カテゴリー「書籍・雑誌」の118件の記事

2009.12.11

最近読んだ本一覧118

●「悪意」 著者:東野圭吾  双葉社 1996年9月

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、
     妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。犯行現場に
     赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して
     語らない動機とは。
     人はなぜ、人を殺すのか。超一流のフー&ホワイダニットに
     よってミステリの本質を深く掘り下げた東野文学の最高峰。

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  加賀恭一郎シリーズなので、加賀がどのように推理していくのかが
  見物の作品です。

  個人的には、犯人の動機に苛立ちを感じ、読後感はあまりよくあ
  りませんでした。殺害された日高が可愛そう過ぎです。

  当初の推理を立てるところも「なるほどなぁ、さすが。」、と思いましたが、
  それで終わらないのが東野作品。
  犯人の動機について、違った観点での推理内容が出てくるので
  先が気になり一気に読んでしまいました。


●「西の魔女が死んだ」 著者:梨木香歩  小学館 1996年4月

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった
     少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、
     西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり
     大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受ける
     のだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、
     ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。

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  2008年6月に映画化。
  原作は、日本児童文学者協会賞新人賞、新美南吉児童文学賞、
  第44回小学館文学賞受賞と数々の賞を受賞している超有名な作品。

  作品名はもちろん知っていたのですが、なかなか手に取るきっかけが
  ないまま、月日は過ぎ、、、という感じ。
  しかし、よっちゃんのススメもあり、読んでみる事にしました。
  
  小学生でも読める本なので、サラサラ読む事ができます。
  (どうでもいいことですが、推測で読む漢字がない(~_~;)普段は推測で
   呼んでいる漢字が多すぎる事を実感しました。)

  さーて、内容は、最後はジンとして泣いてしまいそうになりました。
  主人公・まいとおばあちゃんの会話のやりとりも絶妙で、
  おばあちゃんの一言一言にとても重みがありました。

  はりゅがもうすこし(だいぶ?)大きくなったら、読んで欲しいと
  思う本でした。
  映画も是非見てみたいです♪


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2009.12.05

最近読んだ本一覧117

●「白夜行」 著者:東野圭吾  集英社 1999年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
     容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
     被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼を
     した少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩ん
     で行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
     だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。
     息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。
     心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。


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  2006年に山田孝之と綾瀬はるかでドラマ化された作品。
  ドラマは原作とかなり変わっていて不評だったらしい。

  さて、東野作品にはまるきっかけとなった「幻夜」の前編と言われる
  作品ですが、全くストーリーが別物なので、気にせずに読むことが
  できます。
  おもしろいです。
  でも幻夜の方がすきです。(単に最初に読んだからかも。)

  この二人の頭脳が欲しいなぁ、と思いました。
  雪穂の幼い頃の境遇は可愛そう。。。

  それを美貌と頭脳で世の中を見返してやる的なストーリーが
  面白いです。

  亮司は最後まで影的な存在だったので、さらに可愛そうな気が
  しますが…。

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  主人公は西本雪穂と桐原亮司。二人は同級生。でも学校は違うので
  接点はない。

  亮司の実家が質屋を営んでいた。小学生の時、建設が中断していた
  ビルの中で父が殺された。
  時を同じくして、雪穂の母が、ガス中毒の事故で亡くなった。
  亮司は大人になり、PCショップを経営しながら、ゲームソフトの
  偽造なども行っていた。
  その関連で警察から追われる身となってしまったが、警察は全く亮司の
  足取りをつかめなかった。

  雪穂は美貌と才能を生かして、株の売買やセレクトショップの経営を
  成功させ、採集的には大企業の取締役婦人にまでなった。

  雪穂の周りには女性暴行事件など奇妙な事件が多発しており、
  これらの事件と過去の殺人や事故は関連があると目を付けている
  刑事がいた。

  亮司と雪穂の繋がりは???
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●「分身」 著者:東野圭吾  集英社 1993年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     私にそっくりな人がもう一人いる。あたしにそっくりな
     人が、もうひとり。
     札幌で育った女子大生・氏家鞠子。
     東京で育った女子大生・小林双葉。
     宿命の二人を祝福するのは、誰か。

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  「変身」は脳に関する話でしたが「分身」クローン技術に
  関する話。こういう、医学的な話は結構好きかもしれません。

  面白かったは面白かったのですが、東野作品にある、
  最後のどんでん返し的な部分がなかったので、ストーリーの
  推測ができてしまいました。

  私が推測できるってことは、皆はお見通しってことだと思います。
  (私はドラマを含め、物語の予想を付けることができません(^^ゞ)


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  主人公は、大学1年生の氏家鞠子。北海道在住。

  もう一人は、大学2年生小林双葉。東京在住。

  鞠子は中学・高校はカトリック系の学校に進み、寄宿舎で過ごす。
  自分が成長するにつれ、母に似ていないことを気にしていた。
  父・清は大学教授で発生工学の研究を行っている。
  鞠子が高校生の時、実家に帰省している時に自宅が火事になり
  母・静江が焼死した。火事は事故として処理されたが、
  鞠子は事故ではなく、自殺ではないかと思っていた。

  一方、双葉は、看護師である母・志保と二人暮らし。志保は
  シングルマザーで、双葉は父のことを一切知らされていない。
  双葉はバンド活動をしていて、TVのオーディションに出場すること
  になった。しかし、志保が大反対。
  しかし、その反対を押し切り、出場した。
  しばらくして、志保が引き逃げに合い、死亡する。
  双葉は誰かに殺されたのではないかと疑問を持つ。

  読み進めていくとだんだんと分かってくるのだが、二人の顔や
  体形は双子以上に似ており、似ているというより、コピーそのもの
  であった。また、氏家清が大学の時に所属していたサークルに
  参加していたの他校の女子学生・阿部晶子ともそっくりであった。

  小林志保はかつて、清と共に、清が師と仰ぐ、久能教授の元で
  体外受精やクローン技術の助手をしていた。
  このことが鞠子や双葉、晶子が酷似しているのと関係している。

  北海道と東京で離れた二人がそれぞれの観点で自分の出生の
  謎に迫ります。

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2009.11.18

最近読んだ本一覧116

●「かたみ歌」 著者:朱川 湊人  新潮社 2005年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。
     殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、
     古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。
     古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、
     時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が
     残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。
     7つの奇蹟を描いた連作短編集。

     紫陽花のころ/夏の落し文/栞の恋/おんなごころ/
     ひかり猫/朱鷺色の兆/枯葉の天使

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  昭和を感じさせる商店街とその中にある古本屋。
  ノスタルジックです。
  
  中は、短編に別れているのですが、舞台は同じで、
  どの話にも古本屋の主人が登場します。

  1冊の本の間に挟んだ栞を使って、短い文章のやりとり
  をする「栞の恋」や、古本屋の主人の過去があきらかになる
  「枯葉の天使」がよかったです。「枯葉の天使」が「おんなごころ」
  とつながっているもの、おもしろいと感じました。

 

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2009.11.16

最近読んだ本一覧115

●「花咲くうた 三十一文字のパレット」 著者:俵万智  中央公論新社 2005年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     めぐる季節、変わる街並み、揺れる心…うつろいやすい日々のなか、
     ふと立ち止まる一瞬を捉えた、選りすぐりの短歌を読み解く
     現代短歌鑑賞記。

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  三十一文字シリーズ(かってにシリーズと命名?)の最終巻です。


  気になった歌をメモ。

  ・誕生日
    「シリアルを器にうつす音わびし逝きにしひとのけふ誕生日」  
                              水沢遙子

  ・忙しい歌
    「ほにゅうびん煮ながら礼状、書評書く 大統領にだってなれるさ」
                              大田美和

  ・固有名詞の飲み物
    「リゲインを飲んで戻れば冷房の風に電話のメモ揺れてをり」
                              小林信也

  ・恋の終わり
    「ヘッドホン外した時の静寂にどこか似ている恋の終わりは」
                              佐藤りえ

  ・記憶と花
    「花の名に詳しき人といたことの名残りちらほらあなたの言葉」
                              柴田瞳



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2009.11.10

最近読んだ本一覧114

「白馬山荘殺人事件」 著者:東野圭吾
                  光文社 1990年4月

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     1年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して
     自殺した兄・公一の死に疑問を抱く女子大生ナオコは、
     新友のマコトと兄の死んだ信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』
     を訪ねた。
     マザー・グースの唄に秘められた謎。
     ペンションに隠された過去とは?
     暗号と密室トリックの謎に挑む、気鋭の本格推理力作。

  -----
  正当派の推理小説です。
  私的には、アガサクリスティとかをイメージさせられました。
  登場人物は日本人ですが・・・。

  マザー・グースとかよく知らないので、暗号解きは
  あまり理解できませんでした。
  なので素直に読んだまでです。
  近年の内容の重い作品を好む人は、あまり好きではないかも
  しれません。
  でも、最後のドンデン返しとまでは呼べなくても、
  予想外の展開は東野さんらしい切り口だと感じました。
  


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2009.11.07

最近読んだ本一覧113

●「しょぼん ひらがな」 著者:武田双雲  池田書店 2008年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     ことばや文字は、人と人が気持ちを伝え合う、コミュニケーションの
     ためのもの。
     親子でいっしょに“見て、感じて、楽しむ”新しいひらがなの提案。


●「書本 漢字」 著者:武田双雲  池田書店 2008年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     この本では、子どもたちが小学校で初めて習う字を中心に、
     五十六の漢字を取り上げています。
     一年生で習う漢字が四十七字、あとの「心、楽、道、幸、恵、
     笑、和、夢、優」は、できれば子どもたちが早いうちに覚えて
     くれたらいいな、とあえて選んだ漢字です。
     書道家・武田双雲の書で感じる漢字の本。


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  武田双雲さんって、TVにはよく出ているのかな?
  私はTVを見ないので、良くメディアに取り上げられてて、有名な人なら
  ごめんなさい。
  
  双雲さんを知ったのは、極々最近。
  女性週刊誌で、武田さんの書が紹介されていて、
  一目見て、字の美しさに惹かれてしまいました。
  いわゆる一目ぼれってヤツです。
  「天地人」の題字を書いたのも双雲さんなんですね。

  東京理科大情報科学科を卒業して、NTTに3年勤務してから
  書道家になったという経歴も印象的です。


  「しょぼん」、「書本」ではそれぞれ、ひらがな、漢字がかかれて
  いているのですが、その一字一字が、その字の特徴をよく表していて、
  本当にすばらしい表現力だと思います。

  また、その一字一字に、双雲さんの詩がかかれていて、
  これも、心に響きます。

  この本は手元に置いて、子供が気が向いた時に開ける
  ようにしておけば、字に対する興味が深まるのでは
  ないかと思います。

  ちなみに双雲さんは私より1歳下です。若い。。。

  



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2009.11.06

最近読んだ本一覧112

●「時生 トキオ」 著者:東野圭吾  講談社 2002年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、
     宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との
     想い出を語りはじめる。
     どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る
     少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を
     追った―。
     過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

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  前回の「手紙」に引き続き、読後感がとても良い作品です。
  途中の拓実の言動にはイライラしましたが…。

  これまで読んだ東野作品に比べると、内容は簡素な印象を
  受けましたが、とてもおもしろかったです。
  少しSFチックな内容です。
  
  軽い感じの東野作品を読みたい時にはおすすめです。



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2009.10.28

最近読んだ本一覧111

●「ウチの子、最近、手に負えない!
   ―イライラと不安がなくなるハッピーな子育ての秘訣」
       著者:渡辺 弥生  すばる舎 2008年4月
    


  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     「ダメな子」だからじゃありません。
     今すぐ役立つ発達心理学のノウハウ満載。

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  子供に対するいい方(表現)を変えるとか、内容には納得なのですが、
  そうそう、ウマく対応できません。
  できてたら苦労しないちゅーの。


●「あるキング」 著者:伊坂幸太郎  徳間書店 2009年8月
    


  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     天才が同時代、同空間に存在する時、周りの人間に何を
     もたらすのか?野球選手になるべく運命づけられたある天才の物語。

     山田王求はプロ野球仙醍キングスの熱烈ファンの両親のもとで、
     生まれた時から野球選手になるべく育てられ、とてつもない才能と
     力が備わった凄い選手になった。

     王求の生まれる瞬間から、幼児期、少年期、青年期のそれぞれの
     ストーリーが、王求の周囲の者によって語られる。わくわくしつつ、
     ちょっぴり痛い、とっておきの物語。『本とも』好評連載に大幅加筆
     を加えた、今最も注目される作家の最新作!!

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  他の人のレビューでは伊坂作品らしくないと不評ですが、
  たまに出てくるウィットな会話や考え方はやっぱり伊坂さんらしい
  と思います。
  目次で「0歳」から始まり、「23歳」になり、最後に「0歳」と
  なっているのが気になり、あっという間に読んでしまいました。
  そんな嫌いな作品ではないですが、他の人のレビューにある通り
  「オススメの伊坂作品」として紹介することが少ないかな、
  と思います。
  私的には、いろいろと考えらされて好きな作品です。



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2009.10.22

最近読んだ本一覧110

●「あなたに、大切な香りの記憶はありますか?」 
      著者:阿川佐和子 /石田衣良他  文藝春秋 2008年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     遠いあの日へー八つの扉のどこからでもご自由にお入り下さい。
     人気作家8人(阿川佐和子/石田衣良/角田光代/小池真理子/
     重松清/高樹のぶ子 他)が「記憶の中の忘れがたい香り」を
     テーマに競作。
     あなたの中のかけがえのない記憶を呼び覚ます贅沢なアンソロジー。

    キーコーヒー株式会社のWEBサイト「書茶」にて
    二〇〇七年九月十四日より〇八年十月三十日にわたり
    公開された作品を、単行本化。  

    夢の香り(石田衣良)/父とガムと彼女(角田光代)/
    いちば童子(朱川湊人)/アンタさん(阿川佐和子)/
    ロックとブルースに還る夜(熊谷達也)/
    スワン・レイク(小池真理子)/コーヒーもう一杯(重松清)/
    何も起きなかった(高樹のぶ子)

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  どの作品もよかったです。
  1つ1つもっと詳細なメモを残したいところですが、気力がありません。

    ・夢の香り(石田衣良)
      学生の頃、夢の中で出てきた男性との記憶とその香りが
      ひっかかり、今でも独身でいる30歳半ばの女性の話。

    ・父とガムと彼女(角田光代)
      幼少のころ、裕福だった家庭が、そうではなくなり、
      母が仕事に出る事になったため、学校への送り迎えなど
      をやってくれた父母の知人の娘さNだという女性。
      その女性は父の愛人だったのではないかとずっと心に
      ひっかかっていた。
      父が亡くなり、その真相が明らかに…。

    ・いちば童子(朱川湊人)
      雰囲気のいい昔ながらの市場には童子が住んでいて
      子供にしかその姿はみえないという。
      慣れ親しんだ市場が道路の拡張によりなくなってしまうかも
      しれない。
      童子はいなくなってしまうのだろうか。

    ・アンタさん(阿川佐和子)
      宮大工と知りあいになった女性。

    ・ロックとブルースに還る夜(熊谷達也)
      学生の時出入りしていた喫茶店。
      当時思いを寄せていた女性が書いた小説がその店に
      置いてあった。。。

    ・スワン・レイク(小池真理子)
      亡くなった夫との想い出の場所「スワン・レイク」
      を訪れる。

    ・コーヒーもう一杯(重松清)
      大学生の頃、歳上の女性と付き合っていた主人公。
      彼女が好きだったマンデリンというコーヒーに関する思い出。

    ・何も起きなかった(高樹のぶ子)
      高校生の頃、親友同士だったが、一時期音信不通だった
      二人がメールのやりとりをすることに。

      一方の旦那ある一人の男性をはさみ、メールで綴られる
      2人の攻防がおもしろい。
      話の展開にはぐうの音が出ました。

  
●「さよならの空」 著者:朱川湊人  角川書店 2005年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     拡大を続けるオゾンホールを食い止めるため、
     化学物質ウェアジゾンが開発された。
     しかし、それは思わぬ副作用をもたらすことに。
     散布した空で夕焼けの色が消えてしまうのだ。
     開発者のテレサは八十数歳のアメリカ人女性科学者。
     テレサは胸の奥に秘めたある想いを達するため日本へ
     向った。日本に着いたテレサは小学校三年生のトモルと
     キャラメルボーイと名乗る若者と数奇な運命で巡り合い、
     最後の夕焼けのポイントへと向う。
     オール読物推理小説新人賞、日本ホラー小説大賞短編賞を
     受賞。彗星の如く現れた小説界の大本命・朱川湊人が
     贈る現代の寓話。


  -----
  初めて朱川さんの長編を読みました。
  朱川さんのこれまで読んだ話の様なホラー的で暗い雰囲気の
  話ではなく、ほんわり、あったかい感じがするお話です。
  SFチックで幻想的な話ですが、オススメです。

  でも、、、、私は、やっぱりカタカナの名前が出てくるのは
  苦手です。(^^ゞ



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2009.10.15

最近読んだ本一覧109

●「アイズeyes」 著者:鈴木光司  新潮社 2005年5月

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
     恐怖をかきたてる現象は、日常の何気ない空間に潜んでいる―。
     ホテルの窓辺にあられもない格好でつながれた美しい女の正体
     とは(「クライ・アイズ」)。
     マンションのドアに落書きされた不気味な文字(「しるし」)。
     ゴルフ場で偶然発見された死体は、槍のようなもので刺し貫か
     れていた―(「杭打ち」)。
     あなたの身にもいつかきっと降りかかる、得体の知れない恐怖を
     描くホラー短編集。


     鍵穴/クライ・アイズ/夜光虫/しるし/桧/杭打ち/タクシー/
     櫓/見えない糸―あとがきにかえて

  -----
  ご存知の通り鈴木さんは「リング」の作者。
  初めて鈴木さんの本を読みました。


  タクシーがよかったかなぁ。

  やっぱり、ホラーは本で読むより、TVとか映画とかの
  映像で見るほうが恐いですね。(当たり前か…)
  やっぱり、視覚と聴覚があいまって恐怖さが倍増するのですね。

  本を読んで、恐怖を感じるには、読解力や想像力が豊かで
  ないとダメだという事をことさらに感じました。(^^ゞ
  やっぱり、私ってダメだぁ~~。
  



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