カテゴリー「書籍・雑誌」の514件の記事

2018.01.18

最近読んだ本一覧511

●「アンソロジー 隠す」 著者:大崎梢、近藤史恵ほか  文藝春秋 2017年2月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    あなたが隠したいものは、なんですか?
    机の中に、記憶の中に、人生のどこかに…
    「隠す」をテーマに描かれる、11の不穏で
    切実な人間ドラマ。

  【目次】
  バースデーブーケをあなたに(大崎梢)
  少年少女秘密基地(加納朋子)
  甘い生活(近藤史恵)
  心残り(篠田真由美)
  理由(柴田よしき)
  自宅警備員の憂鬱(永嶋恵美)
  骨になるまで(新津きよみ)
  撫桜亭奇譚(福田和代)
  誰にも言えない(松尾由美)
  水彩画(松村比呂美)
  アリババと四十の死体&まだ折れてない剣
  (光原百合)

  -----
  「アミの会(仮)」のアンソロジー。

  ・理由(柴田よしき)
    イラストレーター38歳の女・辻内美希が、
    毒舌芸能人の松本コタローを刺した。
    松本が辻内のイラストをけなしたのが
    原因と思われていたが、
    過去に辻内の仕事のパートナーの女性の
    息子の交通事故に関係しているようだ。

  ・自宅警備員の憂鬱(永嶋恵美)
    自宅で学生時代から引きこもりを
    している姉が
    高校生の弟が中学から同じ学校に通う
    優等なの同級生をつれてこっそり帰宅した
    ことに気付く。
    その同級生の行動についておかしい点に
    気がつく。

  ・誰にも言えない(松尾由美)
    アメリカからの留学してきて2か月が経つ
    リンジーから、ホームステイ先の家族の
    夫婦のリンジーへの態度が急によそよそし
    くなったという相談を受ける。
    ホームステイの息子と一緒に出掛けたあと
    からだという。
    スープの入れ物が変わったり、食器洗いの
    手伝いをさせてもらえなくなったり。

  ・撫桜亭奇譚(福田和代)
    埋蔵金伝説がある裏山を買い、
    隠居生活をしていた父が亡くなった。
    父親から不動産会社を継いだ長男が
    弟2人を呼び出し、相続の相談をする。
    相続といっても負債が2億円あり、
    長男が継いだ会社で対応するので、
    弟には相続を放棄するようにという話で
    あった。
    父には、埋蔵金発掘以外に、人には
    言えない趣味があり、それを知っている
    長男は、父の秘密を隠し続けるのであった。
    --
    ちょっとコワイ話です。
    福田さんの作品は、幅が広いな。

  ・骨になるまで(新津きよみ)
    祖母が亡くなった。
    祖母は一度離婚し、二回目の結婚で
    母が生まれたことを知る孫娘。
    祖母には一回目の結婚で息子がいたらしい。
    子ども用の赤い塗り箸と赤い櫛だけを
    持って、婚家から出てきたとのこと。

  ・アリババと四十の死体&まだ折れてない剣
   (光原百合)
    「アリババと四十人の盗賊」と「折れた剣」
    を題材にした創作。

  ・バースデーブーケをあなたに(大崎梢)
    高齢者のケアハウスで暮ら老婆の元に
    毎年の誕生日にMという人物から、
    花束が届く。

  ・甘い生活(近藤史恵)
    子どもの頃から人のものばからよく見える
    主人公・千尋。
    姉のクリームソーダだったり、
    友達の人形だったり千代紙だったり。
    ある日、友達が持ってきたとても綺麗な
    ボールペンがほしくて、盗んでしまう。

    千尋が大学生になり、ふとしたことで
    ネットにそのボールペンの画像をUPする。
    同じ大学に森村というゲイがいて、その青年の
    交際相手が八木宏紀であった。
    人のものを欲しがる千尋は宏紀とデートを
    することに。
    ドライブに出かけた際、あのボールペンの
    ことを尋ねられる。
    そして、あのボールペンは母の物だったと
    告げられる。
    --
    これも怖い話。
    ドルチェヴィータというボールペンを
    妹が無くしたことで家族が崩壊し、そのことで
    復讐をした兄のお話です。


  ・水彩画(松村比呂美)
    画家である母からの愛情を感じずに
    いた娘・塔子。
    大学生になり、ある日突然、母が優しくなる。
    これまで母の絵をリビングに飾りたいとも
    言えなかったが、塔子が気に入った母の絵を
    母が快く飾ってくれたり。

  ・少年少女秘密基地(加納朋子)
    ボクとジンタンが見つけた秘密基地のお家。
    その家は、ちょっと危ない感じが…。
    女の子たちがよくおままごとをしていたので、
    危険を知らせようと、ジンタンとボクは考えた。

  ・心残り(篠田真由美)
    数えの13歳でお屋敷の方向に来た主人公。
    奥様の秘密を知り、隠し続けていた。

  --
  タイトル通り「隠す」ことに徹した内容の作品ばかり。
  かつ、すべての作品の中には共通の何かが
  隠されていました。
  ネタバレになりますが「赤い櫛(たぶん漆塗り)」です。


●「ブラック・ドッグ」 著者:葉真中顕  講談社 2016年6月
    <

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    目的のためには殺人も辞さない過激な
    動物愛護団体、“DOG”。
    遺棄動物の譲渡会とペット販売が
    行われるイベント会場に集まった隆平、
    栞、結愛と拓人たちは、“DOG”に
    よって会場に閉じ込められ、見たこと
    もない謎の黒い獣に襲われる。
    次々と食い殺されていく人間たち。
    獣から逃げるため、逃走を開始するが-。

  -----
  540ページという大作です。

  ペットや家畜に対する人間の考え方に警笛を
  鳴らすような作品。
  ペット業界の裏面や家畜であったら殺して
  食してもよいのか?
  人間が動物界のトップなのか!?

  描写はかなりグロいです。
  あと、葉真中さんならではの
  「おぉ~、そうだったのか。」という
  展開もあり。驚きは軽めだけど。


●「影裏」 著者:沼田真佑  文藝春秋 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    第157回芥川賞受賞作。

    大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。

    北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、
    ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。
    ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。
    いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、
    「あの日」以後、触れることになるのだが……。

    樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ
    思いを繊細に描き出す。

  -----
  読んだのは単行本ではなく
  雑誌「文藝春秋9月号」。

  あー、芥川賞という感じ。
  ゲイである主人公。
  釣りと会社の元同僚と震災と。
  でも、ドロドロとした感じはなく、さわやかな
  印象を受けました。
  岩手の渓流の描写が綺麗でした。

  とにかく、読めない漢字が多かった。
  水楢(みずなら)、魚籠(びく)、
  貪婪(どんらん)、
  鮠(”うぐい”とフリガナを振って
  いたけど、”ハヤ”)
  ちょっと読んだだけでもこれだけ出てきます。


●「俵万智 史上最強の三十一文字」 編者:河出書房新社編集部  河出書房新社 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『サラダ記念日』から30年!
    我が子、震災、恋…
    生きることの全てを謳う、今なお
    現代短歌のトップランナーである
    俵万智の大特集。

  -----
  大好きな俵万智さんのムック本。
  穂村弘さんとの対談があったり、
  著名な方々が俵さんの短歌について語っています。

  俵さん本人のことや俵さんの短歌について、
  これだけたくさんの方々に、語っていただける
  という偉大さに、ひれ伏してしまいます。
  さらに、俵さんについて、詳細に語れる方々に
  変な嫉妬心も抱いてしまいました。
  なんなのでしょうね、この気持ちは。


●「捨てられないTシャツ」 編者:都築響一  筑摩書房 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    70枚のTシャツと、70とおりの物語。

  -----
  自分の捨てられないTシャツについて
  語っているのをまとめた本。
  性別、年齢、職業、出身地とだけしか書かれていない
  のですが、著名人も混ざっているらしい。
  普通の一般の方もいるが、その方が書いた文章も
  ほとんど直す必要がないくらいレベルの高い
  文章だったらしいです。

  思い出のTシャツ、捨てられないTシャツは
  ないな~。

  自分の来ていたTシャツより、大学時代に
  流行っていたピチTをよく着ていた友人の
  ことのほうが思いだされます。


●「「超」整理法 情報検索と発想の新システム」 著者:野口悠紀雄
  中央公論新社 1993年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    情報洪水のなかで書類や資料を保存し
    検索するには、従来の整理法では対処
    できない。本書は、「整理は分類」と
    いう伝統的な考えを覆し、
    「時間軸検索」という新しい発想から
    画期的な整理法を提案する。
    机の上は魔法のように片付き、
    「整理する時間がないほど忙しい」
    人に対する福音となるはずだ。
    さらに、パソコンを用いた情報管理体系、
    アイディア生産を支援するシステムなど、
    知的活動の生産性を高める新しい
    方法論を提案する。

  -----
  大学生の頃に買った本を再読。

  ワープロとか言葉自体やPCの容量など、
  この25年間近くで大きく変わったところは
  あるけど、”「超」整理法”自体は色あせないな
  と思います。

  学生時代はピンとこなかったけど、
  仕事の個人的な書類整理での活用は
  イメージができました。


●「成功者K」 著者:羽田圭介  河出書房新社 2017年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    芥川賞を受賞したKは、いきなり
    TVに出まくり、寄ってくるファンや
    友人女性と次々性交する。
    突如人生が変わってしまったKの運命は?
    芥川賞作家の超話題作。

  ----―
  実話なのか創作なのか。
  実話をもとに、一部、創作をしているという
  感じでしょうか。
  羽田さん、TVへ出まくりだし。
  羽田さんの中のよい、カトチエさんや
  翌年の芥川賞受賞作家がM(村田さんのこと)だったり。
  受賞すると、まぁ生活は一変するのでしょうね。


●「金融探偵」 著者:池井戸潤  徳間書店 2007年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    失業中の元銀行員・大原次郎は、
    再就職活動中に金融絡みの難題に
    ついて相談を受けた。
    これまでの経験と知識を生かし、
    怪事件を鮮やかに解決していく。
    出納記録だけの謎めいたノートの
    持ち主を推理するスリル満点の
    「誰のノート?」他全七篇。
    ミステリー連作集。

    【目次】
    銀行はやめたけど/プラスチックス/
    眼/誰のノート?/家計簿の謎/
    人事を尽くして/常連客

  ----―
  銀行の裏側を知っていることや失業中という
  状況から成り行き上で探偵的なことをすることに
  なった大原次郎。
  まあまあでした。


●「この世界の片隅に(上)」 2008年1月
 「この世界の片隅に(中)」 2008年7月
 「この世界の片隅に(上)」 2009年4月
 著者:こうの史代  双葉社
     
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    (上)平成の名作・ロングセラー
       「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいう
       べき本作。戦中の広島県の軍都、呉を
       舞台にした家族ドラマ。
       主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、
       新しい家族、新しい街、新しい世界に
       戸惑う。しかし、一日一日を確かに
       健気に生きていく…。
    (中)すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、
       ようやく呉の街にも馴染んできた。
       リンさんという友達もできた。
       夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しく
       なり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。
       そして昭和20年3月、ついに呉の街にも
       大規模な空襲が!戦争という容赦のない
       暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を
       誠実に生きていく。

    (下)昭和の戦中。広島市から軍都呉市に
       嫁いだすずは、不器用ながら北條家に
       徐々に溶け込み日々を過ごす。
       やがて戦争の暗雲が周囲を色濃く染めて
       いく。大空襲、原爆投下、終戦。
       歴史の酷い歯車が一人の女性の小さな
       世界をゆがませていく。そして…。
       読む者の心を揺さぶる最終巻!

  ----―
  はりゅが学校で借りてきてくれました。
  映画で有名になった作品、
  漫画では淡々と日々が過ぎていくような
  気がします。
  映画も見てみたいです。


●「やねの上の乳歯ちゃん」 著者:鳥居みゆき  文響社 2017年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    つるの剛士さん推薦!
    「子供たちが乳歯を投げる前に読ませます!」

    鳥居みゆき初の「子ども向け」絵本。

    まもるくんの口の中に住む、乳歯ちゃん。
    ある日突然、歯茎ちゃんと別れ、
    やねの上に飛ばされて……。

    歯が抜けるという「大人になる機会」を、
    乳歯の視点から見た、新しい成長物語。

  ----―
  子どもの時、上の歯は縁の下に、
  下の歯は屋根の上に投げたなぁ。

  現代の時事問題も入りながらの面白おかしい
  絵本です。


●「夏を喪くす」 著者:原田マハ  講談社 2012年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    範子-偶然目にした詩が、自分たちを
    捨てた父親の記憶を呼び起こした。
    陽菜子-意識不明の夫の口座に毎月
    お金を振りこみ続けていた人物と、
    ついに対面を。
    咲子-不倫と新たな恋。病気を告知され、
    自分の願いがはっきりわかる。
    麻理子-行方不明の親友と暮らしていた
    NYのアパートを、7年ぶりに訪れて。
    -その瞬間、4人の女性は何を決意した
    のか?『楽園のカンヴァス』で今年
    文芸界の話題をさらった女流作家の
    新星による、揺れ動く女性たちを描いた
    感動小説集。

    「なんだか、硬いね」ベッドで恋人が
    乳房の異変に気づいた。仕事と恋を謳歌する
    咲子の人生に暗雲が翳る。
    夫との冷えた関係に加え、急に遠ざかる
    不倫相手に呆然とする。夏の沖縄で四十歳を
    迎えた女性の転機を描く表題作「夏を喪くす」。
    揺れる女心の決意の瞬間を、注目作家が
    鮮烈に綴る中編集。

    【目次】
    天国の蠅/ごめん/夏を喪くす/最後の晩餐

  ----―
  2008年5月刊行の『ごめん』改題書。

  「天国の蠅」はどうしようもない父との思い出を
  娘が詩を雑誌した雑誌に掲載された詩で思いだす
  範子の話

  「ごめん」は恋人とバカンスに出かけた際中に
  夫が仕事で事故に合い、植物状態になる。
  夫が残した通帳に、毎月1万円ちょっとのふりこみが
  高知銀行の”オリヨウ”にされていることを知る。
  振込先を知るために高知に旅行をする陽菜子。

  「夏を喪くす」は
  「最近読んだ本一覧422」の
  「あなたは、誰かの大切な人」の
  「皿の上の孤独」の二人。

  「最後の晩餐」はNYでルームシェアをしていた
  友人が9.11を境にいなくなってしまった。
  ルームシェアをしていた部屋の家賃をずっと
  払い続けていた麻理子。


●「ランチ酒」 著者:原田ひ香  祥伝社 2017年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。
    営業時間は夜から朝まで。ワケありの
    客から依頼が入ると、人やペットなど、
    とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。
    そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を
    終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。
    孤独を抱えて生きる客に思いを馳せ、
    離れて暮らす娘の幸せを願いながら、
    つかの間、最高のランチと酒に癒される。
    すれ違いのステーキとサングリア、
    怒りのから揚げ丼とハイボール、懐かしの
    オムライスと日本酒、別れの予感の
    アジフライと生ビール…今日も昼どき、
    最高のランチと至福の一杯!心を癒し、
    胃袋を刺激する絶品小説。

    【目次】
    武蔵小山 肉丼/中目黒 ラムチーズバーガー/
    丸の内 回転寿司/中野 焼き魚定食/
    阿倍野 刺身定食/御茶ノ水 牛タン/
    新宿 ソーセージ&クラウト/
    十条 肉骨茶/新丸子 サイコロステーキ/
    秋葉原 からあげ丼/新丸子リベンジ アジフライ/
    代官山 フレンチレストラン/房総半島 海鮮丼/
    不動前 うな重/秋葉原、再び とんかつ茶漬け/
    中野坂上 オムライス

  ----―
  離婚歴があり、婚家に小2の娘を置いてきて
  しまっていることが、すごく影を落としていて、
  陰気な感じがします。
  単純に美味しいランチを楽しめればよかったのです。


●「ショートショート・BAR」 著者:田丸雅智  光文社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    お洒落なBAR、ゴールドコースト、
    甲子園…巧みな舞台設定と絶妙なテンポが
    癖になる、新世代ショートショートの
    旗手による極上の21編!

    【目次】
    マイナ酒/霊鈴/妻の秘密/
    褒め殺し事件簿/あの人の手/洞窟の星/
    グチ清掃員/手縫いの堪忍袋/
    夜のマーケット/企画にララバイ/
    桜色の爪/手ぶらのキャンプ/
    甲子園の魔物/オーラの写真/螺旋の人/
    気球の熱/水玉/媚酒/真夏のクリスマス/
    裏口のゴンドラ/客が育てた

  ----―
  どの作品も秀逸です。
  最後にどんなオチが待っているのかを
  考えながら読むのが楽しみ。
  それに、たった数ページでオチをつけられるのが
  素晴らしいです。
  ショートショートを書ける作家さんは尊敬します。

  頭をすっきりさせてくれキレッキレにしてくれる
  「マイナ酒」、企画を寝かしてくれる推敲してくれる
  「企画にララバイ」。こういうのが好きです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.12.31

最近読んだ本(2017年まとめ)

2017年の読んだ本のまとめ。

・読んだ本の数:242冊
          (2011年:137冊、2012年:162冊、2013年:184冊、
           2014年:212冊、2015年:221冊、2016年:240冊)

・読んだページ数:64182ページ
           (2011年:39943ページ、2012年:56991ページ、
            2013年:51555ページ、2014年:61720ページ、
            2015年:60617ページ、2016年:63615ページ)

・月間平均冊数:20.1冊
           (2012年:13.5冊、2013年:15.3冊、
            2014年:17.6冊、2015年:18.4冊、
            2016年:20.0冊)

・月間平均ページ:5349ページ
           (2012年:4749ページ、2013年:4296ページ、
            2014年:5143ページ、2015年:5051ページ、
            2016年:5301ページ)

・一日平均ページ:175ページ
           (2012年:123ページ、2013年:141ページ、
            2014年:169ページ、2015年:166ページ、
            2016年:173ページ)


今年も、微増ではありますが、
ページ数、冊数ともにこれまで最高です。
よく読みました。
この位が限界の冊数ではないかと思います。


今年は小説はもちろん教養系、俳句、絵本、エッセイ、
写真集等多くの種類の本を読んだのではないかと
思います。

ことしの★★★の本は18冊。
昨年は26冊なので、少ないです。

そのうち、葉真中顕さんの「絶叫」が一番驚かされ、
さらに横関大「ピエロがいる街」に驚かされ、心暖かくさせられ、
直木賞の「蜂蜜と遠雷」に圧倒されました。
あと、図書館司書さんオススメの「居酒屋ぼったくりシリーズ」が
軽く読めて、お気に入りになりました。


今年は、益田ミリさん(13冊)と、
秋川滝美さん(居酒屋ぼったくりシリーズ)(7冊)、
宮崎駿さん(風の谷のナウシカ)(7冊)、
今野敏さん(6冊)が、
トップを占めています。


来年はどんな本に出会うことができるのでしょうか。
楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最近読んだ本一覧510

●「鮎川哲也探偵小説選(論創ミステリ叢書106)」
  著者:鮎川哲也  論創社 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    戦後推理小説文壇の巨匠、鮎川哲也の
    知られざる作品がよみがえる。
    未完の遺稿「白樺荘事件」、
    ファン待望の単行本初収録!
    雪の山荘を舞台にした連続殺人事件に
    名探偵・星影龍三が挑む「白の恐怖」を
    半世紀ぶりに復刻し、ロマンチシズムの
    色気が漂う「寒椿」、無邪気さの中に
    恐怖を描いた掌編「草が茂った頃に」
    など、単行本未収録作品を一挙集成。
    別名義で発表された十二作の絵物語も
    挿絵付きで完全収録。

    【目次】
    白の恐怖/最後の接吻/退屈なエマ子/
    アドバルーン殺人事件/舞踏会の盗賊/
    出獄第一歩/処刑の広場/激闘の島/
    ヨットの野獣/無人艇タラント号/
    九時〇七分の恐怖/湖泥のギャング/
    エミの復讐/寒椿/黒い雌蘂/
    草が茂った頃に/殺し屋ジョオ/
    青いネッカチーフ/
    お年玉を探しましょう/海彦山彦/
    遺書/殺し屋の悲劇/
    ガーゼのハンカチ/酒場にて/
    白樺荘事件/地底の王国/恐龍を追って

  -----
  「白の恐怖」は本格ミステリといわれる
  種類の作品。
  「白樺荘事件」は「白の恐怖」を元にした
  絶筆作品で、かつ、未完の作品です。

  短編集はミステリというよりも
  ショートショート的な作品。

  「白樺荘事件」で瀬戸大橋が出てきたので、
  少し驚きました。
  鮎川さんの作品は、戦争中や戦後すぐの作品の
  イメージがあったのですが、
  1919年(大正8年)生まれで亡くなったのが
  2002年。
  そりゃ、瀬戸大橋も出てきますね。


●「ドイツ夫は牛丼屋の夢を見る」 著者:溝口 シュテルツ 真帆  講談社 2016年3月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    誕生日には自分でケーキを焼いて
    職場に持っていく夫、それがフツー!?
    ハムとチーズとパンの無限ループに
    愕然!毎日が発見!住んでみたドイツ、
    暮らしてみたドイツ夫。

  -----
  ドイツ文化と日本文化の違いを面白おかしく
  書いたエッセイ。
  こういう話って、ウケるのでしょうね。


●「花咲舞が黙ってない」 著者:池井戸潤  中央公論新社 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    その日、東京第一銀行に激震が走った。
    頭取から発表されたライバル行との合併。
    生き残りを懸けた交渉が進む中、
    臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、
    ひょんなことから
    「組織の秘密」というパンドラの箱を
    開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、
    妖怪重役…
    このままでは我が行はダメになる!
    花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む
    痛快連作短篇。

    【目次】
    たそがれ研修/汚れた水に棲む魚/
    湯けむりの攻防/暴走/神保町奇譚/
    エリア51/小さき者の戦い

  -----
  連作短編集。
  半沢直樹が出てきたりと、池井戸作品の
  ファンにはたまらない作品かも
  しれません。
  私的には、まぁまぁでした。


●「カルビーお客様相談室 クレーム客をファンに変える仕組み」
  著者:カルビーお客様相談室  日本実業出版社 2017年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    クレーム客の再購入率95%を実現!
    クレーム客をファンに変える仕組み。
    マニュアルを超えるお客様対応のすべて。

    【目次】
    第1章 カルビーお客様相談室がやるべきこと
    (お客様相談室は単なる「クレーム処理」の
    部署ではない/カルビー離れを防ぐだけでなく
    売上の増大にもつながる施策を目指す ほか)/
    第2章 ご指摘対応のための仕組みづくり
    (全国7か所に地域お客様相談室を設置/
    本社から支店へ「15分ルール」で情報伝達する
     ほか)/
    第3章 お客様の声を社内へ伝達する
    (まずは社内の意識を変える/部署、役職の
    垣根を越えた情報共有 ほか)/
    第4章 ネット、SNS時代におけるお客様
    対応
    (カルビーの「ソーシャルメディアポリシー」/
    企業としてSNSにどう向き合い、どう活用するか
     ほか)/
    第5章 カルビーお客様相談室のファンづくり
    (お客様相談室は「ファンづくり」の部署で
    ある/カルビーの社員が、まずカルビーの
    ファンになる ほか)

  -----
  「クレーム」=「ご意見」なんですよね。
  このご意見を社内で風通しよく情報共有でき、
  それが実現できる仕組みがあることが
  成功の秘訣なんですよね。


●「引き潮」 著者:松本侑子  幻冬舎 2004年9月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    海辺の町で暮らす平凡な主婦・美佐は
    自分を女として見ていない夫への失望感
    を募らせていた。そして、11年前に
    妻を亡くした西村と出逢い、恋におちる。
    過ぎ去った日々を追想する恋愛小説集。

  -----
  恋愛小説9編

  図書館でのオススメの1冊。
  ほんわか暖かくなったり、少し寂しくなったり。
  いくつになっても、恋はしていたいと
  思うものです。


●「夏をなくした少年たち」 著者:生馬直樹  新潮社 2017年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    僕たちの夏の大冒険は、あまりにも
    哀しかった--。得がたい才能を
    秘めた新人登場!拓海(たくみ)と
    啓、雪丸と国実(くにみ)は新潟の
    田舎町に住むお騒がせ4人組。
    小学校最後の夏、花火大会の夜に、
    僕たちは想像を絶するほどの後悔を
    知った--。それから20年余り、
    惨めな遺体が発見され、悲劇の夜の
    封印された謎に決着をつける時がきた。
    誰もが通る少年の日々を瑞々しく
    描いて大絶賛された、
    第三回新潮ミステリー大賞受賞作。

  -----
  国実の妹・ちーちゃんが出てきた時点で、
  「あー、この子に不幸なことが起こるの
  だろうな」と予測がついてしまいました。
  そう思うと、残酷で、なかなか読む文字が
  進まず。。。

  予想通り、ちーちゃんは山で殺されてしまう
  のですが、そんなに残酷な描写でなく、
  その後は、スルスルと読み進められました。

  大人になり、拓海は刑事に。
  所轄内で、殺人事件が発生し、その被害者が
  ちーちゃんと同じ犯人に襲われた(と思われ
  ていた)年上の、東堂聖剣であった。
  拓海は過去の記憶を元に、犯人を突き止める。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.12.19

最近読んだ本一覧509

●「ルビンの壺が割れた」 著者:宿野かほる  新潮社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    この小説は、あなたの想像を超える。
    結末は、絶対に誰にも言わないでください。

    「突然のメッセージで驚かれたことと
    思います。失礼をお許しください」
    --送信した相手は、かつて恋人だった
    女性。SNSでの邂逅から始まった
    ぎこちないやりとりは、徐々に変容を
    見せ始め……。ジェットコースターの
    ように先の読めない展開、その先に
    待ち受ける驚愕のラスト。
    覆面作家によるデビュー作にして、
    話題沸騰の超問題作!

  -----
  「この小説、凄すぎてコピーが書けません
   とにかく読んでみてください!」という
  帯が印象的。
  ネットで期間限定で公開され、コピーを
  募集したという作品で話題になっていました。

  確かに驚愕の最後。
  あの1行のインパクトは大きいです。
  アッという間に読めるので、
  気になる人は読んでみてください。


●「爆笑! おかんからの珍メール・謎メール」
  著者:ハッピーライフ研究会  メディアソフト 2015年5月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    母親からのおもしろメールを中心に、
    中高年が入力した文章や手紙を
    まとめて紹介します。

  -----
  まぁ、よくネットであるおかんの笑える
  メールです。

  一番笑ったのは、下ネタなので、
  間違った文面はここには書けません。

  正しい文面は、
  お父さんがリストラにあって、
  『パパすごいおちこんでていた』
  という内容。

  ひらがなの2文字が入れ替わっただけで
  こんなインパクトのある文章になるとは
  驚きです。


●「おかんメール2」 編者:『おかんメール』制作委員会
  扶桑社 2014年9月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    お待ちかね!
    日本中を大爆笑の渦に巻き込んだアノ迷作、
    『おかんメール』の第二弾が登場!

    携帯電話を使い慣れないお母さんからの
    メールは誤字脱字のオンパレード。
    その破壊力はメールにとどまらず、
    メモや書き置きなどでも発揮されます。
    母の日に発売されるや、「笑える」
    「なごむ」「吹き出してしまって電車の
    中で読めない」など、たちまちベスト
    セラーとなった『おかんメール』。
    皆様からのご要望にこたえ、第二弾登場
    となりました!

    「びよよよんへ行きます」(正しくは、美容院)
    「元気ですか?お母さんは絶倫です」
    (正しくは、絶好調)
    「母の日に誰も何も言ってくれんから
    もう母をやめようかと悩んでいる」
    (母の日に来たメール)
    「いま神と化してるから待ちなさい」
    (正しくは、髪とかして)

    LINEに参入するお母さんも増え、
    第一弾を軽く凌駕する面白メールが
    集まりました。
    私たちはみんな神の子であり、おかんの
    子です。
    すなわち「母は神」なのです。
    “おかんメール”というご神託を、
    心して読み、心ゆくまで笑ってくださいませ。

  -----
  「爆笑! おかんからの珍メール・謎メール」とは
  別のシリーズの第2弾です。

  まあまあでした。
  暇つぶしにはいい感じです。


●「教場0 刑事指導官・風間公親」 著者:長岡弘樹 小学館  2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの鬼教官が、殺人現場に臨場!

    第一話 仮面の軌跡
    日中弓は、借金の肩代わりに芦沢健太郎
    と交際を続けてきた。大企業の御曹司
    から見初められ別れを告げるが、
    芦沢に二人の秘密を暴露すると
    言われる。
    第二話 三枚の画廊の絵
    画廊を営む向坂善紀は四年前に離婚し、
    息子匠吾の親権を手放した。
    高校二年生の匠吾には、抜群の
    芸術的センスがある。本人も
    芸大進学を希望しているが、
    その夢を阻む者が現れた。
    第三話 ブロンズの墓穴
    佐柄亜津佐の息子である小学三年生
    の研人は、学校でいじめに遭い、
    登校拒否になってしまった。
    だが担任の諸田伸枝は、いじめの
    存在を認めない。面会を拒否する
    諸田に、佐柄は業を煮やしていた。
    第四話 第四の終章
    派遣社員の佐久田肇は、隣室に住む
    女優筧麻由佳の美しさに惹かれていた。
    その佐久田のもとへ、麻由佳が助けを
    求めてやってくる。彼女の部屋にで
    俳優の元木伊知朗が、自殺しようと
    しているというのだ。
    第五話 指輪のレクイエム
    自宅でデザイン事務所を営む
    仁谷継秀は、認知症の症状が進む
    妻・清香の介護に疲れ果てていた。
    仁谷は五十歳、清香は七十歳。こ
    んな日が来ることを覚悟はして
    いたが、予想よりも早かった。
    第六話 毒のある骸
    国立S大学の法医学教授である
    椎垣久仁臣は、服毒自殺した遺体を
    司法解剖する際、事故を起こし、
    助教の宇部祥宏に大けがを
    負わせてしまった。事が公になれば、
    自らの昇進が流れてしまう。

  -----
  どの作品も読みやすくて、面白い。
  事件解決の着目点がすばらしいです。


●「十角館の殺人 <新装改訂版>」 著者:綾辻行人  講談社 2007年10月
    

  ~amazon.co.jpの商品説明から引用~
    十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を
    大学ミステリ研の7人が訪れた。
    館を建てた建築家・中村青司は、
    半年前に炎上した青屋敷で焼死した
    という。やがて学生たちを襲う連続殺人。
    ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が
    読者を待ち受ける!
    1987年の刊行以来、多くの読者に
    衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で
    登場。

  -----
  史上に残る大トリック!本格ミステリの
  ミステリ作家の代表でもあり、その中でも
  綾辻さんの代表作という言われる作品です。
  綾辻の作品を読むのはこれが初めて。

  アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」
  を彷彿させる内容です。

  角島に行くミステリ研究会のメンバのあだ名が
  ミステリ界では有名と言われる人物の
  名前になっています。
  これが、読み手が騙される一つの要因です。

  ・オルツィ 文学部2回生
  ・ポウ   医学部4回生
  ・ヴァン  理学部3回生
  ・ルルウ  文学部2回生
  ・エラリィ 法学部3回生
  ・カー   法学部3回生
  ・アガサ  薬学部3回生

  7人のメンバで、みんなが死んだと
  思われるのですが、実は…。

  登場人物をしっかりメモしながら読んで
  よかったです。

  旧版の解説を鮎川哲也さんが書いているのも
  衝撃的でした。


●「ザ・ベストミステリーズ2017」 編者:日本推理作家協会  講談社 2017年5月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    迷ったらコレ!
    2016年度、ミステリーの頂を手に入れろ!

    日本推理作家協会が厳選。
    至高のミステリー作品、夢の共演!

    過去1年間に発表されたすべての
    短篇推理小説の中から、日本推理
    作家協会が選び抜いた至高の作品
    だけを収録。
    新鋭からベテランまでキャリアに
    関係なく、とにかく面白くて優れた
    短篇ばかりを集めました。
    巻末には「推理小説・二〇一六年」に
    加え、推理小説関係の受賞作を
    網羅したリストも掲載。

    推理小説愛好家はもちろん、初心者
    でも必ず楽しめる、最強ミステリー・
    アンソロジーの完全保存版!

    あなたとミステリーの架け橋になる、
    どこから読んでもハズレなしの
    アンソロジー。選び抜かれた
    “最強”の短編ミステリー11本が
    この一冊に!!
    日本推理作家協会賞短編部門受賞作
    薬丸岳『黄昏』収録。

    【目次】
    黄昏(薬丸岳)/影(池田久輝)/
    言の葉の子ら(井上真偽)/
    陰獣幻戯(歌野晶午)/
    都忘れの理由(大崎梢)/
    みぎわ(今野敏)/
    旅は道連れ世は情け(白河三兎)/
    留守番(曽根圭介)/
    鼠でも天才でもなく(似鳥鶏)/
    ロングターム・サバイバー(南杏子)/
    きれいごとじゃない(若竹七海)

  -----
  ・黄昏(薬丸岳)
   「最近読んだ本一覧491」の
   「所轄-警察アンソロジー」で既読。

  ・影(池田久輝)
   探偵業で、情報屋として刑事から仕事を
   受けている主人公。
   ある日、とある女の尾行をするように
   依頼される。
   しかし、突然、その依頼を取り消される。
   なにか裏がありそうだ。

  ・言の葉の子ら(井上真偽)
   「最近読んだ本一覧502」の
   「ベスト本格ミステリ21017」で既読。

  ・陰獣幻戯(歌野晶午)
   主人公は高校の副校長をしている男。
   人格者に見られるように日々努めているが、
   内々では性的な異常者だと自分でも
   思っていた。
   とある雑貨店の女店主が、ストーカー的な
   被害にあっており、犯人を捕まえるための
   その手助けをしようとするが…

  ・都忘れの理由(大崎梢)
   「最近読んだ本一覧486」の
   「小説 BOC 3」で既読。

  ・みぎわ(今野敏)
   「最近読んだ本一覧491」の
   「所轄-警察アンソロジー」で既読。

  ・旅は道連れ世は情け(白河三兎)
   竹芝から式根島行きのフェリーに
   乗り込む青年。
   式根島には高校生の頃に行ったことが
   あった。
   高校生の時の隣に住む主婦を手助けして
   彼女の旦那を殺した場所であった。

  ・留守番(曽根圭介)
   「最近読んだ本一覧475」の
   「宝石 ザ ミステリー Red」で既読。
 
  ・鼠でも天才でもなく(似鳥鶏)
   「最近読んだ本一覧502」の
   「ベスト本格ミステリ21017」で既読。

  ・ロングターム・サバイバー(南杏子)
   消火器癌の権威として知られる新宿医大の
   名誉教授・権堂勲が末期のすい臓がんと分かる。
   「あきらめない癌治療」等の本も出版したことが
   ある名医だか、治療はせずに在宅希望を
   している。
   権堂の担当になった水戸倫子。
   周りからも権藤先生に治療をするように
   説得することを期待される。

  ・きれいごとじゃない(若竹七海)
   「最近読んだ本一覧483」の
   「宝石 ザ ミステリー Blue」で既読。


●「ありがとうのかんづめ 子育て短歌ダイアリー」 著者:俵万智  小学館 2017年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    子育ては何もかも期間限定のいとおしい時間

    東日本大震災を機に、仙台から移り
    住んだ石垣島。都会の生活から一変
    した島の暮らしが親子に与えてくれた
    豊かな時間が、短歌と共に綴られます。
    「たくみん」は中学2年生に成長し、
    親がしてやれることもだんだんと
    少なくなってきたことを実感する日々。
    『ありがとうのかんづめ』という
    タイトルには、俵さんの、子育ての
    日々の中で授けられた感謝の思いを
    閉じ込めた「この缶詰一個あれば、
    母は充分」という意味が込められています。
    「子育て」は「親育て」であることを
    実感するハートウォーミングなエッセイです。

    俵さんのtwitterで、
    その独特な言葉のセンスで人気の
    ひとり息子「たくみん」。
    「たくみん」が5歳になるまでの子育ての
    日々をつづった『たんぽぽの日々』から7年。
    『edu』で人気を博した連載
    「子育て短歌エッセイ」の完結編です。

    【目次】
    幼稚園卒園まで さざやかな風/
    一年生 いちねんせいひみつぶっく/
    二年生 石垣島へ さとうきび畑の鬼ごっこ/
    三年生 オレが見ているほうが前/
    四年生 ドラムの響き/
    五年生 子のおらぬ週末

  -----
  「たくみん」の中学進学にあわせて、今は
  宮崎にすんでいらっしゃるとのこと。
  子育てに対して、すごく前向きな
  姿勢でいらっしゃることが素晴らしいです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.12.08

最近読んだ本一覧508

●「たゆたえども沈まず」 著者:原田マハ  幻冬舎 2017年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
   誰も知らない、ゴッホの真実。

   天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、
   商才溢れる日本人画商・林忠正。
   二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を
   生んだ。

   1886年、栄華を極めたパリの美術界に、
   流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく
   一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。
   その頃、売れない画家の
   フィンセント・ファン・ゴッホは、
   放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの
   家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ
   献身的に支え続けるテオ。
   そんな二人の前に忠正が現れ、大きく
   運命が動き出す--。
   『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の
   著者によるアート小説の最高傑作、誕生!

   19世紀末、パリ。
   浮世絵を引っさげて世界に挑んだ画商の
   林忠正と助手の重吉。日本に憧れ、
   自分だけの表現を追い求めるゴッホと、
   孤高の画家たる兄を支えたテオ。
   四人の魂が共鳴したとき、あの傑作が
   生まれ落ちた-。
   原田マハが、ゴッホとともに闘い抜いた
   新境地、アート小説の最高峰。ここに誕生!

  -----
  ゴッホはもちろんのこと、林忠正も
  実在する人物。
  林忠正はパリ在住の画商で、浮世絵を
  世界に広めたことで有名です。

  ゴッホは、歌川広重の浮世絵に影響を
  受けたというのも有名な話。

  今回の作品は、実在する人物を使っての
  フィクションだと、雑誌の取材記事で
  読みました。

  原田さんの作品を読むようになって、
  少しずつ絵画の世界が開けていきます。


●「女という生きもの」 著者:益田ミリ  幻冬舎 2014年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    15年ぶりの同窓会。わたし以外は、
    全員、お母さん。
    だけど、その顔は取り外すことができて、
    外してしまえば、ひとりひとりが
    40代になった女の人たち。
    誰にだって自分の人生があり、
    ただひとりの「わたし」である。
    ……益田ミリがエッセイと漫画で描く
    わたしたちの話。

  -----
  結構生々しい内容がおおいエッセイ。
  ほっこりとはあんまりしないな。


●「簡単に暮らせ」 著者:ちゃくま  大和書房 2016年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    月間50万PVの人気ブログ、待望の
    書籍化!
    家事も家計も整理収納も思考も、
    簡単にしたら、生きやすくなった!
    ◎水切りカゴはやっぱり必要!
    ◎苦手な家事は時間を計る
    ◎「隠れミニマリスト」の極限の財布とは
    ◎時に優先順位の低い家事から始めてみる
    ◎「親に感謝するな」と子供に言って
     あります
    ◎頭痛対策に持ち物を減らす
    ◎思い立ったら今すぐできる箱退治
    ◎食器を減らす方法
    ◎なぜ、ハンガーを統一すると服を
     減らせるのか
    ◎「毎日掃除」をやめるメリット
    自分なりのミニマムなシンプル暮らし、
    実践中!

  -----
  ネットで話題になっていたので、手に
  取ってみましたが、
  私には、あんまり響かなかったなぁ。
  ゆるりまいさんの
  『わたしのウチには、なんにもない。』
  の方が、ストンと落ちるような気がしました。


●「小説 BOC 6」 編者:小説BOC編集部  中央公論新社 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    競作連載第6回・螺旋
    -横断コラボ決行、8作品に“共通シーン”!?
    読み切り特集・JKさくら
    -同じ名前をもつ女子高生のある日。
    特集・モテ本!つながる読書。
    中央公論新社創業一三〇周年記念企画。

    【目次】
    スピンモンスター(伊坂幸太郎)/
    死にがいを求めて生きているの(朝井リョウ)/
    天使も怪物も眠る夜(吉田篤弘)/
    ウナノハテノガタ(大森兄弟)/
    月人壮士(澤田瞳子)/
    もののふの国(天野純希)/
    蒼色の大地(薬丸岳)/
    コイコワレ(乾ルカ)/
    シャーロック・ホームズの凱旋・
    第四話・マスグレーヴ家の儀式・後篇
    (森見登美彦)/
    任侠浴場・第二話(今野敏)

  -----
  螺旋シリーズは何がなんだかよくわからなく
  なってきた。

  今は、「横道世之介2」と「任侠浴場」が楽しみ。
  そういや先日、雑誌のトーク形式の取材で、
  今野さんが道後温泉に行ったことを話ていたな。
  その取材が「任侠浴場」につながるのかと納得。
  道後温泉が登場しました!


●「ごはんぐるり」 著者:西加奈子  NHK出版 2013年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「グルメ」じゃない「ごはん」のこと!

    「初デートでは何を食べるのが正解?」
    から始まる男と女の食をめぐる正解
    シリーズ、幼い頃のカイロでの食生活、
    大阪のDNAがうずく食べ物たち、
    世界のめずらし料理実習記……
    “何でも美味しい、幸せな食オンチ”の
    作家が綴る、弾ける食エッセイ&
    書き下ろし短編食小説「奴」。

  -----
  先日読んだ「ご本、出しときますね?」で
  角田さんと対談していた西加奈子さん。
  西さんの作品は、一つも読んだことが
  ありませんが、(「サラバ!」とか有名な
  作品がたくさんあります。)
  とにかく、角田さんとの会話、特に
  関西弁が面白くて、エッセイを手に取った
  次第です。
  幼いことはエジプトで過ごしていたんですね。
  でもたこ焼き大好きなコテコテな大阪人です。


●「新装版・窓ぎわのトットちゃん」 著者:黒柳徹子  講談社 2006年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの大ベストセラーがソフトカバーで
    登場!
    「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」
    --トモエ学園を舞台にトットちゃんらと
    小林先生が繰り広げるユニークな学びの姿。
    いまこそ読み直したい感動の名作!

  -----
  刊行は1981年3月。
  小学生の時に、夏休みの読書感想文の
  宿題で読んだ記憶があります。
  机の蓋をパタパタ開け閉めするシーンしか
  思いだせなかったので、手に取りました。
  おそらく、小学生当時では分からなかったこと。
  それは「トモエ学園」がとーーーても素敵な
  学校であること。
  小林先生がとーーーても素敵な先生だったこと。
  そして、トットちゃんは、きっと
  お嬢様だったこと。

  とても短い連作短編集のような感じで
  文章もとても読みやすいです。
  はりゅにも読んでもらいたいな。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.29

最近読んだ本一覧507

●「あま~いしろくま」 著者:柴田ケイコ  PHP研究所 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    おやつが大好きなくいしんぼうの
    しろくまは、「おやつのなかに入って
    みたらどんなかんじかな?」と、
    想像してみることにしました。

  -----
  柴田さんは高知県出身。
  しろくまがかき氷に入ったり、ホットケーキの上に
  ねそべったり、たい焼きに頭を突っ込んだりと
  その格好がとても可愛らしかったです。


●「トーストン」 著者:新井洋行  アリス館 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    おいしい朝食をめしあがれ。みんなが
    大好きなトースト。たまごをのせたり、
    ジャムをぬったり、食べ方は人それぞれ。
    きみの好きなトーストンは、
    どのトーストン?簡単にできて、
    おいしいトーストンがいっぱい
    いろんな味のトーストンをつくって
    みよう!2さいから大人まで。

  -----
  トーストが月曜日に出会ったのがジャム。
  お腹にたっぷりジャムを塗って、召し上がれ。
  べーコン卵に出会ってベーコンエッグトーストに
  なったり、牛乳と卵と出会って、フレンチトーストに
  なったり。
  さちょは、あまりトーストを好きではありませんが、
  この本を読んで、ベーコンエッグトーストを
  作ると、とても気に入ってくれました。


●「女子会川柳」 編者:シティリビング編集部,ポプラ社  ポプラ社 2013年1月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    大好評、『シルバー川柳』の姉妹版は
   OLたちの本音が炸裂。

  -----
  一応、私もOLなんだけど、
  あんまり共感する部分はないのよね。


●「居酒屋ぼったくり 6」 著者:秋川滝美  アルファポリス 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第6巻!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

  -----
  年に一度のぼったくりの秋の連休。
  要の仕事が忙しいので、店が休みとは
  言いだせない美音。
  でも、妹の馨が要に店が休みだと勝手に
  連絡。
  要が仕事を切り上げ、北関東で開催される
  花火競技会に連れて行ってくれる。

  この巻で要の素性が明らかに。
  大手建設会社「佐島建設」の社長の弟であり、
  会長の孫。

  あと、初めて二人が夜を過ごしました。


●「居酒屋ぼったくり 7」 著者:秋川滝美  アルファポリス 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第7巻!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

  -----
  要と付き合っている事で佐島建設からの
  圧力があり、ぼったくりが経営の危機に!
  でも、美音の強さで無事に乗り越えます。
  よかった。


●「ご本、出しときますね?」 著者:BSジャパン,若林正恭  ポプラ社 2017年4月
    <

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    小説家って面白い!無類の本好き
    芸人・オードリー若林正恭と、
    20人の作家たちが“自分のルール”
    を語りつくす。大人気番組、ついに書籍化!

    【目次】
    異世代の人が納得しあうのにオススメの一冊
     朝井リョウ×西加奈子/
    憧れの人やスーパースターにまつわる
    オススメの一冊 長嶋有×西加奈子/
    ネットとの付き合い方がわからない人の
    ためのオススメの一冊
     朝井リョウ×長嶋有/
    変態の気持ちがわかるかもしれない
    オススメの一冊 加藤千恵×村田沙耶香/
    肩の力を抜きたい人にオススメの一冊
     平野啓一郎×山崎ナオコーラ/
    夫婦で読むのにオススメの一冊
     佐藤友哉×島本理生/
    世界の実相を掴みたい人にオススメの一冊
     羽田圭介×藤沢周/
    悩める二十代の道を照らすオススメの一冊
     海猫沢めろん×白岩玄/
    自意識をなんとかしたい人にオススメの一冊
     中村航×中村文則/
    猜疑心に苛まれる人にオススメの一冊
     窪美澄×柴崎友香/
    ズルしたくない人にオススメの一冊
     角田光代×西加奈子/
    他人に寛大になりたい人にオススメの一冊
     尾崎世界観×光浦靖子

  -----
  村田沙耶香さんがとにかく周りから変な人と
  思われている事、西加奈子さんの関西弁、
  とにかく面白い。
  あと、佐藤友哉さんと島本理生さんは夫婦なのね。
  夫婦で作家というのは、藤田宜永さん&
  小池真理子さんとこしか知らないわ。


●「おいしいコーヒーのいれ方1 キスまでの距離」 著者:村山由佳  集英社 1999年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    高校3年生になる春、父の転勤の
    ため、いとこ姉弟と同居するはめに
    なった勝利。そんな彼を驚かせたのは、
    久しぶりに会う5歳年上のかれんの
    美しい変貌ぶりだった。
    しかも彼女は、彼の高校の新任美術
    教師。同じ屋根の下で暮らすうち、
    勝利はかれんの秘密を知り、その
    哀しい想いに気づいてしまう。
    守ってあげたい!いつしかひとりの
    女性としてかれんを意識しはじめる
    勝利。ピュアで真摯な恋の行方は。

  -----
  いとこだと思っていたら、実は全然血がつながって
  いないという関係。
  さわやかな恋愛小説でキュンキュンします。
  かれんは23歳なので、和泉勝利(かつとし)
  よりも5歳上。
  かれんには、弟・丈がいて中3です。

  勝利やかれんがよく行く喫茶店のマスターが
  かれんの実兄。

  続編があるようなので、楽しみです。


●「こねてのばして」 著者:ヨシタケシンスケ  ブロンズ新社 2017年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    おやこでたのしむ、スキンシップ
    えほん!こねてのばしてまたこねて、
    たたいてゆらしてころがして~♪
    こどもとたっぷりふれあえて、
    読み聞かせにぴったり!

  -----
  パンをこねているのかと思ったら、転がしたり
  体に巻き付けたり、一緒に寝たりするので、
  違うと思います。(衛生管理上、よくない。)
  膨らんで割れたりします。
  いったいなんなんでしょう?

●「やる気のスイッチ!」 著者:山崎拓巳  サンクチュアリ出版 2008年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    経営者、科学者、スポーツ選手、
    アーティストなどから、約20年間
    かけて学びとってきた数々の
    モチベーションアップ術。
    その中から、著者自身が実験台と
    なってトライ&エラーを繰り返し、
    「特に効果があったやり方と考え方」
    だけをコンパクトにまとめた本です。
    きっと「やる気を出す」という
    概念が変わります。

    「意欲」と「行動」の因果関係を
    やさしく解説しつつ普段から実践
    できる秘密の達成メソッドを紹介します。

    【目次】
    自分で選んでいること/心のスクリーン/
    夢は過去完了形/合意上の現実/
    心のチャンネル/モヤモヤノート/
    スリープ状態/記憶の編集/
    妄想日記/無意識の検索〔ほか〕

  -----
  最近、あまりにもやる気が出ないので
  手に取ってみました。

  こういう書籍って、私は1、2つくらいしか
  「うん、そうだよな!」とストンと
  落ちる題材がありません。

  今回は「嫌いな人」。
  「どうして、その人が嫌いなのか?それは
  自分もその要素を持っているから。」
  あー、そうだ。きっとそうだ。

  でも、、、やる気は出ていません。


●「ホワイトラビット」 著者:伊坂幸太郎  新潮社 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    楽しさを追求したら、こういう小説
    になりました。最新書き下ろし長編は、
    予測不能の籠城ミステリーです!
    仙台の住宅街で発生した人質立て
    こもり事件。SITが出動するも、
    逃亡不可能な状況下、予想外の要求が
    炸裂する。息子への、妻への、娘への、
    オリオン座への(?)愛が交錯し、
    事態は思わぬ方向に転がってい--。
    「白兎事件」の全貌を知ることが
    できるのはあなただけ!
    伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX!
    あの泥棒も登場します。

  -----
  伊坂さんらしい、説明ができないストーリー。
  最終的にまとめ上げ、エンディングを紡ぎ出す
  伊坂さんはすごすぎです。

  黒澤が登場。

  「レ・ミゼラブル」が出てきて、おそらく、表現も
  「レ・ミゼラブル」的な記述がされているのだと
  思います。
  作者の都合で、時間軸がどんどん変わります。

  印象に残ったのは、
  SITの課長・夏之目と亡き娘との会話です。
  人間の一生なんて宇宙から見れば一瞬のもの
  「はい、生まれました。はい、死にました。
  みたいなものじゃないか」という夏之目に娘は
  「違うよ。はい、生まれました。
  はい、いろいろありました。はい、死にました」
  と答える娘。

  そうだよ、いろいろあるんだよ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.18

最近読んだ本一覧506

●「盤上の向日葵」 著者:柚月裕子  中央公論新社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    埼玉県天木山山中で発見された
    白骨死体。遺留品である初代菊水月作の
    名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、
    かつてプロ棋士を志していた新米刑事・
    佐野のコンビが捜査を開始した。
    それから四か月、二人は厳冬の
    山形県天童市に降り立つ。向かう先は、
    将棋界のみならず、日本中から注目を
    浴びる竜昇戦の会場だ。世紀の対局の
    先に待っていた、壮絶な結末とは-!?

  -----
  主人公は、東大卒のエリート棋士・
  上条桂介。
  小学生の頃に母と死に分かれ、酒と博打に
  溺れる父と二人暮らしで、ひどい生活を
  送っていた。
  そんな桂介を気に掛け、将棋への道を
  開いたのは唐沢(元教師で定年退職して
  妻と二人暮らし。)
  桂介が東大に合格し、上京する際に
  初代菊水月作の名駒を贈る。

  しかし、東大時代に知り合った真剣師の
  東明重慶。重慶に騙され、名駒を売られ
  てしまう。
  大学卒業後、桂介は外資系の企業に就職し、
  その後のIT会社を立ち上げ、成功する。
  名駒を買い戻した桂介。
  さらに異色の経歴をもった棋士となる。

  その名駒と胸に抱いた男性の死体が
  見つかった。
  この事件を追う二人の刑事。

  結末は、無難なところに落ち着いたとは
  思うのですが、563ページを飽きさせる
  ことなく読ませる柚月さんに完敗です。

●「クリスマスを探偵と」 著者:伊坂幸太郎 絵:マヌエーレ・フィオール
  河出書房新社 2017年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「探偵さん、その話、よければ僕に
    話してくれませんか?」舞台はドイツ。
    探偵カールがクリスマスの夜に出会った、
    謎の男とは…?心温まる聖夜の奇跡。
    伊坂作品のエッセンスすべてが
    凝縮された、心温まる物語。
    かつての子どもたちへ、
    これからの大人たちへ。

  -----
  サイン本を購入。うれしい。

  あとがきには、伊坂さんが初めて
  書いた小説だということを書いていました。

  絵本なので、子ども向けかと思っていたら、
  字が多くて、内容も大人向け。
  絵も大人向け。

  探偵と探偵が尾行中に出会った
  謎の大人との会話が、伊坂さんらしい
  想像力豊かな内容で、面白かったです。


●「うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物」 著者:福田幸広
  日経ナショナルジオグラフィック社 2015年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    瀬戸内海に浮かぶ周囲約4キロの
    ちいさな「うさぎ島」
    (広島県竹原市大久野島)。
    約700匹の野生のウサギが暮らす
    この島は、現在、うさぎファンの
    聖地となり、国内外から年間10万人
    以上が訪れる。
    しあわせ動物写真家、福田幸広が
    撮影した、かわいさあふれる
    うさぎたちの姿をぎっしり詰め
    込んだ、うさぎファン必携の写真集。

  -----
  この夏、うさぎ島の存在を同僚から聞き、
  行きたいと思っている島。

  人参をいっぱい持って、訪れたいな。
  フェリーに乗られるのも楽しみ。
  きっと、うさぎは可愛いいはず。


●「AX アックス」 著者:伊坂幸太郎  KADOKAWA 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    【伊坂幸太郎史上最強のエンタメ小説
    <殺し屋シリーズ>、
    『グラスホッパー』『マリアビートル』に
    連なる、待望の最新作!】

    最強の殺し屋は--恐妻家。

    物騒な奴がまた現れた!
    新たなエンタメの可能性を切り開く、
    娯楽小説の最高峰!

    「兜」は超一流の殺し屋だが、家では
    妻に頭が上がらない。
    一人息子の克巳もあきれるほどだ。
    兜がこの仕事を辞めたい、と考え
    はじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
    引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく
    仕事を続けていたある日、爆弾職人を
    軽々と始末した兜は、意外な人物
    から襲撃を受ける。

    こんな物騒な仕事をしていることは、
    家族はもちろん、知らない。

    書き下ろし2篇を加えた計5篇。
    シリーズ初の連作集!

    【目次】
    AX
    BEE
    Crayon
    EXIT (書き下ろし)
    FINE (書き下ろし)

  -----
  今頃、目次を書いていて、AからFに
  並んでいることを気付きました。

  「BEE」は「最近読んだ本一覧295」の
  「しあわせなミステリー」で既読。

  兜の恐妻家ぶりと、反対に妻が兜の
  配慮にまったく気づいていないことに
  呆然となります。
  奥さん、ある意味すごい人。

  EXITの途中で、兜が死んで
  しまい、着地点が全然わからなくなって
  しまいました。
  それから克己が主役。

  兜を死に追いやった奈良村はクリーニング
  店の店主となり、結局は克己を助ける事になる。

  仕事の元請をしていた医者に復讐するための
  兜の仕掛け。

  参りました、伊坂さん。


●「戦争と平和」 著者:百田尚樹  新潮社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    日本は絶対に戦争をしてはいけない。
    日本人ほど、戦争に向かない民族は
    いないのだから-。
    「ゼロ戦」と「グラマン」の徹底比較
    から見えてきた、私たちの致命的な
    欠点とは何か。
    ベストセラー『永遠の0』に秘めた、
    本当の想いとは。作家が「何としても
    戦争を回避しなければならない」と
    いう強い想いから真摯に綴った、
    圧倒的説得力の反戦論。

    【目次】
    第1章 ゼロ戦とグラマン
    (極限状況下に短所は現れる/
    根本から異なる設計思想/
    職人技を求める日本 ほか)/
    第2章 『永遠の0』は戦争賛美小説か
    (五〇歳の決心/小説家を目指した
    動機/戦争を語り継ぐ ほか)/
    第3章 護憲派に告ぐ
    (永世中立国スイス/
    自衛隊は軍隊ではない/
    能登半島沖不審船事件 ほか)

  -----
  第1章の日本人が戦争に向いていない
  理由は、理論的でわかりやすく、納得が
  できました。
  確かに日本は、矛の概念がないし、
  虐殺を受けたこともない。
  さらに効率等よりも、技術を重視する。
  最悪の事態を考えようとしない。
  確かにそうです。

  第2章は、「永遠の0」が戦争を賛美し、
  ゼロ戦を美化しているという内容に
  反論したもの。
  私は「永遠の0」を読んで、戦争を美化
  しているとは感じませんでした。
  百田さんが表したかった「命の尊さ」を
  感じました。

  第3章は、憲法改正を支持している
  百田さんがが、なぜ第九条の改正が
  必要なのか説いた章。

  護憲派は第九条という宗教に取りつかれている
  という表現は、わかるような気がします。
  小学校の頃から「戦争はダメ」という
  平和教育を受けてきた私たち。
  第1章の日本人は最悪の事態を考えないという
  のとつながり、第九条を変えること自体に
  拒否反応を示すのだと思います。
  論理ではないんですよね。

  理屈はよくわかりました。


●「ジェリーフィッシュは凍らない」 著者:市川憂人  東京創元社 2016年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    第26回鮎川哲也賞受賞作
    特殊技術で開発された、
    小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。
    その発明者であるファイファー教授を
    中心とした技術開発メンバー6人は、
    次世代型ジェリーフィッシュの
    長期航空試験に臨んでいた。
    ところがフライト中に、密室状態の
    艇内でメンバーの一人が死体となって
    発見される。さらに、自動航行プロ
    グラムが暴走し、彼らは試験機ごと
    雪山に閉じ込められてしまう。
    脱出する術もない中、次々と
    犠牲者が……。精緻な筆致で
    描く本格ミステリ、新時代の
    『そして誰もいなくなった』登場!

  -----
  舞台がU国ということで、登場人物が
  洋風な名前で、やっぱりすんなり頭に
  入ってこない。

  まぁ、雪山にしろ、外国が舞台じゃないと
  作れなかった作品だと思います。

  なぜ、乗客全員が殺されたのか、
  また犯人は雪山からどうやって逃げたのか。
  本格ミステリでした。


●「豆の上で眠る」 著者:湊かなえ  新潮社 2014年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    行方不明になった姉。真偽の境界線から、
    逃れられない妹--。
    あなたの「価値観」を激しく揺さぶる、
    究極の謎。私だけが、間違っているの?
    13年前に起こった姉の失踪事件。
    大学生になった今でも、妹の心には
    「違和感」が残り続けていた。押さえ
    つけても亀裂から溢れ出てくる記憶。
    そして、訊ねられない問い--
    戻ってきてくれて、とてもうれしい。
    だけど--ねえ、お姉ちゃん。
    あなたは本当に、本物の、
    万佑子ちゃんですか?
    待望の長編、刊行!

    --文庫本の紹介文--
    小学校一年生の時、結衣子の二歳上の
    姉・万佑子が失踪した。スーパーに
    残された帽子、不審な白い車の目撃証言、
    そして変質者の噂。必死に捜す
    結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る
    見知らぬ少女が帰ってきた。
    喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、
    大学生になった今も微かな違和感を
    抱き続けている。
    -お姉ちゃん、あなたは本物なの?
    辿り着いた真実に足元から頽れる
    衝撃の姉妹ミステリー。

  -----
  表題は姉が読んでくれた本の中で、
  「本物のお姫様は豆を置いたうえに
  布団を敷いて寝ても豆に気付く」という箇所から
  取っている。
  失踪から帰ってきた姉が本物かどうかが
  わからないこととつながっています。

  そもそも失踪前の姉が本物だったのか?という
  根本を覆すストーリー展開に驚きました。


●「ピクトさんの本」 著者:内海慶一  ビー・エヌ・エヌ新社 2007年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    よく見れば、街中のあちこちにいて
    私たちに注意をうながす人型の
    ピクトグラム「ピクトさん」。
    本書は、世界中から集められた
    痛々しすぎて笑ってしまうピクトさん
    の目撃写真に、コピーライターで
    ある著者がおもしろコメントを
    つけることで、単なる記号をエンター
    テイメントにまで高めた、
    本邦初の「ピクトさん研究報告書」です。

    【目次】
    はじめに/ピクトさんの分類/
    1-転倒系/2-頭打ち系/3-落下系/
    4-かけこみ系/5-つまづき系/
    6-感電系/7-衝突系/
    8-はさまれ系/9-労働系/
    10-黒ピクトさん/
    ・ピクトさんの研究/・おまけ/
    ・おわりに

  -----
  外国の場合、ピクトさんの描写がリアルだったり、
  足が長かったりと世界中のピクトさんが紹介
  されているのも面白いですが、筆者のコラムが
  面白い。ピクトさん愛を感じます。


●「居酒屋ぼったくり 5」 著者:秋川滝美  アルファポリス 2016年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある-。
    旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第5巻!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

    【目次】
    実りをもたらすもの/窓の外に見える風景/
    最初の一歩/モーニングオムレツ/
    命の眠る場所

  -----
  今回は、「ぼったくり」が舞台になる
  話は少なく、美音と要に関するキュンキュンする
  お話がメイン。
  ぼったくりで紹介されるお酒やお料理を
  楽しみにしている読者にとっては、
  どうでもいい話かもしれませんが、
  私はこういう甘々な感じがすごい好き!
  二人に大進展あり!
  もう、これだけでもイイ感じ。


●「見上げた空は青かった」 著者:小手鞠るい  講談社 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ユダヤ人への迫害が厳しくなる
    ドイツで、親と離れ、ドイツ人の
    戦争孤児といつわり、妹と二人で
    隠れ家にくらすユダヤ人の少女、
    ノエミー。
    空襲が激しくなった東京から、
    家族と離れ、田舎に疎開している
    日本人の少年、風太ー。
    戦争末期を生きる二人の少女と少年が
    見たものは?

  -----
  ドイツと日本の二人が直接的につながる
  ことはない。

  ドイツではヒトラーによるユダヤ人迫害、
  日本ではどんどん激化する太平洋戦争。

  戦争の記憶は風化させてはいけないと
  つくづく感じました。


●「トップリーグ」 著者:相場英雄  角川春樹事務所 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「命の保証はないぞ」政界の深い闇に
    斬り込んだ記者の運命は-
    大和新聞の松岡直樹は、入社15年目に
    して政治部へ異動になり、官房長官番と
    なった。そしてまたたく間に
    トップリーグへ。一方、松岡と同期入社
    だった酒井祐治は、現在大手出版社で
    週刊誌のエース記者として活躍している。
    そんな酒井が「都内の埋立地で発見された
    一億五千万円」の真相を追ううちに、
    昭和史に残る一大疑獄事件が浮かび
    上がってきて…。

  -----
  「ロッキード事件」や現安倍首相、菅官房長官
  の姿にどうしても置き換えてみてしまうストーリー
  寡黙な阪義家。農家出身で、いろんな仕事を経験しながら
  苦労をして現在の地位まで上り詰めた首相の右腕。
  実在する菅義偉官房長官も同じ農家出身でサラリーマンも
  していたこともあります。
  芦原首相は二世政治家の首相で、こちらも安倍首相と
  同じ。
  過去の贈収賄事件「クラスター事件」でのお金が
  政治の裏金として現在も使われているという真相を
  知った酒井が何者かに刺され重傷になる。
  その記事を官房長官番である松岡が引き継ぐが、
  この記事を世に出すか出さないかの判断を
  首相や官房長官に迫られる。
  さらには首相とつながっていた上司の編集部長は
  トップリーグの一員で、松岡の返事次第では
  編集部長のトップリーグの一員としての後任を
  松岡に、さらには、病児保育に関する子育て支援の
  政策(松岡が記事にしていた内容)法案を全力で
  通すという。

  妻と保育園の娘がいる松岡がどちらの決断を下すか。
  最後は読者にゆだねる形で終わっているが、
  みなどちらの選択をしたと想像しているのだろう。
  私は・・・、こっちやな。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.31

最近読んだ本一覧505

●「シルバー川柳6 断捨離でうっかり夫捨てそうに」
 編者:全国有料老人ホーム協会、ポプラ社編集部  ポプラ社 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    笑点でおなじみ、桂歌丸師匠・大絶賛!
    「大の字の 昼寝してたら 救急車」
    「念のため 妻の名前を 日々復唱」
    --物忘れも、医者通いも、はたまた
    ビミョーな夫婦関係も。
    シリーズ累計70万部を超えた
    「シルバー川柳」第6弾がいよいよ登場!
    シニア世代を中心とした、まさに人生の
    達人たちによる川柳傑作選。
    政治も経済も暗い話の多いニッポン、
    お達者パワー全開の、笑えてしみじみ、
    そして家族で仲間で楽しめる1冊です。

  -----
  何も心配せずに読めるのがよいです。
  こういうビビットな川柳が作れる才能を
  尊敬します。


●「沢村さん家の久しぶりの旅行」 著者:益田ミリ  文藝春秋 2017年6月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    たまには、遠くに行きたくなる日も
    あるよね--。

    父・沢村四朗(70)
    定年退職後、趣味と体力づくりに
    勤しんでいる。
    愛読書は『鬼平犯科帳』。
    新潟のへぎそばが好物。

    母・沢村典江(69)
    明るく社交的で、料理が上手。
    近所に友達も多い。
    好きな番組は「朝ドラ」。
    得意なメニューは魚の煮つけ。

    娘・沢村ヒトミ(40)
    ひとり暮らし未経験の独身。
    入社18年目のベテランOL。
    仲良し3人組でおしゃべりに
    興じるのが一番のストレス解消。

    そんな平均年令6歳の
    沢村さん一家。
    今回は高齢になってきたお父さん
    お母さんが久しぶりの夫婦旅で函館へ、
    40歳の娘ヒトミさんはひとり旅に
    挑戦します。

    歳を重ねた親子、長く連れ添った
    夫婦、中年と呼ばれる年齢に
    なっても家では「娘」、
    といった家族のさまざまな視線で、
    三人の日常が紡がれていきます。

    沢村さん家の愛しい毎日を描いた
    ホームコミック。
    描き下ろしマンガ
    『ヒトミさん、初めてのひとり旅』も
    収録。

  -----
  仲良し家族を見ていると
  ほんわかした気持ちになります。
  時折、老いや独身など、しんみりと
  考えらされるものもありますが…。


●「さらさら流る」 著者:柚木麻子  双葉社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    あの人の内部には、淀んだ流れ
    があった-。
    28歳の井出菫は、かつて恋人に
    撮影を許したヌード写真が、
    ネットにアップされていることを
    偶然発見する。その恋人、垂井光成は
    菫の家族や仲間の前では見せないが、
    どこか不安定な危うさを秘めており、
    ついていけなくなった菫から別れを
    告げた。しかし、なぜ6年も前の
    写真が出回るのか。苦しみの中、
    菫は光晴との付き合いを思い起こす。
    初めて意識したのは、二人して
    渋谷から暗渠を辿って帰った夜だった…。
    菫の懊悩と不安をすくいとりながら、
    逆境に立ち向かうしなやかな姿に
    眼差しを注ぐ、清々しい余韻の会心作。

  -----
  ここ近年で、知られてきた
  「リベンジポルノ」という言葉。
  簡単に写真が撮れるようになったから
  だろうなぁ。
  フィルム時代にはあまり考えられない
  ですね。(現像をしてもらえなかった??)


●「星ちりばめたる旗」 著者:小手鞠るい  ポプラ社 2017年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    日本人であることが、罪になる。
    祖母は、母は、そんな時代を
    生き抜いた--

    日本人というルーツに苦しめられた
    祖母、ルーツを捨てようとした母、
    そしてそのルーツに惹かれる私。
    アメリカ在住日系人家族の三世代を
    描く百年の物語。

    太平洋戦争を挟んでの日本と
    アメリカの姿とともに、時代に
    翻弄されながら生きる人々の
    アイデンティティのありようを
    描き出し、現在の世界に巻き
    起こる問題をも浮かび上がら
    せる骨太な感動作。
    ------
    1916年、既にアメリカに移住
    していた大原幹三郎のもとへ
    「写真花嫁」として嫁ぎ、海を
    渡った佳乃。
    幹三郎と佳乃の末っ子として、戦争
    間際にオレゴン州で生まれたハンナ。
    ハンナの娘である「私」、ジュンコ。
    三世代の母と娘たちの関係には、
    「日本」と「アメリカ」、そして
    「戦争」が大きな影を落としていた。

  -----
  太平洋戦争より前にアメリカに移住し、
  戦争という混乱の時代に一生懸命に
  生きた家族の物語。
  とても重い内容でした。
  こうやって別人種が争うような世の中は
  二度といりません。


●「広域警察 極秘捜査班 BUG」 著者:福田和代  新潮社 2016年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    僕はやっていない!
    真実を暴くための挑戦が今、始まる。
    16歳の天才ハッカー、水城陸。
    航空機墜落事故の犯人として
    死刑判決を受けるも、その高すぎる
    能力ゆえ、命と引き換えに名前と
    経歴を変え、警察の極秘捜査班に
    参加させられる。監視対象の
    老数学者は、自分の冤罪事件に
    関わりがあるようだ。真相を追い
    ながら身の潔白を訴える水城。
    しかし権力はそれを許さない
    --サスペンス長編!

  -----
  「空に咲く恋」がとてもよかったので、
  手に取りましたが、なんかよく理解
  できない内容。
  とにかく、文字だけを追う読み方になって
  しまいました。
  結局、解決もしてないし。
  続編があるのだろうか。


●「第2図書係補佐」 著者:又吉直樹  幻冬舎 2011年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    お笑い界きっての本読み、ピース又吉が
    尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの
    作品紹介を通して自身を綴る、胸を
    揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。
    巻末には芥川賞作家・中村文則氏との
    対談も収載。

    【目次】
    尾崎放哉全句集/昔日の客/
    夫婦善哉/沓子(『沓子・妻隠』より)/
    炎上する君/万延元年のフットボール/
    赤目四十八瀧心中未遂/
    サッカーという名の神様/
    何もかも憂鬱な夜に/
    世界音痴〔ほか〕

  -----
  本の紹介というより
  本から思いをはせたエッセイ集です。
  「夜は短し歩けよ乙女」、「深い河」、
  「人間失格」しか読んだことがない…。

  --
  尾崎放哉全句集
  昔日の客
  夫婦善哉
  沓子(『沓子・妻隠』より)
  炎上する君
  万延元年のフットボール
  赤目四十八瀧心中未遂
  サッカーという名の神様
  何もかも憂鬱な夜に
  世界音痴
  エロ事師たち
  親友交歓(『ヴィヨンの妻』より)
  月の砂漠をさばさばと
  高円寺純情商店街
  巷説百物語
  告白
  江戸川乱歩傑作選
  螢川・泥の河
  中陰の花
  香水 ある人殺しの物語
  イニシエーション・ラブ
  山月記(『李陵・山月記』より)
  コインロッカー・ベイビーズ
  銃
  あらゆる場所に花束が……
  人間コク宝
  アラビアの夜の種族
  世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
  銀河鉄道の夜
  逃亡くそたわけ
  四十日と四十夜のメルヘン
  人間失格
  異邦の騎士(改訂完全版)
  リンダリンダラバーソール いかす!バンドブーム天国
  変身
  笙野頼子三冠小説集
  ジョン・レノン対火星人
  夜は短し歩けよ乙女
  袋小路の男
  パンク侍、切られて候
  異邦人
  深い河
  キッチン
  わたしたちに許された特別な時間の終わり
  友達(『友達・棒になった男』より)
  渋谷ルシファー
  宇田川心中


●「僕は髪の毛が少ない」 著者:新井キヒロ  メディアファクトリー 2012年10月
    

  ~Amazon.co.jpの商品説明から引用~
    前代未聞!20代から髪の毛が少なく
    なった“僕”のポジティブコミックエッセイ。
    実践的ノウハウ&爆笑コミックエッセイで、
    “髪の毛が少ないこと”の悩みの正体と、
    その上手なつきあい方がわかります。

  -----
  私の父がハゲていたので、ハゲには
  全然抵抗はありません。
  髭も好きです。
  禿げたら、坊主か思い切ってスキンヘッドが
  いいですね。


●「進次郎メソッド 情熱を感染させる小泉流“魅せる“対話術」
  著者:向谷匡史  双葉社 2007年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    なぜ、小泉進次郎は時に喧嘩を
    しつつも、次々と味方を増やして
    しまうのか?会った瞬間に相手を
    魅了する自己プロデュース力、
    利害が対立する相手すら仲間に
    してしまう引き寄せ力、目上の
    人間に「こいつ、やるな」と
    認めさせるジジ殺し力…
    永田町の異端児が駆使する
    45の法則。

  -----
  この秋に行われた衆議院選で、希望の党を
  立ち上げた小池東京都知事と小泉進次郎の
  対決が取沙汰されました。

  これまで進次郎さんにはあんまり興味は
  なかったのですが、純一郎さんに対して
  記者が
  「小池さんと自民党のどちらを応援するのか」
  という質問をした際、
  純一郎さんが「進次郎に決まっている
  じゃないですか。」と言ったのがとても
  印象的で、それから進次郎さんに注目
  するようになりました。
  演説が本当にうまい。
  センテンスを短くして話すので分かりやすく
  なるんでしょうね。
  選挙期間中に地元・横須賀にほとんどいなくて
  大勝(安倍総理も山口に1日もいなくても勝つ
  のですが…)。
  これからの進次郎さんの活躍が楽しみです。


●「居酒屋ぼったくり 2」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2014年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第2巻!

    【目次】
    働き者の包丁/トマトが嫌いな男たち/
    跡取りの憂い/美味しい餃子の焼き方/
    鉄板の上の想い出/満点と赤点

  -----
  宇都宮に初めて出張に行って、お土産に
  買った生餃子。
  これについていた餃子の焼き方の通りに
  焼いたら、普通の餃子でも美味しく焼ける
  ようになりました。

  何も心配なく読めるこのシリーズは
  大好きです。


●「居酒屋ぼったくり 3」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2015年3月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、待望の第3巻!
    全国の銘酒情報、簡単なつまみの
    作り方も満載!

    【目次】
    猫の絆 人の絆/本来の価値/
    距離の取り方/
    木枯らしが吹く季節/
    冬が終わりを告げる日/
    再会の春

  -----
  ぼったくりの常連のアキとリョウが
  運動不足解消のために一緒にテニスを
  したりと、いい雰囲気に。
  ワサビの醤油漬けがきっかけで、
  ウメが幼馴染に会えたり。

  今回は秋から早春にかけての季節の
  お話で、寒い中ながら心温まる
  お話ばかりです。

●「居酒屋ぼったくり 4」 著者:秋川滝美  アルファポリス/星雲社 2015年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    東京下町にひっそりとある、
    居酒屋「ぼったくり」。
    名に似合わずお得なその店には、
    旨い酒と美味しい料理、そして
    今時珍しい義理人情がある
    -旨いものと人々のふれあいを
    描いた短編連作小説、
    待望の第4巻!全国の銘酒情報、
    簡単なつまみの作り方も満載!

    【目次】
    意地っ張りなサヨリ/
    柔らかく包み込むもの/
    移ろいゆくものたち/
    茶がゆの甘さ/心地よい香り/
    辿ってきた道

  -----
  「茶がゆの甘さ」はぼったくりが
  舞台ではなく、要の自宅が舞台。
  美音は要と一緒にトースターを買いに
  電器屋へ。しかし要の母が体調を
  崩したという連絡が入り、要の自宅へ。
  要の母が茶粥を作ろうとしていたことが
  分かった美音は、代わりに茶粥を作って
  あげる。その味をたいそう気に行った
  要の母。
  作者のあとがきの通り『休肝日』と
  してぴったりのストーリーでした。


●「スタジオジブリの食べものがいっぱい」
  編者:徳間書店児童書編集部,スタジオジブリ  徳間書店 2017年2月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    パズーとシータが鉱山でわけあう
    パンと目玉焼き、ハクが千尋の
    ためにつくったおにぎり、
    ポニョの大すきなハム、
    節子が大切にしていたドロップ、
    ハウルがカルシファーの火で
    つくるベーコンエッグ……。
    スタジオジブリの映画に登場
    するさまざまな食べものを、
    くわしく紹介する、新しい形の
    アニメ絵本。登場する映画を
    紹介するページもついています。

  -----
  目玉焼きの出現率が高い!
  バズーのパンと目玉焼きだったり、
  カルシファーの火で作るベーコンエッグだったり、
  コクリコ坂の朝食に出てくるハムエッグだったり。

  これに感化されて、夕食の一品に
  ベーコンエッグを作りました。

  私ドーラの食べるハムと、
  パズーが夜勤のために買いに行く
  肉団子入りのシチューみたいなものが
  食べたいです。


●「翻訳できない世界のことば」
  著者:エラ・フランシス・サンダース 訳者:前田まゆみ  創元者 2016年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    外国語のなかには、他の言語に
    訳すときに一言では言い表せない
    ような各国固有の言葉が存在する。
    本書は、この「翻訳できない言葉」を
    世界中から集め、著者の感性豊かな
    解説と瀟洒なイラストを添えた
    世界一ユニークな単語集。
    言葉の背景にある文化や歴史、
    そしてコミュニケーションの機微を
    楽しみながら探究できる。
    小さなブログ記事が一夜にして
    世界中へ広まった話題の書。
    ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
    世界7カ国で刊行予定。

    FORELSKET フォレルスケット/
    ノルウェー語-語れないほど幸福な恋におちている。
    COMMUOVERE コンムオーベレ/
    イタリア語-涙ぐむような物語にふれたとき、
    感動して胸が熱くなる。
    JAYUS ジャユス/
    インドネシア語-逆に笑うしかないくらい、
    じつは笑えないひどいジョーク。
    IKUTSUARPOK イクトゥアルポク/
    イヌイット語-だれか来ているのではないかと
    期待して、何度も何度も外に出て見てみること。
    …他の国のことばではそのニュアンスを
    うまく表現できない「翻訳できないことば」たち。

    【目次】
    002 はじめに
    004 目次
    006 PALEGG ポーレッグ/ノルウェー語
    008 COMMUOVERE コンムオーベレ/イタリア語
    010 MANGATA モーンガータ/スウェーデン語
    012 SAMAR サマル/アラビア語
    014 GEZELLIG ヘゼリヒ/オランダ語
    016 GLAS WEN グラスウェン/ウェールズ語
    018 MERAKI メラキ/ギリシャ語
    020 KILIG キリグ/タガログ語
    022 PISAN ZAPRA ピサンザプラ/マレー語
    024 JUGAAD ジュガール/ヒンディー語
    026 FIKA フィーカ/スウェーデン語
    028 HIRAETH ヒラエス/ウェールズ語
    030 TIMA ティーマ/アイスランド語
    032 KOMOREBI コモレビ/日本語
    034 RAZLIUBIT ラズリュビッチ/ロシア語
    036 KUMMERSPECK クンマーシュペック/ドイツ語
    038 BOKETTO ボケット/日本語
    040 VACILANDO ヴァシランド/スペイン語
    042 KARELU カレル/トゥル語
    044 JAYUS ジャユス/インドネシア語
    046 SHLIMAZEL シュリマズル/イディッシュ語
    048 UBUNTU ウブントゥ/ズールー語
    050 GURFA グルファ/アラビア語
    052 TREPVERTER トレップヴェルテル/イディッシュ語
    054 STRUISVOGELPOLITIEK ストラウスフォーヘルポリティーク/オランダ語
    056 WABI-SABI ワビサビ/日本語
    058 MAMIHLAPINATAPAI マミラピンアタパイ/ヤガン語
    060 RESFEBER レースフェーベル/スウェーデン語
    062 TIAM ティヤム/ペルシア語
    064 YA'ABURNEE ヤーアブルニー/アラビア語
    066 FEUILLEMORT フイユモール/フランス語
    068 PORONKUSEMA ポロンクセマ/フィンランド語
    070 WARMDUSCHER ヴァルムドゥーシャー/ドイツ語
    072 NUNCHI ヌンチ/韓国語
    074 'AKIHI アキヒ/ハワイ語
    076 MURR-MA ムルマ/ワギマン語
    078 GOYA ゴーヤー/ウルドゥー語
    080 DRACHENFUTTER ドラッヘンフッター/ドイツ語
    082 SZIMPATIKUS シンパティクシュ/ハンガリー語
    084 IKTSUARPOK イクトゥアルポク/イヌイット語
    086 FORELSKET フォレルスケット/ノルウェー語
    088 TRETAR トレートール/スウェーデン語
    090 TSUNDOKU ツンドク/日本語
    092 SGRIOB スグリーブ/ゲール語
    094 KABEL SALAT カーベルザラート/ドイツ語
    096 NAZ ナーズ/ウルドゥー語
    098 LUFTMENSCH ルフトメンチュ/イディッシュ語
    100 SAUDADE サウダージ/ポルトガル語
    102 COTISELTO コティスエルト/カリブ・スペイン語
    104 WALDEINSAMKEIT ヴァルトアインザームカイト/ドイツ語
    106 CAFUNE カフネ/ブラジル・ポルトガル語
    108 KALPA カルパ/サンスクリット語
    110 謝辞
    111 著者略歴
    112 訳者あとがき・訳者略歴

  -----
  ネットの記事で気になって手に取った一冊。

  イタリア語の「COMMUOVERE コンムオーベレ」
  の”涙ぐむような物語にふれたとき、
  感動して胸が熱くなる。”がお気に入り。
  日本語では、「木漏れ日」「わびさび」「積読」
  が紹介されています。


●「チロルチョコで働いています お菓子メーカーの舞台裏お見せします」
  著者:伊東フミ  KADOKAWA 2015年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「お菓子企画」のお仕事のリアルを
    描くお仕事コミックエッセイ!
    新商品の「企画室」に配属された
    新人OLが、最高のチョコレートを
    生み出すべく大奮闘!
    泣いて、笑って、こだわり抜く。
    あま~いチョコレートの甘くはない
    お仕事ぶりを描く女の子のお仕事
    応援コミックエッセイ!

  -----
  まず、「チロルチョコ」って会社名でも
  あるんですね。知らなかった。
  あと、チロルチョコが少し大きくなって
  10円から20円になったのは、
  バーコードの関係だったのですね。

  商品開発の裏側にある努力には頭が
  下がります。
  とても楽しく読まさせてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.13

最近読んだ本一覧504

●「いつか別れる。でもそれは今日ではない」 著者:F
  KADOKAWA 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    すべての大人の夜に

    真夜中が、寂しくてよかった。
    なにかに悩んだり、なぜか眠れない
    一人の夜、ふと読みたくなる一冊。

    どんなに好きなものも、愛している人も、
    いつか別れてしまう。
    なんどでもそのことを忘れてしまう。
    だから、なんどでも思い出さないと
    いけない。

    Twitterフォロワー数13万人超の
    「F」がつむぐ、寂しいと言えなく
    なったすべての大人のためのエッセイ。

    1章「恋愛講座、もしくは反恋愛講座」
    では、女と男・愛・セックスを
    メインテーマに、好きという気持ちとは
    何か、見た目と中身どちらが大切か、
    色気についてなどエッセイ16篇を、

    2章「優等生の皆様、不良の皆様」
    では、より良い人間関係とはなにかを
    メインテーマに、友達がいない人、
    人たらしな人、嫌いな人、コミュニ
    ケーション能力についてなどの
    エッセイ14篇を、

    3章「寂しいって言って」では
    孤独・嫉妬・自信・感性など、
    自分との向き合い方をテーマに、
    10代・20代の背中をそっと
    一押しする、ちょっと切ない
    エッセイ14篇を、

    最終章「恋愛を越えろ、夜を越えろ、
    永遠を越えろ」では片思い・失恋・
    結婚などをテーマに、本当に大切な人
    との向き合い方を綴った独自の
    エッセイを21篇収録。

    計65篇のほのかに温かく、絶妙に
    鋭い文章がすっと入ってきます。

    読み終わった後、二人の時間も、
    一人の時間も、今よりきっと、
    愛おしくなる。

  -----
  10代後半から20代前半位に
  読みたかったな。
  もしかすると、ちょっとだけ、違った
  考え方ができたかもしれないな、と
  思いました。

  エッセイの内容とは直接的に関係が
  ないけど、この本を読んで、ふと気
  づいたことがありました。

  これまで物心がついて40ウン年間、
  「時間を全く気にせずに過ごしたことは
  ないな~?」と。
  明日、学校があるから、バイトがあるから、
  仕事があるから、朝起きなくちゃいけないから
  もう寝ないといけないとか、
  朝になったから、12時になったから、
  夕方になったからご飯を食べなきゃ
  いけないとか、ずーっと、ずーっと
  時間を考えた生活を送ってきました。
  でも、中には、引きこもりの方のように
  好きな時に起きて、好きな時にすきなものを
  食べて過ごしている人もいるんだと。
  全く先のことを気にせずに
  自分が思うように過ごしてみたいと
  思いました。
  年を取ってからするとボケてしまいそうなので、
  老後とは言わず、もっと若いうちに
  やってみたいです。
  あぁ、子どもの面倒見ている間は無理
  なんだろうなぁ。


●「蜜蜂と遠雷」 著者:恩田陸  幻冬舎 2016年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    俺はまだ、神に愛されているだろうか?

    ピアノコンクールを舞台に、人間の
    才能と運命、そして音楽を描き切った
    青春群像小説。

    著者渾身、文句なしの最高傑作!

    3年ごとに開催される
    芳ヶ江国際ピアノコンクール。
    「ここを制した者は世界最高峰の
    S国際ピアノコンクールで優勝する」
    ジンクスがあり近年、覇者である
    新たな才能の出現は音楽界の事件と
    なっていた。養蜂家の父とともに
    各地を転々とし自宅にピアノを
    持たない少年・風間塵15歳。
    かつて天才少女として国内外の
    ジュニアコンクールを制覇しCD
    デビューもしながら13歳のときの母の
    突然の死去以来、長らくピアノが
    弾けなかった栄伝亜夜20歳。
    音大出身だが今は楽器店勤務の
    サラリーマンでコンクール年齢制限
    ギリギリの高島明石28歳。
    完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と
    目される名門ジュリアード音楽院の
    マサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
    彼ら以外にも数多の天才たちが
    繰り広げる競争という名の自らとの
    闘い。第1次から3次予選そして
    本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

  -----
  第156回(2016年下半期)直木三十五賞、
  第14回本屋大賞を受賞作品。
  2段組みの508ページの超大作。

  直木賞受賞作ということで、全く内容も
  知らないまま本を開いたのですが、
  冒頭から、引き込まれまくり。
  仕事もあるので、数回に分けては読みましたが、
  気分的には一気読みの感じです。
  面白い!ピアニスト、クラシックの真髄は
  理解していませんが、登場人物が愛おしく、
  主で取り上げられる4人の最終結果が
  どうなるのか、気になって気になって仕方が
  ありませんでした。
  4人とも、自分達が納得のいく、
  すばらしい結果になってほしいと願うばかり
  でした。
  最終結果に対して、不満を抱くこともなく、
  読後感も最高でした。

  もしかすると音楽に興味がない人は
  読みづらいかもしれませんが、4人の成長記
  だと思って読んでもらえればと思います。


●「6時だよ 全員退社! 生産性を上げる黄金ルール」
  著者:田中健彦  日本経済新聞出版社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    ◆本書では、生産性を上げる
    「黄金ルール」として、二つのことを
    述べます。
    (1)いかに効率化を進めるか
        --働く時間を短くする
    (2)いかに価値のある仕事をするか
        --付加価値の高い仕事をつくり出す
    多くの類似の本では、(1)の効率化だけを
    述べています。それだけでは、海外の
    ライバルに長期的には負けてしまいます。
    若い社員も息が詰まってしまいます。
    価値のある仕事を生み出す職場には
    開放感と躍動感があります。そして、
    この両方とも、予算、会議、考査、
    仕事の割り振りを握っている
    マネジャーしか差配することはできません。

    ◆本書では、次のように、「無駄を減らす」
    「効率を上げ、価値を高める」具体的な
    方法を伝えます。
    ・徹底した無駄取り:
     大会議、定例会議をやめる、
     会議は立って行う、全員に情報公開、資料は
     つくらない、賢いメール術の普及、紙の電子化、
     テレワークなどなど--これらを徹底する
     だけでも、仕事の流れ、社員のやる気が
     変わってきます。
    ・部下のやる気を引き出す成果主義:
     目標管理制度の新しい世界
     --「頑張る姿を見せる」から
     「効率良く働く」へ
    ・仕事の割り振りとフォロー:
     上司は仕事を分析、定義してから
     アサイン、無駄な「ホウレンソウ」を減らす
    ・リーダーの質問力:
     「良い質問」を部下に与え、部下も自分も
     育てる
    ・正しい残業の減らし方:
     「ダラダラ残業の男性社員」を
     「飛んで帰宅社員」に変える
    ・トヨタ生産方式をオフィスに導入する:
     大改革は社長のコミットメントで決まる
    ・付加価値のある仕事をつくる:
     強い会社を作る「アイデア発掘」運動
    --このようなプロセスを通じて、
     会社・職場が「考えるチーム」になり、
     生産性が上がり、本当の「働き方改革」が
     実現できる道を解説します。

    第1章 無駄を徹底して省く
    第2章 「ホウレンソウ」はいらない
        --無駄を省く仕事のアサイン法
    第3章 リーダーの質問力が高いほど、
        部下の生産性が高まる
    第4章 成果主義を徹底すれば、社員は
        安心する
    第5章 正しい残業の減らし方--
        長時間労働を助長する「考え方」を
        捨てる
    第6章 日本の職場でも、本当の効率化ができる
    第7章 付加価値を追求する「考える集団」へ
    第8章 一目でわかる全員が6時に帰れる
        仕事のやり方

  -----
  著者の田中健彦さんは、1968年、慶応義塾大学
  工学部卒業。同年、富士通入社、小型コンピュータ
  開発に従事。1992年、米国富士通パーソナル
  システムズ勤務。1996年、フィンランド富士通
  コンピューターズ・ヨーロッパ副社長。
  1999年、ドイツ富士通シーメンス・コンピュー
  ターズ副社長。
  2002年、富士通パソコンシステムズ社長。
  2005年、退社後、著作家・翻訳家として活動
  されています。

  「蜜蜂と遠雷」を読んで、物語の余韻に
  浸りたくて、小説は読まずに、実用書を
  読んでみました。
  今の自分の仕事場にあてはめやすかったので
  読みやすかったです。(実現できるかはまた
  別のお話ですが。。。)
  どちらかというと一般社員ではなく、
  幹部社員向けの読み物だと感じました。
  でも、この考え方に戻づいて、幹部社員が
  動くときに、一般社員もこの考え方を納得し、
  賛同できれば、「働き方改革」はスムーズに
  進むのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.07

最近読んだ本一覧503

●「よるのばけもの」 著者:住野よる  双葉社 2016年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    夜になると、僕は化け物になる。
    寝ていても座っていても立ってい
    ても、それは深夜に突然やってくる。
    ある日、化け物になった僕は、
    忘れ物をとりに夜の学校へと忍び
    こんだ。誰もいない、と思っていた
    夜の教室。だけどそこには、なぜか
    クラスメイトの矢野さつきがいて--。
    ベストセラー『君の膵臓をたべたい』
    『また、同じ夢を見ていた』に続く、
    住野よる待望の最新作!!

  -----
  クラスメイト全員からいじめられている
  中3の矢野さつき。
  さつきは、喋り方も変で、変な箇所で
  言葉を区切ったり、行動も他の子と
  変わっていたりする。

  さつきと同じクラスで主人公の
  安達(”あっちー”と呼ばれる)は
  夜になると、目が8つ、手足が6本、しっぽが
  4本の黒いバケモノに変身し、夜は
  眠らなくてもいい。

  夜はさつきと話すのに、昼間は
  さつきを無視。

  そんな安達の心の動きを描いた作品。

  暗い。とにかく、暗いイメージ。
  さつきの会話文が、へんなところに読点が
  あるので、ちょっと読みにくい。
  反面、すらすらと読めないので、
  1文字1文字を大事に読み進められます。


●「空に咲く恋」 著者:福田和代  文藝春秋 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    イケメンなのに、女性に触れると
    呼吸困難に陥る重度の女性アレルギー
    (おばあちゃん世代なら大丈夫)の
    三輪由紀。実家の花火屋を継げという
    プレッシャーと、やたら自分を追いかけ
    回す女の子たちから逃れるため放浪の
    旅に出た。流れ着いたのは新潟県山古志。
    そこでは生来のヘタレぶりを発揮し、
    村の人に世話になって現実逃避している
    ことを自覚しつつも、それなりに平穏な
    毎日を送っていた。
    しかしある日、由紀の人生を変える
    出来事が起こる。由紀が街に出ようと
    したとき、交通事故に遭遇したのだ。
    事故自体は小さかったものの、なんと
    花火を積んだ軽トラックが巻き込まれ
    ていた。花火に引火すれば大惨事を
    招きかねない。慌てた由紀はすぐさま
    積荷を下すため手伝いに走り、事なき
    をえた。その軽トラックに乗っていたは、
    清倉花火店の跡取り娘清倉ぼたん。
    男勝りでずけずけものを言うぼたんに、
    気の弱い由紀は圧倒されてしまう。
    だが、なぜかぼたんに対してだけは
    女性アレルギーが出ず、不思議と
    親近感を抱く。
    後日、事故で助けてもらったお礼にと、
    由紀は清倉花火店が参加する長岡の
    花火大会に招待される。これまで
    花火から目を背けてきた由紀だったが、
    久しぶりに見た花火の美しさ、それを
    見上げる人々の姿に心を打たれる。
    そして自分の中にある花火への憧れに
    気づく。由紀は花火師になろうと決意
    するが、ぼたんを女性として意識した
    途端、彼女に対してもアレルギーが
    発症してしまう。おまけにぼたんに
    アプローチするライバルも出現。
    さらにせっかく帰った実家では、家出に
    激怒していた父親に邪魔者扱いされる
    始末……。由紀は花火師として独り立ち
    できるのか?恋のゆくえは?
    ヘタレ男子と元気女子が、溢れる思いを
    空に打ち上げる!
    夏を彩る青春ボーイミーツガール物語!

  -----
  これまで読んだ福田さんの作品はアンソロジーと
  して収録されていたものばかりで、単行本を
  読むのは初めてです。

  「SF 宝石」 レテの水
  「警官の貌」  シザーズ
  「SF 宝石 2015」
     最後のヨカナーン
  「アンソロジー 捨てる」
     捨ててもらっていいですか?
  「痛み」    シザーズ
  「迷:まよう」 迷い家

  福田さんは警察モノのお話のイメージが
  強かったのですが、今回は青春&恋愛小説で、
  とても読みやすく、個人的には好きな
  ストーリーでした。

  女性アレルギーで、花火屋の家業を継ぐの
  から逃げ、社会人として過ごすことからも
  逃げていた主人公・三輪由紀(よしき)が、
  長岡の花火に見せられ、
  自分で花火を作ろうと決め、実家に
  戻り修行をするお話。
  清倉ぼたんという同年代の花火師と出会い、
  恋に落ち、さらに、ぼたんを狙う大阪の
  蒼天煙火商会の児嶋からも睨まれ、
  恋も花火も切磋琢磨する。

  強気な姉・京(みやこ)もいいエッセンスと
  なって、軽快な展開で、
  どんどん読み進められます。

  読んでいて、楽しかったです。


●「『星の王子さま』隠された物語」 著者:鳥取絹子  ベストセラーズ 2014年12月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    『星の王子さま』が子どものための
    物語ではない理由。サン=テグジュペリは
    「子どものほうが正しい」と主張する
    ばかりではなかった。
    孤独とともに過ごした四十代が
    “どこか寂しげな王子さま”を生んだ。
    星めぐりの放浪のなかで登場する
    「おとなたち」が示すもの。
    サン=テグジュペリの分身でもあった
    「星の住人たち」。
    サン=テグジュペリの死生観がこめら
    れている“王子さまの謎の結末”。
    元祖・内藤濯訳をもとに、世界中で
    愛され続ける『星の王子さま』の
    魅力と深層に迫る-!

  -----
  はりゅが図書館で借りてきた本で、
  私は「星の王子さま」を読んだことがないにも
  かかわらず、読み始めました。
  はりゅに、「星の王子さま」のあらすじを聞くと、
  はりゅも「サン=テグジュペリが砂漠時に
  不時着して書いた物語やろ?」しか教えて
  くれませんでした。
  後で聞くと、はりゅもサン=テグジュペリの
  伝記は読んだことがあるけど、「星の王子さま」
  自体は読んだことがないとのこと。
  「『星の王子さま』の本かと思って借りたら、
  違うかった」とのこと。

  サン=テグジュペリが「星の王子さま」に
  込めた思いを論じている本です。
  意訳し過ぎの内藤濯さんをディスっている
  のかと思いきや、最後は絶賛しているし、
  サン=テグジュペリがいかにマザコンだった
  かが、印象に残った本でした。

  まぁ、とにもかくにも、まずは「星の王子さま」
  自体を読んでみたいと思います。


●「猫が見ていた」 著者:湊かなえ、有栖川有栖ほか
  文藝春秋 2017年7月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    現代を代表する人気作家たちが猫への
    愛をこめて書き下ろす猫の小説、
    全7編。作家の家の庭に住みついた
    野良猫。同じマンションの女の猫が
    迷い込んできたことで揺れる孤独な
    女の心。猫にまつわる名作絵本に
    秘められた悲しみ…ミステリアスな
    猫たちに翻弄される文庫オリジナル
    アンソロジー。
    巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。

    【目次】
    マロンの話(湊かなえ)/
    エア・キャット(有栖川有栖)/
    泣く猫(柚月裕子)/
    「100万回生きたねこ」は絶望の書か
    (北村薫)/
    凶暴な気分(井上荒野)/
    黒い白猫(東山彰良)/
    三べんまわってニャンと鳴く(加納朋子)

  -----
  ・マロンの話(湊かなえ)
    マロンという猫の子・ミルが語り手となり、
    母猫のことを語る内容。
    マロンは淡路島の三熊山から下りて、
    ご主人と奥さんと子どもがいる家に住み着いた。
    奥さんは小説家。
    ご主人が動物を飼うことを嫌っていたので、
    奥さんと子どもは、内緒で庭に住わせた。
    マロンを飼い始めてから、奥さんは
    賞をもらったり、いいことが起きた。

  ・エア・キャット(有栖川有栖)
    密室で起きたと思われた殺人事件。
    (実は密室ではなかった。)
    被害者の男性は以前猫を飼っていたが
    猫が亡くなったため、それ以降、
    「エア・キャット」をかわいがっていたという。

    お話の中に有栖川先生と朝井先生という
    ミステリー作家が登場します。

  ・泣く猫(柚月裕子)
    心臓発作で亡くなった母・紀代子のアパートを
    片づけにきた真紀。

    紀代子は男をとっかえひっかえし、新しい
    男ができる度に、真紀を施設に預けた。
    55歳で亡くなった母とは高校2年生の時に
    別れて以降、17年間会っていなかった。
    母を恨んでいる真紀。

    母のアパートにいると、母の同僚だという
    サオリが訪ねてきた。
    母はアパートの近くに住み着いている
    猫には全部「マキ」と名付けて呼んでいたという。
    真紀の頬に涙が流れる。

  ・「100万回生きたねこ」は絶望の書か
    (北村薫)
    小説家の古希のお祝いが何がよいかと
    編集者が尋ねると、野球チームを作って
    野球がしたという。

  ・凶暴な気分(井上荒野)
    主人公はあくどい自費出版社に勤める女性。
    同じマンションの女性がペット禁止だという
    のに、ヒカリという名の猫を飼っていた。
    その猫が部屋のドアの前にいたので、
    自室に連れ込んでしまう。
    その後、自社の賞に応募してきたターゲットの
    女性がヒカリの飼い主だった。

  ・黒い白猫(東山彰良)
    刺青店(タトゥーショップ)が多く軒を連ねる
    西門町。通称・紋身街。
    主人公はこの近くに住むボク。
    ニン姉さんの刺青店「猫眼(キャッツアイ)」
    は紋身街の奥にあり、白猫にタトゥーをした
    黒猫を飼っていた。

  ・三べんまわってニャンと鳴く(加納朋子)
    キャッチコピーが、
    「三べんまわってニャンと鳴け!」という
    スマホゲーム「キャッチ・ザ・キャット」に
    はまったサラリーマン。
    主人公が通っている美容室の娘さんの
    美容師さんがガチャを引くと、超レアキャラの
    猫が出現した。


●「絵本星の王子さま」 著者:アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ
  訳者:池澤夏樹  集英社 2006年10月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「あるとき、ぼくの乗った飛行機が
    故障して、ぼくはサハラ砂漠に
    不時着した。飛行場でないところに
    降りてしまったんだ。」
    そこでぼくは不思議な少年=王子さまに
    出会う。彼は、どうやらバラと
    うまくいかなくなって、住んでいた
    小惑星B612を旅立ち地球にたどり
    ついたらしい。「ヒツジをほしがって
    いる王子さまがいて、王子さまは
    友だちもほしかった。沙漠でぼくと
    出会って友だちになった。
    これがいちばん大事なこと。」
    けれどもやがてふたりには別れのときが
    おとずれる、
    「大切なものは目にみえないんだよ」と
    いうキツネの言葉をぼくに残して。

    池澤夏樹訳による初めての絵本化。
    子供が読める!子供と読める!
    声に出して読める!
    原作の魅力を一層鮮明にした新しい
    『王子さま』です。

  -----
  先に、絵本を読んで概要をつかもうと思い
  ました。
  うん!正解。
  ストーリー展開は理解できました。


●「緑の窓口 ~樹木トラブル解決します~」
  著者:下村敦史  講談社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    「全ては樹木が語ってくれました」

    『闇に香る嘘』『生還者』で注目の
    乱歩賞作家が挑む新境地。
    樹木トラブルの裏には、人の“想い”が
    隠れている!
    笑って泣ける、人の心と樹木をつなぐ
    6つの連作ミステリー

    新設された「緑の窓口」への異動を
    言い渡された区役所職員の天野優樹。
    えっ…、それって切符を買うところじゃ……。
    疑問を抱いたのも束の間、「庭にある
    スギの伐採をめぐって家族仲が
    ギスギスしています。なんとかして
    ください」との依頼が届く。
    そう、ここは市民の樹木トラブルを
    解決する部署だった!
    花粉症で樹木嫌いの先輩・岩浪とともに
    依頼先に向かった天野。
    しかし、そこにはスギを愛でる先客が。
    「柊紅葉といいます。樹木医です。」
    清楚な美人の登場に胸をときめかせる
    天野だったが、事態は意外な展開を見せ……。

    【目次】
    プロローグ
    症例1 スギを診せてください
    症例2 クヌギは嘘をつきません
    症例3 モッコクの落とし物です!
    症例4 ソメイヨシノは実は、
    症例5 チャボヒバを前に無力です……
    症例6 全ては、樹木が語ってくれました
    エピローグ

  -----
  樹木を主題にしたほんわかミステリー。
  変わり者の樹木医・柊 紅葉(ひいらぎ くれは)
  と市役所)環境対策課)緑の窓口の
  天野優樹(24歳)と先輩の岩浪大地(26歳)
  が市民の樹木に関する問題を解決する。

  天野と紅葉のこれからの関係も気になる。
  続編、期待です!!


●「100億人のヨリコさん」 著者:似鳥鶏  光文社 2017年8月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    極貧学生寮の寮生たちが世界破滅の
    危機に挑む!…嘘みたいですが、
    ホントにそういうお話です。
    某大学キャンパスの奥の奥、深く
    大きな池と農学部演習林に挟まれた
    未開のエリアにあると噂される
    「富穰寮」。個性的すぎる学生
    その他(?)が住むという。
    緑色のキノコや医療用のアルコール
    をはじめ、奇妙な食材を取りそろえ、
    夜な夜な宴会が開かれているという。
    血まみれの女性が天井や窓の外に
    出現するという。その女性の名は、
    ヨリコさんだという。…あくまで噂。
    しかして、その実態は!?
    エンタメ史上に残る凶悪ヒロイン、
    大量出現!?
    圧倒的な熱量で奇想が暴走する、
    傑作パニックサスペンス!

  -----
  大学2年生になり学校紹介で正当に紹介される寮から
  追い出された主人公の教育学部2年・小磯。
  お金がないので、学生課の職員も「本当にいいのか?」
  と念押しされた隠れた寮「富穰寮」に入ることに。
  家賃が¥1300。
  そこには、先輩と、農学部の儀間、
  工学部3年でベナン共和国出身の
  マフトンジ・フェルナン=グバグイディ、
  車いす生活の汪(ワン)、そして、学生寮だと
  いうのに、シングルマザーでスーパーで
  勤務する若月菜緒と小学4年生のひかりが
  住んでいた。

  皆、貧乏ながらも、近くの池でとれた魚や
  雑草を天ぷらにして食べて楽しい生活を
  送っていた。
  「富穰寮」ではヨリコさんと呼ばれる白い洋服を
  着た血だらけの女性の幽霊がよく現れた。
  そのヨリコさんが、世界中のいたるところに
  現れるようになり、世界中がパニックになる。


●「星の王子さま」
  著者:アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ 訳者:内藤濯  岩波書店 1962年11月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    以下の商品説明は、2000年に
    出版された復刻版の商品説明。

    著者の生誕100年を記念し作られた復刻版。
    挿絵は著者自身が描いた米オリジナル版
    そのままの絵が載せられている。
    これまで親しんできた挿絵と比べると
    輪郭がはっきりしていて鮮明、そのほかにも
    「ささいな違い」を見つけながら読み
    進めていく楽しみもある。

    本書は、ストーリーの展開を楽しむ意味に
    おいては子ども向けだが、むしろ大人向けの
    メッセージに満ちていて、本来人間には
    「心の目」が備わっているということを
    呼び起こされる。その、真実を見ることの
    できる「心の目」をもって、大切にして
    いかなければならないモノを感じ取り、
    それを生かしていくことで人は豊かに
    なれるはずなのだが、さまざまなことに
    心を奪われ見えなくなっていき、やがて
    見ようともしなくなる
    (王子が訪れた星に住む大人たちは点灯夫
    以外その象徴のようでもある)。

    キツネの言葉
    「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない
    ってことさ。かんじんなことは、
    目には見えないんだよ」は
    著者からの、大人、そしてこれから大人に
    なる子どもたちへの警鐘なのかも
    しれない。

  -----
  有名なキツネの言葉もよいですが、
  私は「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくして
  いるからだよ…」という王子さまの言葉が好きです。


●「香菜とななつの秘密」 著者:福田隆浩  講談社 2017年4月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    小学校5年の香菜は幼い頃から、
    引っ込み思案で恥ずかしがり屋で、
    人前で話すことが苦手だった。
    心配をした母が「ことばの教室」に
    通わせてくれて、高学年になるころ
    には教室で発表したり友だちに話し
    かけたりもできるようになっていた。
    それでも聞き上手で慎重な性格は
    変わることはなく、学校の中でも
    通学路でもいつもいろいろな事に
    耳をすませて観察をするので、
    皆が気がつかないことにも
    気がついてしまうのだ。
    引っ込み思案な香菜が”聞き上手”と
    ”観察眼”を武器に学校のいろいろな
    秘密を見つけ出し、友だちと一緒に
    解決していく、ほんわりとあたたかい
    学校ミステリー。

    もくじ
    第1章 朝の秘密
    第2章 学年文庫の秘密
    第3章 先生の秘密
    第4章 読み聞かせの秘密
    第5章 干支の秘密
    第6章 続きの秘密
    第7章 広瀬くんの秘密

  -----
  主人公の香菜と転校生の広瀬くんが、
  学校内のちょっとした謎を解いていきます。

  学校ミステリーといっても、高校などが
  舞台のライトノベル的なものではなく、
  小学校が舞台なので、イヤな気持ちに
  なるような事件は起こりません。

  読んだ後、すごくホンワカした気持ちになる
  児童書です。


●「火災調査官」 著者:福田和代  東京創元社 2019年9月
    

  ~楽天ブックスの商品説明から引用~
    火災調査官とは、火災の原因を
    調べる消防職員のことである。
    東京消防庁予防部調査課に勤める
    火災調査官・東は、仕事熱心だが、
    同時に火に魅せられている変わり者。
    ある日彼は、目黒区柿の木坂の空き家で
    起きた放火の調査に乗り出す。
    消火活動にあたったのは、東の
    学生時代の先輩であり、現在は
    目黒消防署八雲出張所のポンプ車
    小隊長を勤める白木。そこで東は、
    彼から犯人の遺留物と思しき、
    ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』の一部を
    模写した絵を見せられる。そして、
    その事件をきっかけに、連続して
    都内で放火事件が発生。現場には
    必ず同じ絵が落ちていた……。
    圧倒的なリーダビリティで描く、
    新境地にして渾身の長編ミステリ。

  -----
  東京消防庁の東(あずま)が主人公。
  火災現場の後に、必ず、ダ・ヴィンチの
  複製画と、百人一首の句が残されている。
  その句の中に含まれる名前の人物に
  関する建物が放火されているのに気付く。
  過去、バブル期に発生したホテルの乗っ取り
  騒動が、この連続放火につながっているようだ。


  とにかく、登場人物が多い。
  消防関係、警察関係、そして、被害者や
  被害者に関係する人物たち。

  巻頭に主な登場人物の一覧があったのですが、
  自分でメモしながら、一気に読んだので
  よかったです。
  分断して読んでしまうと誰が誰やらわからなく
  なってしまうところでした。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧