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  螺旋は最近、わからなくなってきた。
  まとめ読みがいいな。
  横道世之介と読み切りの作品を読みました。

  読み切り特集 バレンタインデー
  ・灯台とチョコレート(木村紅美)
  ・メロンソーダコーラ(加藤千恵)
  ・バレンタインデーは誰のもの?(鯨統一郎)
  ・苦いチョコレート(石井睦美)
  ・初恋(朝比奈あすか)

  特集 猫ミス! 読み切り競演
  ・オッドアイ(菅野雪虫)
  ・四月のジンクス(長岡弘樹)


●「ギャザリング・ブルー 青を蒐める者」
  著者:ロイス・ローリー 訳者:島津やよい  新評論 2013年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    *あらすじ…足の不自由な少女、キラ。
    唯一の庇護者であった母がある日、突然
    の病に倒れ亡くなってしまう。
    体の不自由な者にとって苛酷な「村」の
    環境のなかで、キラは自分が生き残れ
    ないかもしれないことを覚悟する。
    しかし彼女には、「村」の未来にかかわ
    るある不思議な力がそなわっていた…
    *読みどころ…前作『ギヴァー』と異なり、
    「少女」が主人公で、「糸」「布」に
    まつわる特殊技能がテーマです。
    登場人物たちのサバイバルは前作よりも
    かなり苛酷。しかし、ひきしまった文体と
    物語展開、「幸福」や「共生」の意味を
    深く考えさせるストーリーテリングの
    手腕は健在!つづく第3作の主人公と
    なる型破りでキュートなキャラクターも
    登場します!
    *海外レビューより…フィクションの
    達人ロイス・ローリーは、写実的な物語
    とファンタジーのいずれにも卓越して
    いる。そして、わたしたちの文明の
    将来の姿を写しとっているかもしれない
    この物語は、作家の最高傑作のひとつだ。
    -『ブックリスト』誌

    ローリーが、あのニューベリー受賞作
    『ギヴァー』で描いた象徴的な近未来の
    世界に戻ってきた…いつもながら思索と
    議論をよびさますたくさんの題材が
    ちりばめられているだけでなく、今回は
    “魔法モノ”のタッチも加わっている。
    そして読者は、前作のあの謎めいたラスト
    シーンを読み解くためのかすかなヒント
    をも見いだすことができるかもしれない。
    -『カーカス・レビュー』誌

  -----
  足が不自由なキラ。
  でも、織物の才能はピカ一。

  「ギバー」は3部作になっていることを
  知りませんでした。
  はりゅに「ギバー」を読まそうと思い、
  図書館で借りたときに、仲良くさせてもらっている
  職員さんに続編があることを教えてもらいました。


●「マカロンはマカロン」 著者:近藤史恵  東京創元社 2016年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    下町の小さなフレンチ・レストラン、
    ビストロ・パ・マルは、スタッフ
    四人、カウンター七席、
    テーブル五つ。フランスの田舎を
    転々として、料理修業をしてきた変人
    シェフ三舟さんの気取らない料理と、
    身も心も温めてくれるヴァン・ショーは
    大人気。そして、実はこのシェフ、
    客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに
    解く名探偵でもあるのです。
    豚足をめぐる少年と母親の再婚相手と
    の物語、おしゃれな大学教師が
    経験した悲しい別れの謎、消えた
    パティシエが残した言葉
    「マカロンはマカロン」とは?…
    等々、胸を打つ話ばかり。
    ブーダン・ノワール、豚足料理、
    マカロン、ベリーのタルト…
    メインディッシュもデザートも
    きっとご満足いただけます。
    絶品料理の数々と極上のミステリを
    どうぞ!

  -----
  手軽なフレンチレストラン
  「ビストロ・パ・マル」で起こる
  日常ミステリー。
  美味しいフレンチが食べたくなります。


●「注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1(新装版)」
  著者:宮沢賢治  講談社 2008年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ふたりのわかい紳士が猟にでて、
    山おくの西洋料理店にはいったところ、
    かえって自分たちが料理されそうに
    なってしまうという、宮沢賢治の
    代表作『注文の多い料理店』をはじめ、
    『鳥箱先生とフウねずみ』
    『ツェねずみ』『クンねずみ』
    『ありときのこ』『やまなし』
    『雪渡り』『シグナルとシグナレス』
    『狼森と笊森、盗森』ほか、
    詩と名作童話15編を収録。
    小学中級から。

    【目次】
    星めぐりの歌/注文の多い料理店/
    鳥箱先生とフウねずみ/ツェねずみ/
    クンねずみ/ありときのこ/やまなし/
    めくらぶどうと虹/いちょうの実/
    まなづるとダァリヤ/月夜のけだもの/
    おきなぐさ/シグナルとシグナレス/
    狼森と笊森、盗森

  -----
  宮澤賢治って、「注文の多い料理店」しか
  読んだことがありませんでした。
  はりゅが「面白いよ」というので読み始めました。
  ちなみにはりゅのオススメは「やまなし」です。
  朗読の漫画で主人公が読んでいたのを
  思いだしました。

  宮澤賢治…。不思議な世界観ですね。

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2017.06.30

最近読んだ本一覧493

●「風の谷のナウシカ1」 1984年7月
 「風の谷のナウシカ2」 1983年8月
 「風の谷のナウシカ3」 1984年12月
 「風の谷のナウシカ4」 1987年3月
 「風の谷のナウシカ5」 1991年5月
 「風の谷のナウシカ6」 1993年11月
 「風の谷のナウシカ7」 1994年12月
   アニメージュ・コミックス・ワイド版
  著者:宮崎駿  徳間書店
    
    
    
    
    
    
    


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  中学生くらいの頃に、1~4を読んだことが
  あり、尻切れトンボのまま。
  映画とは全然違うストーリーだということは
  憶えていたのですが、こんな難しいストーリー
  だったとは…。

  映画は2巻の前半位までをまとめたものですが、
  ここまでの展開もちょっと違う。
  形ある巨神兵も出てこないし。

  映画のシーンと同じシーンではセリフの
  声を想像できるし、サントラも思い浮かびます。


●「モモンガの件はおまかせを」 著者:似鳥鶏  文藝春秋 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    お馴染みの楓ヶ丘動物園の飼育員たち
    --大型哺乳類担当の僕(桃本)、
    げっ歯類担当の七森さん、ツンデレ
    獣医の鴇先生、そしてカルト的人気、
    爬虫類担当の変態・服部くん
    --が、動物たちにまつわる謎を解き
    明かす、人気ミステリーシリーズ最新刊!

    ・楓ヶ丘動物園飼育員たちが休日に
    バーベキュー、僕と服部くんは買出しに
    出かける。犬の散歩をしている男に
    道を訪ねたのだが、連れていた
    柴犬の様子に僕は不審を抱く。
    (「いつもと違うお散歩コース」)

    ・七森さんに憧れるボランティア少年
    長谷井翼君の友人・今成君の家猫
    スコティッシュフォールドのトビーが
    男に連れ去られたという。トビーは
    夜帰ってきたのだが、オートロックで
    密室の家に、男はどうやって侵入し、
    トビーを連れ出したのか?
    (「密室のニャー」)

    ・楓ヶ丘動物園飼育員メンバーの面々
    が、警察署から連れ立っての帰り道、
    僕の頭部にフクロモモンガが飛来して
    きた。どうも古いアパートの二階から
    逃げたらしいのだが、部屋の様子が
    おかしい。ドアを開けたところ、
    そこには部分的にミイラ化した死体
    が……。ケージもあり、ここで飼われ
    ていたことは間違いないのだが、
    いったい誰が何の目的で死体のある
    部屋でモモンガ(モモモ氏)の世話を
    していたのか?
    (「証人ただいま滑空中」)

    体長は最低でも1メートル、体重も
    最低50キロという謎の大型生物が
    山の集落に出現。その「怪物」を
    閉じ込めたと聞いて向かった廃屋は
    もぬけのからだった。「怪物」は
    どうやって抜け出したのか?
    考え込んでいた鴇先生の顔が
    蒼ざめる……。(「愛玩怪物」)

    【目次】
    いつもと違うお散歩コース/
    密室のニャー/証人ただいま滑空中/
    愛玩怪物

  -----
  いつも通りの楽しい動物園のメンバ。
  似鳥さんの注釈やあとがきも毎回
  楽しみです。


●「キュンとしちゃだめですか?」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2013年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    歩道、電車の中、映画館、ラーメン屋の前、
    コンビニのレジ周辺、その他もろもろ。
    あなたの「キュン」はどこに隠れてる?
    甘酸っぱいときめき満載のイラストエッセイ。

    【目次】
    サラリーマンにキュン/街中でキュン/
    あのセリフにキュン/
    そのリアクションにキュン/
    さらっとしたキュン

  -----
  日常の日常、ホントに身近なことで
  キュンとしたことをまとめたエッセイです。
  ホントになんでもないことばっかり
  なんですけどね。


●「ラジオ・ガガガ」 著者:原田ひ香  双葉社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    喜びも哀しみも、いつもラジオが
    傍にいてくれた。夢破れ、逃げる
    旅路の果てで聴いた【オードリーの
    オールナイトニッポン】。
    ケアハウスで暮らすラジオ歴35年の
    老女は、今夜も【深夜の馬鹿力】に
    胸をときめかす
    --など、実在する人気ラジオ番組に
    耳を傾ける人々の姿を描く連作5篇。

    人生で大切なことはすべて深夜の
    ラジオが教えてくれた。夜更けに、
    ラジオのスイッチを入れる。きょうも
    一日、いろいろあった。みんな、
    どんな事情を抱え、なにを考える?
    私たちは、精いっぱい生きている。
    実在するラジオ番組に耳を傾ける人々
    の人生を切り取った哀歓5篇。

    【目次】
    三匹の子豚たち/アブラヤシのプランテーションで/
    リトルプリンセス二号/昔の相方/
    We are シンセキ!/
    音にならないラジオ

  -----
  ・三匹の子豚たち
    一人暮らしをやめ、ケアハウスで
    暮らすことにした老女。
    三人の息子がいるが、2人目の後に
    流産した娘のことをきっかけで、
    ラジオを聞くようになる。

  ・アブラヤシのプランテーションで
    就職したが、うまくいかない生活。
    大学時代にラーメン屋でバイトを
    したことがあるのがきっかけで
    大学時代の先輩に声をかけられ
    シンガポールでラーメン屋を開くことに。
    日本を離れるときに、友人が選別の
    iPodに入れてくれたラジオを聞く。

  ・リトルプリンセス二号
    ラジオシナリオを描いている主婦。
    ネットで「花ゲリラ」という活動を知り
    参加する。

  ・昔の相方
    主人公の旦那の大学時代の友人がお笑い
    コンビとして人気が爆発した。
    旦那は友人が売れないころ、金銭的な
    援助をしていたこともあるが、その
    ことをラジオで「マヌケな男」として
    笑い話にされる。

  ・We are シンセキ!
    女子高生が主人公。
    悩み相談のラジオ番組に、
    同じ高校の友だちがチアリーディグの
    クラブ内でいじめがあり、それを
    放置しておくことができないと相談する。
    しかしその相談者がいじめの首謀者。

  ・音にならないラジオ
    シナリオライターを目指す男性。
    とありシナリオコンテストで最優秀賞を
    獲得し、担当者に何作ものプロットを
    提出するが却下ばかり。
    彼女にももうそろそろ定職について、
    結婚してほしいと言われる。
    主人公はもう一度同じシナリオコンテストに
    シナリオを提出する。

  --
  小中高生の頃は、深夜番組を録音して
  よく聞いていたな。
  とんねるずのオールナイトニッポンを
  120分テープに。
  A面とB面の切り替えの時に、録音
  されていない箇所が惜しかった。
  懐かしい。

  最後の「音にならないラジオ」は
  寂しいラスト。
  ハッピーエンドにしてほしかったな。


●「サムライせんせい 1」 2014年11月
 「サムライせんせい 2」 2015年9月
   著者:黒江S介  リブレ
    
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    「サムライせんせい 1」
     ちょんまげ頭に着物で颯爽闊歩する
     ぼくらの先生は、お侍。
     なぜだか分からないけど、幕末から
     やってきたらしい?
     見慣れぬ文明に右往左往する先生は、
     町の皆さんの好奇の目に晒されて……。

     笑いあり、感動ありの侍タイムスリップ!

    「サムライせんせい 2」
     江戸時代の牢獄の中から、平成の世に
     タイムスリップ!!

     居候先で学習塾の手伝いをする
     武市半平太であったが、周囲に馴染め
     ないまま日々は過ぎてゆく……。
     そんなある日、生徒達の危機に直面!!
     半平太は不審者を倒し、無事生徒
     たちを救えるのか--?

  -----
  図書館司書さんに、返却された本で
  所蔵してる図書館に移送するので
  読まないかと勧められた本。
  「面白いか?」と聞くと、「映像化も
  されているし、今度、映画にもなる」
  と。
  その後すぐに、高知でロケがされると
  知りました。

  読んでみると面白い!
  正直歴史は苦手なので、武市半平太が
  何をした人なのか、詳しくは
  知らなかったので、勉強になります。

  3、4巻も楽しみですし、映画が高知で
  先行上映されるみたいなので、見に行きたいです。


●「田中角栄 「情」の会話術
  -相手を熱くし、人を動かす言葉の極意-」
  著者:向谷匡史  双葉社 2016年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    没後20年を超えて今なお、私たち
    の心を揺さぶる田中角栄の言葉。
    1000人を超す聴衆を一瞬で
    惹きつけ、長年の政敵ですら絡め
    取ってしまう、言葉の魔術はいかに
    して生み出されたのか?
    単なるレトリックやコミュニケーション
    術を超えた、角栄の“名言力”の肝を
    作家・向谷匡史が「情(じょう)」を
    キーワードに読み解く。
    「ウソはつくな、夢を熱く語れ」
    「相手が聞きたいことを第一声で放つ」
    「“なぜならば”の説明は回転木馬方式で」
    「ミエミエのお世辞にしない
     『誉め言葉』の鉄則」
    「挫折や失敗を自己PRに使う」
    「断る時ときはハッキリと、誠意をもって」
    「愚問をテコにして、相手を取り込む」
    「響く言葉は本気の気配りから生まれる」
    などなど、今この瞬間から使える
    「角栄流言葉の極意」が満載!
    大好評『田中角栄 相手の心をつかむ
    「人たらし」金銭哲学』に続く第二弾。

  -----
  最近、田中眞紀子さんの「父と私」を読んで、
  田中角栄さんについてもっと知りたくなり、
  手に取りました。
  人を引き付ける話し方、内容。
  勉強になります。


●「ピエロがいる街」 著者:横関大  講談社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    兜市役所の秘書課に勤務する比南子
    は困っていた。スローガンに
    「開かれた市政、会いに行ける市長」
    を掲げる宍戸市長は、時間さえ空いて
    いればどんな来客でも応対する。
    兜市は製薬会社が工場を国外移転する
    ことが決まり、かつてない財政難に
    陥っていた。市議会では大荒れが
    予想される中、今日も市民は市長に
    会いにくる。
    ところ代わって兜市の駅前。
    就職活動がうまくいかない立花稜が
    ベンチに座って悩んでいると、顔に
    白粉を塗り、真っ赤な口紅を塗っ
    たピエロに話しかけられた。
    「願いごとを一つ、言ってみろ」
    立ち去らないピエロに仕方なく
    就職したいと話すと、稜はピエロに
    雇われることになる。ピエロは毎晩
    困った市民を助けるために活動
    しており、稜はそれを手伝うが……。

    兜市が抱える難題に次々と直面する
    市長とピエロ。ピエロの正体が
    判明したとき、物語は鮮やかに反転する!

  -----
  【登場人物】
  宍戸市長  兜市の市長
  謎のピエロ 兜市をよくするために
        迷子の犬捜しや台風で帰宅できない
        キャンプの子どもらの救出、
        病院の外科医探し、殺人事件の犯人
        探しなどをする
  今西比奈子 宍戸市長の秘書
  立花稜   就職活動中の大学生
        親は部品工場を営むが製薬工場の撤退で
        経営難に。
        ピエロと一緒に行動する中で、
        救急救命士を目指すことにする。
  藤井伶奈  兜市中央病院の看護師
        医師不足で悩む
  城島    新聞記者。ピエロの指示の元、
        田沼援会長殺人事件の謎を追う。
  二本松議員 兜市議会のドン
        議員の弟は建設会社を経営。
  松本江利香 NPO法人の代表で二本松議員の
        推しで次期市長を目指す。
        弟は35年前に公園の遊具の事故で
        死亡。

  --
  最初は、怪我により一線を退いたピエロ(父)
  とその息子のちょっと寂しい描写から始まる。
  地域を点々としてピエロの細々とした収入で
  生活する親子。

  それから場面が一転し、兜市の小さな問題を
  解決していくピエロが登場。
  危機に立たされている宍戸市長とその周りの
  登場人物。
  宍戸市長の後援会長の田沼が殺害される事件も
  発生し、最後に会った宍戸市長が疑われる。
  さらに公費を使ってバリ旅行をしたという疑惑も
  発生。

  一方、謎のピエロは迷い犬を探したり、
  兜市中央病院に東京から中路という外科医を
  連れて着たり、宍戸市長の息子がキャンプに
  行ったが台風で、戻れなくなったため救出に
  向かったりと問題を解決していく。
  田沼後援会長の事件も、35年前に発生した
  公園での遊具の事故が絡んでいることを
  突きとめる。

  犯人を突きとめたとき、その犯人が宍戸市長を
  刺そうとする。そこに現れて、宍戸市長を
  助けるのは…。

  最後は、宍戸市長の息子・幸喜(こうき)が
  大人になり、兜市職員になった場面。
  父・幸蔵が心臓関係で倒れる。母・凜子が
  救急車を呼ぶ。
  そこに到着したのは稜。そして、運ばれるのは
  中央病院。そこには伶奈と中路が。

  すべてが再びつながります。

  ネタバレになりますが宍戸市長=ピエロだと
  思い込んでいました。

  私の感性にぴったりの作品。
  最後の騙された感と、面白さ、さらに涙もあり。
  ★3つです。


●「フォークロアの鍵」 著者:川瀬七緒  講談社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    羽野千夏は、民俗学の「口頭伝承」を
    研究する大学生。“消えない記憶”に
    興味を持ち、認知症グループホーム
    「風の里」を訪れた。出迎えたのは、
    「色武者」や「電波塔」などとあだ名
    される、ひと癖もふた癖もある老人たち。
    なかでも「くノ一」と呼ばれる
    老女・ルリ子は、夕方になるとホーム
    から脱走を図る強者。ほとんど会話が
    成り立たないはずの彼女が発した
    「おろんくち」という言葉に、千夏は
    妙な引っ掛かりを覚える。記憶の森に
    潜り込む千夏と相棒の大地。
    二人を待っていたものは……!

    乱歩賞作家の傑作長編・深層心理ミステリー。

  -----
  川瀬さんの得意(?)とする民俗学を
  題材にした作品。

  千夏の研究を手伝う大地という高校生も
  有名私立高校に進学したものの、
  毒母親に反発し、高校も中退してしまう
  という人物。

  最後は、監禁された小学生2人を見つけるという
  突拍子もないエンディング。
  すごい繋げ方だなぁ。


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2017.06.04

最近読んだ本一覧492

●「素敵な日本人」 著者:東野圭吾  光文社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    たとえば、毎日寝る前に一編。
    ゆっくり、読んでください。
    豊饒で多彩な短編ミステリーが、
    日常の倦怠をほぐします。
    意外性と機知に富み、四季折々の
    風物を織り込んだ、極上の九編。
    読書の愉楽を、存分にどうぞ。

    【目次】
    正月の決意/十年目のバレンタインデー/
    今夜のは一人で雛祭り/君の瞳に乾杯/
    レンタルベビー/壊れた時計/
    サファイアの奇跡/クリスマスミステリ/
    水晶の数珠

  -----
  すべて既読の作品。
  でも、エンディングを忘れていたり
  したので、読み返せてよかったです。

  ・正月の決意
    「最近読んだ本一覧270」の
    「宝石 ザ ミステリー」の「正月ミステリ」

  ・十年目のバレンタインデー
    「最近読んだ本一覧436」の
    「ザ・ベストミステリーズ2015」

  ・今夜は一人で雛祭り
    「最近読んだ本一覧386」の
    「宝石 ザ ミステリー 3」

  ・君の瞳に乾杯
    「最近読んだ本一覧415」の
    「宝石 ザ ミステリー 2014 夏」

  ・レンタルベビー
    「最近読んだ本一覧367」の
    「SF 宝石」

  ・壊れた時計
    「最近読んだ本一覧475」の
    「宝石 ザ ミステリー Red」

  ・サファイアの奇跡
    「最近読んだ本一覧448」の
    「SF 宝石 2015」

  ・クリスマスミステリ
    「最近読んだ本一覧326」の
    「宝石 ザ ミステリー 2」、
    「最近読んだ本一覧382」の
    「驚愕遊園地」

  ・水晶の数珠
    「最近読んだ本一覧456」の
    「宝石 ザ ミステリー 2016」


●「たけくらべ・山椒太夫(少年少女日本文学館1)」
  著者:樋口一葉、森鴎外、小泉八雲  講談社 1986年12月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    種々様々な少年少女の姿を描いた明治の
    文学下町の早熟な少年少女を描いた名作
    「たけくらべ」(円地文子訳),
    別れ別れになった両親をさがすけ
    なげな姉弟の物語「山椒太夫」など,
    明治の文豪の作品8編収録

  -----
  娘が「鷗外は面白くない、一葉の「たけくらべ」が
  面白い」というので、
  原文の「たけくらべ」を読み始めたのですが、
  言葉が難しくて全然頭に入ってこない。
  挫折しました。
  現代訳のこの本は、児童書でもあるので、
  言葉や時代背景の解説もあり、比較的
  頭に入ってきやすいです。

  はりゅによる概要説明が、
  「近々、女郎にならないといけない美登利と
  お坊さんにならないといけない真如の淡い恋の物語」と
  のことだったのですが、私には、正太の存在の
  ほうが大きかったです。

  森鷗外の「山椒大夫」、「高瀬舟」、「最後の一句」、
  「羽鳥千尋」、小泉八雲の「耳なし芳一のはなし」、
  「むじな」、「雪おんな」が収録されています。


●「百田百言 百田尚樹の「人生に効く」100の言葉」
  著者:百田尚樹  幻冬舎 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「本当の才能は、実は努力する才能」
    「誰もが最初は素人だ」-等々、
    百田尚樹の小説は、百言名言の宝庫だ!

    『永遠の0』『海賊とよばれた男』など
    数々のベストセラーを生み出してきた
    著者が、自作小説から「人生の糧に
    なる言葉」をピックアップし解説する、
    かつてない名言集!
    ・誰にも一寸先はわからない。
     しかし、わからないからこそ生きて
     いられる(フォルトゥナの瞳)
    ・才能は金のある世界に集まるんだ
     (夢を売る男)
    ・恋の作用はたいていの場合、人を
     躁と鬱のどちらかにする(錨を上げよ)
    ・男は目でセックスしてるんだよ
     (モンスター)
    ・あの遺書が特攻隊員の本心だと思うのか
     (永遠の0)
    ・人はどう生きたかがすべてである
     (幻庵)
    ……etc.

    【目次】
    運命・人生/愛・男と女/成功・幸運/
    勝負/小説と小説家/世の中/人間・心/
    皮肉/百田尚樹の小説・全14作品紹介

  -----
  自分の小説からPickUp名言集。
  なんて自画自賛なんだ。(笑)


●「ライオン・ブルー」 著者:呉勝浩
  KADOKAWA/角川書店 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    警察は交番が一番や。誰かを守るのに、
    最も近くにいてやれる。生まれ故郷で
    ある田舎町の交番に異動した澤登耀司、
    30歳。過疎化が進む町で、耀司の
    同期・長原が姿を消した。県警本部が
    捜査に全力をあげるも、長原の行方は
    分からなかった。事件に巻き込まれた
    のか。それとも自らの意志なのか。
    耀司は先輩警官・晃光の言動に不審を
    抱きながらも、長原失踪の真相を探って
    いく。やがて町のごみ屋敷が放火され、
    家主・毛利淳一郎の遺体が見つかった。
    耀司は、長原が失踪直前に毛利宅を
    訪ねていたことを掴むが……。

  -----
  どんでん返しの作品ですね。
  田舎の狭くて、硬いコミュニティの中で
  生きていかなくてはならない苦しさを
  よく表しているような気がします。

  こういうコミュニティだと、隠蔽とか
  当たり前になるのかもしれませんね。


●「居酒屋ぼったくり」 著者:秋川滝美  星雲社 2014年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の書籍化!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

    【目次】
    暖簾の向こう側/想い出につける付箋/
    丑の日の孝行娘/汗かき職人の夏/
    拾った子猫/夏休みの過ごし方/
    ゴーヤの苦み

  -----
  父母から受け継いだ居酒屋を切り盛りする
  姉・美音(みね)と妹の馨。

  商店街など近所のなじみが立ち寄る店に
  なっています。

  突然ふらりと現れたサラリーマンの要が
  (最後まで素性が分からなかった。続編が
  あるので、段々とこれからわかっていくの
  かな?)要所要所で登場します。


  「暖簾の向こう側」は
  お酒の銘柄をぴたりと当てる物知りのシンゾウ、
  建築現場で働くトクが登場。
  トクの弟子が突然現場に現れなかった話。

  「想い出につける付箋」では人参の葉っぱが
  食べたいというOL・アキ、アキの食べっぷりを見て
  人参の葉っぱを食べる就職2年目のリョウ。

  「丑の日の孝行娘」は両親が三交代制の工場に
  勤務していて、こずかいで買ったウナギを食べさせて
  あげたいが、ウナギが高くて買えない中学生・早紀の
  話。

  「汗かき職人の夏」は大手家電量販店の工事請負会社
  でクーラーの取り付けなどの仕事をしているアキラが
  後輩・カンジの汗かきについて相談を受ける話。

  「拾った子猫」はウメさんが公園でみつけた5匹の
  小さな子猫を要の知り合いの動物病院で預かって
  もらって育ててもらうことになった話。

  「夏休みの過ごし方」は2か月に1回くらいの
  頻度で訪れる会社員のヤマさんとケンさんが、
  夏休みになると奥さんの期限が悪くなるという話を
  している。子どもらの自由研究も兼ねて、
  「居酒屋ぼったくり」のレシピで料理をすることを
  薦める。

  「ゴーヤの苦み」はウメが緑のカーテンで
  育てたゴーヤが豊作になったけど、ウメが
  苦手で店に持ち込まれた。
  リョウの後輩で沖縄出身のノリが、こちらでの
  暮らしに自身が持てなくなったが美音の沖縄
  料理で元気を出す話。

  続きが楽しみです。


●「ギフテッド」 著者:山田宗樹  幻冬舎 2014年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『百年法』を超えるスリルと興奮!!
    未知との出会いが読む者の本性を炙り
    出す、胸打つ大巨編ミステリー
    25年前、アメリカ合衆国のミネアポリス
    に住む13歳の少年の体内に〈未知の臓器〉
    が見つかった。以後、同様の臓器を
    もつ子供たちの存在が、世界各地で
    確認される。

    いつしか彼らは、羨望と畏れを込めて
    「ギフテッド」と呼ばれるようになった。
    それから時が経ち、ギフテッドは新たな
    局面を迎えることとなる。
    ギフテットとは何なのか?
    そして、彼らを待ち受けていたのは……。

    理解できないものに対峙する恐怖、
    信念が根底から揺らぐ恐怖
    恐怖は伝染し、拡大し、やがて、暴走し
    始める--。
    進化なのか、異物なのか?
    全人類の存在意義を揺るがす、禁断と
    衝撃と感動のスペクタクル大長編

  -----
  小学6年生の時に、皆が受ける検査で
  「ギフテッド」かどうかは判断される。
  「ギフテッド」とは、機能性腫瘍という名で呼ばれる
  未知の臓器を持った人物のこと。

  「ギフテッド」だと分かった達川颯斗は、
  小学校で仲間はずれにされてしまい
  「ギフテッド」だけが通う学校に転校する。
  そこで出会った仲間たち。
  そして、「ギフテッド」には超能力があるので
  はないかと疑う者もいた。

  マジョリティとマイノリティの対立。
  とてもとても面白くて、ほぼ一気読みでした。
  久々に★★★の作品です。


●「ヨチヨチ父 とまどう日々」 著者:ヨシタケシンスケ
  赤ちゃんとママ社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    パパは共感。ママは落胆。
    ママっていつもイライラしてるよね?
    パパって何か蚊帳の外だよね…?
    話題の絵本作家・ヨシタケシンスケが、
    父になってわかった“トホホな真実”
    を描く、初の育児イラストエッセイ!

  -----
  父親視点で見る子育てエッセイ漫画って初めて
  のような気がします。

  とにかく面白かった。
  子どもが小さいころに是非、うちの旦那に
  読ませたかった。
  う~~ん、残念。

  ヨシタケさん、ママの気持ちがわかってすごい。


●「飛ぶ教室 第48号(2017年冬)」
  光村図書出版 2017年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    特別編集長シリーズ第4弾!
    今回は,本誌コラム「子どもたちに
    よろしく」でもおなじみ,
    イラストレーター・長崎訓子が
    編集長です。長崎編集長が
    選んだ特集テーマは,「漫画」。
    人気漫画家の描き下ろし漫画を
    はじめ,創作秘話も飛びだした対談,
    インタビューなどなど,子どもの
    頃から漫画を愛してきた長崎編集長
    ならではの特集内容です。

  -----
  「飛ぶ教室」という雑誌とは。

  ~~出版社のサイトから引用~~
  「ドイツの児童文学者エーリッヒ・ケストナー
  の名作の名を冠した『飛ぶ教室』は,
  1981(昭和56)年に創刊しました。
  江國香織や梨木香歩といった新しい感性を
  もつ作家を数多く輩出しています。
  サブタイトル「児童文学の冒険」にある
  ように,童話だけでなく広く児童文化
  と向き合いながら,新しい児童文学の
  総合誌として冒険を続けています。」
  ~~~~~~~~~~~~~~~~

  こんな雑誌があったとは!
  ヨシタケシンスケさんのキーワードで
  引っかかったので手に取ってみました。
  いろんな作家さんの短編の漫画が読めて
  よかったです。


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2017.05.25

最近読んだ本一覧491

●「きみの隣りで」 著者:益田ミリ  幻冬舎 2016年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    いつも、そこにいるよ。
    だから、飛べ。飛ぶんだ。

    アラサーアラフォーの胸をわし掴みに
    したシリーズ累計60万突破の
    四コマ漫画「すーちゃん」から10年。
    益田ミリの新たな代表作の誕生。

    物語の主人公は、森の近くに住む早川さん。
    週末には、街で働くマユミちゃんと
    せっちゃんが遊びにやってきます。
    てくてく歩けば、毎日がきらきら。
    今日も女3人が往く。

  -----
  森の中に住む早川さん。翻訳の仕事をしていて、
  旦那さんは歯科医、小学生の太郎という息子が
  います。

  友人で独身のマユミちゃんとせっちゃんが
  週末に遊びに来ます。

  太郎の担任の女性教師も登場。
  この先生の母親が一般的に毒親。

  益田さんの作品の中で出てくるセリフって
  奥が深い。

  このシリーズの第2作なので、第1作も
  読みたいです。


●「ふつうな私のゆるゆる作家生活」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2014年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ひょっとすると「作家」は明日
    なれちゃう職業かも?

    学校で輝いたことのない普通の
    子供だったわたしがどうやって作家に?
    作家の日常や上京した頃を綴った
    著者初の「自分マンガ」。

  -----
  私小説ならぬ、私漫画。
  益田さんの画風がそのまま御本人の
  雰囲気なような気がします。


●「たゆたいエマノン」 著者:梶尾真治  徳間書店 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    地球に生命が誕生して以来、
    原初からの記憶を全て持つ美少女エマノン。
    彼女は、内線で混乱するアフリカや
    厳冬の北海道など、様々な土地を旅する。
    それは、地球に住む生命の進化を見守る
    役目を担わされたためなのか?
    そして、彼女とは違った役目を背負い、
    様々な時代を跳びながらエマノンと
    出会う美少女ヒカリ。
    彼女たちの邂逅は、人類、そして生命に
    どんな未来をもたらすのか?
    人気シリーズ最新作!

    【目次】
    たゆたいライトニング/
    ともなりブリザード/
    ひとひらスヴニール/
    さよならモイーズ/
    けやけしドリームタイム

  -----
  今回のエマノンは話がちょっと
  難しかったな。
  特に、三十数億年という時の中を
  跳び続ける少女ヒカリと生物の記憶を
  守り続けるエマノンの関係が
  難しかったです。

  「たゆたいライトニング」はヒカリと
  エマノンの話。

  「ともなりブリザード」は、
  北海道の離島に医師として赴任した
  婚約者の元に、嫁いでいく女性の話。

  「ひとひらスヴニール」は母が病気になり、
  父の仕事や母の看病の関係で、祖父母の家に
  預けられた小学生の男の子。
  エマノンに出会い、20年後に会おうという
  約束をする。

  「さよならモイーズ」はアフリカの
  新薬開発センターを舞台に生物を守ろうと
  する話。
  私は分かり辛かった。

  「けやけしドリームタイム」は、
  一人の男の子が夢に登場する女性の
  スケッチを書いたことから
  男子高校生の4人の夢に全く同じ
  女性が登場するが判明。
  そして、その女性・エマノンが
  実際に学校に登場する。


  この話の中で「ジス・マン」が登場。
  夢の中に繰り返し登場する男でこの男の
  モンタージュを作ったら、全世界から
  反応があったという。
  都市伝説化していて、超能力者が夢の中に
  入り込んでいるという説や、モンタージュを
  見て、自分も夢の中で会ったような気になって
  いるという説、イタリアの広告代理店が
  デマの伝播速度を調べるために流した嘘という
  説もある。
  先日、はりゅから「ジス・マン」の画像を
  見せられたばかりだったので、
  「あー、この男の話か。」と。


●「回帰 警視庁強行班係・樋口顕」 著者:今野敏  幻冬舎 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    四谷にある大学の門近くで自動車の
    爆発事故が起こった。死者と怪我人を
    出したこの爆発は、やがて「爆弾」に
    よるものだったことが判明する。
    宗教テロが疑われる中、軽視庁刑事部
    捜査一課の樋口顕は情報収集に動き
    出すが、上司である天童隆一管理官から
    「かつての部下、因幡が『テロを
    防ぎたい』という電話をかけてきた」と
    打ち明けられる。国際テロ組織に入った
    との噂がある因幡からの電話は、今回の
    爆発と関連しているのか?そんな最中、
    樋口の娘・照美がバックパッキングで
    海外に行きたいという。公安が乗り出す
    大がかりな捜査と家庭の間で奮闘しな
    がら刑事は何を思うのか-。
    『隠蔽捜査』と並ぶ警察小説シリーズ、
    待望の最新作。

  -----
  樋口シリーズは初めて読みました。
  今野さんのシリーズもののうち、新しいものに
  手を付けると、全部読まないと気が済まなくなる
  り、全部読むにはまたかなり時間かかると
  思うと手を付けるのは、読むものがなくなって
  からにしようとういう気が働いてしまっていました。

  樋口シリーズの新刊だとは知らず、
  手に取り、折角だからと読み始めました。

  このご時世にマッチしたテロの話でした。

  樋口シリーズも読んでみようっと。


●「午前三時のサヨナラ・ゲーム」 著者:深水黎一郎  出版社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人生の中でふと湧き上がる、「野球」
    の記憶から切り出した9つの物語は、
    「人間」の人生そのもの。
    「何かに夢中になる」というのは人の
    性であり、業であり。それらを鋭く
    エンタメにまとめこんだ、感動、爆笑、
    号泣必至の万華鏡のような球情小説!
    本格ミステリの名手・深水黎一郎の
    新境地をご堪能あれ。
    作品それぞれに仕掛けられた深水
    マジックも必読の傑作連作短編集。

    【目次】
    午前三時のサヨナラ・ゲーム/野球嫌い/
    ゆく河の流れは絶えずして、しかも/
    もうひとつの10・8/
    もうひとつの10・19/
    生涯徒爾一野球観戦居士/
    言い訳だらけのスタジアム/
    ジェイムス・ジョイスを読んだ元中継ぎエース/
    地球連邦大学紀要No.一二八三八

  -----
  野球にあまり興味がない人は
  面白くないのかな。
  球団名はもちろん、ルールも
  そこそこ知っているので、かなり
  楽しませてもらいました。
  本を読みながら、久々に笑いました。

  「野球ファンの習性」が的確に
  表現されていています。


●「所轄-警察アンソロジー」 著者:薬丸岳ほか  角川春樹事務所 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東池袋署管内で発見された女性の
    白骨死体。娘が逮捕されたが…(「黄昏」)。
    警視庁から沖縄県警に移動した与座哲郎は、
    県人との対応に戸惑いもあり…
    (「ストレンジャー」)。
    佐方貞人検事は、米崎西署で逮捕した
    覚醒剤所持事件に疑問を持ち始め-
    (「恨みを刻む」)。
    西成署管内で、ネットに投稿されたビデオ
    クリップのDJが病院に担ぎ込まれ…
    (「オレキバ」)。
    臨海署管内で強盗致傷事件が発生。
    昔の事件とリンクして-(「みぎわ」)。
    沖縄、大阪、東京など各所轄を舞台に
    した傑作警察小説アンソロジー。

    【目次】
    黄昏(薬丸岳)/ストレンジャー(渡辺裕之)/
    恨みを刻む(柚月裕子)/オレキバ(呉勝浩)/
    みぎわ(今野敏)

  -----
  アンソロジーを読んでいると、
  既読のものも多いのですが、
  今回は初読みのものばかりでした。


  ・黄昏(薬丸岳)
    夏目シリーズ。
    80歳代と40歳代の親娘が住むアパートで
    母の白骨化した遺体が発見される。
    娘は4年近くも母の遺体と過ごしてきたという。
    娘は新しい勤務先の近いという理由で
    このアパートに引っ越してきたようだが、
    実は違う理由があったことに夏目は気付く。


  ・ストレンジャー(渡辺裕之)
    中国語が堪能ということで
    沖縄県警外国人対策課に勤務する与座哲郎。
    アパートの一室で中国人の男が殺される。
    一緒に住んでいた女も中国人で、
    隣人との間にトラブルを抱えていたという。


  ・恨みを刻む(柚月裕子)
    検事・佐方貞人シリーズ。
    「心を掬う」や「最後の証人」に登場していました。

    とある旅館の従業員が覚醒剤の所持と使用で
    逮捕される。逮捕のきっかけになったのは、
    犯人の幼馴染で、スナックを経営している女性の
    証言。本人を立ちなおさせるためだという。
    しかし、証言と犯人の行動の日に食い違いが
    生じている。


  ・オレキバ(呉勝浩)
   「ロスト」に登場した競艇好きの鍋島道夫巡査部長が
   登場。
   鍋島さんはシリーズ化されるのか!?
   とあるDJをストリートで撮影した動画が
   ネットにUPされる。
   そのDJが殴打されて、病院に担ぎ込まれる。


  ・みぎわ(今野敏)
    強行班・安積班シリーズ。
    湾岸署に勤務する安積。
    管内で、強盗致傷事件が発生し、
    男が被害を受ける。
    事件が起こったベイエリアは、様々な
    施設があり、一人でいくような場所では
    ないのに、同行者がいない。

    犯人の目星はつき、アパートまで突き止めたが
    安積は過去、自分が担当した事件の記憶と
    リンクし、アパートに即踏み込むことを
    辞め、犯人がアパートから出てくるのを待つ。


●「犬川柳 シバイズム」 編者:Shi-Ba編集部  辰巳出版 2015年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    写真と川柳を組み合わせて、
    犬や猫、そして飼い主のホンネを
    自由に表現した人気シリーズ最新刊。
    その他、くすっと笑えて時には
    キュンと、たまにはしんみりと、
    犬や猫と飼い主さんの「あるある」
    がぎゅっと詰まった一冊です。

  -----
  犬の気持ちを表した川柳。
  (575になってるだけだけど。)
  猫より犬の方が好きだけど、こういうのって
  やっぱり猫の方が楽しそう。


●「仮名手本忠臣蔵 実話をもとにした、史上最強のさむらい活劇
 (ストーリーで楽しむ日本の古典)」
  著者:石崎洋司 絵:陸原一樹  岩崎書店 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    殿中でござる!ご存知赤穂浪士の討ち入り!
    江戸時代に本当にあった事件を室町時代に
    舞台をうつし、歌舞伎や文楽で演じられる。
    討ち入りまでの流れをとてもスムーズに
    落語家の語りを生かして伝えている。

  -----
  「仮名手本忠臣蔵」は江戸時代に歌舞伎として
  演じるのに、実話で演じると幕府から差し止め
  られる可能性があるので、室町時代の設定で
  登場人物も変えて演じたということは、
  何かのラジオ番組で聞いて知っていたのですが、
  具体的な人物設定は分かっていませんでした。

  また、なぜ「仮名手本」とつくのかも、理解できて
  おらず…。(ひらがなで書かれていると
  思っていたが、かなの文字数と四十七士を
  掛けていたのですね。)

  作者が「黒魔女さんが通る!」を書いた石崎洋司さんで、
  面白いし、児童書なので、もちろん読みやすい。

  舞台は江戸城殿中ではなく鎌倉の鶴岡八幡宮

  吉良上野介=高師直(こうもろのう) 足利家の執事
  浅野内匠頭=塩谷判官高定(えんやはんかんたかさだ)
  大石内蔵助=大星由良之助

  最後、高師邸に由良之助が討ち入り、隣人に説明を
  するシーンでは、自分が小学生の頃に見た、
  里見浩太朗が大石内蔵助を演じた年末時代劇の
  1シーンが思いだされ、涙してしまいそうに
  なりました。

  里見浩太朗の「忠臣蔵」がみたいなぁ。


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2017.05.12

最近読んだ本一覧490

●「舞姫・山椒大夫-最後の一句、高瀬舟、阿部一族」
 著者:森鴎外  旺文社 1997年4月
    

  -----
  【目次】
   山椒大夫/最後の一句/高瀬舟/
   阿部一族/舞姫

  「舞姫」は高校の時に教科書にあったので、
  読んだことがありましたが、それ以外は
  読んだことがありませんでした。

  有名どころの「山椒大夫」と「高瀬舟」を
  読みました。
  「高瀬舟」は安楽死の話で、現在の問題としても
  ありえる内容。
  昔にもあったのですね。


●「か「」く「」し「」ご「」と「」
 著者:住野よる  新潮社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    きっと誰もが持っている、自分だけの
    「かくしごと」。みんなには隠している、
    ちょっとだけ特別なちから。
    別になんの役にも立たないけれど、
    そのせいで最近、君のことが気になって
    仕方ないんだ--。
    クラスメイト5人の「かくしごと」が
    照らし出す、お互いへのもどかしい想い。
    ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の
    著者が贈る、眩しくて時に切ない、
    共感度No.1の青春小説!

  -----
  相手の頭の上に、「!」、「、、、」などの
  記号が見えたり、
  矢印が見えたり、
  左右に揺れたり、クルクル回るバーが見えたり、
  ハートやスペードなどの記号が見えたりする
  お互いに仲の良い高校生5人の話。

  高校生ならではの甘酸っぱい恋心や進路の問題
  などもでてくるさわやかなお話でした。


●「血縁」 著者:長岡弘樹  集英社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    誰かに思われることで起きてしまう
    犯罪。誰かを思うことで救える罪。
    親しい人を思う感情にこそ、
    犯罪の“盲点”はある。七つの
    短編を通して、人生の機微を穿つ、
    ミステリの新機軸。

    【目次】
    文字盤/苦いカクテル/オンブタイ/
    血縁/ラストストロー/32-2/
    黄色い風船

  -----
  長岡さんならではの鋭い視点の短編集でした。
  読みやすいのであっという間に読んでしまいました。

  ・文字盤
   「最近読んだ本一覧417」の
   「現場に臨め 日本ベストミステリー選集」で
   「文字板」として既読。

  ・苦いカクテル
    父の介護をしている姉妹。
    姉が父を楽にしてあげようと、
    副作用が強い薬を投与して死亡させる。
    その弁護をする弁護士の妹。
    姉は父に何錠の薬を投与したか
    憶えていないと証言していた。
    裁判での、妹の最終弁論は?

  ・オンブタイ
    懇親会の帰りに部下に来るまでの送迎を
    頼んだ建設会社の幹部社員。
    スピードを出させた上に、携帯電話に
    TELがかかって来たのに出させた。
    本人は、後部座席からハンドルを操作
    していた。
    そこに、部下の母と兄が散歩に出てきたのに
    遭遇。
    ハンドル操作を誤って、部下を死なせて
    しまい、本人は盲目となった。
    その男に、市からヘルパーがやってきた。

  ・血縁
    小学生の頃に、姉から万引きの協力などを
    させられた妹。
    早く、高校を卒業して、姉から離れたかったが
    取りあえず、姉が高校卒業後、家を出ていく
    ことになった。姉を駅まで送りに行った際、
    妹は誰から背中を押され、車に引かれそうになる。

  ・ラストストロー
    「ラストストロー」=「最後の藁」(一線を
    踏み越えさせる最後のダメ出し)

    とある死刑の際に3ボタンを押した3人の
    刑務官。
    それから死刑執行の日には毎月集まって
    近況を話ながら飲むようになった。
    100回目の今日。一人がやってこない。

  ・32-2
    アパレル会社の社長の母と一緒に住む。
    双子の姉夫婦と妹。
    母親の言うことは絶対という生活。
    ある日、いつものように4人でゴルフに
    出かける事になるが、行き道に母親が
    事故にあって亡くなる。

  ・黄色い風船
    老夫婦強盗殺人事件で死刑が確定していた
    死刑囚。
    刑務官が買う犬が癌患者の匂いが分かる
    という能力を持っていて、そのことが
    きっかけで死刑囚が癌ではないかと疑う
    刑務官。しかし、死刑囚を診断して医師は
    見逃した。
    その医師に疑問をもった刑務官は…?


●「彼女の色に届くまで」 著者:似鳥鶏  KADOKAWA 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『彼女は、天才画家にして名探偵。』
    彼女に出会ったその日から、僕の
    人生は変わった。絵画で謎を解き
    明かしながら僕は知る、その喜びと
    苦しみを。画廊の息子で幼い頃から
    画家を目指している緑川礼(僕)は、
    期待外れな高校生活を送っていた。
    友人は筋肉マニアの変わり者一人。
    美術展の公募にも落選続きで、
    画家としての一歩も踏み出せず、
    冴えない毎日だった。だが高校生活も
    半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画
    損壊事件の犯人にされそうになる。
    その窮地を救ってくれたのは、
    無口で謎めいた同学年の美少女、
    千坂桜だった。千坂は有名絵画を
    ヒントに事件の真相を解き明かし、
    それから僕の日々は一変する。
    僕は高校・芸大・社会人と、天才的な
    美術センスを持つ千坂と共に、絵画に
    まつわる事件に巻き込まれていく
    ことになり……。
    ルネ・マグリット『光の帝国』、
    ジャクソン・ポロック『カット・アウト』、
    パウル・クレー『グラス・ファサード』
    など有名絵画が多数登場!
    (カラー口絵付き)
    絵画をヒントに、美術にまつわる事件の
    謎を解け。「才能」をめぐる、
    ほろ苦く切ない青春×アートミステリ!

  -----
  ちょっと、変わった感じの千坂桜。

  主人公の僕が、千坂に出会った高校時代から
  親の画廊を継ぎ、千坂をプロデュースするまでの
  間で起こった
  絵が壊されたり盗まれたりした事件の原因を
  絵画をヒントに千坂が解くちょっとした
  ミステリー。

  マジメな似鳥さんの作品です。


●「密告はうたう」 著者:伊兼源太郎  実業之日本社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    人事一課監察係の佐良が命じられ
    たのは、元同僚・皆口菜子の監察
    だった-緻密な伏線と人間ドラマが
    胸を打つ!静かで熱い警察小説。

  -----
  警察官自体に不正などがないか、
  監察を行う部署・人事一課監察係。
  元同僚である皆口が、
  免許証データを不正に流出させている
  というタレコミがあり、皆口を
  観察することになった佐良。

  かつて、皆口の婚約者であった斎藤を
  死なせてしまった事件も関係して、
  警察の監察業務の奥深さと、
  警察にはびこる闇を描いています。


●「絶唱」 著者:湊かなえ  新潮社 2015年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    心を取り戻すために、約束を果たす
    ために、逃げ出すために。忘れられ
    ないあの日のために。
    別れを受け止めるために。
    「死」に打ちのめされた彼女たちが
    秘密を抱えたまま辿りついた場所は、
    太平洋に浮かぶ島-。
    喪失と再生。これは、人生の物語。

    【目次】
    楽園/約束/太陽/絶唱

  -----
  「約束」は「最近読んだ本一覧255」-
  「小説新潮 2011年05月号」-
  Story Seller 2011
  (のちに、「最近読んだ本一覧394」-
  「Story Seller annex」で
  文庫化)で既読

  「楽園」も読んだことがあるような気も
  するのですが…。

  神戸淡路大震災をテーマにして、トンガを舞台に
  した連作短編集。

  トンガの人が、名前や職業に合わせて、
  父親の名前を尋ねるのが一般的という話が
  ともて印象に残っています。(父親は
  有名ではなくて、極々普通の人でも聞かれる。)


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2017.04.29

最近読んだ本一覧489

●「続・僕の姉ちゃん」 著者:益田ミリ  マガジンハウス 2015年11月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    アラサーOLの姉と新米サラリーマンの弟。
    ふたり暮らしの部屋でかわされる姉弟の
    会話を描いた、雑誌『anan』の
    人気連載が単行本に!恋や人生に対する
    姉・ちはるのぶっちゃけトークには共感、
    弟・順平のおぼこい(?)反応に
    胸キュン。クスッとふむふむが共存する
    会話コミック。2011年描き下ろしで
    出版された『僕の姉ちゃん』
    (同じくマガジンハウス刊)から、
    価格は据え置きで大増ページ!
    単行本版描き下ろしページもあります!

  -----
  「僕の姉ちゃん」から比べると姉の洞察が
  さらに鋭くなった感じがします。
  ホントに仲の良い姉弟です。


●「ウィンター・ホリデー」 著者:坂木司  文藝春秋 2012年1月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    元ヤン&ホスト→宅配便ドライバーの父+
    しっかり者の小学生の息子一人から二人、
    そして仲間と……
    大人気「ホリデー」シリーズ第二弾!

    元ヤンキーで元ホストの大和と突然現れた
    しっかり者の息子・進のひと夏の絆を
    描いた『ワーキング・ホリデー』、
    その待望の続編!
    冬休みに進がやって来るのを心待ちに
    しつつ、自分の知らぬ間に女手一つで
    頑張っていた元恋人で進の母親・由希子
    のことが気にかかって仕方ない大和。
    しかし、クリスマス、お正月、バレン
    タインとイベント盛り沢山の
    この季節は、トラブルも続出で……。

    そんな季節を舞台に、大好きな人と
    一緒に過ごせる幸せに改めて気づか
    せてくれる、6編の物語が収められて
    います。

  -----
  クリスマスプレゼントやお歳暮と、
  宅配業者さんが一番忙しい時期。
  気分が萎えそうな気もするが、
  でも、離れて暮らしている息子に合える
  大和が生き生きと描かれていると
  思います。

  ネットショッピングによって、宅配量が
  爆発的に増え、ヤマト運輸さんの大変さが
  ニュースになるこのご時世。
  宅配業さんには頭が下がります。


●「バガージマヌパナス」 著者:池上永一  新潮社 1994年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    第6回日本ファンタジーノベル大賞
    大賞受賞作。なまけ者、でも誰より
    も島を愛する元気な美少女綾乃が
    神様のお告げを受け、ユタになる
    までをユーモアあふれる文章に描き、
    明朗闊達な快作と絶賛された、
    新しい沖縄物語。

  -----
  「カフーを待ちわびて」でユタの話を
  知っていたので、まだ理解ができましたが
  島国の方言で書かれているので、会話文を
  読むのに時間がかかりました。
  綾乃の自由奔放な生き方に憧れるよりも
  どちらかというと呆れるくらいです。
  でも、沖縄の島の自然と島時間で暮らすのは
  ちょっと憧れます。


●「亡者たちの切り札」 著者:藤田宜永  祥伝社 2016年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    誰もが踊り狂ったバブルの果て、
    友はなぜその手を汚した?
    闇を追って、名車マスタングが唸りを
    上げる--
    止まれって?そりゃ無理だろ。
    拉致、殺人、不正融資、政界の闇…、
    ハードボイルドの旗手が放つ渾身の
    犯罪サスペンス!

    戦後文学となった犯罪小説
    (ハードボイルド)の到達点!
    バブル崩壊で巨額の借金を背負い
    自動車修理工場で働く氏家豊は、
    67年型マスタングで東京を
    流していた夜、何者かに拉致された
    旧友五十嵐の娘香織を救う。
    数日後、自らも凶漢に襲われた
    氏家が事情を糺すと、五十嵐は
    勤務先の銀行で不正融資を
    強いられたと告げ、姿を消した。
    赤坂の料亭女将でマスタングの
    持ち主、澄子にまで不審な影が
    近づいたことで、氏家は事態の
    背後を洗い始める。直後、借金を
    肩代わりしてくれた恩人富沢が
    殺され、さらに富沢と五十嵐の
    接点が浮上。その上、なぜか
    銀行不正に関わる口座が氏家の
    亡父名義で作られていた--。
    宴が残した闇の中を、事件の
    真相を追う氏家がノンストップで
    疾走する!

  -----
  普通の中年がここまで調べられて、
  謎に迫れることがすごいと思います。
  (やはり小説。)
  探偵・竹花シリーズとかぶります。


●「小泉今日子書評集」 著者:小泉今日子  中央公論新社 2016年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    2005年~2014年『読売新聞』
    書評欄、10年間に小泉今日子が
    読んで書いたおすすめの97冊。

  -----
  キョンキョンは若いころからよく本を
  読んでいたそう。
  本を読んでいれば、話しかけられることが
  少なくなるからだという。
  わかる気がするわ。

  97冊のうち、私が読んだ本は8冊。
  「プーさんの鼻」、「鹿男あをによし」、
  「悼む人」、「桐島、部活やめるってよ」、
  「小さいおうち」、「平成猿蟹合戦」、
  「望月青果店」、「骨を彩る」
  キョンキョンが読む本のジャンルの広さに
  驚かされます。

  辻村深月さんの「ロードムービー」は
  最後に「えっ?」と驚くことがあるみたい。
  是非読んでみたいです。


●「鮪立の海」 著者:熊谷達也  文藝春秋 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    宮城県北、三陸海岸の入江にたたずむ町
    「仙河海」(せんがうみ)。
    のちに遠洋マグロ漁業で栄えるこの地で、
    大正十四年に生まれた菊田守一は、
    「名船頭」として名を馳せた祖父や父の
    ようになることを夢みていた。
    いつか自分の船で太平洋の大海原に
    乗り出してカツオの群を追いかけたい-。
    米軍の艦上戦闘機グラマンとの戦い、
    敗戦からの復興…。
    著者ライフワーク「仙河海」サーガの
    最新作。三陸の海辺には、どんな日常が
    あったのか-。

  -----
  主人公は守一という次男坊で末っ子。
  父・惣吉は漁船の船頭で、兄・惣一の乗る船に
  乗るようになる。

  太平洋戦争で特設監視艇となった守一の
  乗る船はグラマン機の攻撃を受け、
  惣一は、亡くなってしまう。
  家督を継ぐことになった守一は
  農家の一人娘を好きになったが、
  婿にいなかねればならないこと、
  そして農家にならなくてはならないことが
  守一のためにならないのではないかと
  相手の父に説得されて断念。

  闇市の仕事をしている仙台からきた
  征治郎と、お互いの夢(征治郎は魚、野菜などを
  扱う問屋、守一は船頭になること)を目指し
  切磋琢磨する。
  (征治郎は「浜の甚兵衛」の仙台で
  小料理屋を持たせた妾の息子)

  その後、惣吉のが陸に上がってらか勤め始めた
  鉄工所の社長の娘との見合いを持ち出され、
  あってみると、守一と征治郎が行った寿司屋の
  店員・清子で、清子の方は守一に好意を
  持っていた。
  伴侶も得て、船も得て、船頭となって
  海に出ていく守一であった。
  最後は船の上で、子供が生まれたという無線の
  メモを見たところのシーンで終わるという
  綺麗な終わりでした。

  「浜の甚兵衛」とつながっているところも
  うれしいです。


●「声の網」 著者:星新一  KADOKAWA 2006年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    電話に聞けば、完璧な商品説明に
    セールストーク、お金の払い込みに
    秘密の相談、ジュークボックスに
    診療サービス、なんでもできる。
    便利な便利な電話網。ある日、
    メロン・マンション一階の民芸品店に
    電話があった。「お知らせする。
    まもなく、そちらの店に強盗が入る…」
    そしてそのとおりに、強盗は訪れた!
    12の物語で明かされる電話の秘密とは。

    【目次】
    夜の事件/おしゃべり/家庭/
    ノアの子孫たち/亡霊/ある願望/
    重要な仕事/反射/反抗者たち/
    ある一日/ある仮定/四季の終り

  -----
  12話が1月から12月の設定で
  書かれています。

  初出は1970年。
  Wikiによると
  『電話線を経由する情報(血圧や体温なども感知する)
  をコンピュータに管理させている。コンピュータは
  いたるところに設置され、すべてネットワークで
  つながっている。人間たちは好きな時に好きな
  場所で必要な情報を取り出している
  (インターネットの普及、ユビキタス社会の実現)』
  という点が未来を予見しているかのようであると
  記載されています。

  まさにその通りで、電話網の普及によるコンピュータの
  ネットワーク化はドンピシャです。
  さらにはコンピュータ自身が情報を
  解析し、人間を操ろうとしている世界が描かれています。
  今から、47年も前にこんな作品を書いているとは

  星新一さんは本当にすごいです。
  そのうち「きまぐれロボット」も本当にできるかも
  しれないですね。


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2017.04.14

最近読んだ本一覧488

●「僕の姉ちゃん」 著者:益田ミリ  マガジンハウス 2011年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    社会人1年生の弟と、三十路過ぎの
    ベテランOLの姉。ひょんなこと
    から始まったふたり暮らし。
    素直でおっとりとした弟と、
    しっかりもので頭の回転の早い姉。
    性別も性格も違うふたりは、
    仕事を終え帰宅した部屋で、
    今夜も会話を始めます。
    恋、仕事、人間関係、生活全般……。
    会話のテーマは、さまざまですが、
    その内容は姉弟だからこその
    率直さに満ちており、女性には
    大いなる共感を、男性には
    大いなる驚き(?)を与えること
    うけあいです。特に姉ちゃんが
    繰り出す、ぶっちゃけトークは一見、
    意地悪だったり、非論理的な
    意見のようにみえますが、よーく
    咀嚼してみると、実はしごく
    まっとうな“ぶれない視点”に
    立っており、単なる共感に
    とどまらない新しい視座を
    私たちに与えてくれます。
    笑いながら共感、繰り返し読むほどに
    滋味深い……。
    著者の新境地コミック、
    是非、ご一読ください!

  -----
  姉と弟のぶっちゃけトーク。
  同じ親をもつ姉弟でも、男と女の
  考え方はやっぱり違うものというのを
  感じることができます。
  私も弟から見たら、こんな姉だったん
  だろうかなぁ。

●「今日も怒ってしまいました」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2009年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    女の怒りもいろいろある。
    大阪から上京して文化の違いに驚いた
    「戸惑い怒り」。家族のボケを
    あかるく嘆く「つっこみ怒り」。
    愛するペットに対するひどい仕打ち
    に涙する「本気怒り」まで…。
    それでも怒りはためこまず、
    笑い飛ばしましょう!怒って
    笑って、最後はスッキリ。
    ストレス解消型エッセイ&
    4コママンガ。

  -----
  益田ミリさん自身をロバで表現した
  コミックエッセイ。
  人間、ちょっとしたことでもイラついたり
  怒ったりするもんですわ。


●「不発弾」 著者:相場英雄  新潮社 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    大手電機企業・三田電機が発表した
    巨額の「不適切会計」。
    警視庁捜査二課の小堀秀明は、
    事件の背後に一人の金融コンサル
    タントの存在を掴む。男の名は、
    古賀遼。バブル直前に証券会社に
    入社し、激動の金融業界を生き
    延びた古賀が仕込んだ「不発弾」は、
    予想をはるかに超える規模で
    この国を蝕んでいたー!
    リストラ、給与カット、超過労働…
    大企業のマネー・ゲームのツケで
    個人が犠牲になる、そんなことは
    絶対に許さない。
    若き警察キャリアが、いま立ち上がる!

  -----
  内容的には難しかったですが、
  (金融商品の裏側的なカラクリはよくわからない。)
  ストーリーは楽しめました。

  主人公は福岡県大牟田市出身の古賀良樹(のちに遼と
  名乗る。)。飛ばし屋とか呼ばれている。
  企業の運用損を浄化させるような金融商品を
  紹介するというコンサルをしている。
  日本のトップ企業の財務担当とつながりを持ち、
  最終的には内閣総理大臣ともつながっている。
  古賀の不正を暴こうとするのが、捜査二課
  第三知能犯捜査係の小堀秀明管理官。
  証拠などをつかみ、もう少しのところまで
  古賀を追い詰めるが、古賀はびくともせず、
  小堀は別の部署に転勤&昇格する。
  裏で大きな力が働いたのだった…。


●「たべてあげる」 著者:ふくべあきひろ 絵:おおのこうへい
  教育画劇 2011年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    スキキライしてる子だーれだ?
    ごはんを残さなくなる絵本。

  -----
  好き嫌いが激しいりょうたくん。
  「ピーマン いやだ」
  すると小さなりょうたくんが現れ、
  「たべてあげる」と。
  小さなりょうたくんは、りょうたくんの
  嫌いなものをドンドン食べてくれます。
  そのうち、りょうたくんが嫌いでないもの
  まで食べ、小さなりょうたくはどんどん
  大きくなっていきます。
  それを見たりょうたくんは、
  「こんなのいやだ!りょうたいただ!」と
  叫びます。すると…。

  ネットで「ホラーだ!」と話題になっていた
  絵本。

  確かに怖い。これを見ると好き嫌いを
  しなくなりそうな気がします。


●「ノスタルジー1972」 著者:重松清、中島京子ほか
  講談社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの頃の未来は、どんなだった?
    現在の根っこはここにある。
    近くて遠い、日本の原風景を
    描いた、豪華執筆陣による6つの
    物語。

    【目次】
    川端康成が死んだ日(中島京子)/
    永遠!チェンジ・ザ・ワールド(早見和真)/
    空中楼閣(朝倉かすみ)/
    あるタブー(堂場瞬一)/
    あの年の秋(重松清)/
    新宿薔薇戦争(皆川博子)

  -----
  ・川端康成が死んだ日
    父が単身赴任で海外生活をしている間、
    母と兄と主人公の女の子は気楽に生活を
    していたが、父が帰国してから父の厳しさが
    嫌になったのか、家を出て行った母。
    そして、川端康成がガス自殺を図った日に
    川端康成に声をかけらる。

  ・永遠!チェンジ・ザ・ワールド(早見和真)
    沖縄返還を題材にした作品。

  ・空中楼閣(朝倉かすみ)
    札幌オリンピックを題材にした作品。

  ・あるタブー(堂場瞬一)
    夫のある女性弁護士がホテルで殺される。
    夫も弁護士であるが、女は男をとっかえひっかえ
    していたらしい。
    この事件を追う記者。彼は警察官である
    彼女より、容疑者の名前を聞く。
    彼女との関係を壊して、スクープ記事を書くか、
    記事はあきらめるか…。

  ・あの年の秋(重松清)
    家族の物語。
    祖母が『恍惚の人』になってしまったようで
    叔父の家から一時的にやってきた祖母。
    家族で植えの動物園へパンダを見に行ったり。

  ・新宿薔薇戦争(皆川博子)
    児童書向けの作品を手掛ける主人公の
    作家が江戸川乱歩賞に応募するように
    出版社から依頼される。

  --
  1972年。
  1月  グアム島にて横田庄一さん発見
  2月  札幌オリンピック開催
      連合赤軍浅間山荘事件
  3月  モスバーガー1号店オープン
  4月  外務省機密漏洩事件
  5月  沖縄返還
  6月  日本列島改造論発表
  7月  第1次田中角栄内閣発足
  9月  日中国交正常化
  10月 上野動物園にパンダの
      カンカン、ランラン来園
  12月 アポロ計画終了

  あと、テルアビブ空港乱射事件も
  この年。
  私が生まれる少し前だけど、激動の
  時期だったことがうかがえます。


●「奈緒と私の楽園」 著者:藤田宜永  文藝春秋 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    50歳の音楽プロデューサー、
    塩原達也のもとを突然訪ねてきた
    29歳の川原奈緒。セックスは
    苦手と言いながら、年上の俳優と
    不倫経験があり、男友達と二人で
    旅行にも出かけてしまう。
    理解できない奈緒の言動に達也は
    心を奪われるが、それは禁断の
    世界の入り口に過ぎなかった…。
    全裸で絵本を読み聞かせ子守唄を
    歌う不思議な女。禁断のプレイ
    にはまった男を待つのは天国か、
    地獄か。あなたを子供に戻して
    あげたい。男が絶対に認めたく
    ない欲望を直視した衝撃作。

  -----
  離婚歴のある塩原。妻とは友達のように
  今でも仲良くし、悩みも相談できる仲で
  ある。
  ある日、奈緒という女性が、塩原の描いた
  25年前。手記(知人に頼まれて書いた
  主人公が主婦の創作モノ)の主人公が、
  奈緒が幼いころに家出をした奈緒の母に
  そっくりで、母を探す手がかりを
  探しているという。

  手記に登場する画家が塩原の父で不倫相手
  が奈緒の母だという。

  母が画家と出会ったという喫茶店を
  探して話を聞いたりするうちに、奈緒の
  ことが気になる出す塩原。
  そして深い関係になるが…。


●「ガーディアン」 著者:薬丸岳  講談社 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    匿名生徒による自警団「ガーディアン」
    が治安を守る中学校に赴任した秋葉は、
    問題が少なく安堵する。
    ガーディアンのメンバーは、
    問題のある生徒らに「制裁」を
    行っていた。相次ぐ長期欠席を
    怪しんだ秋葉が生徒の身を案じるが、
    同僚は激務に疲弊し事なかれ主義だ。
    秋葉が学校の秘密に気づくと、
    少年少女は一変し、天国から地獄に
    叩き落とされる。大人と子供の
    思惑が幾重にも交差し--
    薬丸岳史上最大級の衝撃があなたの
    胸を打つ!

  -----
  生徒で結成された自衛団「ガーディアン」。
  学校のほとんどの子が参加しており、
  一部の生徒で運営されているという。
  ガーディアンができてから、いじめなどの
  問題はなくなったが、不登校の者が増えた。
  問題があれば教師まで陥れるという。

  新任教師の秋葉はガーディアンが結成される
  もととなった出来事(小児癌にかかった
  女生徒が帽子をかぶって登校し、問題児が
  その帽子を取ってからかった)にも近づく。

  自衛団自体が教師にばれずにこんな高度な
  活動ができるのかどうかが疑問ではあるが、
  なかなか面白いストーリーでした。
  はりゅが中学生になったので、いじめなど
  心配な気持ちが強いので、余計にのめり込めたの
  かもしれません。


●「物語のおわり」 著者:湊かなえ  朝日新聞出版 2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    様々な人生の岐路に立たされた
    人々が北海道へひとり旅をする。
    そこで手渡されたのはひとつの
    紙の束。それは、「空の彼方」と
    いう結末の書かれていない
    物語だった。いったい、誰が何の
    ために書いたのか。
    物語を受け取った人々は、その結末に
    思いを巡らせるが……。

  -----
  「空の彼方」という終わりが
  書かれていない物語。
  パン屋の中学生の娘・絵美が高校生の
  ハムさん(佐伯公一郎)を好きになり、
  公一郎が北海道の大学に行っている
  間は遠距離恋愛をし、帰郷後に、
  結婚することになる。しかし絵美は
  小説家になる夢をあきらめる事
  ができず、上京するために駅へ。
  すると、そこには公一郎がいて…。)

  この物語を中学生の女の子から、
  北海道へと旅行している癌に侵されて
  いる妊婦・智子からラベンダー畑で
  出会ったプロカメラマンをあきらめようと
  する男性・拓真に手渡り、さらに、
  志望した会社に内定を
  もらったが自身が持てない女子大生の
  自転車乗りの綾子、娘のアメリカ行きを
  反対する木水、仕事一筋に証券会社で
  働いている女性・あかねへと手渡っていく。
  それを手にした彼らがそれぞれの
  エンディングを思い描く。
  そして、最後、この物語は公一郎の手に
  渡る。

  --
  湊さんの作品は、読後感の悪い作品が
  多いのですが、これはほっこりする内容。
  私は好きだな。
  それぞれの登場人物が考えた物語の
  終わりがとても興味深く感じました。
  同じ物語でもハッピーエンドだったり、
  ちょっと寂しそうなエンドだったり。
  別の意味でも楽しませてもらいました。


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2017.04.07

最近読んだ本一覧487

●「すーちゃん」 著者:益田ミリ  幻冬舎 2006年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    お金も美ぼうも男もない。
    将来自分は、一人でひっそり死んで
    いくのか。職場の人間関係や友達との
    付き合い方、恋に悩みながら、
    自分を見つめる「すーちゃん」の物語。
    異色の四コマ漫画誕生!

  -----
  カフェ店員のすーちゃん。
  恋愛や職場などについて悩む30歳代。
  気持ちはわかります。


●「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心」 著者:益田ミリ  幻冬舎 2013年4月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    その人のことを思い出すだけで、
    心の中がざわざわしてくる。
    カフェの店長になって2年目の
    すーちゃん36歳には、どうしても
    好きになれない人がいる。いとこの
    あかねちゃん30歳もまた、苦手な
    後輩にイライラ……。クラス替えも
    卒業もない大人の社会で、人は嫌い
    な人とどう折り合いをつけて生きて
    いるのか。
    ベストセラー4コマ漫画第3弾。

  -----
  カフェの店長になったすーちゃん。
  どうしても好きになれない同僚がいて、
  退職することを決めます。
  これからのすーちゃんがどうなるのか?
  (先を読んでを知っているので、安心して
  読めます。)


●「OLはえらい」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2006年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    私の名はロバ山ロバ子。
    サラブレッドではないけれど、いつか
    きっといいことがありそうな…
    恋に憧れ、夢みる普通のOL27歳。
    家族や職場の仲間の人間模様を
    シニカルに眺めつつ、でも一生懸命
    がんばる日々。会議での発言、
    社員食堂の席、宴会のカラオケの
    選曲に気を遣い、休み明けの職場
    へのお土産にも迷うOL人生。
    じんわり心に響く4コマコミック。

  -----
  ロバ子さんというロバがOL(擬人化)
  ロバが制服を来て仕事をしたり、旅行に
  行ったりします。
  20歳代のOLの姿がよくわかります。


●「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」
  著者:Eiko  サンマーク出版 2016年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    体がかたいことがコンプレックスの
    人が憧れる「開脚」ができるように
    なるための本。
    4週間でベターッとなるための
    プログラムを開脚の女王が伝授します。
    後半は小説仕立てて、楽しみながら
    学べるようにしました。

  -----
  前半の一部だけが、マニュアル本。
  ほとんどが、開脚をできるまでの
  小説です。
  本自体が、ベターッと開く作りに
  なっているので、開脚のプログラムを
  しながら読むようにしているとのことです。

  早速、はりゅが挑戦中。
  はりゅができるようになったら、私もやってみよう!


●「本を守ろうとする猫の話」 著者:夏川草介  小学館 2017年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『神様のカルテ』シリーズ外、初の長編!

    「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
    夏木林太郎は、一介の高校生である。
    夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。
    生活が一変したのは、祖父が突然亡くなって
    からだ。面識のなかった伯母に引き取られる
    ことになり本の整理をしていた林太郎は、
    書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと
    出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の
    力を借りたいのだという。
    痛烈痛快!センス・オブ・ワンダーに
    満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』!

  -----
  祖父を亡くした林太郎の元に、喋る
  トラネコが現れて「本を守ってほしい」と
  依頼される。
  本を大量に読むが、一度読んだきりで
  本棚に収蔵するのが趣味な男、
  本の概要を極限まで短縮する男などから
  本を救い出すのがミッション。

  「不思議の国のアリス」のような世界観の
  物語でした。


●「妖しい関係」 著者:阿刀田高  幻冬舎 2012年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    突然逝った、美しく年若き妻。
    未亡人となっていた、かつての恋人。
    生まれ変わりを誓い死んだ、
    年上の女性。男と女の関係は、
    妖しく不思議で、時に切ない。
    短篇小説の滋味を味わいつくす、
    珠玉の13篇。

    【目次】
    オルフェウスの神話/ガラス窓幻想/
    鞄の中/海を見る女/死んだ縫いぐるみ/
    街の分かれ道/狐の鳴く夜/
    猫のしっぽ/黄色い影法師/
    昔のドアを開くとき/
    バランス・シートをどうぞ/
    ヴェニスと手袋/島人のパラドックス

  -----
  ショートショートよりは長い短編集。
  捻りが高度すぎて、理解に時間が
  かかるものもありました。


●「鹿男あをによし」 著者:万城目学  幻冬舎 2007年4月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。
    失意の彼は教授の勧めに従って奈良の
    女子高に赴任する。ほんの気休めのはず
    だった。英気を養って研究室に戻るはず
    だった。渋みをきかせた中年男の声が
    鹿が話しかけてくるまでは。
    「さあ、神無月だ-出番だよ、先生」。
    彼に下された謎の指令とは?
    古都を舞台に展開する前代未聞の
    救国ストーリー。

  -----
  ドラマでほんの少し、玉木宏と鹿が喋っている
  シーンをちらっと見たことあるけど、
  その時は、万城目さんの小説が題材に
  なっいるのを知らず、
  「なんだ!?このドラマは?」
  としか思っていませんでした。
  ここ最近、「鴨川ホルモー」と
  「偉大なる、しゅららぼん」の映画を見返して、
  京都、滋賀として最後に残っているの奈良が
  舞台のこの作品を読む気になりました。

  あっという間に物語に引き込まれ、
  どんどん読み進めらられました。

  堀田イトが大将として剣道の試合を
  するシーンは、どうなるのかドキドキ
  しながら読みました。

  面白かった~。


●「合理的にあり得ない」 著者:柚月裕子  講談社 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「殺し」と「傷害」以外、引き受けます。

    美貌の元弁護士が、あり得ない依頼に
    知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

    『孤狼の血』(日本推理作家協会賞受賞)、
    『慈雨』(本の雑誌が選ぶ2016年度
    ベスト10・第1位)の著者、最新作!!

    将棋ソフト、野球賭博etc.タイムリーな
    話題が満載!

    不祥事で弁護士資格を剥奪された
    上水流涼子は、IQ140の貴山を
    アシスタントに、探偵エージェンシーを
    運営。
    「未来が見える」という人物に経営判断を
    委ねる二代目社長、
    賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。
    明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物
    がらみの「あり得ない」依頼を解決に
    導くのだが--。

    【目次】
    確率的にあり得ない/合理的にあり得ない/
    戦術的にあり得ない/心情的にあり得ない/
    心理的にあり得ない

  -----
  「○○的にあり得ない」でまとめられた
  お話。涼子と貴山の頭の切れ具合に感服。
  ストーリーも題材もすべて面白かったです。
  続編に期待です。


  ・確率的にあり得ない
    大手建設会社の二代目社長が、
    未来が予想できるという人物の詐欺に
    ひっかかり、巨額なコンサル料金を支払って
    いた。
    それに見かねた母が上水流涼子に、
    二代目の目を覚ますように依頼をする。

  ・合理的にあり得ない
    不動産業を営む男は、バブルがはじける前に
    土地を売りぬき、巨大が資産を手にいてた。
    それを運用して、悠悠自適な生活を送っていた。
    問題と言えば、息子が引きこもりであること
    ぐらい。
    そんな中、妻が銀行預金から大金を引き出して
    いたことが判明。
    息子の引きこもりを解決するために、高級な
    壺や皿を買っている様子。
    探偵に調べさせると、売っているのは、
    上水流涼子という女らしい。
    男は涼子に面会する。

  ・戦術的にあり得ない
    山梨に拠点がある暴力団の組長・日野からの
    仕事の依頼。
    組長の将棋の腕は抜群で、暴力団関係者の
    中では有名であった。
    長野を拠点とする暴力団の組長・財前が、
    対戦申し込み
    をしてきて、対戦したが十局さして、五分五分の
    結果だったが、ここ三局は財前が勝っていた。
    日野は、急に強くなった財前を怪しんでいた。
    そして日野は1000万円をかけた勝負で
    最後にしようとしていて、
    なんとか財前に勝たせてほしいという
    依頼であった。

  ・心情的にあり得ない
    今回は諫間慶介という会社社長の娘がいなく
    なったので探してほしいというからの依頼。
    諫間はかつて涼子が顧問弁護士をしていた会社の
    社長で、涼子を陥れ弁護士資格をはく奪した人物。
    反対に諫間を陥れるために仕事を受ける涼子。
    ちなみに、現在、涼子の助手となっている
    貴山は、涼子を陥れるツールとなった人物。

  ・心理的にあり得ない
    桜井由梨というOLからの依頼。
    父が2年前に自殺した原因が野球賭博で
    騙され、多額の金を巻き上げられたからだという。
    その復讐をしたいとう。
    騙した男・予土屋に貴山が近づく。



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2017.03.22

最近読んだ本一覧486

●「潜入調査 探偵・竹花」 著者:藤田宜永  光文社 2013年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    父親を殺された女性の依頼で、
    探偵・竹花は犯人と思われる男が
    暮らす新潟に赴く。最近富山や長野で
    起きた金庫破りの事件にその男が
    関与している疑いがあることを、
    元刑事から聞いたというのだ。
    依頼人の父親は金融会社の社長で、
    約20年前、事務所で金庫破りと
    鉢合わせをして刺されたのだった。
    男の身辺を探っていくうちに、
    竹花の周りで不可解な出来事が
    次々と起こる…。
    (「潜入調査」)表題作ほか、
    3編を収録。クールな私立探偵が
    人間の悲しい性に寄り添い、
    事件を解決する!

    【目次】
    ピンク色の霊安室/タワーは語る/
    あの人は誰?/潜入調査

  -----
  ・ピンク色の霊安室
    東京の大手精密機械会社の常務・乙崎柳一が
    行方不明になった。父が社長・乙崎柳三郎で
    ある会社だが、その重圧に耐えられなく
    なったのか?
    調査依頼を受けた竹﨑は柳一が
    美人のニューハーフと一緒に
    いるのを見かけたという
    栃木県のO市を訪れる。
    無事に柳一を見つけたのだが、
    柳一が付き合っていたとされる真代が
    殺害される。

  ・タワーは語る
    竹花は、マンションの自室に盗聴器が
    仕掛けられているというOLから
    犯人を差はしてほしいという依頼を
    受ける。
    盗聴器を仕掛けた人物の調査の過程で
    OLの母の妹の息子(従弟)が犯人
    ではないかという疑いが上がる。

  ・あの人は誰?
    「最近読んだ本一覧326」の
    「宝石ザミステリー2」で既読。

  ・潜入調査
    「最近読んだ本一覧483」の
    「悪意の迷路 最新ベスト・ミステリー」
    で既読。

  --
  竹花シリーズは、一つの事件を解決
  しようとすると、別の事件が発生して、
  それを交えて解決するという展開が
  多い。
  今回は「人探し」+「殺人事件」や
  「盗聴」+「老人への無理な金融商品の販売」
  など。
  藤田さんも幅広いよな。


●「サーベル警視庁」 著者:今野敏  角川春樹事務所  2016年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    明治38年7月。国民たちは日露戦争の
    行方を見守っていた。
    そんなある日、警視庁第一部第一課の
    岡崎孝夫巡査が、警察署から上がって
    きた書類をまとめていると壁の電話の
    ベルが鳴った。
    不忍池に死体が浮かんでいるという。
    鳥居部長、葦名警部とともに現場へ
    向った。
    私立探偵・西小路臨三郎もどこから
    ともなく現れ捜査に加わることに--。
    殺された帝国大学講師・高島は
    急進派で日本古来の文化の排斥論者
    だという……。
    そして、間もなく陸軍大佐・本庄も
    高島と同じく、鋭い刃物で一突きに
    殺されているとの知らせが--。
    元新選組三番隊組長で警視庁にも
    在籍していた斎藤一改め、藤田五郎も
    加わり捜査を進めていくが、事件の
    背景に陸軍省におけるドイツ派と
    フランス派の対立が見え始め--。
    今野敏が初めて挑んだ、明治時代を
    舞台に描く傑作警察小説の登場!

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  明治時代の警察って、どんな感じだったん
  だろうな。

  ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)や
  「黒猫先生」こと夏目漱石が登場したり、
  藤田五郎(元新撰組三番隊組長の斎藤一)が
  登場したりと現在では歴史上の人物とされる
  面々が登場するのも一興でした。
  ちなみに、斎藤一は「るろうに剣心」の登場人物と
  同一人物であるということ理解しました。


●「小説 BOC 3」 編者:小説BOC編集部  中央公論新社  2016年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    『怒り』が映画公開中の作家・
    吉田修一を大特集。
    綾野剛×吉田修一スペシャル対談や、
    好評連載中の小説「続 横道世之介」など
    盛りだくさん。

    また、あの森見登美彦が京都を
    舞台にシャーロック・ホームズの
    物語を描いた連載小説がスタート!

    読み切り特集は「センセイの夜」を
    テーマに据え、東山彰良、千早茜、
    大崎梢、喜多喜久、山口恵以子、
    仁木英之が競演。

    茅田砂胡、佐藤賢一をはじめとする
    豪華連載陣も引き続き好調で盛り
    だくさんの小説BOCです!

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  「螺旋プロジェクト」を目当てに手を
  取ったのですが、「続・横道世之介」が
  楽しみになっている。(苦笑)

  連載ものの小説は、前の話を覚えきれて
  ないので、単行本が出てからがっつりと
  読む方がいいかも。

  読み切り特集「センセイの夜」で
  東山彰良さんの「曽我教授のこと」と
  千早茜さんの「潮風スナック」と、
  大崎梢さんの「都忘れの理由」を読みました。

  大崎さんの作品は、15年前から働いてくれて
  いる家政婦さんが、急にやめてしま田
  元大学教授。家政婦さんに来てもらい始めてから
  奥さんが亡くなったため
  家のことは家政婦さんにまかせっきり。
  なぜ突然家政婦さんは辞めてしまったのか。


●「絶叫」 著者:葉真中顕  光文社  2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    鈴木陽子というひとりの女の壮絶な
    物語。涙、感動、驚き、どんな言葉
    も足りない。貧困、ジエンダー、
    無縁社会、ブラック企業…、
    見えざる棄民を抉る社会派小説と
    して、保険金殺人のからくり、
    孤独死の謎…、ラストまで息も
    つけぬ圧巻のミステリーとして、
    平凡なひとりの女が、社会の暗部に
    足を踏み入れ生き抜く、凄まじい
    人生ドラマとして、すべての
    読者を満足させる、
    究極のエンターテインメント!

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  1973年生まれの鈴木陽子の壮絶な人生。
  陽子は、つど4回結婚し、4回とも離婚。
  最後の3人は、夫が交通事故で亡くなって
  の死別。
  そして、陽子本人も自室のマンションで
  腐乱死体として発見される。
  陽子は死ぬ少し前まで、
  NPO法人「カインド・ネット」の
  代表・神代武とその手下と同居をしており、
  生活保護の不正受給の囲い屋をしていた。
  その神代も刺殺死体として発見され、
  その通報者が陽子とされていた。
  陽子はどんな人物だったのか。
  毒母、生活苦、離婚、DV、風俗、
  ブラック企業など、社会的問題が満載の
  作品です。

  かなり前に、ネットの記事で話題になっていた
  作品。
  たまたま図書館で手に取ることができました。
  522ページと長編の部類に入るのですが、
  読み始めると、ほぼ一気読みでした。
  内容は気が重くなりますが、
  面白かったです。


●「花々」 著者:原田マハ  宝島社 2009年3月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    『カフーを待ちわびて』の“明青(あきお)と
    幸(さち)”の暮らしの傍でくり広げら
    れていた、もう一つの感動ドラマです。
    島を愛する旅人でフリーターの純子と、
    故郷の沖縄を捨て、東京のキャリアウーマンと
    して生きる成子。ひょんなことから、
    この対照的な二人が出会い、ある目的の
    ために奄美諸島の神秘の島々を旅すること
    に……。しかし二人が見つけた物は、
    探していた目的以上の大きな物。
    それぞれの「宿命」だった。

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  「カフーを待ちわびて」のアナザーストーリーです。
  「花々」を読むだけでもいいのですが、
  やはり「カフーを待ちわびて」を読んでからの方が
  楽しめると思います。


●「ゼロワン 陸の孤島の司法書士事件簿」 著者:深山亮  出版社 2013年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    街を逃げ出した久我原がやってきた
    のは、司法過疎地域の南鹿村。
    村で唯一の法律家となった彼の
    もとへ、待ってましたと言わん
    ばかりに村人が飛び込んでくる。
    薄幸の人妻、費用を叩く村の役人、
    親戚付き合いに難のある一家の
    大黒柱。久我原は村の雰囲気に
    慣れぬうちに、三人の難解な依頼を
    受けることに-。
    第32回小説推理新人賞受賞作他、
    久我原が所属する「群馬司法書士青年会」
    に降りかかった事件を描く二編を
    収録。現役の司法書士が描く、
    法律ミステリーの新境地!

    【目次】
    遠田の蛙/マドンナのうしろ髪/
    孤島の港/境界/紙一重

  -----
  司法書士が主人公。
  遺産相続や土地譲渡など、司法書士が
  活躍する場の日常ミステリーです。

  まぁまぁ楽しめましたが、文章的に私に
  合わず、登場人物のうち誰が
  会話しているのか、誰の背景を語って
  いるのかを理解するのが苦労しました。


●「ロスト」 著者:呉勝浩  講談社 2015年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「ムラセアズサを預かっている。
    これはイタズラではなく、正真正銘
    の営利誘拐だ」

    無断欠勤を続けていた村瀬梓が
    勤めるコールセンターに掛かって
    きた犯行電話。身代金の要求額は
    1億円、輸送役は100人の警官。
    なぜ、家族ではなく、会社に
    掛けてきたのか。なぜ、1億円
    なのか。なぜ、100人も必要
    なのか。警察と“関係者”たちは、
    ピュワイトを名乗る犯人に
    翻弄されていく--。

    「罪」に期限はあるのか--
    新乱歩賞作家が圧倒的な読み味で
    描く、史上最速の受賞後第一作。

  -----
  村瀬梓の勤務するコールセンターと
  所属している芸能事務所の社長・
  安住正彦あてに脅迫電話が届く。

  1億円を用意し、100人の警官を動員したが
  梓は切断された死体で発見される。
  発見されたマンションは芸能事務所名義に
  なっていて、安住正彦が疑われる。

  安住正彦はかつて、裏社会の人間であり
  とある政治家の娘に対して偽造の交通事故を
  起こし、金を巻き上げていた。
  その金銭の受け渡しは、選挙応援メンバが
  暴力団員に金銭を渡す内容に偽造され、
  それが原因で、父親である政治家は自殺、
  娘も精神に異常をきたし、入院していた。
  息子の真代雄之はそのことを恨みに思い、
  安住を狙い続けていたのだった。

  --
  展開は面白かったのですが、登場人物の
  一人である刑事の家庭のは背景や
  ボート競走に興じていることと、物語の
  関連が分からなかったり、少し読みにく
  かったです。


●「結婚しなくていいですか。-すーちゃんの明日」
 著者:益田ミリ  幻冬舎 2010年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    このまま結婚もせず子供も持たず
    おばあさんになるの?スーパーで
    夕食の買い物をしながら、ふと
    考えるすーちゃん36歳、独身。
    ヨガ友達のさわ子さんはもうすぐ
    40歳。寝たきりの祖母と母との
    3人暮らしで、13年間彼がいない。
    恋がしたい。いや、恋というより
    男が欲しい。女性の細やかな
    気持ちを優しく掬いとる、
    共感度120%の4コマ漫画。

  -----
  36歳独身。カフェ勤務。
  これからの自分の人生に不安ばっかり。
  わからないでもないな。


●「すーちゃんの恋」
 著者:益田ミリ  幻冬舎 2015年2月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    子供を産む人生と産まない人生。
    柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ
    主演映画化決定!!

    前作(どうしても嫌いな人)で
    カフェを辞めたすーちゃんが転職した
    先は保育園。調理師として働き始めて
    5カ月が過ぎようとしている。
    ベテランに囲まれて、子供たちと
    過ごす尊い時間。いつの間にか
    37歳になって、あと3年で
    40歳になるけれど、子供の頃に
    想像していたのとちょっと違う。
    いや、かーなーり違う。
    37歳といえば、結婚して子供を
    産んで、「お母さん」として
    生きていると思っていたのに、
    結婚どころか、彼氏もいないし。
    そんなすーちゃんにある日訪
    れる「久々のときめき」。
    カフェで働いていたときに少し気に
    なっていたお客さん
    「土田さん」(書店員)と偶然再会
    したのである。
    「なんかあったらメールください」
    と言われて、「やった~」と
    喜ぶすーちゃん。さて、
    土田さんにメールするのでしょうか。

  -----
  これを読んだら、土田さんの物語
  「オレの宇宙はまだまだ遠い」を読んだ
  ことを思いだしました。
  「すーちゃん」シリーズを全部読んでみようと
  思います。


●「十三番目の子」
 著者:シヴォーンダウド 絵:パムスマイ  小学館 2016年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    母の愛、生と死を詩的に語る感動物語

    イニスコール島の村には、古くから、
    ある言い伝えがあった。一人の女が
    産んだ十三番目の子は、その十三回目の
    誕生日に、いけにえとして暗黒の神
    ドンドにささげなくてはならない。
    その子の命と引き替えに、村は十三年の
    繁栄が約束される、というのだ。
    明日は、十三番目の子として生まれた
    娘ダーラの、十三歳の誕生日。
    この世で過ごす最後の夜。ダーラの前に、
    クロウタドリに姿を変えた空の神ルグが
    現れ、母メブの家に連れていかれる。
    そこで知った衝撃の真実とは--。

    家族の苦しみと悲しみ、深い愛と
    絆を描く感動の物語は、淡々とした
    筆致で語られ、抑えた色調の美しい絵が、
    それに寄り添う。
    著者のシヴォーン・ダウドは、
    大学卒業後、国際ペンクラブに所属し、
    作家の言論や表現の自由を守る活動家と
    して世界各地を飛び回りながら、
    自分でも本を書き始めたが、二〇〇七年、
    四十七歳の若さで他界。本書は、
    ダウドが生前に完成させていた
    作品のうちの、最後の未発表作品となる。

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  図書館で、司書さん個々のおすすめの本を
  紹介していて、その中のKさんのおすすめ。

  自分達が生まれ育った島から逃れる姉弟。
  姉弟が乗った船の傍を泳いでいたアザラシは
  姉弟がとある島に到着すると、陸に上がり
  姿をリスに変え、二人を追いかけます。
  この動物は海で亡くなった二人の母
  なのでしょうか。

  母子そして兄妹(実は姉弟)愛の物語。
  反面、村人の残酷さが際立ちます。


●「三島由宇、当選確実!」 著者:まはら三桃  講談社 2016年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    三島由宇、小学五年生。クラスの
    学級委員であり、児童会の副会長も
    しています。「三島カバン店」を
    営むお父さんと、父娘、ふたりで
    暮らしています。
    小学校を卒業する六年生の追い出し
    イベントの出し物についても、
    きっちりシキって得意満面の由宇。
    しかし突然、これまで会ったことの
    ないおじいちゃんが危篤だという
    一報が入ります。お父さんは実家に
    帰らないので知りませんでしたが、
    由宇のおじいちゃん、三島正政は、
    国土交通省の副大臣まで務めた
    大物政治家でした。
    病院に駆けつけると、意外にも
    おじいちゃんはピンピンしています。
    病院で寝ている場合ではなく、
    おじいちゃんは、衆議院の解散によって、
    選挙運動を始めるところだったのです。
    お父さんの実家で待っていたのは、
    しゃんとしたたたずまいの
    おばあちゃん。由宇が児童会役員を
    していると聞いて、おばあちゃんは、
    由宇におじいちゃんの選挙を手伝わ
    せることを思いついたのでした。

    もうすぐ六年生になる春休み、
    由宇は「特別な体験」をすることに
    なります。小学生の彼女の目を通して、
    「18歳選挙権」や「公示」、
    「小選挙区・比例代表」といった
    選挙の仕組みや投票する意味、
    おおぜいの意見をまとめる難しさ、
    そして、世の中を良くしたいという
    理想を掲げた誰かは、困難があっても
    みんなの代表になって働きつづけ
    なくてはならない、という現実を
    伝えます。

  -----
  図書館で、司書さん個々のおすすめの本を
  紹介していて、その中のSさんのおすすめ。

  はりゅが一晩で一気読みでした。
  小学5年生目線で見る衆議院選挙です。
  鞄の修理屋を営む父と国会議員の祖父との
  間に確執がり、
  母が病死した一因に祖父の選挙が
  関係していることを知る由宇。

  由宇は11歳。あと14年後を楽しみに
  している周りの人たち。
  由宇の今後が気になります。

  衆議院の選挙の仕組み(特に比例代表)が
  よくわかります。
  小学生高学年に読んでもらいたいです。


●「渾身」 著者:川上健一  集英社 2007年8月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    坂本多美子は夫の英明と、まだ
    「お母ちゃん」とは呼んでくれないが、
    前妻の娘である5歳の琴世と幸せに
    暮らしていた。隠岐島一番の
    古典相撲大会。夜を徹して行われた
    大会もすでに昼過ぎ。いよいよ結びの
    大一番。最高位の正三役大関に選ばれた
    英明は、地区の名誉と家族への思いを
    賭け、土俵に上がる。息詰まる世紀の
    大熱戦、勝負の行方やいかに!?
    型破りのスポーツ小説にして、
    感動の家族小説。

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  図書館で、司書さん個々のおすすめの本を
  紹介していて、その中のIさんのおすすめ。

  隠岐島で行われる古典相撲の
  正三役大関の一番だけを題材にした
  作品。
  ひたすら、相撲の様子を描いているの
  ですが、それを読ませる力がすごい。
  相撲は熱く、多美と琴世の暖かい関係。
  引き込まれます。

  ここ3冊、司書さんのオススメ3冊を
  連続で読みましたが、司書さんの
  人柄や、色が出ています。
  全部よかったです。

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